大きくする 標準 小さくする

てにすまん 高西ともブログ

回転掛けて、安定感 [テニスいろいろ]

投稿日時:2010/05/08(土) 15:11

練習の時って、どれだけ速いショットが打てるかを

意識して頑張ってしてしまうんだけど、実際試合に出た時

必要に感じるものは、パワーよりも安定感じゃない?

 

テニスはラケットもボールも飛ぶように出来ているから

スピードを出したり遠くに飛ばしたりするのは意外と

難しくない。

もちろん、沢山走らされたり、打点が食い込まれたりすると

別だけど、とにかくそんな飛ぶような道具を使っているから

テニスは飛ばすことよりも、枠にちゃんと入れられるかの方が

課題になるんだよね。

 

そこで重要なのが、スピン・・・回転である。

この回転量を増やしたり減らしたり、またトップスピン系、

アンダースピン系で打ち分けが出来ると、試合の中でも自分の

持っているパワーを躊躇しないで思い切り使えるから、普段から

このスピン量の調整を練習しておく必要がある。

 

でもこのスピンってどうやったらしっかり掛かるのかな?

例えばストロークの時、よくあるのが苦手ショットなのに

ライナー気味の一直線ショットを打ってしまうこと。

苦手なんだから、しっかりボールを持ち上げてネットに

引っ掛からないように打たなきゃいけないのに、何度も何度も

持ち上がらないライナー系のストロークでネットに突き刺さる。

 

「これじゃあいけない!」

と、慌ててもっと持ち上げようとするんだけど

なかなかボールは持ち上がらない。

やっと持ち上がったと思ったら、今度は回転量が足りなくて

アウト・・・。

余計に苦手意識が更に増して、入る気がしなくなる。

 

こうなった時の原因の一つが、テイクバックの大きさ。

回転を掛けたり、ボールの弾道を持ち上げたりするには、

ラケットがボールのどの方向から近づくかを理解しておかないと

いけないんだけど、ここでテイクバックを後ろに大きくしてしまうと

ボールの下から持ち上げると言うより、後ろから引っ叩いて

しまうことになり、そうなると持ち上がらず、ネットへ一直線系の

ショットになるのだ。

 

安定感のために回転を掛けるためには、ラケットでボールを

上下の動きで捕らえないといけない。

慌てたり、焦ったり、力んだりすることで、思わずテイクバックを

大きく取ってしまう癖がある人、一度素振りして確かめてみよう。

トラックバック一覧

<< 2019年10月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31