大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ

ブログ2011/4

rss
次へ>>

さぁ、走り込みを始めよう[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/29(金) 00:00

あまり詳しくは覚えていないけど
幼稚園に入園した頃から喘息の発作に苦しむように
なってしまった。
カビに反応するアレルギーだったんだけど、
そのおかげで小学校1、2年生の頃は毎週病院に
行っていたし、発作でよく学校を休んだりしたもんだ。
 
「とにかく身体を丈夫にさせなきゃ」と両親は
俺にスイミングスクールや空手を通わせて、運動させることで
体力を付けさせて喘息に負けないようにしたんだけど、
小学校3年生から始めたサッカーが体力的にも一番きつかった
スポーツだったね。
試合中は走り続けなきゃいけないから、全員でランニングなんかの
トレーニングもあってゼーゼーすぐ発作を起こしながらも、頑張って
走り続けた思い出がある。
 
その小学校時代から、
「体力付けるためにトレーニングをしなきゃいけない」
という意識を持っていたから、その後の人生でトレーニングを
導入する習慣は身に付けやすかったと言える。
体力も脚力も無いと、サッカーの試合では全くと言って良いほど
使い物にならなかったし、俺の場合は体力不足だと喘息の発作が
起きてしまうので、常にトレーニングはしなきゃいけないって思ってた
からね。
 
今現在テニス部にいる中学生、高校生はどう思ってる?
試合やって「負けた」という人がいても、まず
「体力の差で負けた」というレベルの試合内容まで行かない人
多いでしょ?
その前に技術の差の方が目立ってしまうから、どうしても
トレーニングの導入の必要性以上に、もっと技術力を身に付けたいって
思ってしまうんだよ。
正直な話、技術力あれば体力不足も補えちゃったりするし・・・。
 
でもそう思っている中学生、高校生、君達に言っておきたい。
コートに立って技術練習ばかりやって、トレーニングやっていない選手は
勝ち残れるテニスが身に付かない!!
なぜなら、勝負で勝つには、技術力の他に相手と競った時なんかに
とことん粘れる体力が必要。
それからもう一つ重要なのは、精神力。
この精神力って体力が底をつくと、簡単に崩れてしまうんだよね。
 
体力付けていると、試合の後半大事な場面でも気持ちは崩れず
焦らずしっかり一球一球打ち続けられる。
それから技術力も精神的な安定感の下に成り立つ。
皆もコートに立つばかりのテニス練習やってないで、しっかり
走り込んで体力アップを目指さないと、オンコートの練習の
成果が芽を出さない。
さぁ、走り込みを始めよう。

だからフォルトがフォルトを呼ぶんだよ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/28(木) 23:56

テニスの試合ではどうしてもミスは起きてしまう。
ノーミスで試合を終えるなんて殆どないだろう。
大事なことはミスをしないようにすること以上に、
ミスした後に、そのミスに影響されず、ちゃんと立ち直る
事なんだよね。
 
でもミスを引きずって、どんどん崩れて行く人って
多いんだけど、典型的なのがサーブだ。
ダブルフォルトを一回した途端、さっきまであんなに
気持ちよく入っていたのが、ウソみたいに入らなくなる。
 
その時に「あっ!入らない!」って思うだけじゃなく、そのミスは
どういうミスなのか冷静に分類して整理しよう。
例えばサーブミスの場合は大きく二つに分けられる。
一つはネットに引っ掛かるミスで、もう一つはオーバーのミス。
まさかサーブの調子が悪い時は、サイドラインをギリギリ狙うような
事はないだろうから、ネットかオーバーかのどちらかだと思う。
 
ネットミスが多い場合は、トスと打点が低くなっている場合が多い。
特に丁寧に打とうと気を使うと、打点を高くしてジャンプするより
低く落ちて来るまで待とうとしやすいので、余計にネットに掛かりやすくなる。
他には気持ちが引いているので、前方にトスを上げられず、頭の上か
それより後ろの打点になってしまうのも、回転ばかり掛かって
ネットミスになりやすい。
少し前傾になるくらい前にトスを投げることと、高い打点を向えに行きながら
打ちに行くつもりでトスと打点を修正してみよう。
 
