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てにすまん 高西ともブログ

取らせるロブ [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/06/30(木) 02:40

毎日色んなショットを練習しているだろうが
ロブの練習はどれくらいやっているかな?
実際試合ではそんなにバンバン使うショットでは無いんだけど
ロブが打てないと大変なことになるんだよ。
だって、ネットに出てきた相手は、ロブで後ろを抜かれる心配が
ないから、ネットにしっかり詰めることが出来る。
そんなネットプレーヤーの横を抜くのは厳しいでしょ?
 
逆に一本ちゃんとしたロブを持っていれば
相手はネットに出てきても、ロブが気になってある程度
後ろを意識したポジションにいないといけない。
そうなると、ショートクロスやストレートをパスで抜いたり
足元に集めてミスを誘ったりすることが出来る。
 
でも「ちゃんとしたロブ」ってどんなんだ?
もちろんトップスピンロブでしっかり相手プレーヤーの後ろに
落としてエースを取るくらいのロブが打てたら、それが一番だけど
なかなかそうもいかない場合、高く高くロブを上げ、相手に
追い付かせるようなロブでも良い。
その代わりサービスラインとベースラインの間くらいまでは
相手を下がらせたいね。
 
キーポイントは高さなんだけど、高さを出すためには
「相手に取らせてやろう」という気持ちが大事。
「取られたくない」なんて思ってしまったら途端に低くして
滞空時間を作れなくなるからね。
相手のショットが甘けりゃ「取らせないロブ」が一番だけど
そうじゃない場合も多いので、しっかりと「取らせるロブ」を
練習しておこう。
 
そしてロブがあることを相手にアピールしながら
ショートクロスや足元への攻撃を上手く使っていけるように
なれたら気味のテニスは更に幅広くなるよ。

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