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アレンジしながら練習メニューを考える[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/05/21(木) 15:34

レッスンで生徒さんを前にした時、人数やレベルの他に、
どういうタイプか、気温や風の強さ、試合が近いかどうか、
そんなことも当日にアレンジしながらレッスンのメニューを
考えていかないといけない。
もっと言えば、練習をスタートしたけど、調子がどんどん上がり
気分が乗ってきたとか、その逆で何かにつまづいて、どんどん
落ちていく・・・なんてこともあるだろう。
どっちとも、やはり途中で方向転換する必要を感じる。

そういうことを考えると、練習メニューの種類は無限に必要で、
その都度その状況にあったことを用意できるかがコーチの仕事として
重要になると思う。

それが「こう決められているから」とか「こう決めたから」という
感じでレッスンを進めていると、息苦しくなるし、なんだかコーチとしての
面白さ、楽しさが奪われる気がする。
そう、コーチしていて「ちょっとこんな練習考えてみたんだけど・・・」的な
試してみるワクワク感がたまらない。
当然、ハズレになってしまったり、裏目に出る練習で終わることも時として
あるのだが、でもそのアレンジは、今ある状況でよりベストを探る行動の
一環であり、生徒のためでもあるのだ。
ま、そういったアレンジが出来ないコーチや、アレンジはするけど
ハズレの確率が高すぎるコーチは、そもそもコーチに向いていないのかも
しれないか、もしくはアレンジの基本が出来ていないのかもしれない。

アレンジの基本とは、テニスはあくまでもテニス・・・ということ。
テニスの試合で結果を出すための色んなアレンジやアイデアであり、
テニスの試合とは違う方向性で楽しませたりすることは違うことかな。
難しいが、そこを外さず楽しんでコーチしていこう。

自宅でボレー練習[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2020/04/27(月) 22:12

テニスコートに立たないのが2週間以上。
こんな生活は、今までの人生で殆ど経験がない。
ラケットは時々素振りで握っているのだが、ボールを打たないと
なんだかしっくりこない・・・ということで、色々考えた結果、
ボールを輪ゴムで巻いて、それをこれまた輪ゴムで繋いだ紐でラケットを
結んで、ヨーヨーのような感じでボレー練習ができるようなのを
作ってみた。

試行錯誤で作ったのだが、結局シンプルに出来たかな。
当初はスイートスポットで繋いだのだが、それだとボールはちゃんと戻ってこない。
結局、フレームのトップから真横の間付近で繋ぐのがいい感じ。
しかも打ったボールが戻ってくる時に、上腕にかなりの負荷もかかり
トレーニングになる。
30秒もやるとキツいし、アタリも厚いので、しっかりとした面を保つ練習となる。
ただ厚いアタリとなるとバックボレーが厳しいかな。
バックも厚いアタリのグリップに切り替えて新たに練習中。
とりあえず、フォアボレーバージョンで撮った動画を参考に、皆さんも
ぜひトライしてみてください。

頑張れ!100球ラリー![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2013/12/13(金) 23:34

先日、とある高校の部活の練習の中で
「100球ラリーを続けよう」という練習を行った。
100球ラリーだからとにかく相手と50回ずつ
ミスしないで繋ぎ合えば良いんだけど、ただ
それだけの課題だったら練習にならない。
だって、一緒に打ち合う相手と協力し合って
優しいボールで丁寧に仲良く打ち合っていたら100回とは
言え、簡単に出来てしまう。
ま、それでも自信が付くとか、プレッシャー慣れするとか
そういうトレーニングになるかもしれないが、
そもそもネットの向こうに立っている相手と協力を
し合うって時点でもうテニスというスポーツと違って
くるでしょ?
ネットの向こうに立っている相手は敵な訳だから
この練習で意識しなきゃいけないのは、
「俺は繋ぎ続けるけど、お前はミスしろ!」という
気持ちで行うことだね。
「何球でも俺は返球し続けるぞ!」
そういう気持ちでやることも大事だね。
そういう意味では、例え100回ラリーが続かなくても
相手にミスさせることに成功し、自分がノーミスばかり
だったら、ある意味練習に成功していると言える。
 
だからこの100球ラリーの中でやらなきゃいけないことは
まず、絶対ミスしないようなショットを打たないといけない
ので、ネットギリギリでもなく、ラインギリギリでもなく
超安定型のショットを用意すること。
そして余裕があれば、それに加えて相手がミスしてしまうような
要素を足してもらいたい。
例えば、弾道を高くしてトップスピンの回転量を
増やすと、バウンドは更に高く弾むでしょ?
そうするとこちらの安定感は損なわれないまま、
相手は打ちにくく感じるので相手のミスの確率は上がる。
他にも、トップスピンで返球し続けながら急にスライスを
混ぜるなどして弾道を変えたり、相手がバック苦手であれば
バックに集め続ける・・・などこっちは「100球続けるぜ!」
って意気込みを見せ付けながら、相手にはミスを促すという
要素を盛り込むことが出来れば最高だ。
で、お互いそうやって安定させながらも相手にはミスをさせる
仕掛けをしながら結局100球互いにミスせずに続けることが出来れば
それは本当に実戦に近い緊張感や攻防戦が感じられると思う。
 
