てにすまん 高西ともブログ
片手バックから両手バックへ [技術【ストローク】]
投稿日時:2010/06/13(日) 02:04
俺が高校でテニスを始めた時、バックハンドストロークは
片手だった。
それはなぜかと言うと、まずスライスを習ったから。
「バックは繋げ!フォアは打てっ!」
こんなテニスでスタートしたから、片手バックスライスを
まずは覚え、それからトップスピンを練習という順番なので
当時は皆、片手バックハンドばかりだった気がする。
でもなかなか上手くいかず、バックハンドはほぼスライスで
繋ぎまくるという状態。
上手くいかなかった理由は今思うと、いくつか考えられる。
まずはスライスの安定感に依存してしまったこと。
苦手意識丸出しのバックだから、威力はないけどミスが
少ないスライスは俺にとって安心なショットだった。
その結果、スライスでしか打てないような、食い込まれた
打点で打つ事が多くなり、結局トップスピンの打点を使えず
スライスから抜け出せなかったのだ。
高校卒業してからテニスコーチしながら選手活動を始めてから
手首の怪我のせいで半ば強制的に両手バックをスタートさせた。
両手バックの打点は、片手のバックハンドトップスピンよりも
打点の幅が広い。
なので、片手バックよりかは、何とかトップスピンが打てるように
なったかな・・・。
それをキッカケに、20歳の時に両手バックハンドストロークへ
変更した。
スライスは片手のままだけどね。
でももちろん両手バックでも苦手は苦手だったね。
そこから徐々に本来の打点が分かってきて、打点が
前に移動していって、現在はかなり安定感ある
両手バックハンドストロークが打てるようになっただけでなく、
前の打点を掴んでからは、片手バックでトップスピンも
打てるようになった。
なんだ、フォームに問題があったんじゃなくて、
打点が悪かったのか。
意外と気付かないでフォームばっかり考え込んじゃうから
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