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てにすまん 高西ともブログ 2011/3

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あなたのテニスがわかりません

[戦術] 投稿日時:2011/03/24(木) 14:12

テニスの中で自分のウリはなんだろう?
相手に対してアピールするプレーは?
何を見せ付けたいの?
 
テニスって色んなプレーがないと勝てない。
攻撃だけじゃなくてディフェンスもしなきゃいけないし
ストロークだけじゃなくてボレーも必要。
奇襲作戦で一気に勝負をかけることもあれば、粘りまくって
相手からミスをもらう事もある。
 
でも自分のメインのプレーは決めておきたい。
メインプレーが決まっていると、それ以外のプレーを
混ぜてもペースは崩れないし、組み立てがしやすい。
「裏をかく」という表現があるでしょ?
ああいうのって、ちゃんと表が出来ているから裏の
プレーが有効なんだよね。
表のプレーがなんだかよく分からない人が、裏を見せても
相手はびっくりしないでしょ。
 
でも実戦経験少ない人や、まだまだショットの技術が未熟な
人は自分のスタイルを決めにくいし、決めてあるけどそのプレーが
本当に自分に合っているか不安だと思う。
でも間違っても良いからまずは決めてしまおう。
決めたことに疑問持たないで堂々と日々練習し、試合をして
みようよ。
 
俺は高校生の頃から20歳頃まで
「フォアハンドのストローク、一発狙い屋」だった。
だってバックハンドストロークとボレーが全然だったからね。
それでもそれしか無いから、堂々とやっていたらプ
レー中の迷いは無かったよ。
それからネットプレーを取り入れ、バックハンドを両手に変えて
安定感を手に入れ・・・と徐々に変化していった。
時が来たらこうやって変化して行くので、最初に自分が決めた
ことが間違っていても問題ない。
 
さ、皆もまずは決めてみよう!
攻め中心?それともディフェンス中心?
攻めの人はパワーで攻める?それとも相手コートを目いっぱい
使って振りまわす?ボレーに出て攻めるという手もあるよ。
ディフェンスの人は下がり気味で走り回って拾いまくるか?
それともスライス使って相手バックに集めようか・・・・。
とにかく決めたことを堂々とやり抜き、相手に自分のスタイルを
「俺はこれなんだ!」ってアピールしよう!!!
 
アピール出来たら・・・どこかで裏をかいてビックリさせてみよう。
それがテニスの楽しさだ。

若者よ、そうカッカするなよ。

[過去の思い出] 投稿日時:2011/03/23(水) 13:24

現在35歳である。
今年36歳になる俺はもう試合には出場していないけど
チャンスがあればまた大会に出たいと思っている。
今でもたまに若手選手のヒッティングで練習試合を行ったり
しているんだけど、若手にしたら俺のテニスって相手しにくい
厄介テニスらしい。
 
テニスってやっぱり体力や脚力だけじゃなくて、頭も使う。
若手の選手に比べて足も遅くなったし、ボールのスピードも
落ちてしまった今、どうやって戦えるかと言うと戦術だよ。
意表をついたり、嫌な所をついたりしながら、精神的にダメージを
与えて自滅の道を促すテニスで勝利することが可能なのだ。
 
でもこういうテニスが何で出来るようになったかと言うと、
俺自身こういう厄介なおじさんテニスに若手の頃苦しめられた
経験があるから。
その中でも一番は右近憲三選手である。
 
かつて日本のトッププロだった右近選手と対戦したのは
俺がまだ100以内に入っていない時。
もう引退されてミキプルーンの監督をしていた右近さんが
関西の大会にフラッと出場したのだ。
ランキング無い右近さんは当然俺と同じ予選組でしかも同じ
ブロックになってしまい、予選の決勝で当たってしまった。
 
当時まだまだ20代で体力、脚力最高潮だった俺だけど、終始切れ味
鋭い右近選手のスライスショットに苦しめられ、徐々に足が止まり
リズム感の無いプレーをさせられたのを今でも覚えている。
右近さんもそれほど動ける状態では無かったので、きっちりと端から端に
動かせばミスをしてくれるんだけど、俺の方が焦り過ぎて端を狙ったら
ことごとくサイドアウトという始末。
結局ファイナルタイブレークまでもつれたけど敗退・・・。
悔しかったなぁ・・・。
 
右近選手の切れ味鋭いスライスに当時はやられたと思っていたけど、
今思うと、そんな引退したような選手に対して現役選手の力を
見せ付けたくて空回りしていたような気がする。
「現役をなめんなよ!」とガツーンとパワーショットでねじ伏せようと
したところをヒョイっとかわされ、そのかわされた事に余計イライラして
自分を見失ったんだね。
 
そんな経験があるから今現在、若手を相手にその頃俺がやられた
空回りさせるテニスで対応しています。
だから若手の皆も、嫌な感じのおじさんテニスに当たったら
カッカしないで冷静にまずは前後、左右と揺さぶりをかけましょう。
テクニック持っているけど、動かされ続けると体力切れで別人のように
崩れるおじさんは多いからね。
間違っても力でねじ伏せようとしないこと。
 
さ、俺も体力落ちているので、たまには走っとかないと・・・。
まだまだ若手には負けたくない。

足から直そう、バックハンドストローク

[技術【ストローク】] 投稿日時:2011/03/22(火) 00:46

フォアハンドストロークとバックハンドストローク、
俺の場合、比べるとフォアハンドストロークの方が威力はある。
かつてはこのフォアハンドストロークを打ちまくって勝負を
仕掛けていたからね。
バックに来たのも強引に回り込んでフォアで打っていた。
 
