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遅れてないか?軸足の使い分け判断[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2012/12/27(木) 13:40

ストロークやボレー、スマッシュを打つ時に
軸足が重要となる。
例えば右利きの人がフォアハンドストロークを
打つ時、オープンスタンスであれば右足が軸と
なるし、クローズスタンスであれば左足が軸足だ。
状況や場面によって使い分ける軸足、ちゃんと使い分け
出来ているかな?
 
その使い分けが出来ないで、どちらかの足ばっかりに
なる人って、苦手な軸足を避けていたり、練習不足ってことも
あるけどどっちを使うか判断するのが遅いってことが多い。
実はどちらの足を軸にするか決めるのは、基本的に
相手が打った直後なんだよね。
そして、その相手が打ったショットを追いかけ始める
段階でもう右足軸なら右足を、左足軸なら左足を軸として
合わせられるように動いてなきゃいけないんだよ。
 
例えば走り幅跳びをする時、助走を開始する前に自分が
どっちの足で踏み切るのか決めるでしょ?
決めてから助走し始めるから、最終的に踏切板の手前で
足を合わせられるし、踏み切る瞬間しっかりと集中出来る。
イメージも作りやすいからシュミレーションも出来るしね。
 
だからテニスの場合も、相手が打った直後にそのショットを
どっちの軸足で打つのか決められるようにしておかないと
いけないのだ。
ということは、軸足の役割の違いも分かってないといけない。
踏み込めるくらいの余裕があるショットは、前足を軸にしたいし
そうじゃない場合は後ろ足が軸になることが多いので、
相手が打った瞬間、踏み込んで打てるのかそうじゃないのかを
決定出来るようにまずはしないといけない。
その判断が出来れば、軸足をどっちにするのか決めやすくなる。
 
あとは決めた軸足を上手く追い付いた時に合わせられるか
なんだけど、これも走り幅跳びのように追い付く直前に
細かいフットワークが出来れば、使いたい軸足を調整して
合わせやすい。
その為には、きっちり腰を落として重心を低くさせることが
必要になるし、体のバランスも保てるようにしたいね。
 
2歩とか3歩くらいの移動で済むような場合は、
決めた軸足を前にしてサイドステップでボールの
バウンド地点に向かっていくことが出来るようにしておきたい。
右足を軸とするなら、右足を前にしたサイドステップで
ボールに近づけば、必ず右足が先にボールのバウンド地点へ
届くから軸足として設定しやすいのだ。
だから苦手な軸足を設定したい時には、その軸足を先頭に
サイドステップしてボールのバウンド地点に近づいて行く
フットワークを心掛けることも大事かもね。
軸足の使い分けが出来ていない人は、まず状況によって
軸足が違うことを覚えることと、あとはその軸足を
使い分ける判断を、相手が打った直後には出来るように
すること、そしてその軸足を意識した追いかけ方を
すること。
軸足の使い分けをきっちり行って、プレーの幅をしっかりと
増やして欲しい。

いつの間にか右足ばかり[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2012/12/06(木) 13:48

右足と左足、俺の体が率先して体重を乗せたがるのは
右足である。
左足に体重は乗せられないのか。
左足一本で立つことは無理なのか。
いやいや、左足でも十分立てるよ。
でも両足選べるとなると、自然と右足を選んでしまう。
 
そんなことをあまり意識しないでプレーをしていた頃は
殆どのショットを右足に頼ってプレーしていた。
フォアハンドストロークはオープンスタンスばっかりだし
バックハンドストロークは逆にクローズばかり。
フォアボレーも右足だし、バックボレーは・・・その頃
下手くそだったから、それどころじゃなかったな。
とにかくサーブも右足を寄せて、そのまま右足をメインで
ジャンプして打っていたよ。
 
それでも何とか返球は出来るから、特に左足を軸足として
使えないことに何の違和感も感じていなかった。
その頃の価値観としては「パワー」だったからね。
いかに速いショットを打てるか・・・ばかり考えていた。
 
でも試合に出場し続けながら色んな対戦相手と色んな試合を
戦っていると、パワーだけじゃなくて、バランスの良いプレーが
求められていることを感じ始める。
ということは、軸足も右足ばかりじゃなくて、左足もちゃんと
使わないといけないし、その左足を軸とした打ち方を覚えることも
しなきゃいけないのだ。
特に重要だったのは、バックハンドでの深くて高いボールの処理。
斜め後ろへ下がってから、左足にしっかり体重を乗せて
打たないと簡単に相手ボールに負けて短く返球してしまう。
粘り強く俺の苦手なバックを狙ってくる相手には、ちゃんと左足を
軸としたディフェンス系バックハンドが必要だった。
 
