てにすまん 高西ともブログ 2010/9
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9月になると思いだす。
[過去の思い出] 投稿日時:2010/09/09(木) 09:33
9月になると思い出す。
2005年、選手活動をしていた時の話。
まだJOP大会で優勝の経験が無かった俺は
何とか優勝したいと燃えまくっていた時期だね。
群馬県の渋川というところで開催されている
「渋川オープン」というのに出場した。
俺の得意なクレーコートで、しかもエントリーリストを
見ると、俺は第2シードになっている。
第1シードを見ると・・・ん?過去に俺が対戦して
勝ったことある選手じゃないか!!??
これは初優勝出来る!!!と張り切って群馬県入り。
前日に雨は降ったが、何とかコートも整備されて
大会初日がスタート。
俺は初戦から調子も良くて、しっかり1セット目取って
2セット目に突入。
2セット目、俺から3-1のリードで相手サーブ。
しかも15-40でダブルブレイクポイント握っている。
大事なポイントだから、ここは絶対モノにしてやる!!
と長いラリーの末、相手が俺の右サイドに流してきたボールを
ランニングショットでストレートにフォアでしっかり決めた!!
「よっしゃー!!!」
これで4-1リード!!!
このポイントはデカイ!!
そう思って舞い上がっていたのだが、その直後事件は起きた。
ショットを打った後、そのまま滑りながら止まろうとした先には
前日の雨のせいでコートがぬかるんで出来たデコボコがあったのだ。
一応コート内は平らに整備されていたけどコートの端っこはさすがに
整備しきれていない状態。
そのデコボコに、滑っていた俺は右足を引っかけてしまい
そのまま右足首に全体重が乗っかってしまった。
その瞬間「ゴリゴリゴリゴリ」と不気味な音がして俺は
そのままコートにぶっ倒れた・・・・。
続きはまた明日。
さて、この後どうなるでしょう・・・・。
優勝シュミレーション
[メンタル] 投稿日時:2010/09/08(水) 08:39
USオープン、白熱した戦いが続いている。
女子シングルスではスキアボーネ、負けちゃったね。
彼女には直接会ったことは無いけど、スペインにいた頃
スキアボーネと同じくらい陽気で個性的なプレーを
するイタリア人とかスペイン人の選手がいたんだよ。
だから、どうしても他人じゃない気がして応援してたけど・・・。
残念。
男子シングルスではナダル、フェデラーが勝ち残っているし
俺が一度スペインで対戦した事あるワウリンカも今回は
頑張っているね。
さて決勝は誰が上がって来るかな?
この暑い時期にタフな対戦カードで、選手にもかなり疲労が
見えてきた。
でもここから更に強い対戦相手になる訳だし、当然身体も
きつくなる。
トーナメントを勝ち上がるってこういう勝ち上がるたびに
積み重なってくる疲労やプレッシャーとどう向き合っていくかが
重要となるんだよ。
そこで大会が始まる前から、一戦一戦勝ち上がって決勝まで進み
そしてその決勝を戦い抜いて優勝を掴む・・・というシュミレーションを
しているかどうかが、重要となる。
「試合、一つ一つで精いっぱい・・・」
なんて言ってる選手は、どうしてもその試合で頭がいっぱいになり
大会全体が見えなくなるんだよ。
だから優勝したい人は、最初から決勝まで勝ち進んで、そして
優勝するということをもう既に頭に描いてから、大会に臨むように。
繋ぎショットをマスターせよ!
[技術【ストローク】] 投稿日時:2010/09/07(火) 08:38
繋ぐショットを練習してるか?
自分より強い相手と戦って、勝利を
得るためには繋ぐショットがちゃんと出来るか
どうかに掛かって来る。
自分より強い相手なんだから、攻撃をする
チャンスなんてそうないもんだ。
そんなに無いから、来るまでとことん待てるような
繋ぎのショットが必要になる。
まず繋ぎのショットの条件とは何か考えてみよう。
大事なことは3つ。
① 安定感
② バウンド
③ 滞空時間
この3つが満たされていると、繋ぎのショットとして
有効なんだよ。
まず「安定感」は言うまでもないでしょ?
