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てにすまん 高西ともブログ 2012/2
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秘訣はニュートラルグリップ
[テニス技術] 投稿日時:2012/02/22(水) 00:51
トップスピンのストロークでアプローチして
ボレーで決める・・・なんてことは、試合中
よくあること。
その時、当然グリップは変わるでしょ?
トップスピンの持ち方とボレーが一緒だと
どっちかが相当打ちにくいはずだ。
サーブを打ったあとのストロークなども当然
違ってくるし、レシーブの時なんか、あまりに
相手が良いサーブを打ってきたから、急にスライスを
使わないといけなくなるなんてこともあるでしょ?
これ全てグリップチェンジがちゃんと出来ないと
難しいことになってしまう。
でもこのグリップチェンジって言い方、ちょっと
違うんじゃないかなって思うんだよ。
例えば最初に言った、トップスピンストロークの
後にボレー・・・という形だとすると、
「ストロークのグリップ→ボレーのグリップ」という
感じに思えるだろうけど、俺の場合は
ストロークのグリップで打ったあと、すかさずニュートラルな
グリップになり、それからボレーのグリップという感じ。
「ストロークグリップ→ニュートラル→ボレーグリップ」
だね。
このニュートラルな状態は主に利き手じゃない左手で
ラケットを持って、右手は強く握らず軽くグリップを
触っているくらい。
選手ってよく試合のラリー中、一旦クルクルっと
ラケットを回すでしょ?
あれが出来るくらいの感じだね。
ショットとショットの間、ちょうど相手がスプリットステップ
する辺りで一旦グリップをニュートラルにすると、
その後、ストローク用の厚いグリップも、ボレーや
スライス用の薄いグリップも好きなグリップを
選べるんだよ。
それからグリップチェンジが苦手な人って、
知らず知らず、自分の得意なショットよりで握って
しまうこともある。
よくあるのがボレーだね。
バックボレーが苦手な人は、いつの間にか
フォアボレーよりのグリップで持ってしまう。
そういうのをいちいちチェックする意味でも
一度打つたびにニュートラル状態にする癖を
つけることをオススメする。
ショットとショットの合間に、クルクルってラケットを
回してごらん!!
余裕ある選手にも見られるかもよ!!
ボレーで決める・・・なんてことは、試合中
よくあること。
その時、当然グリップは変わるでしょ?
トップスピンの持ち方とボレーが一緒だと
どっちかが相当打ちにくいはずだ。
サーブを打ったあとのストロークなども当然
違ってくるし、レシーブの時なんか、あまりに
相手が良いサーブを打ってきたから、急にスライスを
使わないといけなくなるなんてこともあるでしょ?
これ全てグリップチェンジがちゃんと出来ないと
難しいことになってしまう。
でもこのグリップチェンジって言い方、ちょっと
違うんじゃないかなって思うんだよ。
例えば最初に言った、トップスピンストロークの
後にボレー・・・という形だとすると、
「ストロークのグリップ→ボレーのグリップ」という
感じに思えるだろうけど、俺の場合は
ストロークのグリップで打ったあと、すかさずニュートラルな
グリップになり、それからボレーのグリップという感じ。
「ストロークグリップ→ニュートラル→ボレーグリップ」
だね。
このニュートラルな状態は主に利き手じゃない左手で
ラケットを持って、右手は強く握らず軽くグリップを
触っているくらい。
選手ってよく試合のラリー中、一旦クルクルっと
ラケットを回すでしょ?
あれが出来るくらいの感じだね。
ショットとショットの間、ちょうど相手がスプリットステップ
する辺りで一旦グリップをニュートラルにすると、
その後、ストローク用の厚いグリップも、ボレーや
スライス用の薄いグリップも好きなグリップを
選べるんだよ。
それからグリップチェンジが苦手な人って、
知らず知らず、自分の得意なショットよりで握って
しまうこともある。
よくあるのがボレーだね。
バックボレーが苦手な人は、いつの間にか
フォアボレーよりのグリップで持ってしまう。
そういうのをいちいちチェックする意味でも
一度打つたびにニュートラル状態にする癖を
つけることをオススメする。
ショットとショットの合間に、クルクルってラケットを
回してごらん!!
余裕ある選手にも見られるかもよ!!
