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てにすまん 高西ともブログ 2011/10
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あなたは好きな打点を選べますか?
[テニス技術] 投稿日時:2011/10/31(月) 08:08
20代前半の若かりし頃、俺は超ハードヒッターだった。
上手くなりたい一心で、とにかくどんな相手のどんなショットも
自分の持てる力を全力で使って打ちまくったよ。
その結果、それなりに速いショットを打てるようになったんだけど
「あの人、ちょっと無謀過ぎない?」
なんてことも、観ている人にひそひそと
言われたりもした覚えがある。
ま、そうやってパワーを重視してテニスをする時期もある程度は
必要かと思うんだけど、やっぱりテニスってパワー勝負よりも
配球とかポジションで相手と駆け引き出来ないと、
格上に勝つことが難しくなって来る。
トッププロの選手達も、200キロ以上のサーブとか、強烈な
フォアハンドのストロークとかに注目しがちだけど、やっぱり戦術は
大事にしているからね。
となると普段から、きっちりとボールをコートの端っこから端っこへ
コントロールする練習をしておかないといけない。
だってどこへ配球するのかアイデアが浮かんだとしても、
その通りに打てなければ無駄なイメージに終わるでしょ?
右に左に打ち分けるだけじゃなくて、深い所とネット際といった
前後の打ち分けも出来ないといけないし。
で、この左右、前後の打ち分けをするコツってなんだろう。
俺の場合は打つコースによって微妙に打点をずらすことで、
ボールに対してのラケットの当て方を変えている。
例えばストロークを打つ時の打点が前の方だと、ボールの
外側をラケットで打ちやすくなる。
これを利用してクロスに打てばいいのだ。
逆に打点が遅れて食い込まれると、内側を触ってしまうでしょ?
内側を効果的に引っ叩けば逆クロスに持っていけるので
前の打点で打つ用意をしながら、急きょ打点を遅らせれば
クロスに打つ感じから急に逆クロスへ・・・なんてことが
可能になる。
逆もありだよね。
逆クロスへ打つことをアピールしながら、いきなり打点を前にすると
クロスへサッと打ち分けることが出来るわけだ。
なので、しっかり左右前後に打ち分けをする練習はもちろんのこと
それとは別で、色んなコースを用意しておいて、それをサッと使い分ける
技術も練習して持っておかないと相手にコースを読まれて、
せっかくのコースの打ち分けも効果なかったりするよ。
その為にも、打点を前にしたりちょっと遅らせたり、コースによって
好きな打点の場所を選べるようにしておきたい。
でも、打点を選ぶ技術を身に付けるには、準備も早く出来るように。
しっかりコントロールして、戦術テニスを楽しもう。
上手くなりたい一心で、とにかくどんな相手のどんなショットも
自分の持てる力を全力で使って打ちまくったよ。
その結果、それなりに速いショットを打てるようになったんだけど
「あの人、ちょっと無謀過ぎない?」
なんてことも、観ている人にひそひそと
言われたりもした覚えがある。
ま、そうやってパワーを重視してテニスをする時期もある程度は
必要かと思うんだけど、やっぱりテニスってパワー勝負よりも
配球とかポジションで相手と駆け引き出来ないと、
格上に勝つことが難しくなって来る。
トッププロの選手達も、200キロ以上のサーブとか、強烈な
フォアハンドのストロークとかに注目しがちだけど、やっぱり戦術は
大事にしているからね。
となると普段から、きっちりとボールをコートの端っこから端っこへ
コントロールする練習をしておかないといけない。
だってどこへ配球するのかアイデアが浮かんだとしても、
その通りに打てなければ無駄なイメージに終わるでしょ?
右に左に打ち分けるだけじゃなくて、深い所とネット際といった
前後の打ち分けも出来ないといけないし。
で、この左右、前後の打ち分けをするコツってなんだろう。
俺の場合は打つコースによって微妙に打点をずらすことで、
ボールに対してのラケットの当て方を変えている。
例えばストロークを打つ時の打点が前の方だと、ボールの
外側をラケットで打ちやすくなる。
これを利用してクロスに打てばいいのだ。
逆に打点が遅れて食い込まれると、内側を触ってしまうでしょ?
