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てにすまん 高西ともブログ 2012/3/26

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発展しないサーブとは

[技術【サーブ】] 投稿日時:2012/03/26(月) 00:14

サーブが入らないと試合にならない。
そんなこと、誰でも知っている。
だから、テニスの試合を意識していると
パワー以上にちゃんと入るかどうかを優先した
サーブが身に付いてしまう。
 
でも、やっぱりサーブで相手を崩すことが
出来れば、その後のラリーを優位な状態で
進めることが出来るから、いつまでも入れるだけの
サーブでは上のレベルに上がれない。
毎日の練習の中で、パワーアップを目指して
練習しておかないとね。
 
でもそこで、いつもの入れるサーブ用の打点のまま、
ただスィングスピードを速くしたり、フラット系に
するだけで、パワーアップを目指している人は、
なかなか上手くいかないことが多い。
だっていつものサーブの打点って、入れることを
重視した打点であって、必ずしもパワーアップさせる
ための打点ではないんだよ。
だからよりパワーアップさせるためには、それ用の
打点に切り替えていかないとダメってこと!
 
まず、入れることを重視したサーブの打点の特徴は
何かというと、やはり回転をかけやすくするために
頭の上近くになりやすい。
しかもそこでトップスピン系を意識していると、頭の上と
いうのに加えて、打点が低くなりやすい。
その方が引っ掛けやすいから回転はかけやすく
感じるからね。
 
じゃあパワーアップさせるための打点はどこかと言うと
それは前である。
前にボールを飛ばすんだし、スィングスピードも
前の方がスピードは乗りやすいでしょ?
そして足のパワーも使いたいから、ジャンプをしながら
打つ・・・なんてことをするためには更に高さも加えたい。
より前で、より高い打点を意識して練習して欲しい。
 
しかしこれでパワーを手に入れても、それがあまり
入らない不安定なサーブだと意味がない。
いくら200キロのサーブでも、入らなけりゃただの
フォルトだ。
 
そこを、どうしてもより前で、より高い打点にシフトさせた
時に、回転だけはしっかりかけられるようにしてもらいたい。
そのためには、体の向きが重要なんだよ。
入れるサーブを行う時、どれくらいの体の向きを
打ちたい方向に対して向けているかよく覚えておいて
それをそのままパワーサーブの、より前でより高い打点の
時に当てはめられるようにすると、安定感はさほど
損なわれずしかもパワーアップ!!!という理想のサーブに
なっていくんだよ。
 
パワーアップさせるには、それなりの打点で打つこと。
そしてそれを実戦で使うには、安定感もちゃんと
兼ね備えること。
しっかり練習してください。

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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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