打ち方なんて考えるな
[戦術] 投稿日時:2012/02/21(火) 11:55
試合の中で何を考えないといけないか。
まずは自分の置かれている立場、相手の状況、
これまでの流れやパターン、そして今後の予測と
シュミレーション。
太陽の位置や風向きなんかも考えないといけないね。
そういったことを考えながら出た答えを元に
どこへどういったショットを打てば良いのかを導き出し
そしてその通りのショットを繰り出す。
例えば、相手が自分のバックハンドへアプローチ打って
ネットへ出てきたとする。
「今、ポイントではこちらが優勢な立場に立っている。
そして、さっき相手が出てきたときにはクロスへパスを
抜いてやった。
風向きは逆風で風下にいる。
相手は『ここは決めてやる!』って感じで必死に見える。
じゃあ・・・もう一度クロスへパスと見せかけて、
ストレートにスライスでネット際に落とし、足元で取らせて
ミスを誘おう。」
こんなことを一瞬で考えたら、その通りにストレートにスライスを
イメージ通りに打って、相手とネットの間にポトンと落とす。
こういう流れでショットを打ち続けるというのが、試合の中では
重要なんだけど、この一連の流れの中で「ショットの打ち方」を
考える暇は殆どないんだよ。
君が苦手とするバックハンドストロークに飛んできたと
しても、そこで
「えーっと、ちゃんとターンして、軸足決めて、ラケットダウンは
こんな感じで・・・」
なんて打ち方を確認していると、他に考えなきゃいけない
ことに全く手を付けられない。
だから練習の時、苦手ショットが上手く出来たとしても
ちょっとそれは違うかも。
実際試合の中で、「あそこにこういうショットを打って!」って
自分自身が命令したら、サッとその通りに出来るように
しておかないと使い物にならない。
だから練習でも、基礎練習は良いけど、実戦練習になったら
「打ち方」を省いて、もっと他のことを考えながらプレー出来るように
していかないと勝てないよ。
でもね俺の経験上、意外と「出来るはず」ということで
試合中は扱ってあげたほうが成功率が高かった。
「苦手だから」と過保護に「打ち方」までイメージしてあげて
指示を出すと意識しすぎてミスをしやすかったんだよね。
もちろん無理難題はダメだけど、とにかく自分自身を信じきって
堂々と「あそこにこういうのを打て!」って指示を出せるように。
そして「打ち方」を考えない分、戦術的なことに頭を使おう。
まずは自分の置かれている立場、相手の状況、
これまでの流れやパターン、そして今後の予測と
シュミレーション。
太陽の位置や風向きなんかも考えないといけないね。
そういったことを考えながら出た答えを元に
どこへどういったショットを打てば良いのかを導き出し
そしてその通りのショットを繰り出す。
例えば、相手が自分のバックハンドへアプローチ打って
ネットへ出てきたとする。
「今、ポイントではこちらが優勢な立場に立っている。
そして、さっき相手が出てきたときにはクロスへパスを
抜いてやった。
風向きは逆風で風下にいる。
相手は『ここは決めてやる!』って感じで必死に見える。
じゃあ・・・もう一度クロスへパスと見せかけて、
ストレートにスライスでネット際に落とし、足元で取らせて
ミスを誘おう。」
こんなことを一瞬で考えたら、その通りにストレートにスライスを
イメージ通りに打って、相手とネットの間にポトンと落とす。
こういう流れでショットを打ち続けるというのが、試合の中では
重要なんだけど、この一連の流れの中で「ショットの打ち方」を
考える暇は殆どないんだよ。
君が苦手とするバックハンドストロークに飛んできたと
しても、そこで
「えーっと、ちゃんとターンして、軸足決めて、ラケットダウンは
こんな感じで・・・」
なんて打ち方を確認していると、他に考えなきゃいけない
ことに全く手を付けられない。
だから練習の時、苦手ショットが上手く出来たとしても
ちょっとそれは違うかも。
実際試合の中で、「あそこにこういうショットを打って!」って
自分自身が命令したら、サッとその通りに出来るように
しておかないと使い物にならない。
だから練習でも、基礎練習は良いけど、実戦練習になったら
「打ち方」を省いて、もっと他のことを考えながらプレー出来るように
していかないと勝てないよ。
