大きくする 標準 小さくする
トップ >>  てにすまん 高西ともからのメッセージブログ

ブログテニスコーチ

rss
次へ>>

コーチはどう伝えるか。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/05/01(金) 22:42

オンラインでのテニス講座を連日、スクールスタッフと行っている。
順番にそれぞれ自分が話したいことをテーマにして、参加いただいた
皆様へ伝えている。

合宿などでは、夕食後のミーティングなんかで他コーチの講義は
聞いたことはあるのだが、そういう合宿みたいに特別な感じで
「合宿中にこれを頑張ってみよう!」みたいな猛練習モードでは
なく、もっと普段のテニスや今後のテニスに問いかける講義となると
また違ってくる。
そこで感心するのは、色んなコーチの伝え方である。
明らかに同じテーマでも着目点に違いが出てくるし、それを
どう説明して、何を強調するかが変わってくる。
当然、聴いている子供達や生徒さんの捉え方も変わってくるだろう。
どんな言葉の時にグイッと身を乗り出すか、どんな時に集中力が落ちるか、
意外とそれは自分の感覚と違うこともあったりする。

オンラインで難しいのは聞く手の笑い声とか頷きとか感嘆だとかの
リアクションや声が語り手に伝わりにくいこと。
でもコーチは伝えるのが仕事なので、その中でも資料を提示したり
動画を流したりと色々とアイデアを練っては伝えようとしていく。
そういったことの繰り返しで、何かが育っていくような気がする。
とにかくこの休業中のオンライン講座でも聴き手に伝えられる
コーチとなるようにしないとね。

テニスコーチの言葉は何が貴重なのか。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/04/19(日) 23:34

毎日、オンラインのテニス講座は続き、関連テニススクールのコーチの運営スタッフが
順番で子供達へテニス情報を発信している。
昨日と本日は若手のコーチの担当であったが、彼らの経験して来たことは
大いに学部べきことが多かった。
要は、やってきた年月ではなく、何を経験したか・・・であり、彼らの経験した
テニスの世界は彼らしか経験していないので、それはやはり貴重で価値ある
データであった。
それに気持ちもこもっているしね。
心が打たれる。

明日4月20日は私の番で、シングルスの戦術について語らせていただきます。
これはこれで、私が経験して来たものなので、それがそのままジュニア達に生かせるかは
分からないが、間違いなく1選手が得て来た情報なので参考にしてもらいたい。

こう言った話は自分の経験と、それを色んなジュニアや選手に当てはめて得た
データを元に探りながら見つけていった結果であり、それは昨日と今日、
話をしていただいた他のコーチも然り。
でも重要なのは、これらのデータを是非オンコートで試してもらいたいし、
そこから自分流にアレンジしていってもらいたい。

でも、そこでオンコートに立ちづらいこのご時世。
なんだかな~

誰かに何かを伝える仕事[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/04/17(金) 23:59

手伝いをさせてもらっている横浜市都筑区のアンパサンドテニスアカデミーは、
現在新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、休校中である。
そこで、昨日よりZOOMを使用してのオンラインテニス講座を在籍の
ジュニアを対象にスタートしました。

昨日は私が担当として、テニスを始めた高校時代から上京してコーチになり、
プロとして選手活動をしていた時代の話まで30分程度にまとめて話をさせてもらい
「行動力」「人との出会い」「やり抜くこと」の3点をキーポイントとして
子供達へ伝えた。どう響いたかな?
でも、誰かに何かを伝えるというこの仕事をずっとやって来たので、久しぶりに
みんなへ「伝える」ということが出来たのがじんわり嬉しい。
誰かの何かの役に立つ、これが生きる基本でもある。
そこを探り続けていければ生きていけるはず。

ということで、本日はまた別のコーチの石島くんが担当。
まだまだ若いが、中身はベテラン並の奥深い知識と考察力。
でも何よりも、こうやってオンライン講座でじっくり彼が子供達に話をする
機会が得られたことが大きい。
他のコーチが何を考え、どうやってそれを伝えるか、それが確認できたことが
新鮮である。
自分にどう反映するか、そこがまた重要だね。
このオンラインテニス講座は、自身でもこれから広げていきたい。
一般の方々にも繋がってもらいたいしね。
そのためにも、日々勉強です。
 

テニススクールの通い方[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2013/10/24(木) 18:02