フォアハンドストロークもやはり左足の軸が必要。
オープンスタンスだとどうしてもためて打ってしまうから、
大事な場面では待ちすぎてチャンスボールの打点を落として
しまってミスに繋がりやすかった。
サーブも右足を寄せて、その右足をメインで打ってしまうと
体が開きやすく、フラット系の速いのはある程度打てるけど
スライスやトップスピンのサーブが上手く打てない。
そう感じ始めてやっと左足で体を支えられるようにすることを
心がけ始めたんだよ。
 
左足そのもののトレーニングを行うことはもちろんだけど
けっこう素振りもやったよ。
しかもランニングショット系の素振り。
意外と全力でボールのところまで走ってから左足を軸に
して打つってことが出来なくて苦労した。
歩きながらも、左足が地面に着く瞬間を意識したりね。
ある程度しっかり左足軸の打ち方は出来るようになったけど、
結局未だに左足軸でクレーコートとかをザーって滑りながら
打つことは出来ないかな。
 
でも左足軸の打ち方をとことん練習して分かったことは、
案外体が勝手に左足を避けていただけであって、使い慣れると
十分左足も使える存在なんだってこと。
大事なことは、体が何となく避けている状況に気付いて、
ちゃんと避けずに使ってあげるようコントロールすること。
確かに右足の方が安定感あって良いんだけど、右足で
全てをこなそうとするのは無理だからね。
皆の足は大丈夫?
いつの間にかどっちかの足が避けられている可能性
あるかもよ。

テニスコートは微妙な広さ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/10/26(水) 09:08

テニスコートって広いのかなぁ。
シングルスで一人の時は広く感じる?
じゃあダブルスは狭いって思う?
 
テニスコートって微妙な広さだと俺は思う。
広いと言えば広いし、狭いって言うか、
「守りやすい広さ」と言えばそうなのかなって。
じゃあどういう時に広いなぁって感じるか・・・。
コートを端から端まで有効に使って配球してくる相手の時って
すごい走らされてしまうからそう感じない?
 
例えそれがダブルスだったとしても、相手からペアと一緒に
走らされると、ゼーゼーハーハーなるくらい疲れる。
コートに二人もいるのに「守る場所広過ぎる!!」って思っちゃうよ。
逆にコートを有効に使えないような相手だと、その人が多少ショットの
スピードがあっても楽チンで守れてしまう。
守る範囲が狭いと、コートは狭く感じられるのだ。
 
そんな微妙な広さで行うテニスというスポーツだから
しっかり相手コートの隅々まで配球が出来るように普段から
練習しておかないといけないんだけど、それと同時に自分より
強い相手と対戦する時には、空いている自分のコートの
どのスペースに打たれても、そのボールに追い付いて
返球し続けられるかが重要となる。
 
そのためには、トレーニングで足を速くするってことも必要だけど
テニスコートはそんなに死ぬほど広い訳じゃないから
大事なことは最初の一歩をどれだけ素早く出せるか・・・なんだよ。
100メートルを10秒以内で走れる人がいても、最初の一歩が
出遅れたらテニスはもう間に合わない。
とにかくボールの方向へ、最初の一歩を早く出でるよう専念しよう。
 
その為には、予測と準備が必要。
予測とは・・・まず相手が打つ直前に、まずは自分達のコートを
見渡して、空いているスペースを確認すること。
その空いているスペースは、当然一つでは無いので
きっちり全部チェックするのを忘れずに。
 
でも当然全てをチェックしても守り切れるわけじゃないから
そこで瞬時に過去のデータを思い出し、その選手がその幾つかある
スペースの中でどこを選んで打つことが多いか、順番を決めたいね。
そうやって予想範囲をしっかりさせておくと、予想範囲内のショットが
来た時にサッと足がその方向へスムーズに動くんだよ。
その一歩が速ければ、多少足が遅い人でも相手のナイスショットを
しのいだり出来るもんだよ。
 
そこまで予測をしておいたら、あとはボールがバウンドした方向へ走る
準備をしないといけない。
一応どの方向にでも走れるようにする為、そしてショットに追い付いた
時の為にも、相手がボールを打つ直前に、スプリットステップで
右足、左足、どちらも均等に体重を乗せ直してあげると同時に
スタンスを広く取って膝を曲げ、腰を落とすことで、その後判断した
方向へのダッシュをスムーズにしてあげること。
だって短距離走もスタートの時、膝を曲げて腰の位置を落とすでしょ?
せっかく良い反応が出来たのに、スタートが遅いのも悲しい。
 