オーバーが多い場合は振り抜きの弱さが原因。
サーブは上から打つショットでもあるから勢いがある。
だかそう簡単に自然落下していくものではない。
例えそうなら、相当弱いサーブだからね。
なので、勢いそのままのサーブをちゃんと途中で落下させて
相手のサービスエリア内にバウンドさせる為には、ある程度の
スピンかスライスの回転が必要になって来る。
その為には・・・そう、怖がらないでしっかりとラケットを振って
回転をしっかり与えてあげること。
ビビった人はこれが出来なくて、結局回転量不足でオーバー
してしまう事となる。
 
とにかく試合中に自分のサーブのフォルトがどういうタイプなのか
途中休憩している時で良いからよく考えよう。
そしてそれに対してしっかり対処して、同じミスを続けて
起こらないように気を付けてね。
 
でも普段からしっかりちゃんとしたサーブを打っている人は
ダブルフォルトなんかした後の対処はあまり考えず、
リセットして何事も無かったかのように、普通にサーブする事が
意外と良かったりするんだよ。
ま、修正上手とリセット上手、両方手に入れると便利だな。

パートナーのための1stサーブ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/27(水) 08:57

各地でインハイ予選も始まり、どこの学校の部活も益々
盛り上がっている。
基本的に普段のテニスの練習はというと、シングルスを
想定した練習になりやすいから、ダブルスの試合前は
ダブルス練習を行う事が多い。
俺も幾つかの学校の部活を指導しているので
その中でダブルス練習を行うんだけど、
共通して注意している点がある。
それは・・・1stサーブを入れることだ。
 
1stサーブってどういう風に考えてる?
2ndサーブがあるから、一か八かで打って良いサーブって
思っていない?
色んな部活で見ていると、1stサーブはいきなりドーンって
打ってフォルトして、そこから2ndをチョロっと入れるという
パターンを繰り返し行っているペアが多い。
でもたまに1stサーブがラッキーな感じで入り、それで
決まってしまうから調子に乗ってまた次のポイントも
ドーンってあまり入らない1stサーブを打ち続けるのだ。
 
でも5本に1本くらいしか入らない1stサーブだと
すると、5ポイント中4ポイントは2ndサーブからスタートしている
ことになるでしょ?
そうなるとどうなるかと言うと、レシーバーの方が攻撃的に
スタート出来るんだよ。
そうすると狙われやすいのは、サーブする人のパートナー。
レシーブ側は緩いサーブを思いっきりフォアで回り込んで
前衛にぶつけてミスさせようって作戦を取りやすいのだ。
 
サーブのパートナーって何のためにネット際にいるかと言うと
攻撃するためでしょ?
その前衛が相手攻撃の的になるなんてとんでもない話。
だったら、ネットに立たないで最初からベースラインにいた方が
ディフェンスに徹する事が出来る。
でもちゃんとネットに立って待っているって事は、1stサーブを
入れてくれることを期待しているってことだよ。
 
サーブが良ければレシーブミスもらいやすいし、返球されたとしても
甘いレシーブになりやすい。
でも良いサーブでポイント稼ごうって考えはダブルスでは効率が悪い。
それよりもせっかく最初からネットにいるパートナーを使ってポイントを
稼ぎたい。
そのパートナーが活かされるのは1stサーブなんだよ。
だから1stサーブを頑張って入れてあげて。
確率は最低でも80%!
頑張れ!
 
その代わり、パートナーは1stサーブが入ったら動いて
ポーチボレーに行ってよ!!
ポーチする自信が無ければ、ポーチに行くフリでも良いから
動き回ること。
ハッタリでもかまわない。
二人で協力して戦う・・・それがダブルスなのだ。

努力、努力!時々他力本願。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/26(火) 10:14

今までテニスを頑張って来たんだけど、やっぱり
自分一人の努力だけでは限界がある。
凄い頑張った割にはそんなに上達しなかったりって
経験あるでしょ?
 