内側を効果的に引っ叩けば逆クロスに持っていけるので
前の打点で打つ用意をしながら、急きょ打点を遅らせれば
クロスに打つ感じから急に逆クロスへ・・・なんてことが
可能になる。
逆もありだよね。
逆クロスへ打つことをアピールしながら、いきなり打点を前にすると
クロスへサッと打ち分けることが出来るわけだ。
なので、しっかり左右前後に打ち分けをする練習はもちろんのこと
それとは別で、色んなコースを用意しておいて、それをサッと使い分ける
技術も練習して持っておかないと相手にコースを読まれて、
せっかくのコースの打ち分けも効果なかったりするよ。
その為にも、打点を前にしたりちょっと遅らせたり、コースによって
好きな打点の場所を選べるようにしておきたい。
でも、打点を選ぶ技術を身に付けるには、準備も早く出来るように。
しっかりコントロールして、戦術テニスを楽しもう。
ミスの対処能力がテニスの能力
[テニスいろいろ] 投稿日時:2011/10/28(金) 12:57
テニスでパーフェクト試合をしたことある?
俺は無いんだけど、かつて1セット目、1ポイントも落とさず
6-0で取って、2セット目の2-0までパーフェクトだったことがある。
でもそうなると、そのまま1ポイントも落とさないまま、試合を終えることを
意識し過ぎて結局単純ミスで失点してしまった。
でも、そのまま6-0・6-0で勝ったから特に問題無いんだけど
とにかくテニスはどんなにレベル差あっても、ミスでポイント落とすことは
当然考えられるスポーツなんだよ。
でも結構このミスをキッカケに調子が崩れてしまうことは多い。
それまでは調子いいプレーだったのに、たった1本のミスでウソみたいに
人が変わってしまい、ラケット振れなくなったり、足が止まってしまう。
そんな人、見たことあるでしょ?
もしくは自分がそうなった経験あるんじゃない?
そうなってしまう人はどうすれば良いんだろうか・・・。
一番良い方法は「気にしない」ということ。
それまで良いプレーをしていたんだから、特にそのミスを気にせず
何事も無かったようにまた黙々と打ち続ければ問題ない。
が、そう簡単にはいかないのがテニスだ。
だってミスをした分は、きっちりと相手のポイントに加算される。
ダブルフォルトを2本するとそれだけでもう0-30なんだから
気にしない訳にはいかないのだ。
誰だって「もうミスしちゃいけない」と考えて、ちょっとプレーが
変わってしまう。
だからある程度はミスした後の修正方法を具体的に用意しておく必要がある。
まずミスって2種類ある。
一つはネットを越えないネットミス。
もう一つは相手コートの枠に入らないアウトのミス。
ネットしないようにするためには、当然弾道を上げれば良い。
でもそうするとアウトが怖い。
だからアウトミスしないように今度は回転を多く掛ければ良い。
よって、この二つを考慮した一番シンプルなミスした後の対処方法は、
弾道を上げて回転を多めにすること・・・となる。
でもその他にも気を付けないといけないことも多い。
ミスをキッカケに、足が止まってしまい、ボールが来るのを待ってしまったり
打点を低く落とし過ぎてしまったり・・・・。
ミスをキッカケに慎重になるんだけど、それによっていつもの自分の
テニスと何が違ってくるかをそれぞれ覚えておこう。
「いつも通りにやれば大丈夫!」なんて自分に言い聞かせるのも効果は
無いとは言わないけど、当然試合中はいつもの練習とは気持ちが
全然違うんだから、それを考慮した実戦的ミス解決方法を
覚えておかないといけない。
俺の場合・・・「無かったことにする」これが一番効果があったんだけどね。
俺は無いんだけど、かつて1セット目、1ポイントも落とさず
6-0で取って、2セット目の2-0までパーフェクトだったことがある。
でもそうなると、そのまま1ポイントも落とさないまま、試合を終えることを
意識し過ぎて結局単純ミスで失点してしまった。
でも、そのまま6-0・6-0で勝ったから特に問題無いんだけど
とにかくテニスはどんなにレベル差あっても、ミスでポイント落とすことは
当然考えられるスポーツなんだよ。
でも結構このミスをキッカケに調子が崩れてしまうことは多い。
それまでは調子いいプレーだったのに、たった1本のミスでウソみたいに
人が変わってしまい、ラケット振れなくなったり、足が止まってしまう。
そんな人、見たことあるでしょ?
