トップ >>
てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログ考え方
<<前へ | 次へ>> |
絶好調に要注意[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/04/18(水) 09:52
現役の頃は月にだいたい2大会くらいの
ペースで出場していた。
多い時は月3大会も出場していたよ。
だから、試合に出場して負けて、
「終わった・・・」って思っても、
「もう次の試合だ!」って感じで、息つく暇もないし
負けて落ち込んでいる場合じゃなかった。
でもまだ勝てなかった時期は、たくさん出場しても
殆どが初戦負けだったから、大会初日で終わるし、
勝ってもせいぜい2日目くらい。
3日目まで勝ち進むと万々歳だったから、
実際、月3大会出場したとしても、試合ばかりの
毎日っていう感じではなかったね。
そんなレベルの頃は、とにかく初戦突破が
大きな課題だった。
だから試合前の練習も、自ずと初戦突破を
目標に掲げているから、大会の最初の試合でいきなり
自分が最高のプレーが出来るようにしなきゃいけないって
思いを強くして試合を迎える準備をしていた。
しかし・・・そうやってせっかく試合前に調子を上げて
「よし、絶好調だ!!!」って思いながら大会をスタートさせる
ことが出来ても、そういう時ってだいたい負けることが多かった。
逆に「まずい・・・あまり調子良くない」なんて状態で大会が
スタートした時の方が、意外と苦しみながらも初戦を
突破し、次も勝って3回戦まで勝ち進んだりすることも。
そういうのを何度か経験すると、
「あれ?試合前に絶好調の方がダメなんじゃないの?」
って感じるようになってきた。
ちょっと不調気味で大会を迎えたほうが何だか安心感も
出てきたんだよ。
でもそれは今思うと自分のコントロールが出来ていなかった
からに過ぎない。
絶好調で大会をスタートさせた時は、相手が誰でどんな
プレーをしてくる人か関係なしに「俺のテニスを見ろ!」って
ガンガン打ち込んでいたのだ。
一方、不調気味で初戦をスタートさせた時は、自分の
プレーに自信がないから、黙々と相手のショットを返し続けて
チャンスが来るのを待つテニスが出来ていたから、結果的に
手堅くプレーが出来たのだ。
と言いながらも、試合前の練習はやっぱり絶好調な状態に
仕上げて大会を迎えなきゃいけない。
ただ気を付けなきゃいけないのは、テニスは相手あっての
スポーツなんだから、絶好調でも自分一人で空回り
するようなプレーに走らないこと。
調子に乗るなってことだ。
それと大会は初戦が大事ではあるけれど、2回戦、3回戦
そして準決勝、決勝と続くのだ。
ピークを初戦に設定しないで、勝ち上がるたびに調子を
上げていくというイメージを持っておかないと、これまた
「試合前に絶好調にしなきゃ」って焦ってしまうので要注意。
多少、調子が悪くても勝ち上がっていけば自然と
いいリズムになってくる。
気合入れたくなる気持ちも分かるが、とにかく一番結果を
出しやすいテニスは、自分がどういう状態なのかを知っておこう。
テニスの調整だけじゃなく、気持ちの調整も行わないと
結果は安定しないんだよ。
ペースで出場していた。
多い時は月3大会も出場していたよ。
だから、試合に出場して負けて、
「終わった・・・」って思っても、
「もう次の試合だ!」って感じで、息つく暇もないし
負けて落ち込んでいる場合じゃなかった。
でもまだ勝てなかった時期は、たくさん出場しても
殆どが初戦負けだったから、大会初日で終わるし、
勝ってもせいぜい2日目くらい。
3日目まで勝ち進むと万々歳だったから、
実際、月3大会出場したとしても、試合ばかりの
毎日っていう感じではなかったね。
そんなレベルの頃は、とにかく初戦突破が
大きな課題だった。
だから試合前の練習も、自ずと初戦突破を
目標に掲げているから、大会の最初の試合でいきなり
自分が最高のプレーが出来るようにしなきゃいけないって
思いを強くして試合を迎える準備をしていた。
しかし・・・そうやってせっかく試合前に調子を上げて
「よし、絶好調だ!!!」って思いながら大会をスタートさせる
ことが出来ても、そういう時ってだいたい負けることが多かった。
