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てにすまん 高西ともブログ 2011/9/30

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上へ逃がせ!回転掛けろ!

[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2011/09/30(金) 09:55

テニスは相手コートにボールを返すスポーツ。
だからどうしても打つ時は「前に飛ばさなきゃ!」って
思ってしまう人が多い。
 
でも実際プレーをしていると「前に飛ばそう」って意識は
実はあまりいらないんだ。
そもそもボールもラケットも飛ぶように出来ているからね。
スピードをある程度出すなら別だけど、基本的にちゃんと
ラケットの真ん中でボールを捕らえたら、ネット越えて相手コートへ
届いてくれるはず。
 
ストロークでもそうなんだから、ボレーになると尚更でしょ?
ただでさえ、ネットに近いところで打っているんだから、
ラケットを前後に振って前に飛ばす必要は無くなって来る。
それどころか、むしろボールを殺してネット際に落としたりする
「飛ばさないテクニック」が必要になってくるよ。
もちろん深く返球することも出来ないとマズイ。
前後のコントロールだね。
 
そのためには何が必要か。
必要なのは「上に逃がす」というテクニック。
深いボレーを打とうと思っているのに弾道が低いとボールは
サービスラインくらいしか飛ばない。
ボレーする時に上へ逃がして弾道を上げれば深く打つのは簡単だ。
ただボールにスライス回転を加えて、飛び過ぎだけは気を付けよう。
 
その「上へ逃がす」というテクニックを使って、そのまま真上に近い感じで
ボールを上げ、尚且つスライス回転をかなり多目に加えればネット際に
落とすことが出来る。
そう、「上に逃がす」と「スライス回転を加える」という二つの要素を調整
することで、深く打ったりネット際へ浅く落としたり出来るようになるんだよ。
 
その為には身体の向きも気を付けないとね。
横向きをしっかり作れれば、上にも逃がしやすいし回転も
掛けやすくなる。
ボレーストロークやボレーボレーの時、気を付けてやってみよう。

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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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