大きくする 標準 小さくする

てにすまん 高西ともブログ

初黒字 [過去の思い出]

投稿日時:2010/10/01(金) 12:42

山梨県、大好き。

 

何かと縁がある。

 

過去2回JOP大会(日本ランキングと賞金が出る大会)で

 

優勝したんだけどその2回とも山梨での大会。

 

でもその優勝と同じくらい印象に残っているのが

 

23歳の時に出場した大会。

 

もちろん場所は山梨。

 

 

既にJOP大会で予選突破を果たして、

 

晴れて日本ランキングは付いていたのだが、

 

まだまだ本戦に上がってから一回戦を突破できずにいた。

 

そこから更に活躍してランキングを上げるためにも

 

どうしても初戦突破は果たしたかった。

 

 

予選は難なく突破を果たし無事本戦出場。

 

まだ予選からスタートの身分だから、当然本戦で

 

俺はシードが付かない。

 

と言う事は、初戦からシード選手と当たる可能性は高い・・。

 

しかし本戦のドローを見ると・・・見事WC選手と対戦!!

 

 

WCとはワイルドカードの略で、主催者推薦枠。

 

本当は予選から、もしくは予選さえも出場できない選手なんだけど

 

主催者が応援や支援のために推薦する選手を予選免除で

 

本戦に入れる事が出来る・・・という特別枠。

 

 

そんなワイルドカード選手と当たる事になったのだが

 

もちろんランキングが無い人が多いため、一般的に対戦相手が

 

ワイルドカードというのはラッキー!ということになっている。

 

俺の場合も対戦者は地元の高校生だった。

 

高校生でいきなりこんなJOP大会の本戦に出場したもんだから

 

当然対戦相手の高校生はガッチガチに緊張して、全然

 

テニスにもならない。

 

そんなガチガチに緊張した相手に無事勝利し、

 

俺は初のJOP大会本戦初戦突破となった。

 

 

しかし次の対戦はシード選手。

 

確か第9シードだったと思うんだけど、フォアハンドストローと

 

サーブが強烈な選手だった。

 

本戦2日目、そんなシード選手と対戦した俺は頑張った。

 

試合内容もスコアも覚えてないが、確かストレートで

 

俺は勝ってしまったのだ。

 

スコアも6-2・6-1くらいだったと記憶している。

 

 

残念ながら次の3回戦で敗退してしまったが、

 

本戦3回戦まで勝ち上がって得た賞金が13000円ほど。

 

エントリーフィーが12000円くらいだったから、初めて

 

エントリーフィーより賞金の方が上回り、めでたく「初黒字」となった。

 

 

そんな騒ぐほどの額じゃないけど、テニスの大会とはそんなもの。

 

殆どが賞金よりエントリーフィー、遠征費の方が高かったりする。

 

そんな中で少しだけど儲けが出たこの時の大会の記憶は一生

 

忘れないだろうなぁ。

 

トラックバック一覧

<< 2024年7月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31