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てにすまん 高西ともブログ 2011/1

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オープンスタンスでフォアハンドストローク

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/01/24(月) 09:55

フォアハンドストロークのオープンスタンスは
便利!!!
ムチャクチャ便利!!!
便利な理由は「受け」が強いから。
横に走らされた時、深いショットを下がりながら
打つ時、軸足が右足(右利きの人)なので
懐が深くなる。
 
テニスの試合ってレベルが低い段階では
繋いだ方が勝ちやすい。
余計な攻撃よりも、しっかり相手の攻撃を受けて
安定したショットを返し続けた方が勝率は高い。
オープンスタンスはそんなテニスをする時には
最適な打ち方なのだ。
 
重要なのはまず軸足となる右足とボールとの距離感を
しっかりと合わせること。
その右足でしっかりと上に蹴り上げる反動でラケットを
下から上に振り抜くんだけど、そこで注意しないといけないのは
体の開き具合だ。
 
オープンスタンス・・・と言われるだけあって、体がオープンに
なりやすい。
オープンなのは体じゃなくてスタンスだけ!
体は気持ち横向きを残さないとラケットが横へ抜けてしまい
浅いショットになりやすい。
 
「でも、トッププロの打ち方観てると、体も正面向いてるよ!」
そう言ってるそこの君、トッププロの握り方を見てみよう。
スウィングスピードがムチャクチャ速い彼らは、握り方がかなり
厚い持ち方になる。
そうなると体の開き具合もオープンに近くなってくる。
でも彼らがボールを捕らえる瞬間って、
必ずラケットはボールの下から上に抜けているのだ。
 
だからオープンスタンスの練習をする時には、自分の
スウィングスピードに合わせたグリップを選び、そして
そのグリップに合った体の向きも調整しないとね。
それから、最初にも言ったように「受け」が強いショットだけど
これに頼り過ぎるとチャンスまで繋いでしまうことがある。
しっかりと踏み込んだクローズスタンスや
スクエアスタンスも練習しておこう。

スマッシュ上達したキッカケ

[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2011/01/21(金) 08:13

スマッシュって難しい。
難しいけどちゃんと打てれば攻撃ショット
として、かなり使える。
難しいけど攻撃力ある・・・このジレンマが
スマッシュの特徴だ。
 
俺はこのスマッシュ、得意かと言うと得意。
でも当然以前はネットプレーが出来なかった人間なので
スマッシュは全然ダメだった。
何て言うのかな、あの滞空時間で余計なことを考えて
結局ビビったり、気合入れ過ぎて空回りしたりしてた。
 
それがどうやって得意になったかと言うと・・・それは
モデルを見付けたのである。
もちろん練習はしまくったけど、何十球、何百球スマッシュを
打つよりも、そのモデルとなる選手のスマッシュを2,3本
観た方が為になったのだ。
 
その選手の何が良かったかと言うと、ロブ上がった瞬間に
作る構えがむちゃくちゃ素早くて、一気にタメを作る
態勢を整える。
だから、タメを作ってからボールを打つまで、長い時間その形を
綺麗に保ってボールが落下してくるのを待っている。
その姿は何の躊躇もなく、何の焦りもない自信に満ち溢れた
スマッシュの構えで、対戦している人はどこに打つのか
さっぱり読めない構えだったよ。
 
もちろん打ち方もしっかり回転かけたスライス系スマッシュ
だったけど、とにかくそのロブが上がった瞬間に構えるという
そのリズムと構えた時の待ち方を意識して俺もそれから
スマッシュを打つようになった。
そうするとスマッシュはみるみる上達したんだよ。
 
スマッシュ苦手な人多いと思うが、あれこれ考える前に
周りを見渡してごらん。
スマッシュ上手い人いたら、その人の打ち方よりもまず
構え方を真似するとその後の打ち方がスムーズになるよ。
とにかく難しいショットだけど、マスターすればかなり攻撃力が
アップするので頑張ろうね。

あなたのテニスは自己主張してますか?

[戦術] 投稿日時:2011/01/20(木) 08:07

今まで俺は色んなプレースタイルで
プレーしてきた。
現在はネットプレー主体のオールラウンド
なんだけど、最初はボレー皆無で殆どフォアハンドストローク
で打ちまくる超攻撃ストローカー。
その後、一度全てネットに出まくるネットプレー。
それから再び打ちまくりストローカー。
 
テニスの事が何となく分かって来た頃、体力を
活かした粘りまくりのストローカーに変身。
そしてそれからネットプレーも混ぜて、ストロークで
粘りつつもチャンスあればボレーというプレースタイルに落ち着いた。
 
