ブログ試合【シングルス】
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福田勝志プロとのZOOMシングルストークセッション公開[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2020/05/07(木) 23:33
活躍している福田勝志プロとシングルスに付いてZOOMを使っての
トークセッションしました。
福田プロはじめ、参加してくださった皆様ありがとうございました。
編集しましたが、1時間近い長さ。
でもシングルスの戦術、考え方、それからトップに居続けるコツと
これから活躍を考えている選手たちへのアドバイスと、内容盛りだくさんです。
ぜひ参考にしてください。
ジョコビッチvsナダル[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/07/04(月) 11:12
表彰式でのあの弛んだ笑顔、いつもの硬い表情の彼とは
全然違っていたね。
カッコ良かった!!
ナダルを破った彼のテニスは本当に最高のプレーだったよ。
試合内容を観ると、ナダルの方が戦術的に長けていた。
どこで何を打って、どういう流れでポイントを取り、勝利を
呼びよせるか・・・をしっかり考え、それをきっちり実行していた。
一方のジョコビッチは決して戦術的に劣っていたという訳ではない。
が、持ち味を「戦術」ではなく「王道」を選択。
決まったコースにきっちり質の高いショットを黙々と打ち続け、
同じパターンでネットに出る。
そしてそれを最後まで貫いた。
迷いなくしっかり王道のテニスをし続けることで、戦術的に
色々コースを打ち分けるナダルのショットのパターンを読んでいった。
その結果、何本か「あっ!決まった!」って思ったナダルのショットを
その読みで返球して決めさせなかった。
ナダルの中では思い通りにプレーしたからポイントは取れていたはず
なのに、それ以上のプレーをジョコビッチに見せられて思わず、
頭の中に描いた戦術を越えてしまって、強引なプレーに走ってしまった。
それが結果に反映したと思う。
強烈なショットが注目されるナダルだけど、実際はち密に
配球を考えているし、あの素早い動きも冷静な判断力から生まれる。
それがジョコビッチによってかき回されてしまうと、打ち合いながら
徐々に相手を追い込んで行くというナダルの得意なパターンを
逆に敬遠してしまい、むしろ打ち合いを避けていた。
ジョコビッチ、見事だったね。
ナダルよ、この敗戦で多分あなたはジョコビッチのテニスを
考え直しただろう。
次にジョコビッチと対戦するのが楽しみだ。
そしてジョコビッチ、これで君は世界一となり、その自覚も
より強固になっただろう。
ちょっとパターンは地味だけど、その手堅いテニスがより
発展するのを楽しみにしている。
シングルス、難しいっ!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/03/08(火) 07:35
人それぞれだと思うんだけど、俺は現役の頃シングルスの
方が得意だった。
その理由は簡単。
普段からシングルスの練習しかしていなかったから。
単なるダブルス慣れしてなかったんだよ。
でも引退した今現在はダブルスも好きになってきた。
しかも考え方によってはダブルスの方がやりやすいって
思えてきたしね。
その理由は、テニスというのは守りと攻撃と両方必要なスポーツ
なので、ダブルスだと二人でその役割を分担しやすいということと
やっぱり孤独なシングルスは、感情的になってしまうと
判断ミスしやすくなってしまうということ。
パートナーがいると、戦術とか作戦とかを自分勝手に
変えられないから、意外とガマンテニスが出来るのだ。
という事はシングルスの方が苦手と思っている人は
今言ったことが出来ていない可能性がある。
攻め始めると頭の中は「攻撃」ばかりで守りの要素が
全然無くなり、「守備」が頭の中にあると繋ぐしか出来ない。
攻守の切り替えはダブルスももちろんだが、シングルスは
特に重要だからね。
それから一人でプレーする競技だけど、ちゃんと
ある程度の作戦を立てることと、それを一時的な感情で勝手に
変えないこと!!!
追い込まれるとすぐに打ちまくってしまう人なんかは
もう少し自分自身と相談出来るように、客観的なプレーを
心掛けよう!!
