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てにすまん 高西ともブログ

超ディフェンシブ粘りストローク [技術【ストローク】]

投稿日時:2010/11/24(水) 15:01

シングルスの試合の中で「粘り」の要素は
大きな武器になる。
「なかなか相手はミスしてくれない・・・」というタイプを
嫌がる人は多いからね。
攻撃上手より粘り上手の方が意外に勝率は高かったり
するもんだよ。
 
でもこの粘っこいテニスを確立するには、もちろん体力や
精神力が必要になるんだけど、それなりに粘りテニスの
ストローク技術も要求される。
ただの平凡なショットで返し続けているだけでは、やっぱり
攻撃されてしまうからね。
 
粘りでよく使うストロークは主に回転量多目のトップスピンと
繋ぎの定番、スライスショットがある。
特に回転グリグリに掛かったトップスピンショットはかなり
効果的。
バウンドがしっかりしているから、相手は踏み込んで打ちにくく
またボールの落差も大きいからショートクロスも打ちやすいので
サイドチェンジもしやすい。
 
打ち方のコツは、まずしっかり打つボールを一気に持ち上げられる
ように上下動を意識したテイクバック。
あまり大きく後ろに引いてしまうと、前後の動きがメインとなり
結果弾道はさほど上がらない。
ボールの真下からラケットが入って、そのまま真上に抜けていく
くらいの意識が欲しいね。
 
そして軸足の設定。
前足、後ろ足と前後にスタンスを設定した場合は、後ろ足を
メインに使うと先ほどの上下動スウィングを作りやすい。
オープンスタンスの場合は外側の足・・・ということになる。
基本的にはこの軸足でボールを上に一気に持ち上げるので
しっかり意識して安定感を作ってもらいたい。
 
しっかり高く持ち上げたボールに、たくさんのトップスピン回転を
掛けてあげれば、滞空時間もあり、バウンドも高く弾む超ディフェンシブな
ストロークを打てるようになる。
ただし・・・短いボールが来ても、軸足をそのままで打ってると
そのチャンスボールまで攻撃できずに繋げてしまうことは多い。
使い分けもしっかり練習しておくように!!

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