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足を動かせ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/31(土) 01:23

ストロークもボレーもスマッシュも・・・・。

 

相手が打った瞬間に反応して準備しなきゃいけない。

 

その準備をする時には横向きにならないといけないんだけど

 

その横向き準備が遅い人って多い。

 

 

反応が遅いのであれば、反応を早くするトレーニングを

 

しなきゃいけないんだけど、反応出来ているのに準備が

 

遅い人は下半身の土台部分がブロックされて固まっている人が

 

多いんだよ。

 

 

そもそも皆、横向きになる時ってどうやってる?

 

正面向いている状態から、方向変えて歩き始める時、

 

必ず足の向きとそれに伴った骨盤の動きで横を

 

向くでしょ?

 

だからテニスの時も同じだよ。

 

相手がフォアに打ってきたのなら、フォア側に向きを

 

作るためにも、膝と骨盤の動きでクルッと身体の向きを

 

フォア側に作って欲しい。

 

 

でもテニスってラケットでボールを打つスポーツだから

 

どうしてもまずはラケットをボールに近づけたいって気持ちが

 

湧いてしまって、足より先に腕が動いてしまうんだよ。

 

その結果、足は固まってブロック状態になり

 

「足を動かせ!!」

 

と怒られる羽目になるのだ。

 

 

そういった「反応→打つ準備」までの一連の動作をしっかりと

 

順序立てて覚えて基礎練習しておかないと、意外と足は

 

動いてくれないよ。

 

土台作りは大事だから、しっかり基礎練習しておいてね。

失敗は成功の素[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/30(金) 01:25

俺のテニスはスペインに行ったのをキッカケに

 

大きく成長出来たと思っている。

 

でもそのスペインテニス留学、初めて行った24歳の時は

 

1年間スペインのバルセロナを拠点に練習して試合に

 

出ていたんだけど、最初の半年間は日本にいる頃より弱く

 

なってしまったんだよ。

 

 

原因は慣れない環境。

 

練習がハード過ぎるってのもあったし、言語の壁、気候も

 

ちょうど暑さが一気に増す6月だったから大変!

 

加えて「絶対強くなってやる!」という気合も空回りする

 

原因となったし、外人さん達に圧倒されたのもあったかな。

 

 

どんどん自分のテニスがダメになって行くし、コーチからの

 

アドバイスも技術的なことは理解し易いけど、メンタルのことに

 

なると例え英語でも分かりにくい。

 

スペイン人のコーチも英語では説明しにくいから、余計に

 

自分がダメになって行くのを止められず、焦ったよ。

 

日本に一年後帰国する時、行った時より下手になってたら

 

シャレにならないからね。

 

 

でも環境に慣れ始め、徐々に練習も人間関係も生活も

 

慣れて来ると変わってきて、結果残り半年は上達出来たよ。

 

ホント嬉しかった!!!

 

 

帰国してから2年後、27歳の時に2回目のスペインテニス留学に

 

行った。

 

今度は3カ月の滞在。

 

でも以前、スタートに失敗して半年間落ち続けた経験が

 

あるから、今度は短期間だけに良いスタートダッシュを狙った。

 

スペイン語をもう一度しっかり勉強し直して、今度は英語ではなく

 

出来るだけスペイン語でコーチと会話出来るようにしておいたり、

 

トレーニングや練習のハードさもきっちり思い出して、耐えられる

 

体力づくりしておいたり・・・。

 

 

結果、とても充実した3ヶ月間を過ごすことが出来た。

 

コーチとか選手とは2年ぶりの再会だったけど、

 

「えっ!?なんでスペイン語喋れるの?」とか

 

「テニス、良くなっているねぇ!!」って褒められたりしたよ。

 

 

新しい事にトライすると大抵失敗する。

 

でもその失敗の経験を生かしてもう一度トライしたら、次は

 

成功する確率は高くなる。

 

初めてスペインに行った1年間の留学は、最初の半年がダメダメ

 

だったけど、その時の経験はその次の留学に活かされた。

 

テニスに限らず、物事ってそういうもんだね。

 

また新しい事にトライしなきゃ!!

 

一丸となって[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/29(木) 01:19

とある高校のテニス部合宿でコーチとして

 

来てるんだけど、あいにくの雨・・・。

 

せっかくコートに立って、皆と一緒に打ち合ったり

 

振り回したりしたかったのに残念・・・。

 

 

と言う事で、宿舎の中でトレーニング&講義を

 

行った。

 

皆はもちろんテニスのレベルアップを目的に来ているから

 

内容は「どうやったら上達するか」ということになり

 

それぞれに自分のポイントパターンや、やられ方

 

自分のスタイルなどを考えて発表してもらったり

 

アドバイスしたりした。

 

皆、自分のテニスの課題や目的はしっかり見えてきた感じで

 

それなりに良い時間を過ごせたと思う。

 

 

が、それぞれ個人のテニスの目標は分かったけど、

 

その学校の部活としての目標はどこにあるのだろう?