でもね俺の経験上、意外と「出来るはず」ということで
試合中は扱ってあげたほうが成功率が高かった。
「苦手だから」と過保護に「打ち方」までイメージしてあげて
指示を出すと意識しすぎてミスをしやすかったんだよね。
もちろん無理難題はダメだけど、とにかく自分自身を信じきって
堂々と「あそこにこういうのを打て!」って指示を出せるように。
そして「打ち方」を考えない分、戦術的なことに頭を使おう。
先輩の説教から学んだこと
[過去の思い出] 投稿日時:2012/02/20(月) 16:29
俺はそんなに怒りっぽい性格ではないんだけど
何かとスクールコーチの会社に所属していた頃は
先輩や上司とぶつかって喧嘩した思い出が多い。
ま、怒りっぽくはないが頑固なんだと思う。
でも喧嘩したもう一つの理由は、テニスの価値観を
会社の人皆が持っていたので、若造の俺でも
テニスのことやレッスンのことに関して気になることは
先輩だろうが上司だろうが、どんどんぶつかって
いこうって思ってたから。
よくそんな態度で先輩コーチにぶつかっていっては
こっ酷く叱られたもんだ。
そんな俺がまだ入社1年しか経っていない頃、
勤務先のテニススクールでは朝と午後、コーチ全員参加の
合同練習会が毎日行われていた。
スタッフ10名くらいで一緒に練習するんだけど
レッスンがあるコーチは途中どんどん抜けていく。
そんな練習会のある日、最後までコートに残って
練習していたのは、俺と10才年上のある先輩コーチ。
「高西、最後ビール賭けて試合するか!?」って
言われて「お願いします!!」って始まったシングルスの対戦は
いきなり先輩リードでスタート。
「ビール、楽しみだ~」なんて上機嫌でプレーをしていた
先輩だったが、その後俺の調子が上がっていき、
追い付くことに成功した。
すると「何なんだよ、その態度は!!!」とその先輩が
急に怒り出した。
それまでリードしていた時は、「ビール楽しみ~」なんて
へらへらプレーしていたのに、追いついた途端に
俺のプレー態度が気に入らないって怒ってきたのだ。
何が悪かったかというと、転がっているボールを拾い
先輩に渡すとき、何も言わずに渡したから。
「お前、先輩にボールを渡すとき、一声かけるのが常識だろ!」と
説教が始まる。
俺は「こっちが渡すのを見てるんだから別にいいだろ!」って
心で思うが、段々イライラしてきてたから、ムスっとした表情。
それ見て余計に先輩は「普段からお前は・・・」と更に
声を荒らげて説教を続ける。
で、それから結局日没まで説教食らって試合は有耶無耶に。
練習も中途半端、ビールもどうなったのか分からない状態。
その先輩が俺の生意気な態度に対して親切心で
説教をしてくれていた可能性も否定はできないが、その時の
俺は説教を喰らいながら、こう思っていた。
「テニスって、練習マッチの勝敗だけなのに、これだけ人の
冷静さを破壊するもんなんだ」
勝てると思っていた後輩に追いつかれ、イラっとした先輩は
俺の試合態度が気になり、それによって説教せずには
いられないというか、試合から逃げた結果になった。
ということは、普段の試合でもこうやって相手を
苛立たせることが出来れば試合を放棄させ、負けさせることが
出来るんじゃないか・・・って真っ赤な顔で大声を張り上げて
説教する先輩を見ながらそう思ったのだ。
テニスはメンタルスポーツ。
相手を崩せれば勝利が見えてくる。
怒りまくったあの先輩の説教で、もしかしたら俺はそのことに
気付かされたかもしれない。
ありがとう、先輩。
何かとスクールコーチの会社に所属していた頃は
先輩や上司とぶつかって喧嘩した思い出が多い。
ま、怒りっぽくはないが頑固なんだと思う。
でも喧嘩したもう一つの理由は、テニスの価値観を
会社の人皆が持っていたので、若造の俺でも
テニスのことやレッスンのことに関して気になることは
先輩だろうが上司だろうが、どんどんぶつかって
いこうって思ってたから。
よくそんな態度で先輩コーチにぶつかっていっては
こっ酷く叱られたもんだ。
そんな俺がまだ入社1年しか経っていない頃、
勤務先のテニススクールでは朝と午後、コーチ全員参加の
合同練習会が毎日行われていた。
スタッフ10名くらいで一緒に練習するんだけど
レッスンがあるコーチは途中どんどん抜けていく。
そんな練習会のある日、最後までコートに残って
