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ブログテニスいろいろ

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緊張感の中で・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/09(日) 15:14

試合というものは緊張するものだ。

結果が欲しいから負けたくない。

その負けたくないという気持ちが余計に

一つ一つのショットを緊張させる。

 

だから試合が始まる前の緊張感ってとてつもない。

試合に初めて出場したのは高校の時だけど

その頃からずっと緊張感が嫌だった。

押し潰されそうになるからね。

そういった試合前の憂鬱感はずっと続いたんだけど

選手を続けているうちに、憂鬱感は無くなって行ったよ。

 

その理由は何でかというと、まず試合の中で自分が何を

すべきかということが分かって来たから。

緊張感はあるものの、そういった状況で「俺は何をすれば

いいんだろう・・・・」という迷いが無くなった。

 

それから、結果が出始めてきたことで、自分のテニスを

より多くの人に見てもらいたいという気持ちになった。

自信が付いて来たんだね。

 

「勝ちたい!」という気持ちがある以上、必ず緊張感って

付いて回るもの。

その緊張感によって何をすべきか迷ったり、弱気な選択を

してしまったりすると、緊張感がダメな方向に働く。

でも、緊張感ある中でしっかり自分の良いプレーが出来て

結果を残せると、これ以上の快感は無い。

 

皆も「緊張しないようにするためには・・・」ということを

考えるんじゃなくて、緊張した時に何をするのかを考えて

おかないと、試合中大変なことになってしまうよ。


回転掛けて、安定感[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/08(土) 15:11

練習の時って、どれだけ速いショットが打てるかを

意識して頑張ってしてしまうんだけど、実際試合に出た時

必要に感じるものは、パワーよりも安定感じゃない?

 

テニスはラケットもボールも飛ぶように出来ているから

スピードを出したり遠くに飛ばしたりするのは意外と

難しくない。

もちろん、沢山走らされたり、打点が食い込まれたりすると

別だけど、とにかくそんな飛ぶような道具を使っているから

テニスは飛ばすことよりも、枠にちゃんと入れられるかの方が

課題になるんだよね。

 

そこで重要なのが、スピン・・・回転である。

この回転量を増やしたり減らしたり、またトップスピン系、

アンダースピン系で打ち分けが出来ると、試合の中でも自分の

持っているパワーを躊躇しないで思い切り使えるから、普段から

このスピン量の調整を練習しておく必要がある。

 

でもこのスピンってどうやったらしっかり掛かるのかな?

例えばストロークの時、よくあるのが苦手ショットなのに

ライナー気味の一直線ショットを打ってしまうこと。

苦手なんだから、しっかりボールを持ち上げてネットに

引っ掛からないように打たなきゃいけないのに、何度も何度も

持ち上がらないライナー系のストロークでネットに突き刺さる。

 

「これじゃあいけない!」

と、慌ててもっと持ち上げようとするんだけど

なかなかボールは持ち上がらない。

やっと持ち上がったと思ったら、今度は回転量が足りなくて

アウト・・・。

余計に苦手意識が更に増して、入る気がしなくなる。

 

こうなった時の原因の一つが、テイクバックの大きさ。

回転を掛けたり、ボールの弾道を持ち上げたりするには、

ラケットがボールのどの方向から近づくかを理解しておかないと

いけないんだけど、ここでテイクバックを後ろに大きくしてしまうと

ボールの下から持ち上げると言うより、後ろから引っ叩いて

しまうことになり、そうなると持ち上がらず、ネットへ一直線系の

ショットになるのだ。

 

安定感のために回転を掛けるためには、ラケットでボールを

上下の動きで捕らえないといけない。

慌てたり、焦ったり、力んだりすることで、思わずテイクバックを

大きく取ってしまう癖がある人、一度素振りして確かめてみよう。

テニスの数え方[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/04(火) 15:04

テニスのスコアの数え方って面白い。

スーパーショットでポイント取っても、たったの

1ポイント。

4ポイント取らないと1ゲーム取れないし、相手が先に

4ポイント取っちゃうと、そのゲームは取られてしまって

さっきのスーパーショットが無効になってしまう・・・。

 

5-0でリードしていても、後1ゲームが取れないと試合は

終わらないってのも、テニスでは焦る要因の一つだね。

大量リードの後に守りに入ることも出来ないもどかしさは、

誰もが経験したことあるでしょ?

 

そういったスコアの数え方を考えると、テニスはどういう風に

プレーすれば良いのか見えて来ると思うんだよ。

デュースまでもつれたら別だけど、普通にやれば4ポイントで

1ゲームでしょ?