18歳で上京してテニススクールコーチの会社に就職。
そこで10年以上スクールコーチとして働いてから
独立した。
テニススクール・・・そこでの経験は当然今の自分の
レッスンスタイルに生きてはいるけど、なかなか
特殊な環境だったなって思う。
もちろん、スクールコーチの中でも、ちゃんとしたテニスを
教えようって頑張っているコーチもいるし、スクール自体が
そうやって本物のテニスを取り組んでいる所もある。
でも「ん?」って思うことも色々あったよ。
 
「○○コーチは違うことを言っているのですが」
こんなことを言う生徒さん、スクールでコーチをやっていると
よくあること。
それぞれ自分の経験して来たことに基づいてアドバイスするから
同じスクール内でも当然コーチによって相違するアドバイスも
あり得るんだけど、やっぱりスクールとしては「統一感」だの
「コーチ同士の連携」を大事にしてしまうので、
「教え方を統一しましょう。生徒が困惑するから」
ということになりやすい。
すると一言一句アドバイスの仕方や内容をチェックすることに
なったり、挙げ句の果てにレッスン内容や一つ一つの
練習ドリルの時間まで統一することになるのだ。
いわゆるサービスの平均化だね。
 
そうなると、当然それぞれのコーチの特色が出しにくくなるし
突っ込んだ内容のレッスンもやりにくくなる。
表面だけを軽く撫でるようにした無難なレッスンとなって
しまうと、生徒さんもコーチもちょっと不完全燃焼と
なってしまうのだ。
特に人気のある時間帯や、人数の多い中級レベルのクラス
なんかになると10人を超える生徒にレッスンしないと
いけなくなる。
そんな人数のクラスにはとりあえず無難な内容の課題と、
ありきたりのアドバイスを元気の良い声で爽やかに叫んでおいて、
あとは程よくボール出し練習なんかで運動量を与えてあげることと
2、3球はコーチ自ら一緒に打ってあげる・・・なんて内容で
平和にレッスンが無事終わった気にさせるのだ。
 
そうなると、とかくテニスコーチは生徒一人一人との
個別な言葉のやり取りを減らしてしまう。
その人のプレースタイルどころか、その人が普段試合に
出場しているかどうかなんかも知らなかったりする。
アドバイスをくれたとしても他の皆にも言っているような
無難で新鮮味の無い内容だったりするしね。
 
じゃあ、もっとテニスコーチから自分の為だけの言葉を
引き出したい場合はどうすれば良いのだろうか。
もちろん優秀なスクールコーチを探して受講することが
一番なんだけど、本当は生徒自身が変わる事なんだよ。
生徒が自分で考えて自分で判断出来るようになること。
先ほども書いたように、違うコーチに正反対の事を言われたと
しても、ただ「違う事を言われた」ではなく、それぞれの
メリットとデメリットを考え、自分のテニスの状況に合った
ものはどちらか・・・ってことまで考えられるようにする。
要するに、どんなアドバイスも混乱無く受け入れられる用意が
あることをコーチに伝えないと、なかなか突っ込んだ
アドバイスはスクールコーチからは引き出せなかったり
するもんなんだよ。
 
もし無難にもらったアドバイスだったとしても、それを言われて
実行した結果どういう成果があったかもそのコーチに報告してみよう。
そして、それを更に発展させて応用させる為にはどうすれば
良いか、自分なりに考えたイメージを伝える事も大事。
試合が近いなら、その試合でどう臨むかという考えを伝える
ことも大きくテニスコーチの気持ちを開かせるキッカケになる。
でもそこまで突っ込んで話を発展させたのに、
次の新しいアドバイスがもらえない場合は
そのテニスコーチはやる気が無いか、
テニスの事を実は知らないかだね。
 
テニスはとにかく自立心が無いと上達出来ない。
自分で考え、状況判断が出来る人は、例え1面12名で
受けなきゃいけないようなゴチャゴチャしたクラスでも
ちゃんと練習内容と目的を把握し、上達に繋がるレッスンを
受ける事が出来る。
コーチにアドバイスされるのを待っていたり、アドバイス
されたことをただこなす・・・なんて形でスクールに
通っている人は、よっぽどちゃんと分かっている
テニススクールコーチに担当してもらわないと、
楽しいけれど、何も残らない・・・なんて結果に
終わってしまいます。
決められた時間に、ボールも相手もコーチも用意
してくれているテニススクールって便利だけれど
しっかり「自分」を持って通いましょう。