もしくは自分がそうなった経験あるんじゃない?
そうなってしまう人はどうすれば良いんだろうか・・・。
一番良い方法は「気にしない」ということ。
それまで良いプレーをしていたんだから、特にそのミスを気にせず
何事も無かったようにまた黙々と打ち続ければ問題ない。
が、そう簡単にはいかないのがテニスだ。
だってミスをした分は、きっちりと相手のポイントに加算される。
ダブルフォルトを2本するとそれだけでもう0-30なんだから
気にしない訳にはいかないのだ。
誰だって「もうミスしちゃいけない」と考えて、ちょっとプレーが
変わってしまう。
だからある程度はミスした後の修正方法を具体的に用意しておく必要がある。
まずミスって2種類ある。
一つはネットを越えないネットミス。
もう一つは相手コートの枠に入らないアウトのミス。
ネットしないようにするためには、当然弾道を上げれば良い。
でもそうするとアウトが怖い。
だからアウトミスしないように今度は回転を多く掛ければ良い。
よって、この二つを考慮した一番シンプルなミスした後の対処方法は、
弾道を上げて回転を多めにすること・・・となる。
でもその他にも気を付けないといけないことも多い。
ミスをキッカケに、足が止まってしまい、ボールが来るのを待ってしまったり
打点を低く落とし過ぎてしまったり・・・・。
ミスをキッカケに慎重になるんだけど、それによっていつもの自分の
テニスと何が違ってくるかをそれぞれ覚えておこう。
「いつも通りにやれば大丈夫!」なんて自分に言い聞かせるのも効果は
無いとは言わないけど、当然試合中はいつもの練習とは気持ちが
全然違うんだから、それを考慮した実戦的ミス解決方法を
覚えておかないといけない。
俺の場合・・・「無かったことにする」これが一番効果があったんだけどね。
これが世界レベルってヤツかぁ!!
[過去の思い出] 投稿日時:2011/10/27(木) 15:30
今まで一番レベルの高い選手とテニスしたのはスペインに
いる時かな。
いや、アメリカでも元デビスカップアメリカ代表の選手と
練習をしたことあるけど、その時その人はもう引退した後
だったから、現役選手とプレーしたのはスペインにいる時が
一番多かったね。
特に俺が所属していたアカデミーは強い選手が多かったから
チャンスはけっこうあったよ。
もちろん日本からスペインに行ってすぐは全然どころか
俺の相手は14歳の少年とか、たまに少女とか・・・・。
大したレベルではないと当然そういうクラスに入れられるのだ。
それから自分のテニスのレベルを上げ、そしてコーチの信頼を
得て、期待させる選手になっていくと、どんどん良い選手と一緒に
練習させてもらえるようになるわけだ。
そういうチャンスを作る為に、俺自身も積極的に遠征行く時は
付いていくようにしたんだけど、そういうチームに潜り込むと俺以外の
選手は全員世界ランキング持っている・・・なんて夢のようなチームで
遠征に行けたりするから、練習相手は贅沢になるんだよ。
で、そんな世界ランキング一番高かった選手は誰かと言うと
同じアカデミーにいたランキング200位代の選手かな。
確かクリスマスシーズンとかで、殆どの選手が自分達の国に
帰ってしまっている時で、アカデミーには地元バルセロナに住んでいる
選手と俺みたいにずっといっ放しの選手だけになるから、結構その時に
沢山良い選手と練習させてもらえた。
で、そんな世界ランキング200位の選手のボールはどうかと言うと
そんなにあり得ないほど速いボールでは無かった。
もちろんそれなりには速いよ。
でもそれよりびっくりしたのは、バウンドの高さ。
スウィングスピードがムチャクチャ速いから、ボールの回転量が
半端なく掛かっていて、ビックリするくらいバウンドするから
最初のちょっとしたラリーの段階から俺は完全に後ろ体重で
打点食い込まれっ放し。
その後、ポイント練習やったんだけど、アップの段階で