 

そこで聞いてみた。

 

「この部活の目標はどこなの?」

 

すると、皆自分自身のテニスのレベルアップに手いっぱいで

 

とてもチーム全体の目標まで頭が回らない・・・という人が殆ど。

 

中にはちゃんと「○○の大会で団体ベスト8以上です!」と

 

答える人もいたけど、そんな少数だけでそう言っててもマズイでしょう。

 

 

テニスは個人スポーツなんだけど、部活ってチーム活動だ。

 

それぞれのテニスの課題はあるけど、チーム全体の

 

課題ってのもあって、それはチームの一人一人が認識してないと

 

マズイよね。

 

例え、今年入って来た1年生でまだまだレベルが低くて初心者に

 

近かったとしても、自分が所属している部活がどこを

 

目指しているのかちゃんと理解していないと、付いていけない。

 

 

個人戦は別として、団体戦はレギュラーにならないと

 

プレーできない。

 

でもレギュラーに選ばれなかった選手達も、自分達を

 

倒して上にいるレギュラーなんだから、一緒に戦っている

 

つもりで目的をしっかり持たないといけない。

 

自分のチームの長所と短所をしっかり把握して、短所の部分を

 

「自分が補ってやる!!!」なんて気持ちで臨まないといけない。

 

 

部活の中で一度皆で話し合ってみよう。

 

自分達の部活の目標はどこにあるのか。

 

そしてその目標を全員がちゃんと把握して、一致団結して

 

目指しているのか。

 

「私はレギュラーじゃないから・・・」なんてことを

 

思っている人がいたらマズイよ。

ビビった時のサーブってどうなってる?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/28(水) 01:18

サーブを打つ時にビビることってある?

 

これは誰でもあると思う。

 

強烈なレシーバーがいる時もビビるし

 

ダブルフォルトが続いた時のセカンドサーブも

 

ビビってしまう。

 

サーブって最初の一本目だから、自分の

 

タイミングで打って良いんだけど、それがまた緊張

 

してしまうんだよね。

 

 

だから緊張してビビることって当たり前。

 

でもだからと言って、ビビったことが影響されている

 

打ち方になるとマズイ・・・。

 

ビビった時も、緊張した時も、調子がいい時も

 

同じタイミング、同じ動きをしっかりしたいもんだ。

 

でも影響される人って多いんだけど、影響される部分で

 

多いのは、スウィングスピード、打点、そして・・・膝なんだよ。

 

 

スウィングスピードはビビると振り抜けなくて落ちやすい。

 

打点はなぜか低い方がボールを見やすくて安心するのか

 

トスも打点も低くなりやすい。

 

でも一番厄介なのは膝である。

 

トスしたと同時に、膝を曲げなきゃいけないのに、ビビると

 

逆にトスと同時に伸び上がってしまい、結果打つ時に

 

こらえきれずに上体が沈みながら打ってしまう。

 

 

とにかく練習では出来ていても、本番では緊張するので

 

その時に自分がどういうスウィングスピード、トスと打点の位置、

 

そして膝の使い方しているか確かめてみよう。

スランプ脱出[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/07/27(火) 01:16

やってもやってもダメな時期ってあった。

 

けっこうそんな時期は定期的にあるんだけど

 

選手活動をしっかりし始めてから、一番最初に

 

スランプを感じたのは、23歳の頃。

 

 

アメリカから帰ってきて、最初の試合でかなり

 

良い戦績を出すことが出来たので、ランキングも付いて

 

ここは一気にブレイクしたいと思っていたら、その後

 

思ったほど戦績は伸びず、自分のテニスも空回り。

 

 

とにかくがむしゃらに練習して、試合も出まくって

 

何とかこの状況から脱したいと思っていたんだけど

 

全然ダメだったね。

 

「俺はこれが限界なんだろうか?」

 

そんなことも考えたりして、最悪な毎日だった。

 

自分自身に限界を感じた時ほど悲しい事は無い。

 

 

でもそこから抜け出すことが出来た。

 

キッカケは選手仲間。

 

それまでも凄い頑張って練習とかトレーニング

 

していたんだけど、選手仲間がまだまだ少なくて

 

練習相手とかも限られていた。

 

 

でも試合に出まくっていたおかげで、色んな選手と

 

遠征先で一緒に移動したり、食事に行ったり、アップを

 

一緒にやることで仲間意識が芽生える。

 

そうすると、色んな選手の色んなプレーを見たり

 

考え方を聞かせてもらったり出来るようになると、

 

今後自分自身のテニスをどうするべきか・・・とか

 

不調の時にはどういう風にすればいいのかを

 

学ぶことが出来て、それでスランプ状態から

 

抜け出せたんだよ。

 

 

でもやっぱり強い選手って、選手仲間がいっぱい

 

いるもんだと感じる。

 

テニスは個人スポーツなんだけど、そういう点では

 

しっかり仲間を作って、自分のテニスを助けてもらえる

 

ようにしておかないといけないね。

 

同じ部活にしか選手仲間がいないっていうのは

 

結構危険だよ。
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