色んなことをして来たんだけど、その色んな経験が
今の自分のテニスに生きている。
だから良かったと思ってるんだけど、こうやって色んな
プレースタイルをやる時に気を付けていた事がある。
それは「徹すること」だ。
 
フォアハンドストロークで打ちまくる時は、徹底してフォアに
回り込み、そして全部打っていた。
ネットプレーの時はとことんネットに出まくる。
もちろん今のオールラウンドはネットに出たり、後ろで粘ったり
色々するけど、その中でもちゃんとルールを作って
どういうショットの時は粘って、どういうショットならネットに出るか
はっきりさせている。
 
プレースタイルとは「主張」なんだよ。
それは相手に対してもそうだし、周りで観ている人にもそう。
そして一番大事なのは、自分自身に対して
「俺はこのスタイルでプレーするんだ」と主張しないと
いけない。
その主張が足りないと、試合中余計な考えが頭を過ったり
不安な時に違う事を思わずやってしまったりする。
 
まず、今自分のテニスはどういうプレースタイルなのか
考えよう。
そしてそのスタイルはどうやって相手にプレッシャーを
掛けようとしているのかはっきりさせよう。
そしてそれを自信持ってやってみよう。
上手くいくかどうかは、やり続けないと分からないが
中途半端にやると無駄になるよ。

ミニラリーで攻撃力アップ

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/01/19(水) 08:05

色んな学校の部活へ行って
テニスを教えているけど、毎回
最初はミニラリーからスタートしている。
 
このミニラリー、最初に体を軽く動かすための
ウォーミングアップとして格好の練習なんだけど
それ以外の目的でもけっこう良い練習になるんだよ。
 
まず立っているポジションを考えてみて。
サービスライン辺りに立ってショット打つでしょ?
相手のショットが浅くなった時に思い切って踏み込んで
打つとこのポジションに立てる。
しかもこのポジション、もう2歩前に進めばネットプレーエリア。
なので、ミニラリーポジションで色んなショットを
しっかりマスター出来れば、試合中も相手が打った
浅いショットに対して、ミニラリーのテクニックを応用して
攻撃的に処理出来るのだ。
 
なのでミニラリーをやる時には是非、チャンスを処理する
打ち方を練習してもらいたい。
それは・・・まず
  • 踏み込んでライジング
  • 大き目のボールが飛んできたら下がらずノーバウンドでボレー
  • スライスでの処理
攻撃要素が強いので、下がるのは無しにしたいが、ポジション的には
まだまだその後もラリー続けてボレーに繋げたいので
無理せずしっかりこの二つをミニラリーで練習してもらいたい。

吹雪の時はサーブ&ボレー?

[過去の思い出] 投稿日時:2011/01/18(火) 09:56

愛知県にレッスンをしに行ってきた。
すると丁度、その滞在した2日間、愛知県は
雪に見舞われ、もう大変!!
それでもテニス大好きな皆さんが集まり
吹雪の中レッスンを行った。
 
でも雪の中でやるとボールとの遠近感が
分かりにくくなるね。
ボールを見ているつもりでも、目の前を雪が
吹き抜けるとどうしてもそれに焦点が合ってしまって
ボールがぼやける感じ。
 
そう言えば、過去にも吹雪の中試合した経験がある。
それは兵庫県のアオノオープン。
真冬に行われるこの大会は山間部で行われるので
けっこう寒いんだけど、この時は例年以上に寒くて
大変だった。
 
俺の相手はサーブ&ボレーの選手。
でもしっかり冷静に相手のサービスコースのパターンと
リズムを覚えて対処しながら試合を進めて行けたんだけど
途中でチラホラ雪が降ってきた。
コートは砂入り人工芝なので、中断は無い。
雪の中、集中しながらプレーを続けていたら雪はどんどん
酷くなり、遂に吹雪となった。
 
もちろん視界は悪いし、目もしっかり
開けてられない状態になってきた。
そんな吹雪の中、サーブ&ボレーヤーを相手にするって
けっこう大変なことなんだと、その時判明。
もやっと何となくしか見えない状態の中、急に
相手がネットに現れる感じでこれは焦る。
 
そもそもサーブ&ボレーって、奇襲作戦なので
相手は混乱しやすい。
普通でもそうなのに、こんな吹雪で視界が悪い中
奇襲作戦のサーブ&ボレーをされるとパニックになる。
雪があるから焦点合わず、相手が今どの位置に
いるのか一瞬分からなくなるし・・・。
どうしよう・・・・困った。
 
でも大丈夫だった。
吹雪によって相手との距離感が今一つ掴めず、俺は
困っていたけど、相手はサーブ&ボレーで前に出たものの
ボールの距離が掴めずボレーに苦戦していたみたい。
結局そのまま俺が勝ったけど、やはり吹雪の中では
テニスはやりにくいよ。
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