で、実際その時の高校生達の「100球ラリー」の練習はどうだったか
と言うと、そういった課題を設けたにも関わらず、安定型ストロークが
上手く設定出来ず、結局最後は互いに協力し合って仲良く100球の
ラリーを続けていた・・・。
ま、最初はしょうがない。
徐々に成長していって欲しいんだけど、とにかく「100球ラリー」の
練習で意識しないといけない部分を忘れないようにしてもらいたい。
「俺はミスしない!相手にミスさせる!」

練習上手は勝負好き[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2013/02/15(金) 12:08

テニスの練習相手って仲の良い人とやることが多い。
試合会場でも知っている選手がいたら、率先してその
選手と練習するし、普段の練習も色んな選手とやるけど
やっぱり仲が良い選手とやることが殆ど。
「あいつ苦手・・・」ってヤツは、どうしても他に相手がいない場合を
除いては練習したいとは思わない。
 
でもそうなると、練習の中で馴れ合いになって緊張感が
無くなるのでは・・・と思われるがそんなことはない。
仲は良いけどライバル心を持っているから、むしろ
「アイツにだけは負けたくない」って気持ちになるからね。
若かりし頃は練習なのにキレてラケットを折ったことが
あったけど、その時の相手は全て可愛がっていた後輩だったし。
ラケットを投げて折るって行為はマナー違反で最低の行為では
あるが、それくらい仲の良い相手との練習でも緊張感持っていたんだよ。
そしてそういう気持ちが練習の中で芽生えないとダメなんだ。
だって沢山ボールを打てば技術は上がるけど、その培った
技術を実戦の中で発揮させるためにはメンタルが強くなきゃ
いけないでしょ?
そのメンタルを育てるためには緊張感の中でどれだけボールを
打ってきたか・・・ということになる。
もちろん試合と同じってわけにはいかないけど、練習でも
プレッシャーを感じないといけないんだよ。
 
じゃあ練習の中で緊張感を作るにはどうすれば良いのか。
それは簡単。
それぞれの練習の中に勝負を盛り込んでいって、そしてその勝負に
勝ち続けようとすればいいんだよ。
でも練習で「勝負!」って言って試合ばっかりやっていたら、打ち方の
基礎練習が出来ないし、相手とのクロスラリーとかボレーストロークなどの
ラリー練習で、繋げようとしないで決めてばかりだとちょっと相手から
「練習にならない」って迷惑がられるだろうね。
じゃあどういう勝負かと言うと、それはとっても地味な勝負なんだ。
 
例えば相手とフォアサイドのクロスコートラリーをやっているとする。
お互い、フォアハンドストロークを練習したいから、淡々と打ち合う
練習だから、頭の中はフォアハンドストロークのステップや打点や
スィングのことなんかを考えて練習をやるんだけど、100%自分の
打ち方のことだけじゃなくて、そこで「絶対相手より先にミスしない」という
相手との勝負を意識してみるのだ。
この意識が一つ浮かぶだけで、緊張感が生まれて体と心に
微妙な変化が出てくる。
そしてその変化をコントロールするテクニックも同時に練習することが
メンタルの強化に繋がっていくんだよ。
そして相手がなかなかミスしないようだったら、クロスラリーの中で
ショットをもう少し深く打つようにしたり、スライスを混ぜてみたり
緩急をつけてみたりして、ラリーは続けるんだけどそうやって相手を
心理的に揺さぶる要素を入れて「相手にミスをさせよう」という形に
勝負を持って行くことで、ラリーを続けながらも勝負を行うのだ。
そうするとラリー練習が成り立つし、しかもそういう発想こそ、
ショットを決めることよりも実際の試合の中では必要なポイントの
取り方となるんだよ。
 
もちろん自分よりレベルが低い相手と練習する時にも
「負けない!」という意識を持って勝負しないといけない。
でも当然何かプレッシャーをかけるとすぐにミスしてしまうような
レベルの相手だと、緊張感も無くなるしいつの間にかその相手のために
自分のプレーを犠牲にして優しいボールを返してあげたりしてしまう。
そういう相手にはそのレベルに合わせたボールを返し続けてあげるんだけど、
それでも自分自身はそれを全てライジングで対応したり、バックサイドの
クロスストレートのラリーなら、回り込んでフォアを打ってはセンターに
戻るというプレーにしてみたり、相手がとんでもないコースへ
打ってしまった時だけ、こちらもそれをエースでオープンコートに
打っていいことにしたりすることで、いくらでも勝負を意識することは
出来るし、緊張感を作ることは出来るのだ。
 