逆に「まずい・・・あまり調子良くない」なんて状態で大会が
スタートした時の方が、意外と苦しみながらも初戦を
突破し、次も勝って3回戦まで勝ち進んだりすることも。
そういうのを何度か経験すると、
「あれ?試合前に絶好調の方がダメなんじゃないの?」
って感じるようになってきた。
ちょっと不調気味で大会を迎えたほうが何だか安心感も
出てきたんだよ。
でもそれは今思うと自分のコントロールが出来ていなかった
からに過ぎない。
絶好調で大会をスタートさせた時は、相手が誰でどんな
プレーをしてくる人か関係なしに「俺のテニスを見ろ!」って
ガンガン打ち込んでいたのだ。
一方、不調気味で初戦をスタートさせた時は、自分の
プレーに自信がないから、黙々と相手のショットを返し続けて
チャンスが来るのを待つテニスが出来ていたから、結果的に
手堅くプレーが出来たのだ。
と言いながらも、試合前の練習はやっぱり絶好調な状態に
仕上げて大会を迎えなきゃいけない。
ただ気を付けなきゃいけないのは、テニスは相手あっての
スポーツなんだから、絶好調でも自分一人で空回り
するようなプレーに走らないこと。
調子に乗るなってことだ。
それと大会は初戦が大事ではあるけれど、2回戦、3回戦
そして準決勝、決勝と続くのだ。
ピークを初戦に設定しないで、勝ち上がるたびに調子を
上げていくというイメージを持っておかないと、これまた
「試合前に絶好調にしなきゃ」って焦ってしまうので要注意。
多少、調子が悪くても勝ち上がっていけば自然と
いいリズムになってくる。
気合入れたくなる気持ちも分かるが、とにかく一番結果を
出しやすいテニスは、自分がどういう状態なのかを知っておこう。
テニスの調整だけじゃなく、気持ちの調整も行わないと
結果は安定しないんだよ。
反省すべきは序盤にあり[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/04/17(火) 00:57
相手にショットを決められるとムカッとなる。
悔しい!悲しい!
次のポイントで何とか相手に、一泡吹かせたいと
思ってしまう。
だって最後にバシッて決められるの、スゴイ腹が立つ。
そうやって感情的になりすぎて、次のポイントで
ミスをしてしまうなんて経験無いだろうか。
試合の時って、どうしても最後に決められたショットの
印象って強く残ってしまう。
例えば最後にスマッシュをオープンスペースにバシッと
決められたとすると、そのスマッシュが印象に残る。
でも、その前にオープンコートに走らされたボレーがあり、
更にその前、アプローチで前に出てくるというのがあり、
もっと前にはストロークの打ち合いがあったとしても
最後にバシッと決められたスマッシュが特別印象に残りやすい。
しかも決められたと同時に「カモン!」なんて叫ばれたら
もうイライラすると同時に、何とか次のポイントでは
相手をギャフンと言わせたいという復讐心が生まれてしまい
それが感情的なプレーに走らせる。
次、その相手がネットプレーに出てきたらロブなんかで
逃げないで、絶対パスを抜いてやるっ!!!・・・なんてね。
でも反省すべき点はもっと序盤の場面にあることが多い。
もちろんネットプレーをしている相手に甘いロブを上げた
のなら、そのロブをもっとちゃんと上げられれば良かったの
かもしれないし、そこはロブを上げないで、ストレートの
パスを選択した方が良かったってこともある。
でも試合中の反省ってそんな最後に「決めた」「決められた」
のショットだけにこだわっていると、どうしてもショットの
質の高さを自分に求めてしまい、逆にそれが自分の首を
締める結果になりやすい。
最後ネットプレーで追い込まれたのは、その前の
ストロークラリーで自分のショットが甘くなったのが原因かも。
そうだったら、ストロークラリーの部分を反省して工夫しないと
いけないし、もしかしたらそのストロークラリーが相手優勢で
行われていたのは、実は自分の1stサーブが全然入らず、
セカンドサーブを狙われてレシーブで打ち込まれ、それで
ラリーがスタートしたからかもしれない。
そうなると反省すべきは
「ちゃんと1stサーブを入れて、ラリーで優勢に立てるように」
ってことになる。
テニスって何十ポイントも行うし、3セットマッチだったら、
100ポイント以上行うでしょ?
