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勝ちビビり[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/03/21(月) 14:10

テニスはポイント取らないと勝てない。
例え5-0リードしていて、残り1ゲーム取ったら勝てる
という試合でも、ちゃんと1ゲーム取らないと勝てない。
時間が解決してくれることは無い。
 
だから効率良くポイントを取り続ける必要があるんだけど
テニスのポイントの種類って、結局ミスが殆どなんだよね。
もちろんレベルによってミスのランクが違うから、トップクラスは
単純なダブルフォルト並みのミスではなくて、我々凡人にはミスに
見えないようなハイレベルなミスなんだけどね。
 
だからどのレベルでも結局はどれだけ相手にミスしてもらって
ポイントを頂けるかを考えながら戦術を練らないといけない。
でもただ繋いでいるだけでは当然相手はミスしてくれない。
低いレベルだとそのテニスも通用するが、レベルが上がるにつれて
何かしないとミスしてくれない。
その「何か」というのが「攻撃」なのだ。
 
だから結局攻撃というのはミスしてくれない相手を焦らせたり
翻弄させたりして平常心を奪うための手段となる。
という事は、攻撃的なナイスプレーを試合の中で出せた後は
その攻撃をキッカケにその後どれだけ相手からミスを引き出せるかが
重要なんだよ。
 
この「攻撃プレー」の後にミスをもらうパターンが出来上がると
効率良くポイントが取れて、勝利へ近づくことが可能になる。
逆に攻撃のみでポイント奪っているって思っている人は
最後の追い込みの場面で攻撃し続けなきゃいけないことが
不安になってビビってしまう事がある。
いわゆる「勝ちビビり」だね。
 
しっかりその辺りの戦術を考えて、試合に臨もう。
「攻撃上手」も大事だが、その後「ミスもらい上手」にならないと
勝ちビビりになってしまうぞ。

テニスコートって広いんだなぁ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/23(水) 10:30

テニスの強さを身に付けるためには幾つかの
条件が必要になる。
技術はもちろんのこと、メンタルも重要だよね。
他には判断力なんかも欲しいし、発想力もないといけない。
でも最後に上げた二つ、「判断力」と「発想力」は
視野が広くないと身に付かない力なのだ。
 
「視野が広い」
どういう事かと言うと、例えば君がクロスラリーをしている。
当然クロスにいる相手がボールを打つのを見るでしょ?
打った後こちらに向かってくるボールも見ている。
でもその二つだけだと、君の視野はクロスのみ・・・となる。
 
でも実際の試合・・・これがシングルスだったとすれば
このクロスラリーからいつストレートにボールを流すか
考えないといけないし、そのストレートに打つイメージも
作っておかないといけない。
ダブルスであれば、クロスラリーしながら正面に立っている
ボレーの人に対してどう攻めようか考えないといけないし、
そのボレーの人がポーチに出て来るかどうかも警戒して
おかないといけない。
 
クロスラリーしながら、ちゃんとストレートのことを
考え、それに対しての対処法を作っておく・・・と言う事が
「視野が広い」と言う事になるね。
どうしても技術に頼りやすいし、ダメだとメンタルのせいに
してしまうが、視野を広くして判断力と発想力を養う事も
意識して練習しようね。

臭わせろ![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/02(水) 08:01

テニスは相手との戦いである。
その相手に勝つためには、相手からポイントを
取らないといけない。
相手からポイント取るにはナイスショットが欲しいが
そんなスーパーショットばかり試合中に打ち続けるのは
難しいし、そんなテニスにすると結局自滅になってしまう。
 
大事なことは、「どれだけ凄いショットか」というよりも
「どれだけ相手がやりにくいと思ってくれるか」である。
相手がちょっとでも嫌がってくれたら、そこからミスが生じ
ポイントが転がって来る。
その嫌がる要素を含んだショットがテニスでは欲しいんだよ。
 
ま、そんな嫌がる要素はいろいろある。
コートの端から端まで走らせたり、スライスで伸びのある
ショットを見せたり、わざとゆっくりのショットでリズムを変えるのも
結構嫌がってくれる人は多い。
でも相手選手のレベルが上がって来ると、そういったことでは
嫌がってくれない。
そこでレベルが上がった相手でも嫌がる要素が必要。
 
それは・・・「コースを隠す」である。
クロス、ストレート、あるいはロブなど、どこにでも打てる
雰囲気をしっかりと相手にアピールした状態から打つ。
そうすると相手は最初の一歩が遅れるでしょ?
テニスはこの一歩の差が大きく結果を左右するから
相手は嫌がってくれるんだよ。
でもその為には、早く打つポジションに入り、しっかり
肩を入れた構えが必要となる。
ここがポイントだね。
 
