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てにすまん 高西ともブログ 2011/7

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部活訪問活動

[学校訪問] 投稿日時:2011/07/08(金) 08:08

毎日毎日、暑い日が続く。
それでも皆、部活でコートを駆け回り頑張っている。
そんな頑張っている子供達の部活動をボランティアで
訪問してレッスンをし始めてもう3年が経つ。
 
この活動を始めたのは、自分の高校の母校で
講義をさせてもらった時に、後輩の現役高校生達の反応を
モロ感じたことがキッカケ。
「高校からテニスを始めたけど、色んな人に出会って、色んな
ことを経験すれば、プロテニスプレーヤーになれるんだよ」という
話をさせてもらった時に、「俺も頑張ろう!」という反応が凄くあって、
俺には、そういう気持ちにさせる力が俺にはあるんだって思った。
 
俺自身も、高校生の頃はそんなにテニスを頑張っていたとは
言えなくて、現役の選手時代は常にその事を悔やんでいた。
それなりに頑張っていたけど、高校生の頃は
何をどう頑張れば良いのか分からなかったからね。
世の中にはそんな感じで頑張ろうにも、何やって良いのか
分からないでテニス部をやっている中学生・高校生が多いと思う。
 
そんな子供達に、練習方法や上達のためのテクニックの
情報を伝えることも必要だって思った。
だって俺も高校生の頃に、テニス選手と出会って色んな質問を
したかったからね。
 
今年の夏休みも東京だけじゃなくて、大阪、九州と部活訪問
行って来る!!
暑さに負けず、俺も頑張ります。
皆も頑張れよ!!

夏休み練習でワンランク上を目指せ!

[練習] 投稿日時:2011/07/07(木) 10:05

夏休みになると練習時間が一気に増える。
放課後、2,3時間、下手すりゃ1時間くらいだった練習が
午前3時間、午後3時間なんて練習が週に5,6日
続くこともあるだろうね。
暑さで身体も疲れやすいが、ここは一気に自分のテニスの
実力を上げるチャンスである。
 
でも長い長い夏休みの練習も、何も考えずコートに立つと
効果はやっぱり薄いでしょ。
自分自身で何を目的にしないといけないか、きっちりと
決めて夏休みを迎えたいもんだ。
その為にも、今一度「テニス」というスポーツをしっかりと
考えておこうではないか。
 
まず言えることは、テニスとは相手との戦いである。
その相手に勝たないといけないんだけど、勝つとはどういうことか
答えられるようにしてもらいたいんだけど、分かる?
勝つとは、ポイントを取り続けて勝利するということ。
そのポイントの取り方をイメージしてもらいたい。
 
ポイントの取り方・・・と言うと、フォアハンドストロークで強打とか
サービスエースだとか、ネットに出て鮮やかにボレー・・・なんて
イメージが出て来るけど、実際はそんなポイントは僅かである。
じゃあそれ以外はどうやってポイント取るかって言うと、相手の
ミスなんだよね。
だから、練習の時にも、ナイスショットでポイントを取る練習も
必要だけど、それ以上にやっておかないといけないのは
相手からミスをもぎ取るプレーの練習。
 
じゃあそれはどういうのだ?
単純に考えて、自分がミスしやすい状況を思い出して
それをやればいいんだよ。
例えば、相手がイラッとするくらい走り回ってボールを
拾いまくって返し続けるプレーだとか、スライスで相手バックに
集める事とか、ゆっくりのショットだけど、きっちり相手を
コートの端から端へ動かすことが出来るだとか。
 
そういったミスをもらえるプレーをメインにしながら
間にエースでポイント取れるナイスショットを挟んで
プレー出来るようにしたいもんだ。
となると、夏休みの炎天下の中大変だけど、黙々と走り続けて
拾いまくるテニスや、相手が根を上げるくらい動かし続けることや
スライスで繋ぎ続ける・・・などの長いラリー練習は必須ってことだな。
さぁ、この夏にしっかり成長出来るように頑張ろうぜ。

踵から踏みこもう

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/07/06(水) 15:00

テニスは足を使う。
走る・・・という意味もあるし、足のパワーを
利用しないといけない・・・という意味でもある。
とにかくその足と、ラケット持つ腕を含んだ上半身の
動きがマッチしていないと、上手くプレー出来ない。
 
でもその足の使い方がまた面倒なんだよね。
足は手ほど細かい動きをしないから、
「ボールに追い付く」とか「ジャンプする」「膝曲げる」程度の
大まかな動きしか指令を出していない場合が多い。
でも頑張ってもう少し細かい指令を足に出してあげることで
より、自分の足のパワーを利用したテニスが出来るように
してもらいたい。
 
その一つが、ストロークなんかで踏み込んで打つ時に
踵から踏み出すこと。
前へ踏み込んで打つ時、ただ足を出せばいいんじゃなくて
出した前足がつま先から着地するか、踵から着地するかで
大きく違うんだよね。
 