そうなると大事なことは、安定した展開なんだよ。
どれだけ、安定したイメージ通りのスタートのプレーが出来たか、
どれだけ、安定したイメージ通りの途中の組立が出来たか。
ポイント始めのスタートの仕方、それと途中の流れ、
そこをしっかりイメージして、ダメならそこを反省して
修正しないとね。
そこに目を向けないで、最後の「決め」の段階ばかり
目を向けていると、結局全体が見えなくなって、本当に
反省すべき点を見逃してしまうよ。
やられて悔しい気持ちも分かるが、次のポイントもまた
サーブもしくはレシーブから、黙々と組み立て行きましょう。
悔しい!悲しい!
次のポイントで何とか相手に、一泡吹かせたいと
思ってしまう。
だって最後にバシッて決められるの、スゴイ腹が立つ。
そうやって感情的になりすぎて、次のポイントで
ミスをしてしまうなんて経験無いだろうか。
試合の時って、どうしても最後に決められたショットの
印象って強く残ってしまう。
例えば最後にスマッシュをオープンスペースにバシッと
決められたとすると、そのスマッシュが印象に残る。
でも、その前にオープンコートに走らされたボレーがあり、
更にその前、アプローチで前に出てくるというのがあり、
もっと前にはストロークの打ち合いがあったとしても
最後にバシッと決められたスマッシュが特別印象に残りやすい。
しかも決められたと同時に「カモン!」なんて叫ばれたら
もうイライラすると同時に、何とか次のポイントでは
相手をギャフンと言わせたいという復讐心が生まれてしまい
それが感情的なプレーに走らせる。
次、その相手がネットプレーに出てきたらロブなんかで
逃げないで、絶対パスを抜いてやるっ!!!・・・なんてね。
でも反省すべき点はもっと序盤の場面にあることが多い。
もちろんネットプレーをしている相手に甘いロブを上げた
のなら、そのロブをもっとちゃんと上げられれば良かったの
かもしれないし、そこはロブを上げないで、ストレートの
パスを選択した方が良かったってこともある。
でも試合中の反省ってそんな最後に「決めた」「決められた」
のショットだけにこだわっていると、どうしてもショットの
質の高さを自分に求めてしまい、逆にそれが自分の首を
締める結果になりやすい。
最後ネットプレーで追い込まれたのは、その前の
ストロークラリーで自分のショットが甘くなったのが原因かも。
そうだったら、ストロークラリーの部分を反省して工夫しないと
いけないし、もしかしたらそのストロークラリーが相手優勢で
行われていたのは、実は自分の1stサーブが全然入らず、
セカンドサーブを狙われてレシーブで打ち込まれ、それで
ラリーがスタートしたからかもしれない。
そうなると反省すべきは
「ちゃんと1stサーブを入れて、ラリーで優勢に立てるように」
ってことになる。
テニスって何十ポイントも行うし、3セットマッチだったら、
100ポイント以上行うでしょ?
そうなると大事なことは、安定した展開なんだよ。
どれだけ、安定したイメージ通りのスタートのプレーが出来たか、
どれだけ、安定したイメージ通りの途中の組立が出来たか。
ポイント始めのスタートの仕方、それと途中の流れ、
そこをしっかりイメージして、ダメならそこを反省して
修正しないとね。
そこに目を向けないで、最後の「決め」の段階ばかり
目を向けていると、結局全体が見えなくなって、本当に
反省すべき点を見逃してしまうよ。
やられて悔しい気持ちも分かるが、次のポイントもまた
サーブもしくはレシーブから、黙々と組み立て行きましょう。
対戦相手をどうしたいんだよっ!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/04/10(火) 11:01
勝つためのテニスを意識して普段から練習
しているでしょ?
