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てにすまん 高西ともブログ 2011/5/18

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ホントはミス狙い

[戦術] 投稿日時:2011/05/18(水) 14:22

テニスはポイント取らないと勝てない。
例え5-0でリードしていても、あと1ゲーム取らないと
試合は勝てない。
時間稼ぎなんか出来ないんだよ。
 
そこで皆ポイント取ろうと頑張るんだけど、ポイントの種類って
2種類ある。
自分がショットを決めてポイントを得るのと、相手がミスを
くれてポイントを取るのと。
調子いい時って自分のショットを決めてポイントを取るんだけど
当然競っている時、大事なポイントの時なんかに自分が
きっちりとショットを決めてポイント決めるって難しい。
 
なのでよくあるのが、途中まできっちり攻撃してポイント
決めていたのに、段々攻撃できなくなり、最後は相手のミスを
期待してしまうようなテニスになり、結局グダグダで接戦となって
泥試合・・・・。
経験あるでしょ?
 
そもそもテニスで攻撃してショットを決め続けるってリスクが高い。
特に同じレベルや格が上の相手になると、そんなに攻撃するチャンスが
あるはずもないし。
となると、相手からいかにミスをプレゼントしてもらうか・・・なんだよ。
でもそれこそ相手のレベルが低くないからミスも期待できない。
じゃ、どうすればいいんだ?
 
そうなった時に、こういう考え方が出来れば突破口は開く。
「ミスをもらうために、攻撃をする」
これだ!!!!
 
ただのんびり繋いでいるだけでは良いショットがいかないから
ミスは期待できない。
そこで、攻撃的ショットで相手を追い込んでいく。
ここでの「攻撃的」とは、相手を右に左に、前に後ろに動かしたり
ネットプレーを仕掛けたりすること。
決して威力のことではない。
ショットのリスクはとにかく少なく、安定感だけは損なわないように!
 
動かされたり、相手がネットに出てきたら、相手は何らかの
対応をしなきゃいけない。
端っこに走らされた時に、相手がスーッとネットに
出てきたら、パスで勝負せざるを得ない・・・みたいな考えを
持っててしまう可能性がある。
その「勝負させる」ことでミスをもらうのだ。
なので、勝負を仕掛けたこちら側が、自ら決めてポイントを
得ようとするのではなく、攻撃を見せて勝負を促しておきながら
結局はミス狙い・・・という意識を持ってないといけない。
 
もちろんその攻撃的仕掛けが成功して、そのままショットが
決まることもあるが、もちろんそれはそれで嬉しい。
でも鼻から、それを目的に攻撃を仕掛けるとどうしても
ミスが多くなるし、何よりも大事な場面でビビりやすい。
 
「ミスをもらうための攻撃」
これを意識して、攻撃しながら、どれだけミスをプレゼント
してもらえるか・・・を考えよう。

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