テニスコーチとして一番重要なこと。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2012/07/09(月) 02:24

テニスコーチなんて簡単だ。
誰でも出来るよ。
テニスの技術?
そんなの関係ない。
 
なーんて思ったのは23才の時。
高校に入ってからテニスコーチを始めたのに
高2の夏休みでテニスコーチデビューが出来たから
そう思ったかと言うと、全然違うのだ。
むしろ、それまでは苦難の連続だった。
レッスンの中で教える情報は少ないし、練習パターンも乏しいし、
大勢の人に向かって話をすることも簡単には慣れなかったし
何よりテニスが下手くそだったからね。
 
「テニスコーチってなんだろう?」
そんな漠然とした疑問を抱き、不安を感じたまま毎日毎日
コートに立ってレッスンをこなし続けた。
先輩コーチのレッスンを見て勉強しようとしたけど、
やっぱり経験のある先輩コーチたちは、教え方も上手いし
テニスも綺麗なんだよね。
余計にテニスコーチの難しさというか、奥深さを感じてしまい
自分自身がコーチとしてどういう存在でコートに立てば
良いのか分からなくなってきた。
 
それでも徐々に経験を積みながら、テニスの技術も
上げること出来たので、テニスに対して自信も高めることが、
出来て、やっとレッスンってどうやるのか分かってきた。
でも一番決定的だったのは、とある先輩コーチから言われた
一言がキッカケなんだよ。
 
その先輩は俺より10歳以上離れたコーチで、俺よりテニスが
強かっただけでなく、左利きでネットプレーが抜群に上手い
憧れの先輩コーチ。
でも普段から色んなところでその先輩コーチは練習もレッスンも
していたから、なかなか一緒に練習する機会は無かったんだけど
ある日、俺に連絡が来た。
「今度の横浜市民大会、一般のシングルスで優勝したい。
高西、手伝ってくれないか?」
横浜市民大会は単なる市民大会とは違い、規模が大きい分だけ
レベルも高くなる。
そんな横浜市民大会のシングルス優勝を狙うための
練習パートナーになって欲しいと言われたのだ。
もちろん「僕で良ければ!!」とすぐOKをした。
 
それからはその先輩コーチと毎日のように練習。
俺より強いし先輩のコーチだったけど、俺としては毎日彼の
テニスを受けながら、段々と俺自身が気になった彼の
ダメな部分を言うようになっていった。
それは毎日受けていると分かる「良い時」と「ダメな時」の
違い・・・たったそれだけなんだけどね。
「俺の意見」とか「俺が持っていた情報」っていう
偉そうなのではなく、その先輩コーチを毎日観察して得た
単なる客観的な情報をただ淡々と毎日伝えるようにしていた。
だって格下の後輩ではあるが、それ以上に優勝してもらいたい
という思いがあったからね。
 
結果、その先輩コーチは横浜市民大会のシングルスを
見事優勝したのだった。
そして一番にまず俺に電話をかけてくれた。
「高西のおかげだよ。一緒に練習してくれてありがとう。
練習の時、色々言ってくれたおかげで優勝が出来た!」
そう言われて、本当に嬉しかった。
そしてその時、
「テニスコーチって簡単になれるんだ」って思ったのだ。
 
最初、俺は単なるヒッティングパートナーでしかなれないって
思ってたけど、その人をちゃんと観察して、その人の中の
いい部分と悪い部分を見つけ出して、ちゃんと情報として伝える
ことが出来れば、それは立派なコーチと言える。
もちろん自分なりの意見を述べたり、新たな情報をもたらすことも
必要なことではあるが、基本は「ちゃんと見といてあげる」
なんだよね。
 
その先輩コーチから「ありがとう」って言われてからは、俺は
今まで以上に自信持ってどんな人にも、どんなレベルにも
自信持ってレッスンすることが出来るようになった。
自分より強い選手や、見たことないテニスをやる選手の
コーチやる時でも、まずはその選手のプレーを
たくさん見てあげて、それからその中の良いプレーを指摘して
増やすようにしてもらい、また悪いプレーも指摘して、それを
減らすようにしてもらえばイイことでしょ。
 
テニスコーチって簡単に出来るって思わない?
まずは周りでテニスをやっている人のテニスを
ジッと見てあげて、そのいい部分と悪い部分を指摘出来る
くらいになっていれば、コーチになれますよ。
次へ>>

<< 2020年6月 >>

MONTUEWEDTHUFRISATSUN
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30