じゃあその「勝てるテニス」とは何なのかを考えると
安定したショット、パワフルなショット、コートのどこでも
狙えるコントロール、速い動きに、体力も重要だよね。
そういったことを習得することを考えて、練習のメニューを
考えていると思う。
恐らくこういったことは、ちゃんとした練習プログラムを
作って毎日毎日こなしていると出来るようになっていく。
安定感、速いショット、コントロールに良い動きと良い
フットワーク、これらを得られたら、どんどん戦績は上がって
いくんじゃないか・・・と思うだろうけど、テニスはそんな
簡単なもんじゃない。
これらは「自分」を強くする項目なんだけど、テニスは
相手がいる対戦型スポーツなんだよ。
だから、もう一つ大事なのは「相手」をどうするかって
ことも普段の練習の中でやっていかないといけない。
スゴイいいプレーが出来た!
でも相手もスゴイ良かったから負けた・・・。
こういう話ってよくあるでしょ?
もちろん相手がスゴイ強い場合は、どうしようもない場合も
あるけど、自分自身が対戦相手に気持ちよくプレーを
させてしまった結果、相手の調子が上がったという場合が
多いんだよね。
テニスの試合って別に自己ベストな内容を目指さなくても
いいんだよ。
もちろんイイにこしたことは無いが、それ以上に相手の
実力をどれだけ封じ込めることが出来るか。
だから自分のプレーが悪くても、相手がもっと悪ければ
勝負は勝てる。
そのことを普段から練習をして、意識しておかないといけない。
これをやってない人は、自分のプレーを良くすることばかり
意識してしまって結局空回りしたり、一発勝負して、自分自身に
もっとスゴイプレーを要求してしまったりする。
でも自分が良いプレーをするには具体的に何を
練習すればいいかはイメージしやすいけど、相手の
調子を落とすためには何をやれば良いんだろう?
簡単なことだ。
「勝負」をたくさん練習の中で取り入れればいい。
ネットを挟んで打ち合っている相手が、単なるラリー練習の
パートナーってことが練習中は多いけど、そればかりじゃダメ。
打ち合っている相手をどうすれば崩すことが出来るか、
どうすればイライラさせられるかをテーマにして勝負の練習を
やると、段々「相手をどうするか」ってことに目を向けられるようになり
それが具体的な戦術を生み出してくれるんだよ。
テニスは相手との戦い。
相手に勝たなきゃ。
自分のテニスを上げることに必死になって、結局自滅している
ヤツは、自分自身との戦いになっている。
相手へ目を向けろ。
しているでしょ?
じゃあその「勝てるテニス」とは何なのかを考えると
安定したショット、パワフルなショット、コートのどこでも
狙えるコントロール、速い動きに、体力も重要だよね。
そういったことを習得することを考えて、練習のメニューを
考えていると思う。
恐らくこういったことは、ちゃんとした練習プログラムを
作って毎日毎日こなしていると出来るようになっていく。
安定感、速いショット、コントロールに良い動きと良い
フットワーク、これらを得られたら、どんどん戦績は上がって
いくんじゃないか・・・と思うだろうけど、テニスはそんな
簡単なもんじゃない。
これらは「自分」を強くする項目なんだけど、テニスは
相手がいる対戦型スポーツなんだよ。
だから、もう一つ大事なのは「相手」をどうするかって
ことも普段の練習の中でやっていかないといけない。
スゴイいいプレーが出来た!
でも相手もスゴイ良かったから負けた・・・。
こういう話ってよくあるでしょ?
もちろん相手がスゴイ強い場合は、どうしようもない場合も
あるけど、自分自身が対戦相手に気持ちよくプレーを
させてしまった結果、相手の調子が上がったという場合が
多いんだよね。
テニスの試合って別に自己ベストな内容を目指さなくても
いいんだよ。
もちろんイイにこしたことは無いが、それ以上に相手の
実力をどれだけ封じ込めることが出来るか。
だから自分のプレーが悪くても、相手がもっと悪ければ
勝負は勝てる。
そのことを普段から練習をして、意識しておかないといけない。
これをやってない人は、自分のプレーを良くすることばかり
意識してしまって結局空回りしたり、一発勝負して、自分自身に
もっとスゴイプレーを要求してしまったりする。
でも自分が良いプレーをするには具体的に何を
練習すればいいかはイメージしやすいけど、相手の
調子を落とすためには何をやれば良いんだろう?
