てにすまん 高西ともブログ 2010/7/13
今はやりのテニス
[技術【ストローク】] 投稿日時:2010/07/13(火) 10:02
先日、「近年のウィンブルドンはストロークが
主体となった」ということを書いたけど、
レッドクレーで有名なフレンチオープンは逆に
オールラウンドのスタイルが多くなってきた。
10年以上前は、ベースラインから1メートル以上も
下がって、互いに「うぉりゃー!!」と叫びながら
延々とストロークを打ち合うような大会だったのが
今や、ベースラインから下がらず、しっかり踏み込んで
ストロークを繰り出し、ネットプレーでもプレッシャーを
かけていく選手が殆ど。
何が変わったのかと言うと、やはりラケットの影響は大きい。
今の選手・・・20歳から25歳くらいの選手は、テニスを
始めたばかりの頃からすでに軽くて振り抜きやすいラケットが
出回り、しっかりコンパクトにラケットを振り抜くテクニックを
身に付けている。
そうすると、下がりながらボールをよく見て合わせるようにして
打つことよりも、どんどん踏み込んでコンパクト且つ高速の
スウィングでボールを打つ方がやりやすいのだ。
だから、ウィンブルドンではネットプレーを主流とするより
ストロークの打ち合いをメインにして、勝負に出る時だけ
ネットプレーを使うような形になって来たし、フレンチオープンでは
しっかり踏み込むストロークを使っているので、ポジションを
下げることは無く、その結果10年前のテニスよりもネットプレーの
チャンスが増えてきたのだ。
そういったコンパクト且つ高速スウィングがもたらしたモノは
踏み込んで打つストロークの技術。
そしてそれによって、ライジングショットをどう使うかが
重要になって来た。
もちろん、「これから全部ライジングで打てっ!」なんて
言わないけど、今後テニスを上達させるためには、ライジングは
必要不可欠なテクニックだね。
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