練習していたのは、俺と10才年上のある先輩コーチ。
「高西、最後ビール賭けて試合するか!?」って
言われて「お願いします!!」って始まったシングルスの対戦は
いきなり先輩リードでスタート。
「ビール、楽しみだ~」なんて上機嫌でプレーをしていた
先輩だったが、その後俺の調子が上がっていき、
追い付くことに成功した。
すると「何なんだよ、その態度は!!!」とその先輩が
急に怒り出した。
それまでリードしていた時は、「ビール楽しみ~」なんて
へらへらプレーしていたのに、追いついた途端に
俺のプレー態度が気に入らないって怒ってきたのだ。
何が悪かったかというと、転がっているボールを拾い
先輩に渡すとき、何も言わずに渡したから。
「お前、先輩にボールを渡すとき、一声かけるのが常識だろ!」と
説教が始まる。
俺は「こっちが渡すのを見てるんだから別にいいだろ!」って
心で思うが、段々イライラしてきてたから、ムスっとした表情。
それ見て余計に先輩は「普段からお前は・・・」と更に
声を荒らげて説教を続ける。
で、それから結局日没まで説教食らって試合は有耶無耶に。
練習も中途半端、ビールもどうなったのか分からない状態。
その先輩が俺の生意気な態度に対して親切心で
説教をしてくれていた可能性も否定はできないが、その時の
俺は説教を喰らいながら、こう思っていた。
「テニスって、練習マッチの勝敗だけなのに、これだけ人の
冷静さを破壊するもんなんだ」
勝てると思っていた後輩に追いつかれ、イラっとした先輩は
俺の試合態度が気になり、それによって説教せずには
いられないというか、試合から逃げた結果になった。
ということは、普段の試合でもこうやって相手を
苛立たせることが出来れば試合を放棄させ、負けさせることが
出来るんじゃないか・・・って真っ赤な顔で大声を張り上げて
説教する先輩を見ながらそう思ったのだ。
テニスはメンタルスポーツ。
相手を崩せれば勝利が見えてくる。
怒りまくったあの先輩の説教で、もしかしたら俺はそのことに
気付かされたかもしれない。
ありがとう、先輩。
スマッシュ安定法
[技術【ネットプレー】] 投稿日時:2012/02/17(金) 13:28
テニスってミスが多いほうが負け・・・というスポーツ。
決めることよりも、相手からいかにミスをもらうかが
重要になるので、ミスしやすいショットを自分で打つ時は
やっぱり意識してしまうでしょ?
そんな意識してしまうショットの一つに「スマッシュ」がある。
上手くいけば一発で決められるチャンスショットでは
あるんだけど、下がりながら打ったり、高~いロブを
打たされたり、グランドスマッシュを打つといった
ちょっと難易度が上がった状態からのスマッシュは
思わず「ミスしたらどうしよう・・・」とドキドキさせられてしまう。
そんなスマッシュを安定させて、しっかり攻撃に
結びつけるにはどうすればいいんだろう。
まず俺が気を付けていることは、
「迷わない」ということだ。
どのコースにどういう球種、どのくらいのスピードで
打つかは一瞬考えるが、それ以前に上がったロブに対して
「スマッシュ打とうかな・・・、落とそうかな・・・・。」
なんてことを迷う人は困る。
ロブが上がったら基本的にはどんなに深いショットでも
落とさないで処理することを考えなきゃダメだよ。
しかし「よし、スマッシュを打ってやろう!」って決めると
「でもミスしたらどうしよう・・・」という不安が頭を過ぎる。
それがあるから思わず「落として返球しようかな」って
気持ちが湧いてくるんだよ。
その不安を解消するために必要なのは回転量だ。
スライススマッシュ、出来ればトップスピン系のスマッシュ
を打つことが出来れば、安定感が増すでしょ?
「回転かけりゃ大丈夫だよ」って自分に言い聞かせ
られないと、決断がついつい遅くなり、それがミスの
大きな原因になってしまうよ。
では、スマッシュのバウンドってどの辺にさせれば
いいんだろうか。
俺の場合、スマッシュでアングルに打って、相手を外に
追い出したり、安定感を保つためにも、サービスライン辺りを
常にターゲットとして決めている。
ベースライン近くの深い場所だとちょっとずれただけで
ミスになるからね。
そしてこれが一番大事かも。
スマッシュは威力あるショットだから上手くいけば
エースになる。
それは分かるよね?