いっぱいいっぱいなんだから、ゲーム形式なんてとんでもなかったよ。
結局テニスって、どれだけ攻撃出来るかってこと以上に
どれだけ攻撃されないようにするかが大事だったりする。
だからその選手も、その速いスウィングを活かして、速いショットを
打つ以上に、相手をいかに下がらせるか、いかにコートの外へ
追い出せるか・・・が重要なんだよね。
もちろん凄い速いスウィングスピードだから、打とうと思えば
ライナー性の超速いショットも打てるんだろうけど、俺との
対戦では結局最後までそんなショットを使うまでも無かったみたい。
でも、俺にとってはある意味衝撃的な体験だったよ。
真の強さを見させてもらった気がした。
「強い=速い」じゃない。
「強い=やられない」ってことが重要なんだって。
いる時かな。
いや、アメリカでも元デビスカップアメリカ代表の選手と
練習をしたことあるけど、その時その人はもう引退した後
だったから、現役選手とプレーしたのはスペインにいる時が
一番多かったね。
特に俺が所属していたアカデミーは強い選手が多かったから
チャンスはけっこうあったよ。
もちろん日本からスペインに行ってすぐは全然どころか
俺の相手は14歳の少年とか、たまに少女とか・・・・。
大したレベルではないと当然そういうクラスに入れられるのだ。
それから自分のテニスのレベルを上げ、そしてコーチの信頼を
得て、期待させる選手になっていくと、どんどん良い選手と一緒に
練習させてもらえるようになるわけだ。
そういうチャンスを作る為に、俺自身も積極的に遠征行く時は
付いていくようにしたんだけど、そういうチームに潜り込むと俺以外の
選手は全員世界ランキング持っている・・・なんて夢のようなチームで
遠征に行けたりするから、練習相手は贅沢になるんだよ。
で、そんな世界ランキング一番高かった選手は誰かと言うと
同じアカデミーにいたランキング200位代の選手かな。
確かクリスマスシーズンとかで、殆どの選手が自分達の国に
帰ってしまっている時で、アカデミーには地元バルセロナに住んでいる
選手と俺みたいにずっといっ放しの選手だけになるから、結構その時に
沢山良い選手と練習させてもらえた。
で、そんな世界ランキング200位の選手のボールはどうかと言うと
そんなにあり得ないほど速いボールでは無かった。
もちろんそれなりには速いよ。
でもそれよりびっくりしたのは、バウンドの高さ。
スウィングスピードがムチャクチャ速いから、ボールの回転量が
半端なく掛かっていて、ビックリするくらいバウンドするから
最初のちょっとしたラリーの段階から俺は完全に後ろ体重で
打点食い込まれっ放し。
その後、ポイント練習やったんだけど、アップの段階で
いっぱいいっぱいなんだから、ゲーム形式なんてとんでもなかったよ。
結局テニスって、どれだけ攻撃出来るかってこと以上に
どれだけ攻撃されないようにするかが大事だったりする。
だからその選手も、その速いスウィングを活かして、速いショットを
打つ以上に、相手をいかに下がらせるか、いかにコートの外へ
追い出せるか・・・が重要なんだよね。
もちろん凄い速いスウィングスピードだから、打とうと思えば
ライナー性の超速いショットも打てるんだろうけど、俺との
対戦では結局最後までそんなショットを使うまでも無かったみたい。
でも、俺にとってはある意味衝撃的な体験だったよ。
真の強さを見させてもらった気がした。
「強い=速い」じゃない。
「強い=やられない」ってことが重要なんだって。
テニスコートは微妙な広さ
[フットワーク] 投稿日時:2011/10/26(水) 09:08
テニスコートって広いのかなぁ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。
甘ったれるな!トレーニングしろよ!
[トレーニング] 投稿日時:2011/10/25(火) 11:30
テニスを頑張っている皆、トレーニングはやっているだろうか?