簡単なことだ。
「勝負」をたくさん練習の中で取り入れればいい。
ネットを挟んで打ち合っている相手が、単なるラリー練習の
パートナーってことが練習中は多いけど、そればかりじゃダメ。
打ち合っている相手をどうすれば崩すことが出来るか、
どうすればイライラさせられるかをテーマにして勝負の練習を
やると、段々「相手をどうするか」ってことに目を向けられるようになり
それが具体的な戦術を生み出してくれるんだよ。
テニスは相手との戦い。
相手に勝たなきゃ。
自分のテニスを上げることに必死になって、結局自滅している
ヤツは、自分自身との戦いになっている。
相手へ目を向けろ。
Mですけど、何か?[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/04/05(木) 12:20
引退した今、トレーニングの量が激減。
これじゃあいかんなと思って、最近ちょっと
やり始めたんだけど、少し走ったりウェイトやる
だけでキツい。
でもこのキツさが堪らなく心地よい。
この苦しいけど、それが快感となって体が
喜ぶって何だか危ない人のような表現だけど
この感覚ってテニスにとって、いやスポーツにとって
スゴイ大事な気がするんだよね。
高校の頃は本格的なトレーニングをやっていなかった。
その代わりランニングだけはずっとハードに毎日
走っていたよ。
自分の限界に毎日トライする・・・そういう走り方を
していたからね。
そうすると、限界超えて新しい境地に到達するコツを
何となく身につけてしまった。
それは、いかに自分を励ましたり騙したりして
リラックスさせるかなんだよ。
苦しい・・・、キツい・・・そう感じると、どうしても
奥歯を噛み締め、肩に力入って腕もスムーズに
振れなくなり、足もリズム良く動かせられなくなる。
だから残された僅かな体力を効率良く全身運動に使い、
呼吸も何とか乱れないように気を付けるためには、
リラックスさせるしかないし、そうするには苦しくてもそれが
「快感!」って感じることが一番なんだよ。
高校の時はそういう苦しさを快感に変えてリラックスさせる
方法を身に付けたんだけど、それはあくまでもランニングの
時だけで、テニスのプレーで苦しい時は、その状況から
すぐ逃げ出したいって思って全然粘ろうとしなかった。
そもそも粘る技術もなかったし、会得しようとも思わなかったけど。
テニスに対しても苦しい場面が快感となったのは
スペイン留学時だね。
元々高校の部活で体力は培ったんだけど、それを活かす
術を知らなかったのだが、スペインテニスで遂にそれを
掴んだ気がしたよ。
そこからは走らされれば走らされるほど、ワクワク感を
覚えるようになってきたし、それによって苦しい状況でも
上半身はリラックスしてラケットを振ることが出来るように
なったんだよ。
それからはどんどんエスカレートして、夏の暑い日は
「もっと暑くなれー!!」
風が強い日は
「風よ、もっと吹けー!!」
ってな感じでより苦しい状況を求めるようになった。
でもね、より苦しくなれば相手も状況が苦しくなる。
そうすると、そこに相手へストレスを感じさせながら
テニスをやれば勝ちやすくなる。
やっぱりテニスはMっ気がある方がいい気がする。
今じゃオールラウンドでプレーしながら、出来るだけ
体力は使わず、先に仕掛けて攻撃するテニスを
心がけている。
でもやっぱり苦しい状況はあるから、苦しい状況の中で
快感を覚える感覚を持ってないとって思う。
でもそういう状況を楽しめるホントの理由は、我慢した先に
あるモノを知っているからかもしれない。
それは結果だよ。
「苦しみながら粘った甲斐があった!」って思える経験を
すれば身に付きやすいかもね。
これじゃあいかんなと思って、最近ちょっと
やり始めたんだけど、少し走ったりウェイトやる
だけでキツい。
でもこのキツさが堪らなく心地よい。
この苦しいけど、それが快感となって体が
喜ぶって何だか危ない人のような表現だけど
この感覚ってテニスにとって、いやスポーツにとって