でもあえて最後の決めショットとして使わないで。
スマッシュの後にボレーを待機させておこう。
スマッシュで決めて終わらせなきゃって気持ちが
試合では結構ビビリに繋がるし、力んでしまって効率も悪い。
ボレーがその後に控えてあることで、スマッシュは
気分的に楽になるんだよ。
もちろん技術も大事だから、フォームチェックも
して欲しいけど、それだけではスマッシュは育っていかない。
ロブの変な滞空時間中に余計なことを考えやすい
スマッシュというショットをモノにしていくには
打ち方以外の部分をちゃんと抑えておかないと
いけないんだよ。
決めることよりも、相手からいかにミスをもらうかが
重要になるので、ミスしやすいショットを自分で打つ時は
やっぱり意識してしまうでしょ?
そんな意識してしまうショットの一つに「スマッシュ」がある。
上手くいけば一発で決められるチャンスショットでは
あるんだけど、下がりながら打ったり、高~いロブを
打たされたり、グランドスマッシュを打つといった
ちょっと難易度が上がった状態からのスマッシュは
思わず「ミスしたらどうしよう・・・」とドキドキさせられてしまう。
そんなスマッシュを安定させて、しっかり攻撃に
結びつけるにはどうすればいいんだろう。
まず俺が気を付けていることは、
「迷わない」ということだ。
どのコースにどういう球種、どのくらいのスピードで
打つかは一瞬考えるが、それ以前に上がったロブに対して
「スマッシュ打とうかな・・・、落とそうかな・・・・。」
なんてことを迷う人は困る。
ロブが上がったら基本的にはどんなに深いショットでも
落とさないで処理することを考えなきゃダメだよ。
しかし「よし、スマッシュを打ってやろう!」って決めると
「でもミスしたらどうしよう・・・」という不安が頭を過ぎる。
それがあるから思わず「落として返球しようかな」って
気持ちが湧いてくるんだよ。
その不安を解消するために必要なのは回転量だ。
スライススマッシュ、出来ればトップスピン系のスマッシュ
を打つことが出来れば、安定感が増すでしょ?
「回転かけりゃ大丈夫だよ」って自分に言い聞かせ
られないと、決断がついつい遅くなり、それがミスの
大きな原因になってしまうよ。
では、スマッシュのバウンドってどの辺にさせれば
いいんだろうか。
俺の場合、スマッシュでアングルに打って、相手を外に
追い出したり、安定感を保つためにも、サービスライン辺りを
常にターゲットとして決めている。
ベースライン近くの深い場所だとちょっとずれただけで
ミスになるからね。
そしてこれが一番大事かも。
スマッシュは威力あるショットだから上手くいけば
エースになる。
それは分かるよね?
でもあえて最後の決めショットとして使わないで。
スマッシュの後にボレーを待機させておこう。
スマッシュで決めて終わらせなきゃって気持ちが
試合では結構ビビリに繋がるし、力んでしまって効率も悪い。
ボレーがその後に控えてあることで、スマッシュは
気分的に楽になるんだよ。
もちろん技術も大事だから、フォームチェックも
して欲しいけど、それだけではスマッシュは育っていかない。
ロブの変な滞空時間中に余計なことを考えやすい
スマッシュというショットをモノにしていくには
打ち方以外の部分をちゃんと抑えておかないと
いけないんだよ。
あなたの労力数値、どれくらい?
[テニス技術] 投稿日時:2012/02/16(木) 00:26
トッププロの試合を観ていると、特に男子テニスなんかは
サーブのスピードが気になる。
200キロオーバーのサーブをどんどん打つのを観ては
スゲーって思うんだけど、最近は250キロなんていうのも
出てきた。
200キロは受けたことあるけど、250キロってどんなの
なんだろうねぇ。
でも俺の中ではもう一つ、可能なら測ってもらいたい
ものがあるんだけど・・・。
それは「労力」。
ショットを打つときに、どれだけ労力をかけて打ったのか
という値を可能であれば測ってもらいたい。
ま、無理な話なんだけどね。
でも労力をどのくらい使ってショットを打ってるかって
かなり重要なことなんだよね。
皆、男子のトップ選手は200キロを超えるサーブを
打っているから、その選手たちのフォームをそのまま
真似していれば、自分も200キロを超えられるか・・・というと
そうではない。
大事なことは労力であって、いくら外見を真似ても、ショットの
労力が掛かりすぎていたら使いもんにならない。
高すぎる労力は、当然腕力に頼るから、力んでしまい、
逆にスィングスピードが落ちるし、それによって微妙に
フォームも違ってくる。
それから労力が必要となると、頭の中は打つことで精一杯に
なってしまって、他のこと・・・相手の表情やポジション、
次打つコースのシュミレーションに過去のデータの洗い出し、
ちょっと違うコースに打つふりをフェイクで加える・・・なんてことも
ショットの労力が高すぎると出来なくなってしまうでしょ?
