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てにすまん 高西ともブログ 2011/8/29

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ウルトラミラクルスーパーダブルスストレートアタックレシーブ

[試合【ダブルス】] 投稿日時:2011/08/29(月) 16:57

ダブルスのレシーブの時に、ストレートを
抜くというのはそう気軽に出来るもんでは無い。
相手ボレーに読まれると逆にカウンター喰らって失点する
可能性高いから、それなりストレートじゃないとマズイ。
 
だからと言って、凄いショット打って取れないように
してやろう・・・なんて思うとミスする可能性が高くなるし
何より相手に「今から打ちますよ!」ってアピールすることに
なるので、相手はむしろ覚悟して待ってしまう。
それじゃあとても効果あるストレートにならない。
 
もちろんストレートを抜くというのは、それなりの質が
求められるんだけど、大事なことは
「え?ストレート・・・・?」って相手が意表を突かれる
シチュエーションで打てるかどうかなんだよね。
だから、ストレートを打つまではしっかりとクロスへの
レシーブをきっちり打っていることを印象付けることが
必要になる。
 
ということは、ショートクロス気味の印象的なレシーブを
打った後にまた自分にレシーブが回ってきたら時なんかは
ストレートに打つチャンス。
正面のボレーの選手はさっきの鋭いクロスレシーブの印象が
あるから、もう頭の中の意識はクロスにあることが多い。
しかしここで「ストレートを抜いてやる」という表情でジッと
ストレートを凝視しているとばれてしまうので、ここはまた
クロスに良いレシーブ打ってやろう的な雰囲気を醸し出し、
相手の意識をストレートから遠ざけよう。
 
こんな感じで相手ボレーの選手をしっかりクロスへ意識させる
ことが出来た状態でストレートへ打てれば、よっぽど甘いショットじゃ
ない以上カウンター喰らって決められることも少ない。
そう、ストレートが抜けるかどうかは威力ではなく、事前準備なんだよ。
ちゃんとストレート打つ為の環境を整えてからストレートに打とう。
 
一番まずいのは、相手にポーチボレーでやられた時。
次に回ってきたレシーブで慌ててストレートを打つパターン。
さっきのポーチボレーをまたやるんじゃないかと警戒して、ストレートに
打ちこむ・・・というのは、相手にしてみたら超読み易いパターン。
しかもそれは精神的にも逃げていることになるよ。
 
たまにしか打たないダブルスのストレートショット。
だからこそ、打つ時のシチュエーションをしっかり決めて
数少ないストレートを試合の中で効果的に活かしてもらいたい。
正面のボレーは、ポーチ出ようとしている?
ストレート守ろうとしている?
常に正面ボレーを観察すること。

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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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