シングルスなんだから[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/11/10(水) 14:44
なのかダブルスのレッスンなのかを考えて行う。
同じテニスではあるけど、駆け引きや勝負どころが微妙に
違ってくるからね。
もちろん打ち方に関しては、シングルスだからこの打ち方、
ダブルスだからあの打ち方・・・というのは無いけど
ダブルスの場合はせっかくパートナーいる訳だから
パートナーを利用したテニスをしよう!!・・・みたいな
戦術的な部分は大きく違ってくる。
となるとシングルスのレッスンってのはどうなるのか・・・。
普段、部活の中で練習しているのは基本的にシングルスを
前提にしていることが多いかな?
その中で「シングルスだから、この部分を特に意識しています!」
というこだわりをちゃんと持ってやっていないといけない訳だ。
そこを抑えておかないと勝てるシングルスプレーヤーには
なれません!!
まずダブルスと比べると何が違うか・・・・。
当たり前だが人数が違う。
自分のペアはいないし、相手も一人しかいない(当たり前だが)。
だから、攻撃と守りと全て自分一人でやらないといけないのだ。
となると、中途半端に攻撃を始めると、ディフェンスが甘い状態に
なるので反撃を喰らってカウンターパンチでやられることが
多くなってしまう。
ということで、まずはきっちりとディフェンス手堅くしつつ
相手を崩せるようなショットを繰り出せるか・・・がシングルスでは
必要になって来る。
崩すショットって言っても派手な一発ではなくて、
しっかり下がらせたり、左右にきっちり相手を揺さぶったり
しながらジワジワ系でいきたいね。
まず「手堅さ」を相手にアピールして、その手堅さを崩さないで
何が出来るか・・・というのがシングルス練習では重要だ。
チャンスボールが来ても喜んで一気に決めようとすると
危ないよ!!
アプローチで前に行く時も、しっかり打って来る相手の
パスを手堅く返せるようなボレーをするつもりで出ないと。
相手と1対1で向き合うわけだから、徹底して相手が
ウンザリするような粘りの部分がないと格上に勝てないよ。
記憶力でシングルスを制す[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/08/24(火) 12:41
シングルスの試合は一人で戦わないといけない。
ダブルスのように、繋いでおけばパートナーが
決めてくれたり、逆にチャンス来るまでパートナーに
任せて、自分は来るべき時に動けば良いわけじゃない。
自分で守って、自分でチャンスを作って、自分で決めないと
いけない。
だから、下手に攻めると守りが手薄になり、やられてしまう。
良い感じで攻めていても、上手くかわされてしまいやすいのが
シングルスの特徴。
だからこそ、ジワジワ攻めていかないといけないのだ。
ポジションもジワジワ追い込み、決して焦らないように。
そうすることで精神的にも相手を追い込んでいきたい。
でもそうやって追い込んでいく途中でも、相手は何とか
その攻撃をかわそうと色んなコースへ逃げようと配球してくる。
その逃げ道をどれだけふさぐ事が出来るか・・・が重要だね。
そのために大事なことは、相手がどういう時にどういうショットを
打ってくるのか、試合しながら覚えていくこと。
例えば、相手のバックハンド側にスライスでアプローチした時
その相手はどのコースに返球してくることが多いのか。
初めて対戦する相手だと分からないが、試合を進めていくと
その辺りの情報は段々集まって来る。
そういうのを覚えておくと、例え一人で戦っていて逃げ道の
多いシングルスの試合でも、しっかりと相手を最後まで
追い込む事が出来るのだ。
よく試合中に「今、スコアいくつでしたっけ?」と
忘れてしまう人いるでしょ?
そういう人って、大抵それまでのポイントパターンを覚えて
無い人が多い。
「このゲームの最初のポイントは、相手がフォアでこう打って
その後バックであのコースに打って・・・」と覚えておける人は
スコアも忘れないもんだ。
「記憶力と学習能力」
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