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てにすまん 高西ともブログ 2011/4/7

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良いフォームは自分で開発出来なきゃなきゃダメ!

[テニス技術] 投稿日時:2011/04/07(木) 23:57

テニス上達のためには良いフォームを身に付けないと
いけないんだけど、どうやって良いフォームって身に付ける?
身近に良いコーチがいれば、手取り足取り自分に合った
フォームを指導してもらえるかもしれない。
でも、そんなマンツーマンで付きっきりのコーチが身近に
いる人なんて少ないでしょ?
加えて、そんな優秀なコーチがいたとしても、やっぱりその選手に
合った良いフォームって言うのは基本的に自分自身で開発しないと
いけないものなんだよ。
 
じゃあどうやって開発するか・・・というと、当たり前だがコートに
立ってまずボールを打ってみること。
これが基本。これが当たり前。
でもその後が大事。
それは、打ったボールがどうなのか検証しなきゃいけないってこと。
試合の中で使えるショットなのか、使えるとしたらそんな場面で
使えるショットなのか、違うとしたら具体的に何が違うのか、
弾道の高さ?スピード?回転量?方向?
打ちながら、自分のショットを客観的に観察しながら検証し
そして次のショットはそのデータを活かして打つ。
それを繰り返すと、徐々に自分の思い描くプレーに合った
ショットが打てるフォームになるのだ。
 
当然レベルが上がって来ると、よりハードな条件の中で
その検証を行わないといけない。
それは速いボールを打ちこまれた時や、沢山動かされた時、
そして体力消耗した状況の時、精神的に不安定な時・・・などなど。
もちろんそういう困難な状況下では、打つショットも目を見張る
スーパーショットじゃなくて、地味な返球でも安定していれば
ナイスショットだし、そういうのが試合の中では必要なんだよね。
 
そういう状況を練習であえて作り、その中で結果を見ながら
ショットを磨いていくと、一番試合で必要とするショットのフォームを
身に付けることが出来るんだよ。
皆、そういう環境を作って練習してる?
優しいボール出しだけで練習していると、甘いテニスしか
身に付かないから、本番の試合で一番苦しい時に困る事に
なるぞ!!
 
下の動画は、大成高校の綿貫選手と小堀選手。
いつもはしっかりボールを打てる彼らも、練習でかなり
追い込んでドリルを行うとこういう状態になる。
こんな感じで体力使いきって足ももつれ始めた中で、いかに
良いショットを出せるか、そしてそういうショットを安定させて
打ち続けられるかを突き詰めて日々練習していると、強い選手に
なれるんだよ。
 

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