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てにすまん 高西ともブログ

ビビった時のスライス、大丈夫? [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/03/09(水) 10:57

テニスの試合中、ビビってしまうことはよくある。
ビビった状態でストロークをバンバン打つのは怖いので
スライス使って繋ごうと思うのは自然の流れ。
もちろんトップスピンで打ち続けた方が同じプレーを
続けられるのだが、スライスもちゃんと使えば便利である。
そう、ちゃんと使えば・・・の話。
 
ちゃんと使えない人って何が問題なんだろう。
先日も練習で一緒に対戦した選手が、途中守りに入り
変なスライスを使い始めて自滅した。
その変なスライスは、掬い上げるような打ち方で
ボールはフワフワして、そのままボールは簡単に
アウトしてくれて、こっちは助かったけど、スライスはやっぱり
グーンと伸びて来るあのイヤラシさが無いと使う意味も
半減してしまう。
 
あの伸びはどうやって作るか・・・だけど、大事なことは
「しっかり前へボールを迎えに行って抑え込む」
これがキーだね。
前に迎えに行けばある程度ライジング気味で打てるし、踏み込む
勢いも使えるから余計にボールへ勢いを付けやすい。
そして「抑え込む」という動作。
ラケット面はどっちかというと上向きなので、しっかりボールの上から
抑え込んでも基本的にはボールは上に上がり、ネットは
越えてくれる。
 
しかしミスを怖がってしまうと腰が引けてボールを待ってしまう。
しかもネットを怖がると、ラケットでボールを抑えないで
掬いあげたスウィングにしてしまうんだよ。
そんな状態でスライスを打つとボールに何もパワーが移らないから
ヘロヘロになってしまうんだよ。
リズム取りやすいし、コンパクトに打てるからミスも少ないスライス
だけど、ちゃんと「踏み込み」と「抑えつける」というのを意識すれば
かなり伸びのある使いやすいショットになるから、普段からしっかり
練習しておこう。

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