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てにすまん 高西ともブログ

チャンスをチャンスと思えるか [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/08/19(金) 10:15

テニスはディフェンスが重要。
ある程度試合に出ていると、誰もがそう感じると思う。
だから皆しっかりと繋ぐ練習をしている。
でもせっかく短いチャンスボールが来たら攻撃したい。
そういうの、ちゃんと出来てる?
 
意外とこのチャンスボールの処理が難しいのだ。
ポジション的にはネットにより近い場所だし、死んだボールなので
簡単なはずなんだけど、なんでこのチャンスボールって
打ちにくく感じるんだろう?
 
まず言えるのは、ボールが死んでいるので自ら
ボールを迎えに行かないといけない・・・ということ。
それまでディフェンスモードで粘っていると、どうしてもボールを
待ってしまう。
「チャンスが来たら、ボールに向かって行かなきゃ!」って普段から
思ってないといけない。
 
と同時に迎えに行く為の打ち方に切り替えないといけない。
ここが難しい。
普段のショットは待って打つか、迎えに行ってもせいぜい一歩踏み込む
くらいのショットでしょ?
でもこれを2歩以上前に迎えに行くには、打ち方も少々変わって来る。
特に軸足が前になるので、打点も大きく前方に変わるのだ。
 
ということは、それに合わせる為にテイクバックもコンパクトに
しないといけない。
大きいままだと、前方に移した打点との距離が大きくなり過ぎて
打ちにくい。
それから相手から来たショットを出来るだけライジングで取ろうとする
ことも重要だよ。
いちいちバウンドしてから落ちて来るのを待っていると結局
チャンスを逃してしまうことになってしまうからね。
 
でも一番大事なことはこれかもしれない・・・・。
『自分にプレッシャーを与えないこと』
決めてやる!・・・なんて思ってチャンボールの処理を
しようとすると、必要以上のパワーを出してしまったりもする。
逆に打つのが怖くなって手が縮こまったり、振り切れなくなるなんて
こともある。
攻撃はするけど、その後ボレーも控えてんだし、相手がミスを
してくれることもあるので、とりあえずはオープンコートに
しっかり確実に打ちこめるようにしておこう。

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