だいたいトッププロの選手たちは凄い速いパワーショットを
打っているから、なんだか凄い労力使って打っているように
見えるけど、実際はそんなに力は使ってないと思うよ。
俺も下手な時代の自分と、ある程度上達できてからの自分を
比べるとそう思うからね。
ショットは速くなったけど、労力は掛からなくなった。
選手皆が歯を食いしばって苦しそうに打つのは、
厳しいコースに走らされたり、打ち合わったあと急いで戻らなかったり
しなきゃいけないという、行動的なことに対してなのだ。
打つことに関しては「楽ちん!!」って感じじゃないといけない。
だってフェデラーなんてホント涼しそうな顔で打ってるでしょ?
いつか、「労力測定器」なるものが発明されて
「いやぁ、今のジョコビッチのストロークは、たったこれだけの
労力で打ってたんですねぇ~」なんて数値を見て驚く解説者が
見られるかもしれない。
でもそんな日が来るまでは、それぞれ自分で選手の労力数値を
チェック出来るようにしておこう。
テニスは色んなことに目を向け、頭を使うスポーツ。
打つことにばかり気を取られるな!!
サーブのスピードが気になる。
200キロオーバーのサーブをどんどん打つのを観ては
スゲーって思うんだけど、最近は250キロなんていうのも
出てきた。
200キロは受けたことあるけど、250キロってどんなの
なんだろうねぇ。
でも俺の中ではもう一つ、可能なら測ってもらいたい
ものがあるんだけど・・・。
それは「労力」。
ショットを打つときに、どれだけ労力をかけて打ったのか
という値を可能であれば測ってもらいたい。
ま、無理な話なんだけどね。
でも労力をどのくらい使ってショットを打ってるかって
かなり重要なことなんだよね。
皆、男子のトップ選手は200キロを超えるサーブを
打っているから、その選手たちのフォームをそのまま
真似していれば、自分も200キロを超えられるか・・・というと
そうではない。
大事なことは労力であって、いくら外見を真似ても、ショットの
労力が掛かりすぎていたら使いもんにならない。
高すぎる労力は、当然腕力に頼るから、力んでしまい、
逆にスィングスピードが落ちるし、それによって微妙に
フォームも違ってくる。
それから労力が必要となると、頭の中は打つことで精一杯に
なってしまって、他のこと・・・相手の表情やポジション、
次打つコースのシュミレーションに過去のデータの洗い出し、
ちょっと違うコースに打つふりをフェイクで加える・・・なんてことも
ショットの労力が高すぎると出来なくなってしまうでしょ?
だいたいトッププロの選手たちは凄い速いパワーショットを
打っているから、なんだか凄い労力使って打っているように
見えるけど、実際はそんなに力は使ってないと思うよ。
俺も下手な時代の自分と、ある程度上達できてからの自分を
比べるとそう思うからね。
ショットは速くなったけど、労力は掛からなくなった。
選手皆が歯を食いしばって苦しそうに打つのは、
厳しいコースに走らされたり、打ち合わったあと急いで戻らなかったり
しなきゃいけないという、行動的なことに対してなのだ。
打つことに関しては「楽ちん!!」って感じじゃないといけない。
だってフェデラーなんてホント涼しそうな顔で打ってるでしょ?
いつか、「労力測定器」なるものが発明されて
「いやぁ、今のジョコビッチのストロークは、たったこれだけの
労力で打ってたんですねぇ~」なんて数値を見て驚く解説者が
見られるかもしれない。
でもそんな日が来るまでは、それぞれ自分で選手の労力数値を
チェック出来るようにしておこう。
テニスは色んなことに目を向け、頭を使うスポーツ。
打つことにばかり気を取られるな!!
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