ブログ2010/6
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絶滅危惧種を救え![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/25(金) 23:55
ウィンブルドンとワールドカップ、
同じ時期に開催されると面倒くさい。
テニスも気になるしサッカーも・・・。
かといって、どちらか録画しても
結果を知ってしまったらつまんないから
どうせ、後で見ない。
そう思いつつ、チャンネルをコロコロ
変えながら毎晩テレビの前に座っている。
でも最近、ウィンブルドンを観て思うのは
芝の削れ方の変化。
10年前までは、ウィンブルドンは速い
ボールバウンドコートだから、バウンドさせる前に
ボールを打ってやろうと、選手は積極的に
ネットプレーを仕掛けてボレーに出たもんだ。
その結果、芝の削れ方はベースラインの部分の他に、
ネットに向かって行くエリアも削れて、ちょうど丁字の形に
なっていたんだけど、ここ最近のウィンブルドンは
ストローク中心のベースラインプレーが主体となっていて、
丁字ではない感じ。
そもそも、今現在プレースタイルがサーブ&ボレーって
タイプは殆どいなくなったしね。
フェデラーのサーブ&ボレーなんかは絶品で上手いんだけど、
彼もいつそのサーブ&ボレーを仕掛けるかという判断が
的確なのであって、サーブ&ボレーをメインでやってるわけではない。
たまにやるサーブ&ボレーはかなり有効だけど、
サーブ&ボレー一本で仕掛けるのはかなり危険だ。
ということは、もう「サーブ&ボレーヤー」という選手は
絶滅危機にあるのかも。
リスクは高いが、そのギャンブル性が観ている人には
ワクワク感を与えてくれるサーブ&ボレーヤー、
是非ともウィンブルドンの大会にはそ
んなプレースタイルの選手がいてほしいなぁ
選手にとっても、大きな一歩です。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/24(木) 23:52
ボレーが難しいと感じる時、
それはローボレーを打つ時感じるかな。
ネットより低いところで取らされる上に
足下のラケットワークは難しい。
でもこのローボレー、足を一歩動かすことが
出来ればかなり楽ちんになるのだ。
逆に足が全然動かなくて、両足が横に揃っている人は、
結構このローボレーの処理でミスしやすい。
まずローボレーってどこを狙うかって言うと足下でしょ?
足下狙って打つから、そこで一歩しっかりと足を出せば、
殆どのショットをちゃんとノーバウンドで取れるのだ。
でもここで足が出ないと
「ワンバウンド?ノーバウンド?」って一瞬迷ってしまう。
この迷いこそがミスの大きな原因となるんだよ。
だから一歩が大きければ大きいほど、
ノーバウンドで処理できる範囲が広くなる。
普段からしっかりと踏み込んで打つボレーを
練習しておこう。
しかし、ボレーボレーみたいに足を踏み込む
余裕がない場合もあるから、そんな時のためにも
高校2年生のテニスコーチデビュー[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/23(水) 11:25
どんなスポーツでも選手活動を続けるには
お金がいる。
遠征費、トレーニングや練習の環境作りの費用、
コーチやトレーナーの人件費もかかる。
もちろん自分一人でやっている人もいるけど、やはり
お金はかかるもんだ。
俺が選手活動をしていた時は、基本的には自分で
テニスコーチの仕事で稼いだお金を選手活動に充てていた。
もちろん賞金ももらっていたが、殆どの試合が赤字。
遠征費を上回る賞金をゲット出来るのって、年に数回。
しかもそれでも数万円の黒字ってくらいだから、賞金は
あてにならない。
だからコーチしながら選手活動している人って多いんだよ。
そのテニスコーチという仕事、俺が初めて行ったのは
高校2年生の夏休み。
知り合いのテニスコーチが、長野県の白馬でテニス合宿を
開催していて、そこの手伝いで行ったのがキッカケ。
高校2年の夏・・・。
俺がテニスを始めたのが高校1年生だから、たった1年ちょっとの
テニス歴でコーチやってしまった。
今考えると恐ろしい話だが、その体験で俺は「コーチ」という
仕事の魅力にはまった。
でもその当時は、一生懸命テニス雑誌を読み漁って、その中で
使えそうな練習方法とか、言い回しやテーマをメモって、そのまま
レッスンで使っていたから、怪しいコーチだよね。
サーブもろくに入らない高校生の若造だったけど、俺は必死だった。
お客さんを前にして話をすることも怖かったし、何よりも自分に自信が
あった訳じゃなかったから。
今は選手活動を殆どしていないので、ほぼコーチ活動。
楽しく毎日頑張っているけど、その頃の俺が頑張ってコーチという
仕事と向き合ってくれたから今がある。
もちろん、これからもっと多くの人達にテニスの面白さを伝える
活動をしていきたいが、とりあえず高校2年生、16歳だった俺は
よくテニスコーチを始めてくれたって思うよ。
その頃の俺に感謝だな。
錦織選手から学ぶ、ストローク技術[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/22(火) 14:23
ウィンブルドンに錦織選手登場!
