大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ >>  ダブルスペアとの話し合い

てにすまん 高西ともブログ

ダブルスペアとの話し合い [試合【ダブルス】]

投稿日時:2010/11/05(金) 11:09

ダブルスは二人で戦う。
二人で戦うんだから、コミュニケーションが取れてないと
いけない。
やっぱり強いペアは、ポイントとポイントの間で
ちゃんとヒソヒソ何かを話し込んでいる。
ああいうのって何を話しているんだろう?
 
「僕はまだまだ試合経験が浅いから、何を話して良いのか
分かりません・・・」
「自分の意見が合っているか自信ないので・・・」
と言って、結局ダブルスの試合中あまり話さない人がいる。
「ドンマイ!」とか「惜しい!」とか「ナイスショット!」という
声は頑張って掛けるんだけど、こういう掛け声はちょっと元気に
なるけど、話し合いとは言えないね。
 
もちろん「次はあの作戦で行こう!」などの戦術的な
話し合いが出来るようになるのは、ある程度経験積んだり
レベルが上がって、色んな事が出来るようになってからの話だけど、
そのレベルに達する前も、ちゃんと話し合いはしなきゃいけないよ。
ただし「話し合い」というのとはちょっと違うかな?
 
では何をすればいいのか・・・・。
それは「情報交換」である。
今やったポイントの内容をただ何も考えず相手に喋るだけ。
 
「サーブ、速かったねl
「右側の人、フォアハンドでストレート打ってきたね」
「左の人、バックハンドはスライスだね」
「俺の方ばっかり狙って来るね」
「ボレーで右端狙ってきたね」
などなど。
 
ポイントが終わる都度、二人で駆け寄って今起きた
ことの情報をただ言うだけで、意外とその情報が二人の
頭の中にインプットされて、無意識のうちにその情報を
プレー中に利用出来るようになるんだよ。
相手のパターンも見えるようになってくるしね。
 
でももう一つ大事なのは、掛け声ってのは外から応援している
他の人の声援とさほど変わらないが、情報交換をヒソヒソ
やっていると、「近くに味方がいる」という安心感も生まれて来る。
ミスして「あー!!!俺、何やってんだよぉ!!」って
感情的になっているところに、パートナーが来て
「相手はしつこくスライス打って来るね」なんて冷静に情報を
言いに来てくれると「ん?あぁ、そうだね」とこちらも冷静モードに
戻って対応出来るから、試合にも集中出来るんだよ。
 
ダブルスはパートナーとの連係プレー。
まずは組んでいる人とポイント毎に情報交換をする
習慣を身に付けよう。

トラックバック一覧

<< 2019年9月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30