一番まずいのは、「頑張ってラリー続けようね」という雰囲気で
互いに仲良く打ち合うような練習。
自分は相手のために、相手は自分のために打ちやすいボールを
打ってくれるんだっていう意識で練習していると、いつの間にかネットの
向こうにいる人は敵ではなく仲間になってしまう。
練習仲間であろうと、ネットの向こうは敵。
お互い良い練習をするためにも、勝負意識を持ち続けることを
忘れないようにしてもらいたいんだけど、技術的なことも当然
考えないといけないから、その両方を満たしたバランスの良い
練習が出来るといいね。

最高のラリー練習方法[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2013/01/23(水) 14:56

効果的な練習方法ってないですか?
よくそういう質問を受けるんだけど、テニスの練習なんて
そんなに凝らなくても良いんだよ。
単なるクロスラリーだけでも、考え方や課題、注意点を
しっかりおさえておけば、かなり良い練習になるし、
実際選手は単純な練習方法が殆どだ。
 
でも一つ、俺の選手生活の中でベストの練習方法を挙げると
すれば「クロスストレートラリー」だな。
シングルスコートでお互い1対1で向かい合い、片方は
クロスばっかり打って、もう片方はストレートばっかり打つ。
互いにオープンコートに打つことになるから、常に走ってボールを
追いかけて行って、打ち終わったらすぐに逆サイドへ戻って
カバーしないといけない。
上手に繋がればかなりハードな練習となる。
 
この練習を初めてやったのは20代前半の頃。
いつも一緒に練習してもらっていた先輩の選手がある日いきなり
「高西、クロスストレートラリーをやるぞ!」と言って始めた。
最初はあまり俺自身のコントロール力が無かったから、ちゃんと
クロスとかストレートに返球できず「おいっ!」ってイライラされて
いたんだけど、言わせてもらうと先輩選手のショットが
強過ぎたんだよ。
しかも凝り性の先輩だったから、気に入った練習はずっとやる。
ただでさえキツいこの練習を2時間くらいずっと続けるんだよ。
こうなると返球するだけでも一苦労。
だけど、キレられないように緊張と疲労の中、ちゃんとクロス、
ストレートと返球して頑張り続けた。
 
次にこの練習と出会ったのはスペイン。
24歳の時に練習場所としていたアカデミーで、いつも
行っていた練習の中でクロスストレートラリーは日課だった。
日本でも散々やっていたこの練習だけど、スペインの弾む赤土で
しかもコントロール力のある選手とやると、本当にこれがキツい。
大きく右に左に振り回されるのはモチロンのこと、それに
加えて後ろへ下がらされるから運動量は半端ない。
こちらはそれを更にこれ以上攻められないようにしっかりと
ボールを持ち上げて回転量を加えて返球しないといけないから
ただスライスなんかで凌ぐだけではダメで、きっちりと良い
ポジションに入り続けないといけない状態だった。
 
さすがに日本でもスペインでもほぼ毎日この練習をやって
いたから、クロスストレートは得意な練習になったんだけど、
この練習の場面って試合の中で凄い重要な要素がたくさん
あることに気が付いた。
まずは、単純に相手選手のいない所へ打つ練習になる。
だから、この練習が得意になってからはパッシングショットが
大得意になった。
それから自分や相手の状況を考えるようになった。
例えば端っこに走らされた状態から速いショットで返球すると、
戻る時間が無くなってしまうから、時間掛けて相手へ返球しないと
いけないし、逆に相手が端っこにいる状態だったら、早く
次のショットを打つために出来るだけ早くボールを触りたい。
速いショットを甘いコースに打つことよりも、ゆっくりで良いから
きっちりコートの隅々を狙わないといけないってことも学んだ。
もちろんゆっくりだけど、トップスピンはしっかり掛けないと
いけないし、スライスならちゃんと伸びのあるスライスじゃないと
ダメだけどね。
 
とにかく単なるクロスとストレートのラリーなんだけど、実際の
試合の要素が盛り沢山だし、プレーしていると試合をしているような
感じになるのがこの練習のいいところ。
もちろん体力、フットワークの面も鍛えられる。
 
スペインでなかなか勝てずにもがき苦しんでいた時期に、
日本から来ていた某デ杯選手にある時こう言われたことがある。
「高西君、君のクロスストレートラリーの練習のプレーをそのまま
試合でやればいいんだよ。」
このアドバイスはバッチリ当たった。
打つリズムや緩急の付け方、何よりも繋ぎ続けながらチャンスを
うかがう姿勢が実戦そのものだったんだよね。
 
結局、クロスストレートの練習はずっと引退するまで続けた。
多くの選手とこの練習を行ったよ。
単純だけど、やっぱりどの選手もいい練習って感じて
いるんだろうね。
是非みんなも、クロスストレートラリーの練習はトライして
もらいたい。
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