スゴイ大事な気がするんだよね。
高校の頃は本格的なトレーニングをやっていなかった。
その代わりランニングだけはずっとハードに毎日
走っていたよ。
自分の限界に毎日トライする・・・そういう走り方を
していたからね。
そうすると、限界超えて新しい境地に到達するコツを
何となく身につけてしまった。
それは、いかに自分を励ましたり騙したりして
リラックスさせるかなんだよ。
苦しい・・・、キツい・・・そう感じると、どうしても
奥歯を噛み締め、肩に力入って腕もスムーズに
振れなくなり、足もリズム良く動かせられなくなる。
だから残された僅かな体力を効率良く全身運動に使い、
呼吸も何とか乱れないように気を付けるためには、
リラックスさせるしかないし、そうするには苦しくてもそれが
「快感!」って感じることが一番なんだよ。
高校の時はそういう苦しさを快感に変えてリラックスさせる
方法を身に付けたんだけど、それはあくまでもランニングの
時だけで、テニスのプレーで苦しい時は、その状況から
すぐ逃げ出したいって思って全然粘ろうとしなかった。
そもそも粘る技術もなかったし、会得しようとも思わなかったけど。
テニスに対しても苦しい場面が快感となったのは
スペイン留学時だね。
元々高校の部活で体力は培ったんだけど、それを活かす
術を知らなかったのだが、スペインテニスで遂にそれを
掴んだ気がしたよ。
そこからは走らされれば走らされるほど、ワクワク感を
覚えるようになってきたし、それによって苦しい状況でも
上半身はリラックスしてラケットを振ることが出来るように
なったんだよ。
それからはどんどんエスカレートして、夏の暑い日は
「もっと暑くなれー!!」
風が強い日は
「風よ、もっと吹けー!!」
ってな感じでより苦しい状況を求めるようになった。
でもね、より苦しくなれば相手も状況が苦しくなる。
そうすると、そこに相手へストレスを感じさせながら
テニスをやれば勝ちやすくなる。
やっぱりテニスはMっ気がある方がいい気がする。
今じゃオールラウンドでプレーしながら、出来るだけ
体力は使わず、先に仕掛けて攻撃するテニスを
心がけている。
でもやっぱり苦しい状況はあるから、苦しい状況の中で
快感を覚える感覚を持ってないとって思う。
でもそういう状況を楽しめるホントの理由は、我慢した先に
あるモノを知っているからかもしれない。
それは結果だよ。
「苦しみながら粘った甲斐があった!」って思える経験を
すれば身に付きやすいかもね。
間違っていない?あなたのレベル設定[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/04/04(水) 00:25
自分の今いる位置をしっかりと把握しておかないと
いけない。
把握出来ていない人は自分に合ったプレーが分からず、
無理してしまうか勝てるチャンスを逃してしまうか・・・。
でもきっちり自分の今いる位置が分かっていて、
それに合ったプレーが出来れば、結果は安定するし
格上のプレーヤーにも勝つ可能性が出てくる。
もちろん変なレベルの相手に悔しい負け方をすることも
減るはずだ。
だからしっかりと今いる位置、すなわち今現在の
自分のカテゴリーとプレースタイルをちゃんと理解
しておこう。
でも多分普段から、こういう事はある程度考えていると
思うんだけど、その自分のレベルの設定の仕方を
間違っている人って多い気がする。
俺も最初は間違ってたなぁ。
何が間違えやすいかって言うと、テニスのレベルというか
実力の線引きって二つ引かないといけないんだよ。
血圧みたいに上はこれくらいで、下はこのくらい・・・みたいに。
上の設定は自分のテニスをちょっと背伸びさせて、
どこまでのレベルの選手と絡めるのかを意識して
設定しないといけない。
この設定が出来ていないと、格上の選手と対戦した時に
空回りになりやすい。
勝つ可能性は低くても、残された僅かな可能性を
実際勝利に繋げるには具体的に何をすれば良いのか
ちゃんと試合中に計画を立てられないといけない。
格上相手にそれが出来る?
