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てにすまん 高西ともブログ 2012/1/11

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前後より上下動

[技術【サーブ】] 投稿日時:2012/01/11(水) 13:46

テニスボールは飛ぶように出来ている。
もちろん打点が食い込まれたり、ラケットの
真ん中を外して打つと飛びにくくはなるが、
スイートスポットで、ちゃんとした打点のボールを
打つと、楽に相手コートへ届くでしょ?
だから試合中、ボールが飛ばないことよりも
飛び過ぎる事の方が心配になり、ラケットを
振り抜くのが怖くなってしまいやすい人は多い。
 
そんな「飛び過ぎる」ということを考えると、
ラケットのスィングは「飛ばす」ことを目的とするよりも
「飛び過ぎない」ようにするために振る必要が出てくる。
そうなると、前後の動きよりも上下動のスィングが重要。
上下動だとボールに回転を与えられるから、しっかり
振っても飛び過ぎないどころか、相手コートに
収まりやすい。
 
これはストロークやボレーだけじゃなくてサーブも
そうなんだよ。
特にセカンドサーブなんて威力よりも、まず
入れることが重要になってくるでしょ?
そんな時に上下動のスィングが出来れば、飛び過ぎて
フォルトする心配しなくて済むので、しっかり自信持って
振り抜くことが出来る。
 
さて、上下動のスィングをするために大事なことは
なんだろうか・・・?
それは体の向きである。
横向きをしっかり作らないと難しい。
正面向きだとスィングは上下に振りにくく、前後に
なりやすいんだよ。
そうするとフラットな当たりになりすぎて回転が
掛かりにくいのだ。
 
でもなかなかサーブで横向きを作れない人って
多いよね。
そんな人はこういうことが考えられる。
グリップが厚い・・・とか、右利きの人が右足を
軸にしてサーブを打っているとか。
厚いグリップの人は横向くと面が打ちたい方向に
ならないし、右足軸にする人は身体が開きやすい。
グリップや軸足の設定も意識しながら身体の向きを
調整しながら上下動のスィング、意識してみよう。

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