相手がショットを打つ可能性の高いコースの予測と
その方向へのスムーズなスタートダッシュの準備、これが
出来なきゃ、「コートって広いなぁ~」って感じながら
プレーしなきゃいけなくなるよ。

ギリギリボールを正確に。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/09/01(木) 02:22

テニスラケットがどんどん発達している。
でもやっぱりテニスはアナログなスポーツなので
ちゃんとポジションに入って、正確な打点で
捕らえないとボールを飛ばすことは出来ても
コントロールすることは難しい。
 
しかも相手は打ちにくいボールを打とうと
こっちをコートの端から端までどんどん動かそうとする。
最先端の高性能ラケットを持っていても、ボールに追い付けないと
単なる棒きれを持っているのと変わりない。
しっかりボールに追い付く技を身に付けて、ちゃんとポジションに
入り、進化したラケットの性能を発揮させたいね。
 
そのためには・・・足が速ければいい?
もちろんそうだ。
常にダッシュのトレーニングをして、短距離のタイムを
上げていけばボールに対して追い付くようになりやすい。
でも大事なのは、ラケットがただボールを触れる所に
行けば良いんじゃなくて、ボールに追い付いた後そのボールを
自分のイメージする弾道で正確に相手コートへ返球出来るか
どうかなんだよね。
 
でも、ラケットで触ってボールをとにかく返球したい・・・という
願望が強いからか、けっこう多くの人が鬼ごっこの鬼のように
腕を伸ばしてラケットをボールに近づけようと頑張って走る。
その結果、ラケットは確かにボールに触れるんだけど、腰が引けて
しまって、ボールは頼りなくネットを越すのがやっと。
 
ま、ホントにギリギリの時はしょうがないけど、出来るだけ
普段からボールを追いかける時は、ラケットをボールに追い付かせる
というより、腰をボールの所へ連れて行ってあげよう。
特に骨盤だね。
追い付いた時、左足を軸足にして打とうとしているのなら
骨盤の左側、右足を軸足にして打とうとしているのなら
骨盤の右側をボールの後ろへ追い付かせてあげよう。
だから必死で追いかけていても、必ずどっちの軸足で
そのボールを打つのかは冷静に決めておかないといけないんだよ。
 
そうすると、上体のバランスも崩れにくいし、何よりボールを
ラケットで触る瞬間、軸足がちゃんと設定されているから、ある程度の
パワーと打ちたい所へ打ち分けるコントロール力が得られる。
ただがむしゃらにボールを追いかけてちゃいけない。
そのラケットの性能を活かせるような追いかけ方をマスターしてね。
そうしないと宝の持ち腐れになっちゃうよ。

粘れる足[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/07/19(火) 09:12

テニスでは粘ることが重要。
その為には安定したショットが必要なんだけど
相手はその安定感を崩そうと色々仕掛けて来る。
コートの端から端に動かしてくるのも、その一環だね。
 
と言う事で、普段からしっかり右に左に動かされても
走りまくってボールを返球出来るように練習しておかないと
いけない。
そこでただがむしゃらに振り回しを受けるだけじゃなくて
どうすればより良い動きで安定感を維持出来るか
考えながら練習したいもんだ。
 
まず良いスタートを切る為には、スプリットステップで
予備動作を入れておくことも重要だけど、しっかりコート
全体どこにでも向かうつもりで待ってないといけない。
どんなに足が速くても、思っても無い所にボールを打たれると
動けない。
 
それから重要なのは骨盤だ。
反応したと同時にまずは足を出したくなるけど、左右に動く場合は
骨盤がちゃんと横向きになってないと、その方向に足がスムーズに
出せないんだよ。
この骨盤の反応が甘い人は、最初の一歩しか動かなかったり
ラケット持った腕と頭が先に出てしまってバランス崩したりする。
 
ハードコートではなかなか難しいけど、クレーコートや
砂入り人工芝のコートなら、大きく足を拡げて滑りながら
ボールを打つテクニックも重要となる。
この滑る打ち方がなかなか出来ない人は、骨盤の動きが
甘くて足が出ない人か、足は出たけど軸足がはっきりして
いなくて、両足に体重掛かってしまう人かどっちかだ。
 
そういった左右に動き回って拾いまくれる粘りショットを
普段から練習しておこう。
注意点はコート全体を意識すること、骨盤を反応させること
滑って打つ場合は軸足をはっきりさせること。
頑張ってチャンスが来るまで粘りまくれ!!
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