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てにすまん 高西ともブログ

自分を信じて全力スウィング [過去の思い出]

投稿日時:2011/07/13(水) 13:55

中学や高校の部活で指導する時は
「全力で頑張れっ!!」といつも声を出している。
でもそれは自分を信じて、躊躇なく頑張ってもらいたいという
意味であって、歯を食いしばって力んで打て・・・と言う
ことでは無い。
 
でもテニスって意外と、躊躇なく思い切りラケットを振ることが
難しいんだよね。
まだまだ試合経験も乏しかった20代前半の頃までは、とにかく
試合中にラケット振るのが怖くなってスライスで誤魔化したり
腰引いて後ろに体重掛けてしまったりしていた試合が多かった。
なんで振るのが怖いかと言うと、アウトしてしまうから。
飛び過ぎが怖くて振れなくなるのだ。
 
初めて試合に出場した高校一年生の5月。
俺はまだテニスを始めて1ヶ月くらいだったけど、その1ヶ月は
とことんフォアハンドストロークは練習したからある程度は相手に
善戦できるかな・・・って思っていた。
しかし、いざ試合が始まると、ビックリするくらい自分自身が
ミスを怖がってラケットを振れなくなったことに驚いた。
 
いくら練習中に、ブンブン振り抜いてストロークエースを
決める練習をしてその技術を習得しても、そのしっかりとした
スウィングが出来ないようじゃ技術もクソもない。
その時そう思ったよ。
技術を活かす自分自身のメンタルもちゃんと成長させなきゃ
いけないんだって・・・。
 
そんな1ポイント目からマッチポイントまでビビりまくりで
1本もラケット振れなかった俺のその時の相手はどこかの
高校の2年生だった。
でもその人、俺以上にビビってラケット振れなかったのだ。
と言う事で、俺の記念すべき人生初試合は勝利を飾れた。
だからこそ、「ビビるテニスの対処法を勉強しなきゃ!」って
思えたのかもしれない。

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