その4ポイントをどういうポイントの取り方で得ようとしているのか

考えている?

 

4ポイント全部、ナイスショットでは無理でしょ?

それだと逆にプレッシャーがかかる。

4ポイント全て、相手のミスを待つ・・・これも、よっぽど

相手が下手じゃないとあり得ないよね?

となると、思い切ったナイスプレーな攻撃で得たポイントと、

その攻撃で与えたプレッシャーで相手がミスをしてくれるポイントの

割合を考えてみようよ。

 

俺の場合、1ゲーム4ポイントのうち、1ポイントは必ず思い切った

攻撃を混ぜるようにしていた。

残り3ポイントは、その攻撃を利用して相手からいかにミスを

もらうか・・・を考えていたよ。

だからミス待ちの時も、単なるボーっと待つんじゃなくて、

「ほらっ!また攻めるぞ!!甘いと攻めてやるぞ!」と相手にアピール。

ホントは攻める気無かったりしても、これをアピール出来る

雰囲気を作り上げないといけない。

 

そうやって、思い切りの良い攻撃と、それを利用したミス待ちの

プレーを上手くその時の状況に合わせて選択して勝つための法則を

作ることが出来れば、5-0リードで「後1ゲーム・・・」とびびり始めても

やるべき事と、それをどの時にどのくらいやるのかが見えて来るので

焦らないテニス選手になれるんだよ。

 

とにかく試合の中で、どういう配分が良いのか考えよう!!

おとうちゃんとテニス[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/03(月) 15:09

俺の父はテニスをしている。

小学校の先生だったんだけど、今はもう退職して

毎日毎日、朝から晩までテニスコートで仲間と

テニスをし、そして北海道、九州などにも遠征して

試合にも出場している。

 

そう、単なる遊びテニス程度ではなく、おじさんだけども

年齢別の全日本選手権で優勝したり、大阪代表で国体に

出場していたほどのスーパーテニスおじさんなのだ。

 

俺がテニスを始めたのも、そんな父の使わなくなったラケットが

ごろごろ家に転がっていたから、何となく高校の時に始めた。

でも、テニスを始めてから思った。

「父親と同じスポーツはするもんじゃない・・・」って。

 

そんなレベル高い父からしてみれば、テニス初心者の俺の

テニスは見てられない感じだったろうね。

コートへ何度か連れて行ってもらって、一緒にテニスやったけど

全然相手にならないうえに、「もっと走れ!」とか

「諦めるな!」「何度ダブルフォルトするんだ!」って

ずっと言われ続ける。

高校生の頃は、誉められた思い出なんて無かった。

 

親子だけに厳しい言葉に感じ、テニスは好きだったが

親とはテニスをしたくない・・・という気持ちになってしまった。

それもあって、高校卒業後は大阪から上京して、関東で

テニスコーチしながら選手活動。

 

でもね、ある程度選手として活躍できるようになってから

父とテニスした時に、「お前のストローク、ええなぁ。」の

一言をもらった。

嬉しかった。

やはり、この人に一番誉められたかったんだよ。

今は、大阪帰るたびに、父とコートに立つのが楽しみに
なっている。

お出迎えください・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/02(日) 15:10

相手がアプローチしてきた!

ボレーで決めようと前に出て来ている!

さぁ君は、その相手に対してどういうショットを打つ?

 

ここでビビると足を止めて、ボールを待ってしまう。

受身の形だね。

実はこの待ってしまう時間が結構問題になるんだよ。

 

アプローチ打ってきた人は、ネットに詰めて来るでしょ?

しっかりネットに近づいた方が、パス抜かれにくいから

出来るだけ良いポジションに入れるよう前に出て来る。

と言うことは、そこで一歩も踏み込まずにこちらがパスを打つと

その分相手が時間的にも良いポジションへ近づけるというわけ。

 

だからパス打つ方の人が一歩でも前に踏み込んで、ボールを

迎えに行くことが出来れば、それだけ相手は一歩分、ポジションが

後ろの状態でボレーしないといけない。

となると、その方がパス打つ側にしてみれば有利なんだよ。

 

スライスでスゥーっと伸びて来る嫌なアプローチを打ってくる

人いるけど、待たずにしっかり踏み込んでパスを打ち、ネットに

近づけさせないようにしよう!

でも逆の作戦もある!

なかなか打たずに引きつけておいて・・・・ロブというパターン。

待てば待つほど、相手はネットに近づこうとするのを利用すると
こういう展開もありだね。
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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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