応用編としては、一つのコースを臭わせておいて
違うコースに打つというパターン。
例えばチャンスボールが来たら、素早く回り込み
逆クロスをしっかり臭わせておいて・・・クロスへヒット!!
そうすると、一歩も相手が動けないなんて展開に
なってくるのだ。
そういった要素が無いと、強い相手からポイントを
取り続けるのは難しいよ。

答えは簡単!相手の足を止めればいい。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/01/28(金) 11:17

強い相手は凄いショットを打つから強い・・・というのも
あるけど、意外と多いのはどこにボールを打っても
走りまくってボールを拾い続けるから強いっていう選手。
これは対戦相手としてはけっこう厄介だよ。
 
そんな足に自信持っている人に対して、ムキになって
打ちまくると自滅のパターンだね。
足が速い人が取れないくらい凄いコースに、取れないくらいの
凄いスピードのショットを自分に要求すると無理するに決まっている。
だから大事なことはその速い足を止めてしまう事だ。
 
ま、さっきから「速い足」と言うけれど、厳密に言うと
「速い足と読みが上手い」ということ。
テニスはもともと大きなコートじゃないから、相手が次に
どこへ打つのか読めると、足がそんなに速く無くとも
意外と拾いまくれるもんなんだよ。
 
だから、その一歩目を遅らせるようにすれば、随分と
違ってくるし、上手くいくと一歩も動けないようにすることも
出来る。
そうすればこちらもリスクのある速いショット打たなくて良いでしょ?
その方法は、「素早く準備して、どこにでも打てる雰囲気を作る」ことである。
読みが良いのは、どこに打つかばれるから。
どこにでも打てそうな雰囲気があれば、思わず相手は足を止めて
打つギリギリまで見入ってしまうでしょ?
そうさせることが出来れば、こっちのもの。
 
皆、自分が打つショットのことばっかり考えているけど
大事なことは「どう観られているか」ってこと。
相手と戦うスポーツなんだから、「俺はどこにでも打てますよ」と
アピールすることは忘れちゃいけないよ。

試合必勝パターン[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/01/25(火) 09:12

試合の時って色んなプレーする。
攻めたり粘ったり・・・。
深く打ったりドロップショット打ったり・・・。
色々やらないと相手からポイント取り続けるのは
難しいからね。
 
でもそんな色々プレーがある中、最初に何を
するのが良いのだろう・・・。
もちろんプレースタイルによって違うので、それぞれ
最初にすべきことは違ってくるだろうけど、俺の場合
まずは「安定感」をアピールすることにしている。
「ちょっとやそっとじゃ俺はミスしないよぉ~!!」
相手にそう思わせることを心掛けていた。
 
何でそう思うかって言うと、自分自身そういう相手の方が
嫌だなって思うから。
いきなり凄い攻撃力を見せ付けられても、ちょっとドッキリするけど
パワーとかコースは一度覚えれば学習しやすいから、
段々慣れて来て対応しやすい。
でもいきなり粘りをアピールされると、
「あいつからミスは期待できないのか・・・」と思って
ちょっと面倒に感じてしまう。
なんたってテニスはミスのポイントが殆どだからね。
 
ミスしないテニスを上手くアピール出来れば、相手がそこから
無理してくれる流れになりやすい。
そうなるとポイントを取りやすくなる。
でも相手は、自分がミスして相手へポイントをプレゼントしてることに
気が付いて、そこからじっくり粘り始めたら今度はこっちも
攻撃力をアピールしたい。
 
でもこの段階でこっちが相手と同じように、無理な攻撃で
ミスをプレゼントすると意味が無い。
上手く攻撃するコツは
「ポイント取る為の攻撃」ではなくて
「粘る作戦を止めさせる攻撃」。
それが出来ると再び相手は崩れてくれて、またミスを
量産してくれる流れになりやすい。
 
「粘る作戦を止めさせる攻撃」・・・とは、例えば
よくやるのはアプローチしてネットに出て、勝負させる方法。
ロブでじっくり逃げることより、パスで勝負したくなるでしょ?
逆に粘ろうとしている相手をドロップショットで前におびき出す
なんて作戦も効果的。
 
もちろん相手のレベルによっては裏目に出ることはあるが
流れとしては「粘りをアピール」からスタートして、そこから
色んな攻撃の展開に持っていけるようにすると、必勝パターンは
作りやすい。
最初から全開でやって、途中で息切れしてる人いない?
試合パターン、しっかり考えてプレーしようぜ。
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