相手が強いとすぐに「やっぱ無理だ」って試合を
投げる人はそれが出来ていない。
下の設定は自分が普通に出来ると思っているレベル
よりもちょっと低く設定すること。
実際試合になると、プレッシャーで自分が思ったほど
ちゃんとプレーが出来なくなることはあるからね。
意外と地味で低レベルなショットや戦術に頼らないと
いけないことはよくあること。
これが出来てないと「こんなはずじゃない!!」って
試合中、自分自身に変なプライドが邪魔して
イライラすることが多くなり、結局相手と戦っているのか
自分自身と戦っているのか分からないことになりかねない。
そしてこの上と下の自分のテニスを、試合中に両方
意識してプレーすることが出来ると、安定したテニスに
持っていきやすい。
例えば、信じられないくらい調子良くて、無茶苦茶強い相手から
勝つチャンスを握っている時は、当然一番上に線引きしたテニスを
しているんだよ。
でもそこで下のレベルを意識して用意しておかないといけない。
なぜなら「あと1ゲームで勝利」とか「このポイント取ったら勝ち!」
なんて場面でまさかの勝ちビビりがあったりするし、ホントに
強い相手だったら、こっちのいいテニスを試合中に学習するから
後半無効にされることもあるからね。
そうなったら、地味なプレーに移行してチャンスを待つことが
出来ないとまずい。
下のレベルのプレーをしている時も、我慢強く地味なプレーを
しながら上のレベルのテニスを意識しておかないといけない。
そうしないと我慢し続けられないでしょ?
対戦相手より自分の方がホントは上なんだって思うから
我慢し続けた先にチャンスの場面があり、勝つ可能性が
待っているって思えるんだよ。
ということは、
「調子良くても謙虚であれ、泥沼状態でもプライドを持て」
ってことだな。
さて、皆も自分のレベル設定をきっちり行なってみよう。
ちゃんと上と下、二つ線引きして自分のプレーの幅を
覚えておくように!!
いけない。
把握出来ていない人は自分に合ったプレーが分からず、
無理してしまうか勝てるチャンスを逃してしまうか・・・。
でもきっちり自分の今いる位置が分かっていて、
それに合ったプレーが出来れば、結果は安定するし
格上のプレーヤーにも勝つ可能性が出てくる。
もちろん変なレベルの相手に悔しい負け方をすることも
減るはずだ。
だからしっかりと今いる位置、すなわち今現在の
自分のカテゴリーとプレースタイルをちゃんと理解
しておこう。
でも多分普段から、こういう事はある程度考えていると
思うんだけど、その自分のレベルの設定の仕方を
間違っている人って多い気がする。
俺も最初は間違ってたなぁ。
何が間違えやすいかって言うと、テニスのレベルというか
実力の線引きって二つ引かないといけないんだよ。
血圧みたいに上はこれくらいで、下はこのくらい・・・みたいに。
上の設定は自分のテニスをちょっと背伸びさせて、
どこまでのレベルの選手と絡めるのかを意識して
設定しないといけない。
この設定が出来ていないと、格上の選手と対戦した時に
空回りになりやすい。
勝つ可能性は低くても、残された僅かな可能性を
実際勝利に繋げるには具体的に何をすれば良いのか
ちゃんと試合中に計画を立てられないといけない。
格上相手にそれが出来る?