踵から着地するように打つと、大きくスタンスを保てるし
姿勢も正しく打ちやすい。
でもそれ以上に、一度踵で着地してタメを作っておいてから
一気に踵から同じ足のつま先へ踏み込むように打つと
タイミングを計りやすい。
逆につま先から行くと、大きな一歩を踏み出せなくて
ズリズリと狭いスタンスになり、とても足のパワーなんて
使う気になれない。
 
自分の足と言えどもコントロールするのは大変だが
ちょっと踏み込む時に「踵から着地して・・・」と意識して
練習してみよう。
特に苦手なショットで足が前になかなか出ない時、踵から
しっかり踏み出せれば、上半身の使い方も楽になるよ。

キーワード

[過去の思い出] 投稿日時:2011/07/05(火) 12:30

1学期の期末試験が終わったらもう夏モード全開だね。
試験勉強で体はなまっているので、しっかり暑さに
順応してから頑張ってもらいたい。
 
現役時代は、丸一日休みを取ることはあっても
2日連続ラケットを握らないことは殆ど無かった。
雨が続いたらインドアコートへ練習しに行ったり
多少の雨なら外でやったりして、常にボールを打つ感覚は
忘れないようにしていた。
 
でも高校生の頃はそうもいかない。
試験休み一週間前になると部活禁止になるし、テストは
何日間かあるから、結局2週間近くラケットを握らない、ボールを
打たない日が続くのだ。
ただでさえ下手くそで、感覚でしかテニスを覚えていなかった
当時は、2週間も空くとさっぱり打てなくなっていた。
テスト最終日の午後、晴れてコートに立って、部員同士で
大喜び状態でラリーをするけど全く続かず、そのあまりの
酷さに爆笑したのを今でも覚えている。
 
テニスは無意識な状態でもしっかりプレー出来るように
しておかないといけない。
だって、試合中頭は相手のことやスコアのこと、それまでの
試合展開のデータを思い出すこと、次のポイントの予想などに
使わないといけないから、「打ち方どうだっけ・・・」なんて
やってられない。
 
でもピンチの時、ビビった時なんかはやはりある程度、
頭で考えてショットの安定感、成功率を維持してあげないと
いけない。
その為にはちょっとしたコツをキーワードとして覚えておく必要がある。
例えば俺の場合、ストロークの調子が悪い時は、
軸足の地面設置時間をいつも以上に長くする・・・など。
 
でもそのキーワードが、試合の中のピンチの時以外に
久し振りのテニスに役立つんだよ。
普段から何も考えずにボカボカ打ってないで、しっかりと
調子を維持するためのキーワードだけは、全ショット決めておこう。
それがあれば、テスト明けの久し振りテニスの時でも
しっかり打てるからね。
俺も高校の時、普段からキーワードをちゃんと作っておけば
良かったなぁ・・・。

ジョコビッチvsナダル

[試合【シングルス】] 投稿日時:2011/07/04(月) 11:12

ジョコビッチ、ウィンブルドン初優勝おめでとう。
表彰式でのあの弛んだ笑顔、いつもの硬い表情の彼とは
全然違っていたね。
カッコ良かった!!
ナダルを破った彼のテニスは本当に最高のプレーだったよ。
 
試合内容を観ると、ナダルの方が戦術的に長けていた。
どこで何を打って、どういう流れでポイントを取り、勝利を
呼びよせるか・・・をしっかり考え、それをきっちり実行していた。
一方のジョコビッチは決して戦術的に劣っていたという訳ではない。
が、持ち味を「戦術」ではなく「王道」を選択。
決まったコースにきっちり質の高いショットを黙々と打ち続け、
同じパターンでネットに出る。
そしてそれを最後まで貫いた。
 
迷いなくしっかり王道のテニスをし続けることで、戦術的に
色々コースを打ち分けるナダルのショットのパターンを読んでいった。
その結果、何本か「あっ!決まった!」って思ったナダルのショットを
その読みで返球して決めさせなかった。
ナダルの中では思い通りにプレーしたからポイントは取れていたはず
なのに、それ以上のプレーをジョコビッチに見せられて思わず、
頭の中に描いた戦術を越えてしまって、強引なプレーに走ってしまった。
それが結果に反映したと思う。
 
強烈なショットが注目されるナダルだけど、実際はち密に
配球を考えているし、あの素早い動きも冷静な判断力から生まれる。
それがジョコビッチによってかき回されてしまうと、打ち合いながら
徐々に相手を追い込んで行くというナダルの得意なパターンを
逆に敬遠してしまい、むしろ打ち合いを避けていた。
ジョコビッチ、見事だったね。
 
ナダルよ、この敗戦で多分あなたはジョコビッチのテニスを
考え直しただろう。
次にジョコビッチと対戦するのが楽しみだ。
そしてジョコビッチ、これで君は世界一となり、その自覚も
より強固になっただろう。
ちょっとパターンは地味だけど、その手堅いテニスがより
発展するのを楽しみにしている。
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