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てにすまん 高西ともブログ

肘は伸ばし過ぎず曲げ過ぎず・・・ [技術【ストローク】]

投稿日時:2011/09/14(水) 15:21

スライス系のショットを打つ時、肘ってどうなってる?
スライスって、相手威力を利用しながら打って行くので
ある程度肘を伸ばし気味なんだけど、思いっきりピンって
伸ばしてしまうと力んでしまうし、腰も引けてしまう。
相手の威力をブロック出来る程度に伸ばしつつも、リラックス
出来る微妙な肘の曲げ具合が要求される。
そしてこの曲げ具合を固定したまま、肩を支点にしたスウィングを
しないといけない。
 
でもスライスが苦手な人ってこの肘の曲げ具合が安定していない。
打つ前に曲げていた肘を、打つ瞬間になって伸ばしてしまって
ボレーなんかを打ってしまうんだよね。
肘の曲げ伸ばしをしながら打つって事は、結局支点となるのが
肩ではなく肘ってことになる。
肘を支点にしてしまうと、遠心力も弱いし小回り利きすぎて
面の向きが変わりやすい。
しかも肘を支点にボールを打っている人の殆どが、身体の向きが足りなくて
正面向きになっていることが原因で肘を曲げていることが多い。
 
肘を曲げながら打ってしまって、ストロークやボレーの時に
スムーズなスライスが打てない人は、まず身体の向きをしっかりと
横向きに作ってあげよう。
そうすると、肩が横向きになる動きによって、丁度支点となる位置へ
移動させることが出来る。
そしてその方を支点にしながらスライススウィング。
その時、肘の曲げ具合をある程度決めて、その角度を保ったまま
打ってみよう。
肘の曲げ伸ばしをしないでスライス出来れば、踏み込む足との
タイミングも合わせやすい。
 
試合の中でストローク、ボレーと幅広く使われるスライス。
肩を支点にした効率の良いスライスを身に付ければ、試合の中で
かなり重要なショットとなるよ。

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