そう偉そうに聞いている俺は現在トレーニングお休み中。
もう休んでどのくらいになるだろう・・・。
でも必ず再開させるので、とりあえずは「お休み中」ということに
しておく。
現役の頃はもちろんしっかり行っていた。
特に俺のテニスは体力がウリだったからね。
それから、実際25歳を過ぎると、体力は落ちなかったけど疲労が
残るようになってきたので、とにかく身体を良い状態に保つことが
重要だった。
いくらテニスの技術が上がっても、大会の2日目、3日目になると
ガクッと落ちるような身体では勝ち上がれない。
だって、大会って勝ち上がって行けばいくほどタフマッチになるんだから。
そのためのトレーニングはとにかく毎日行った。
ほぼ毎日だな。
ただしハードなトレーニングだけじゃない。
負荷を小さくして、ストレッチをするのとさほど変わらない程度の
トレーニングなんかもやるんだよ。
毎日毎日自分の身体をいじめるだけがトレーニングじゃない。
使われていない筋肉や、弱い筋肉に焦点を絞ってじっくり
行うトレーニングや、疲れきって固まっている筋肉をほぐす為の
トレーニングなんかも重要。
何もしない・・・というのも疲労回復になるけど、筋肉が疲れ切ったまま
放置するのは逆に疲労が抜けなかったりするんだよ。
だから「大会前はトレーニングやらない」って最初そう思ってたんだけど
だんだん分かって来ると、大会の会場に行っても、ランニングやダッシュ、
チューブトレーニングや道具が無くても出来る簡単な腕立て腹筋は
必ず行っていたし、他の多くの選手も同じようにやっていた。
皆も筋力を増やす為のトレーニングというより、付いた筋肉を状態良く
維持する為って感じだけどね。
とにかくそういう意味では、色んなトレーニングを覚えて、それを常に
ローテーションで回しながら自分の身体を作って行かないといけないんだよ。
でもトレーニングってやっぱり、キツイし面倒くさい。
そうするとどうしてもさぼりたくなる。
特に「試合前だから・・・」とか「ちょっと膝の具合が良くないから・・・」と
言って敬遠する人いない?
元気な人はもちろんのこと、怪我を抱えている人も試合前の人も
やるべきトレーニングはたくさんある。
ん?もちろん今の俺もやらないといけない。
さぁ、皆しっかりトレーニングして良い状態でコートに立とう。
そう偉そうに聞いている俺は現在トレーニングお休み中。
もう休んでどのくらいになるだろう・・・。
でも必ず再開させるので、とりあえずは「お休み中」ということに
しておく。
現役の頃はもちろんしっかり行っていた。
特に俺のテニスは体力がウリだったからね。
それから、実際25歳を過ぎると、体力は落ちなかったけど疲労が
残るようになってきたので、とにかく身体を良い状態に保つことが
重要だった。
いくらテニスの技術が上がっても、大会の2日目、3日目になると
ガクッと落ちるような身体では勝ち上がれない。
だって、大会って勝ち上がって行けばいくほどタフマッチになるんだから。
そのためのトレーニングはとにかく毎日行った。
ほぼ毎日だな。
ただしハードなトレーニングだけじゃない。
負荷を小さくして、ストレッチをするのとさほど変わらない程度の
トレーニングなんかもやるんだよ。
毎日毎日自分の身体をいじめるだけがトレーニングじゃない。
使われていない筋肉や、弱い筋肉に焦点を絞ってじっくり
行うトレーニングや、疲れきって固まっている筋肉をほぐす為の
トレーニングなんかも重要。
何もしない・・・というのも疲労回復になるけど、筋肉が疲れ切ったまま
放置するのは逆に疲労が抜けなかったりするんだよ。
だから「大会前はトレーニングやらない」って最初そう思ってたんだけど
だんだん分かって来ると、大会の会場に行っても、ランニングやダッシュ、
チューブトレーニングや道具が無くても出来る簡単な腕立て腹筋は
必ず行っていたし、他の多くの選手も同じようにやっていた。
皆も筋力を増やす為のトレーニングというより、付いた筋肉を状態良く
維持する為って感じだけどね。
とにかくそういう意味では、色んなトレーニングを覚えて、それを常に
ローテーションで回しながら自分の身体を作って行かないといけないんだよ。
でもトレーニングってやっぱり、キツイし面倒くさい。
そうするとどうしてもさぼりたくなる。
特に「試合前だから・・・」とか「ちょっと膝の具合が良くないから・・・」と
言って敬遠する人いない?
元気な人はもちろんのこと、怪我を抱えている人も試合前の人も
やるべきトレーニングはたくさんある。
ん?もちろん今の俺もやらないといけない。
さぁ、皆しっかりトレーニングして良い状態でコートに立とう。
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