俺の場合もこれまでの上達はけっこう誰かからの
アドバイスがキッカケってことが多い。
色んな人達にアドバイスもらってここまでやって来たんだよ。
その中でも特効果があったのがスペインにいた時、
茶圓鉄也(ちゃえんてつや)プロにもらった一言。
あの一言で俺のテニスが一気に変わったんだよ。
 
当時日本のトップ選手だった茶圓選手と一緒に練習する機会
なんて日本にいると無いんだけど、スペインで一緒に滞在出来たので
何回か練習も一緒にさせてもらった。
その時に、クロス・ストレートラリーの練習を行っていたんだけど
この練習、しっかりとコントロール出来ないと練習にならない。
当然トッププロの茶圓選手の練習相手になるように頑張ってコントロールして
いたんだけど、その後にサーブレシーブからのマッチ練習をやった。
 
ここは思い切ってぶつかって行こうと気合入れて臨んだんだけど
簡単にかわされて完敗・・・。
そこで茶圓選手から一言アドバイス。
「さっきのクロスストレートラリーのスピードでやればいいのに」
俺としては茶圓選手の練習相手が務まるように、コントロール重視して
練習してたんだけど、それは練習相手としてだけじゃなくて
対戦相手としても重要なことだったんだよ。
その時のスピードが結局俺にとっては一番コントロールしやすい
のに、試合になるとコントロール重視からパワー重視になり
結局ノーコントロールで負けやすいテニスになっていたんだ。
 
それをキッカケにまずはコントロール出来るショットスピードを
重視してプレーするようになった。
単純な事だけど、意外とそういうことって言われないと気付かないし
それを言ってもらうタイミングも重要だね。
 
気合入れてスペインに渡ったけど半年間伸び悩み、
精神的にも苦しかった時期に茶圓選手という偉大な選手と出会って
その時一番必要だったアドバイスをもらえたのもラッキーだった。
それから俺は、ショットのスピードに気を付けるようになったんだけど
それともう一つ大事だと思ったのは、色んな人のアドバイスをもらえるような
存在になること。
もちろん自分自身の努力とアイデアも重要。
でもそれを開花させるためには誰かの助けが必要だったりするんだよ。
 
自分一人でもがき苦しんでいる人、ちょっと周りを見渡してごらん。
頑張っているのであれば、必ず誰かが客観的な良いアドバイスを
くれると思うよ。

サーブの打点は、より高く、より前で。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/04/25(月) 09:22

サーブは試合の中ではかなり重要。
一番最初に打つショットだから、ここで優位に立てれば
ポイントが取りやすいからね。
だからしっかり練習してレベルアップさせてもらいたい。
でもサーブを上達させるには、何に気を付ければ
いいんだろうか?
 
もちろん打ち方を効率的にすることも重要なんだけど
普段の練習で気を付けてもらいたいことは、
打点の高さをより高くしていくことと、打点の位置を
より前方にしていくことなんだよ。
 
打点が高くなれば、当然サーブは入りやすくなるし、
叩きつけるイメージも持てるからサーブのスピードが上がりやすい。
それから高くなった分、打つ時に屈伸運動で上に蹴り上げようと
するから、足の力で打てるようになる。
 
打点を前にすると、スウィングスピードが上がりやすくなる。
ボールは前に飛ばす訳だから、ラケットスウィングはある程度
前後の方向性が必要になるからね。
でもサーブの安定感ばかり考えて練習していると、どうしても
頭の上の方で打つサーブになりやすいから、打点が全然
前方にならず、サーブの成長がなかなか進まない人って多い。
練習の時に、思い切ってコートの中にトスを上げて、打ち終わった後
コートの中に立てるようにしてみよう。
 
より高い打点と、より前方の打点でサーブをパワーアップさせて
もらいたいんだけど、当然高くて前の打点になるとバランスが
難しくなる。
腹筋とか背筋の強化が必要になるし、頭が動かないようにしたり
することも重要になる。
上半身の力みもバランス崩す原因になりやすいから、意外と今までより
楽な労力で打とうとする意識も必要になるよ。
習得には時間が掛かるけど、とにかくサーブは大切。
毎日のサーブ練習で是非とも心掛けて下さい。


次へ>>

<< 2011年4月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30