しかし初戦の相手はナダル。
クレーの王者とは言え、芝でもめっぽう強い
彼と最初に対戦は残念・・・。
結果は残念ながらストレートで敗れたけど
格上の選手に対してひるまず仕掛け続けた錦織選手の
テニスは最高に面白かった。
テニスはやっぱり攻撃が楽しい。
観る方もそうだけど、プレーする選手もそうだ。
その攻撃のパターンやタイミングを錦織選手は
楽しみながら選んでいるような気がした。
そういうのがセンスだよね。
錦織選手と言えば「AIR-K」。
フォアハンドストロークを前足でジャンプして打ち込む
あのショットは彼の代名詞になるほど、高くダイナミックな
打ち方でカッコいい!!
でもあのショットはパフォーマンス的な要素があるとは言え
意外と基本が出来ていないと難しいショットなのだ。
その大事な基本の部分とは前足である。
踏み込んだ前足でしっかりと床反力によって上体を上に
蹴り上げ、その反動でラケットスウィングを行うため
上に高くジャンプする事となる。
「足からパワーをもらってスウィング」
そう言われても、どう足からパワーもらうのかイマイチ
イメージが湧かない人は、錦織選手のジャンプした
フォアハンドを見てもらうと良いかもしれない。
もちろん丸っきり真似できるものではないけど、
足から上半身にパワーを伝えている様子は理解し易い。
足の使い方が上手くなると、上半身がリラックスされ
逆にスウィングもスムーズとなってスウィングスピードは
上がりやすくなるよ。
他にサーブなんかもそうだね。
さぁ、そういった事に目を向けながら、他の選手も
ウィンブルドンの中でチェックしてみよう!!
フェデラーの法則[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/21(月) 10:23
ウィンブルドンが始まった。
オープニングマッチでは昨年の覇者、フェデラーが登場。
世界ランキング60位のFallaと対戦したんだけど
これがファイナルまでもつれ込むというびっくりの
展開!!
最初2セットと連取されて、追い込まれたフェデラーは
3セット目を取り返すものの、4セット目3-5ダウンで
Fallaのマッチ・オブ・ザ・ゲーム!!!
しかし・・・Fallaにとっては人生をも変えるほどの
大事なこのゲームを、それまで淡々とこなしてきたようには
いかなかった。
1ポイント目、それまであり得なかったラリー中の単純ミスで
0-15、2ポイント目攻めの姿勢を見せるものの、アプローチを
サイドアウトで0-30、こうなるとフェデラーは楽になる・・・と
思いきや、やはりフェデラーもイージーミスを続け、30-30。
でもフェデラーはミスが続いても「ここは勝負どころ!」と、
攻めの姿勢を崩さない。
そしてブレークして追い付くと、そのままタイブレークで4セット目
取ってセットカウント2-2でファイナル突入。
ファイナルは6-0というスコアで、結局フェデラー勝利。
テニスで勝つには法則が必要。
でもその法則は、選手によって多少異なる。
フェデラーはやはりパワーよりもそれぞれのショットの
技術力があるから、様々な展開を大事な場面で
先手先手で仕掛けることが法則である。
逆にランキング的にも下の選手は、単純なパターンを黙々と
地道にこなし続けるような法則が必要なんだけど、相手に
何されようと自分のプレーを信じ続けないと、これを続けられない。
Fallaは残念ながら、4セット目の5-3リードで、自分の
テニスを見失ってしまったようだ。
無理もない、王者を自分の手で葬るチャンスを握っていたんだから。
逆にフェデラーは調子が悪くて窮地に追い込まれようと、最後まで
自分のスタイルを貫き通した。
うーん、Fallaはあのゲームの最初の2ポイントを、一生後悔する
だろうねぇ。
この後悔を解消させるには、次のチャンスで
フェデラーを倒さないと消えないね。
頑張れFalla。
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