バックの方は苦手意識の塊だった。
威力どころかネット越えて返球するだけでも難しいって
感じていたよ。
現在はどうかと言うと、バックは信頼できるヤツって感じだね。
相変わらずフォアハンドストロークの方が威力はあるけど
安定したプレーを続けられるのはバックハンドストロークの方。
苦手意識たっぷりだったバックがどうやって扱いやすくなったのか、
それは準備の段階で何をやらないとダメなのが分かったからだ。
 
もともと片手バックハンドを何となくやっていた俺だけど、20歳頃から
両手のダブルハンドのバックに切り替えた。
でもその時は自分自身でどうやれば上手くなるのか今一つ分かって
いなかったから、とにかくボール出しで基礎練習ばかり繰り返し
打ち方を研究していた。
でも重要なのはそこじゃなくて、準備だったんだよ。
 
苦手意識のせいでまず準備がとても遅かった。
しかもボール出し練習主体だったから、出されたボールが一度バウンド
するバウンドで準備をし始めるという遅さ!!!
それにより、打点がかなり食い込まれて後ろになるし、体重乗せる軸足も
当然後ろ足しか出来なくなり、結局ショットは詰まった当たりで
威力も無いしコントロール力も無い・・・という散々なショットだった。
 
そこでまずは早めの準備を行う事を意識した。
とにかく相手が打った直後にはバックに来るのかどうかは
分かるので、すぐに身体の向きを作るのだ。
早めに準備すれば、ある程度前後に調整の為
動くことが出来るしね。
 
そして前後に動きながら、軸足を作るのだ。
その軸足を基準に打つべき打点が算出されるので
この軸足はかなり重要だし、決めた軸足へしっかりと
体重乗せて真っ直ぐ上へ蹴り上げる感触を掴んで欲しい。
 
「準備の早さ」と「軸足の設定」
この二つがまず出来ていないと、かつての俺みたいに
飛ばないバックハンドストロークでイライラする事になるかも・・・。


勝ちビビり

[戦術] 投稿日時:2011/03/21(月) 14:10

テニスはポイント取らないと勝てない。
例え5-0リードしていて、残り1ゲーム取ったら勝てる
という試合でも、ちゃんと1ゲーム取らないと勝てない。
時間が解決してくれることは無い。
 
だから効率良くポイントを取り続ける必要があるんだけど
テニスのポイントの種類って、結局ミスが殆どなんだよね。
もちろんレベルによってミスのランクが違うから、トップクラスは
単純なダブルフォルト並みのミスではなくて、我々凡人にはミスに
見えないようなハイレベルなミスなんだけどね。
 
だからどのレベルでも結局はどれだけ相手にミスしてもらって
ポイントを頂けるかを考えながら戦術を練らないといけない。
でもただ繋いでいるだけでは当然相手はミスしてくれない。
低いレベルだとそのテニスも通用するが、レベルが上がるにつれて
何かしないとミスしてくれない。
その「何か」というのが「攻撃」なのだ。
 
だから結局攻撃というのはミスしてくれない相手を焦らせたり
翻弄させたりして平常心を奪うための手段となる。
という事は、攻撃的なナイスプレーを試合の中で出せた後は
その攻撃をキッカケにその後どれだけ相手からミスを引き出せるかが
重要なんだよ。
 
この「攻撃プレー」の後にミスをもらうパターンが出来上がると
効率良くポイントが取れて、勝利へ近づくことが可能になる。
逆に攻撃のみでポイント奪っているって思っている人は
最後の追い込みの場面で攻撃し続けなきゃいけないことが
不安になってビビってしまう事がある。
いわゆる「勝ちビビり」だね。
 
しっかりその辺りの戦術を考えて、試合に臨もう。
「攻撃上手」も大事だが、その後「ミスもらい上手」にならないと
勝ちビビりになってしまうぞ。

花粉症で喘息発作

[コンディショニング] 投稿日時:2011/03/18(金) 15:22

花粉症に苦しむ毎日を送っているが、遂に
花粉症の症状に加えて喘息発作も出てきてしまった。
これは花粉症になると併発されやすいので、この時期
起こりやすいのだ。
ホント、面倒くさい。
 
でも子供の頃は花粉症のシーズンだけじゃなく
一年中この喘息発作が出る危険性があった。
高校生にもなると、随分と元気になったけど風邪を引くと
喘息発作も一緒に出てきてしまい、風邪が治っても発作だけは
1、2カ月消えずに残る。 
実際は苦しいんだけど、それでも部活には出たし
毎日の恒例だった学校の外回り3周のランニングにも出席。
ゲホゲホ咳込みながらも、何とか皆に負けないように
1位でゴールして面目を保つことを考えていた。
発作に立ち向かって意地でも運動をしてやろうという
半ばヤケクソ意識がその頃生まれてきた気がする。
 
もちろん、今現在喘息発作で苦しんでいる人達に
「発作起きても走れよ!」とは言わない。
でも安静にして発作を鎮めるだけじゃなくて、発作起きた時に
ある程度動きながら、発作を沈静化させる方法を
見付けて行かないと体力も無くなるし、自分の体を
コントロールする術も見付けられない。
 
喘息患者は病人ではあるが、呼吸方法や興奮状態の
コントロールで発作を阻止したり、発作起きた時の症状を
抑えたり出来るようになる。
でもその為には体力も必要だし、何よりも行動力が必要だと
感じている。
ただガムシャラに運動すると呼吸が乱れて発作が酷くなり
非常に危険な状態に陥るが、鼻と口を使って安定した
呼吸を保てば、発作時も症状を抑えながら行動できるし
ある程度の運動も可能なのだ。
そのことを喘息患者の方々には是非知ってもらいたい。
 
ただし、この時期花粉症で鼻が詰まってしまい
口でしか呼吸が出来ない・・・・。
早く花粉症終われよ!!
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