相手が強いとすぐに「やっぱ無理だ」って試合を
投げる人はそれが出来ていない。
下の設定は自分が普通に出来ると思っているレベル
よりもちょっと低く設定すること。
実際試合になると、プレッシャーで自分が思ったほど
ちゃんとプレーが出来なくなることはあるからね。
意外と地味で低レベルなショットや戦術に頼らないと
いけないことはよくあること。
これが出来てないと「こんなはずじゃない!!」って
試合中、自分自身に変なプライドが邪魔して
イライラすることが多くなり、結局相手と戦っているのか
自分自身と戦っているのか分からないことになりかねない。
そしてこの上と下の自分のテニスを、試合中に両方
意識してプレーすることが出来ると、安定したテニスに
持っていきやすい。
例えば、信じられないくらい調子良くて、無茶苦茶強い相手から
勝つチャンスを握っている時は、当然一番上に線引きしたテニスを
しているんだよ。
でもそこで下のレベルを意識して用意しておかないといけない。
なぜなら「あと1ゲームで勝利」とか「このポイント取ったら勝ち!」
なんて場面でまさかの勝ちビビりがあったりするし、ホントに
強い相手だったら、こっちのいいテニスを試合中に学習するから
後半無効にされることもあるからね。
そうなったら、地味なプレーに移行してチャンスを待つことが
出来ないとまずい。
下のレベルのプレーをしている時も、我慢強く地味なプレーを
しながら上のレベルのテニスを意識しておかないといけない。
そうしないと我慢し続けられないでしょ?
対戦相手より自分の方がホントは上なんだって思うから
我慢し続けた先にチャンスの場面があり、勝つ可能性が
待っているって思えるんだよ。
ということは、
「調子良くても謙虚であれ、泥沼状態でもプライドを持て」
ってことだな。
さて、皆も自分のレベル設定をきっちり行なってみよう。
ちゃんと上と下、二つ線引きして自分のプレーの幅を
覚えておくように!!
<<前へ | 次へ>> |
ブログ最新記事
- 参考にしたいし、参考にしてもらいたいし。 (07/27 10:23)
- 練習掘り下げトーク「クロスコートラリー編」 (07/27 10:13)
- 尊敬されているか不安ですか? (06/26 23:12)
- 湧き上がって来た闘志 (06/19 10:34)
- 練習“掘り下げ”トーク第一弾「ショートラリー』 (06/16 00:58)
- 喜怒哀楽コントロール (06/13 08:05)
- てにすまん練習メニュー深掘りトーク (05/27 23:13)
- 【動画】ゴムゴムボレーの作り方 (05/21 15:49)
- アレンジしながら練習メニューを考える (05/21 15:34)
- テニスの調子は空間認識能力で決まる? (05/12 00:59)
- 1ヶ月ぶりのオンコート (05/08 00:14)
- 福田勝志プロとのZOOMシングルストークセッション公開 (05/07 23:33)
- コーチはどう伝えるか。 (05/01 22:42)
- とにかく、食べよう。 (04/27 23:06)
- 自宅でボレー練習 (04/27 22:12)
- やりたいテニス、やれないテニス (04/23 23:50)
- おからブーム (04/23 23:13)
- 非日常を楽しんでいる。 (04/20 00:02)
- テニスコーチの言葉は何が貴重なのか。 (04/19 23:34)
- 誰かに何かを伝える仕事 (04/17 23:59)
アーカイブ
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(4)
- 2020年5月(7)
- 2020年4月(9)
- 2015年3月(1)
- 2015年1月(1)
- 2014年10月(2)
- 2014年6月(2)
- 2014年5月(2)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(4)
- 2014年2月(1)
- 2014年1月(5)
- 2013年12月(3)
- 2013年11月(2)
- 2013年10月(3)
- 2013年9月(2)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(2)
- 2013年6月(3)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(6)
- 2013年3月(8)
- 2013年2月(8)
- 2013年1月(9)
- 2012年12月(9)
- 2012年11月(8)
- 2012年10月(17)
- 2012年9月(5)
- 2012年8月(12)
- 2012年7月(22)
- 2012年6月(21)
- 2012年5月(23)
- 2012年4月(21)
- 2012年3月(22)
- 2012年2月(21)
- 2012年1月(22)
- 2011年12月(22)
- 2011年11月(22)
- 2011年10月(21)
- 2011年9月(22)
- 2011年8月(23)
- 2011年7月(21)
- 2011年6月(22)
- 2011年5月(22)
- 2011年4月(21)
- 2011年3月(23)
- 2011年2月(20)
- 2011年1月(21)
- 2010年12月(23)
- 2010年11月(22)
- 2010年10月(21)
- 2010年9月(22)
- 2010年8月(29)
- 2010年7月(31)
- 2010年6月(30)
- 2010年5月(29)