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てにすまん 高西ともブログ

トップスピン系ストローク、ここに気を付けろ [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/05/06(金) 08:28

テニスのショットが上手くなるという事は
スピードが速くなるだけじゃない。
「安定感」とか「ピンポイントに打てる」といったコントロール面も
重要だ。
そのコントロール力を磨くために意識して練習することは
ボールの軌道を思い描くこと。
 
トップスピン系のストロークの場合、特に大事に
しないといけないのは、弾道の頂点がどこに来るのか
事前にちゃんと決められるかどうかで大きく違ってくる。
当然深く打つ時はその山の頂点も高くて、しかも遠くになるんだけど
相手がネットプレーに出て来た時に足元へ打つショットや
ショートクロス系のショットは山の頂点が手前になる。
ショットの深さなどによって山の頂点は色々と違ってくるのだ。
 
この弾道の頂点が決まれば、そこに向かってしっかりと
ボールを擦り上げてあげれば良いから、スウィングの軌道も
決まりやすく、思い切って振り抜きやすい。
同時にその頂点を迎えた後ボールが落ちて行くのもちゃんとイメージ
出来ると、そのボールにどれだけトップスピンの回転を掛けて
あげれば良いのかも見えて来る。
結果、打った直後にボールが上がっていく角度とトップスピンの
回転量が明確に見えて来るのだ。
 
だからトップスピン系ストロークのコントロール力が付くという事は
弾道の頂点を色んな高さ、色んな位置へ自在に設定して
その通りに打てるという事。
相手コートのどこにバウンドさせるか・・・ということは
皆ちゃんと考えるんだけど、そこにちゃんとコントロールするには
頂点の設定をおさえておかないといけないよ。
サーブもそういうところがあるから意識して練習してみよう。

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