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ストロークでストレート[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/05/26(水) 10:29
攻撃もするんだけど、その攻撃の目的も、良い流れを
掴むことで相手がプレッシャーを感じてミスをしてもらう
ためにやるようなもの。
だから皆、ミスしないようにチャンス来るまで繋いで粘ろうと
する。
その繋ぎのショットなんだけど、コースは主にクロスが多い。
もちろんストレートのショットを打つ場合もあるんだけど、クロスの
方が相手を外に追い出しやすいし、技術的にもストレートより
楽チンだからね。
でも当然クロスで繋ぎながらも、チャンスが来た時にストレート
打ちたいし、相手が急にアプローチでボレーに出てきた時にも
ストレートは打てるように用意しておきたい。
でも急にストレートって打てる?
クロスより打ちにくいとされるストレート、どうやれば楽に
打てるだろうか?
まずクロスへ打ちやすい理由を考えてみよう。
相手が打つ瞬間、身体はフォアかバックかどっち来るか
分からないから正面を向いている。
クロス打つ場合、この正面向きをそんなに変えなくても、そのまま
クロスへ持っていける。
だから打ちやすい。
しかし、そこからストレートに打つ場合、正面向きで構えていた
身体の向きをしっかりと横向きに変えていかないといけない。
この身体のターンが足りない人は、どうしてもストレートが
打ちにくいと感じてしまうんだよ。
だからしっかりと身体の向きを作って、ストレートにボールを
運びやすい土台を事前に用意できるようにすることと、出来れば
前足に重心を掛けて打てるようにしてもらいたい。
後ろ足だとボールを待ちたくなるので、打点が食い込まれてしまう
可能性もあるし。せっかく横向きを作った身体が回ってしまって
前向きに戻ることもある。
強烈なストレートアタックじゃなくても良いから、打ちたい時には
すんなりストレートに流せるように、クロスラリーからのストレートショットを
普段から練習しておこう。
錦織選手に学ぶ、逆転戦術。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/05/25(火) 10:28
錦 織選手がフレンチオープンの一回戦を突破した!
ニュー スで映像を一部分流していたんだけど、当然
そ ういう映像はスーパープレーの場面。
実 際はどんなプレーを多くしていたのか、気になる!
早 く誰かに録画した彼の試合を見せてもらおうっと。
ス コアだけ見ると、彼は最初に2セットダウンしている。
3 セットマッチの試合だったら負けていたけど、フレンチは
5 セットマッチだからね。
そ こから追い付き、ファイナルセットで逆転して勝利。
相 手選手が力尽きて、体力負けなのか・・・というと
そ うではないと思う。
も ともと錦織選手のプレーは世界のトップ選手の中でも
地 味なタイプ。
も ちろんスーパーショットもあるんだけど、そんなショットは
周 りの選手と比べるとそんなに珍しくない。
じゃ あなぜ、彼が世界のトップと渡り合えるのか・・・というと
戦 術面が優れているところ。
相 手が何を考えているか、相手がどういう心理状態なのか
相 手が何を狙っているのか・・・・。
も ちろん、相手の得意なショット、苦手なショット、得意パターン
苦 手パターンを試合しながらデータとして覚えて行き、徐々に
そ の対戦相手に対して何が有効かを見付けて行く能力が
あ るんだよ。
今 回もそういった能力が3セット目以降、上手く発揮出来た結果
逆 転に繋がったんだと思う。
対 戦相手にしてみれば、試合の序盤では上手く決まっていたのが
徐 々に手応えが無くなって行くという展開はとても嫌なものだ。
テ ニスは何ポイントも何ポイントも積み重ねていくスポーツ。
最 初にやられても、そのやられたパターンを学習して
試 合中に有効策を見出していければ、強い相手に対しても
勝 てる可能性は広がって行く。
試 合後にしか反省出来ないようじゃ・・・チャンスを逃してしまうよ。
そ の場で考えろ!!俺はムキムキだぜ。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/05/24(月) 10:27
低学年の頃までは病院にお世話になりっ放しの少年だった。
水泳とか空手とかサッカーをさせられて体を
鍛えて、中学・高校と段々体力が付いてきたけど、筋肉は
相変わらず付かずにガリガリ状態。
それが20代に突入してトレーニングも本格的に行うように
なり、また体質も変わってきたから、筋肉が徐々に付き始めた。
それまでガリガリだった体に、ムキムキの筋肉が見え始め
自分の姿が変わって行くのをジムの鏡で見ていると
元ガリガリ少年だった俺は嬉しくてしょうがなかった。
テニスの結果は、22,23歳の頃は徐々に出始めていたけど
更に高いレベルの人達と対戦するようになり、自分のテニスを
今後どうすれば良いのか分からなくなって停滞していた。
そんな時期、トレーニングはやった分だけ筋肉付いて、ベンチプレスの
数値もどんどん上がって行くのを見ると、徐々にトレーニングの方が
テニスよりも面白く感じてしまったのだ。
トレーニングメニューも、より筋力アップのためにハードにし
トレーニング時間も増やしていく。
テニスが伸びないストレスをトレーニングで発散・・・・。
その結果、筋力アップでパワフルショットが打てるようになった!!