これが無きゃ続かない。
次に「バウンド」、これは高く弾ませるトップスピン系と
滑らせて伸びて来るようなスライス系と二つあるが
とにかくバウンドがしっかりしていれば、相手は踏み込んで
攻撃したくても出来なくなるため有効。
そして「滞空時間」。
これが結構重要なんだよ。
滞空時間が長いと、それだけラリーがゆったりになる。
そうすると、その分自分自身のポジションをより良い場所に
移動できる。
当然次に相手が打つショットに対応し易くなる。
一見地味なこの3つの要素、試合の中ではかなり重要で
意外と頻度も多いので、普段の練習の中でも意識して
おくように!!!
もちろんこういう繋ぎのショットを打ちながら、チャンスが
来たらすぐに攻撃へ移れるようにしないといけないよ。
ダブルス、ごめんね。
[テニスいろいろ] 投稿日時:2010/09/06(月) 08:41
基本的にシングルをメインに選手は
活動している。
最初から「ダブルスのために・・・」と言ってジュニア選手の
育成クラスに入ったり、部活に入る人は少ないんじゃ
ないかな?
俺もシングルスでどこまで頑張れるか考えながら
毎日選手活動をして試合に出場していたんだけど
大会ってだいたいシングルスだけじゃなくて、ダブルスも
あるから、多くの選手はシングルスに出場するついでに
ダブルスも出場していた。
ついでに・・・だから、ダブルスの扱いはちょっと低いんだけど
それでも出場するからには、皆優勝目指して頑張る。
俺もシングルのついでにダブルスもペアが見付かったら
出るようにしていた。
でもシングルスがメインだから、当然大会前に練習するのは
シングルスばっかり。
頭の中も「シングルスで勝ち上がるには・・・」ということを
考えていたし、ダブルス負けても、シングルスで勝ち残っていたら
とりあえずはOKだったりするほど。
でも、今色んな学校でレッスンしているけど、その中で
団体戦の話になると、ダブルスはかなり重要になる。
だから俺もダブルスのことを考えて取り組むんだけど、今
考えていることを、現役の頃も思い付いていたら、
当時のダブルスの戦績はかなり良かったに違いない。
ちょっと後悔してしまう。
ま、一番はシングル、ダブルス、両方の戦い方を
しっかり整理しておくことだね。
同じテニスでも明らかに違うシングルとダブルス。
両方強くなれるように頑張れ!
チリッチなんて
[メンタル] 投稿日時:2010/09/03(金) 08:39
錦織選手、全米オープンで第11シードの
チリッチを破って3回戦に進出!!
さすがだね。
やはりハードコートは慣れているから
調子が良いと思いきや、かなりの接戦。
しかも逆転勝ち。
チリッチも最後のセットは全然動けていなかった。
予選から上がって来た選手が、2回戦で第11シードと
当たり、しかもリードされた状態になると、どうしても
気持ちが崩れてしまい、そのまま負けてしまう事が多い。
特に錦織選手なんか、途中痙攣まで起きている訳だし
そうなると「ここまで俺はよく頑張った」って気持ちに
なって、諦めモードになりがち。
そこで負けても、「予選から上がったのに、格上相手に
よく頑張った!」とか「痙攣していたからしょうがないよ!」って
周りからは納得してもらえるからね。
でも錦織選手は気持ちが崩れなかった。
最後までとことん頑張り抜き、そして4セット目のタイブレークを
取って2セットオールに追い付き、ファイナルは6-1で勝利。
凄い精神力!!!・・・と言いたいところだが、多分違うと思う。
錦織選手の中では「チリッチ?11シード?だから何?」
みたいなのがあるんだと思うよ。
自分の方がランキングでは格下なんだけど、もともと
「勝って当たり前」の気持ちでコートに立っていたんだと思う。
格上に勝つってそういうこと。
チャレンジャー気分で挑んではいけない。
「俺の方が上だってことを証明してやる!」
そういう気持ちじゃないと、試合中心は折れてしまうのだ。
でも、錦織選手、ナイスだったね。
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