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てにすまん 高西ともブログ 2012/1/19

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ロブはスライス?トップスピン?

[技術【ストローク】] 投稿日時:2012/01/19(木) 13:15

ロブを上げる時、トップスピンとスライス
どっち使うことが多いかと言うと、断然スライス。
現役時代、最初の頃はトップスピンロブの方が
多かったんだけど、段々スライスロブが増えてきた。
 
難易度で比べるとスライスロブの方が簡単。
ただしトップスピンに比べてフワッと上がるから
深めにちゃんと打ってもしっかり追いつかれて
スマッシュをドーンって打たれることもある。
トップスピンロブの方が、上手く上げられた時の
エース率は高いね。
 
それでもスライスでロブを上げる理由は、何なのか。
まず一つはエースを狙うというより、崩すキッカケ程度で
ロブを考えているから。
「別に追いつかれてスマッシュ打たれても
構いませんよ!」って感じで上げることが多くなったので
安定感のあるスライスでロブを打つ機会が多くなった。
 
それともう一つは、前へ迎えに行ってボールを打つことが
多くなったからだな。
俺のテニス選手人生の殆どはストロークプレーヤーだった。
でも30歳を過ぎてから、ネットプレーを果敢に狙うように
なったんだけど、そうなるとバウンドした直後のボールを
打つタイミングが多くなった。
いわゆるライジング系だね。
そのライジングのタイミングでササッとロブを上げることが
出来ると、例え威力の乏しいスライスロブでも、一瞬相手は
後ろへ下がるタイミングが遅れたり、動けなかったりする。
 
トップスピンロブは逆にバウンド後のボールをじっくり溜めて
から打ちたくなるでしょ?
でもこのタイミングでスライスロブだと効かないんだよね。
もちろん試合の中で、スライスとトップスピン、両方
打ち分けすることが理想。
となると、スライスロブとトップスピンロブは単純に打ち方を
変えるだけじゃあ足りなくて、打つタイミングも変えないと
いけないってこと。
 
そこんとこ、しっかり意識して練習してみよう。

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