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てにすまん 高西ともブログ

足元の境界線 [技術【ネットプレー】]

投稿日時:2011/10/21(金) 15:02

ボレーはスライス回転が基本。
でもショートバウンドで打つハーフボレーに関しては
スライス回転ではなく、ある程度ラケット面を被せて
ボールをヒットさせるから、どっちかと言うとトップスピンに近い。
この辺りの切り替えが難しいからネットプレーが苦手って人は
多いんじゃないのかな。
 
足元のボレー、ノーバウンドで取るんだったらスライス系、
落としてハーフボレーにするなら、面を被せるトップスピン系、
どちらの技術もしっかり練習して身に付けることも必要なんだけど
と同時に、どっちで処理するかを瞬時に判断する判断力も
身に付けないといけない。
 
その判断を正確にするためには、しっかり自分の頭の中に
「ここまではノーバウンド処理、これ以上前はハーフボレー」という
線引きが出来ているかどうかになる。
相手は足元にどんどん集めてくるから、そこが曖昧だといちいち
迷ってしまって、その一瞬の迷いがミスに繋がる。
 
その線引きなんだけど、大事なことは前重心。
特にバウンドさせるハーフボレーは、ラケット面が被さっている分
しっかり前重心を保ってブロックしていかないといけない。
となると、あまり足元でバウンドさせると身体はのけ反ってしまって
重心は後ろになるでしょ?
そういうのは完全にノーバウンドで処理しないといけない。
 
だから足元ボレーで、ノーバウンドかハーフボレーかの
線引きをするためには、常に前重心を保って、前に前にボールと
取りに行きながら、それをノーバウンドで取れそうならノーバウンド、
前に取りに行ったけどバウンドしそうだったら、ワンバウンドさせて
ハーフボレー・・・っていう風にしていると境界線が見えて来る。
でも、前にボールを取りに行ったり、待ってしまったり・・・とその時々で
変えてしまうと、結局いくらやっても境界線が見えてこないのである。
 
それから足を一歩ちゃんと出してボレーが出来ると、けっこう
前のボールもノーバウンドで処理が出来るよ。
足が出ないと曖昧な範囲が広くなって判断ミスしやすい。
打つ時はちょっとでも良いから前足を出しながらボレーを
打てるようにするのも、足元ボレーが上手くなるキッカケになるよ。
まぁ、俺の経験上「落とすかどうか迷ったらノーバウンド!!」って
覚えておいた方が良い気がする。
迷った挙句、ハーフボレーを選択するとミスしやすいんだよねぇ。

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