しかしその代償として、動きが鈍くなった・・・・。
トレーニング中毒。
こういう言葉があるんだけど、けっこう陥ってしまう選手は
多いんだよね。
トレーニングの目的はテニスのプレーのため。
常にテニスのスタイルや結果を考え、それに沿った形での
筋力アップを目指さないと、何のためのトレーニングなのか
分からなくなるし、精神的にもストレス発散のための
トレーニング中毒になってしまうんだよね。
そういったことを学習した時期でした。
ナイス反応![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/05/23(日) 10:27
そういう質問をよく受ける。
反応はテニスではとても重要。
ボールに追い付けるかどうか、ショットを成功させられるか
どうか、ほんのちょっとの反応の差で成功か失敗かが
分かれるからね。
反応を良くするためには、動体視力を良くしないといけないし
また筋肉の質もまた、目で情報を捕らえて脳で判断を下した瞬間
よりスムーズに動くように改善していかないといけない。
でもそういった長期プランも大事だけど、今現在の動体視力と
今現在の筋肉でベストな方法は何だろうか?
まず大事なことは、あらゆる可能性を予め考えておくことである。
バックボレーが苦手で反応が悪い人、実はバックが苦手
だから「出来るだけフォアで取りたい・・・」という気持ちから
フォアボレーのイメージしか持ってなくて、その結果バックに来た時
一瞬遅れるのだ。
フォアだけじゃなく、バックボレーにも来る可能性は十分にあるから
両方しっかりイメージして用意しておけば、反応は違ってくる。
こんな感じで、レシーブで待っている時、ボレーで待っている時
ベースラインで待っている時、とにかく相手が打つのを待っている時は
ありとあらゆるコースやパターンを予測して、どこに来ても
「あれ?そっちかぁ・・・」なんてことにならないようにしないとね。
それからもう一つ重要なことがある。
せっかく早く反応はしたけど、その反応の後ラケット持った手を
最初に動かし始めるとマズイのだ。
ちゃんと、腰(骨盤)でフォア側かバック側か判断して向きを作り
その土台をボールの方向に移動させるために足を動かす事が
目で見て反応した後に出来るかどうかが大事なんだよね。
動体視力と筋力アップも重要だけど、頭を使って予測し
そして反応と同時に、身体のどの部分から打つための準備を
しないといけないかを、しっかりと整理しておこう。
けっこう、広い!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/05/22(土) 10:26
ダブルスは二人いるからシングルスより
狭く見えるけど、それでもコートってけっこう
広いんだよ。
そんな広いコートを、ボールコントロールして
効率よく使っているかい?
試合の時、相手選手がコートを右に左に、前に後ろに
走らされていたら、それは上手くコートの広さを利用して
試合を進めていることになるんだけど、ちゃんと試合中は
相手をそうやって動かしている?
もちろん普段からコントロールを付けるための練習を
しておかないといけないんだけど、技術的なことよりも
まずはコントロールし易い条件を整えよう。
その中でも重要なのはボールのスピード。
スピードが速いのと、ゆっくりなのとどっちがコントロール
しやすいか・・・って考えたら、もちろんゆっくりのショットを
使った方がコートの隅々を狙えるでしょ?
速いショットは威力あるけど、それでコートの端っこに打つのは
怖くなってしまう。
スピードショットよりゆっくりのショットの方が攻撃力は
落ちるけど、ゆっくりショットでちゃんとコートの端から端に
配球して相手を動かす事が出来たら、パワーとはまた違う
攻撃力が得られるし、それこそコートの広さを利用できる
こととなる。
自分のショットがどのくらいのスピードであれば
コートの端から端へコントロール出来るのか
ちゃんと知っておかないといけないよ。
そのスピードでちゃんと試合に臨まないといけないのだ。
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