ブログ2010/9
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初めてのJOP大会。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/23(木) 09:16
初めてJOP大会に出場したのは
19歳の時。
JOP大会とは賞金が掛かっている大会で
尚且つ全日本ランキングポイント対象の大会。
だから勝ち上がれば賞金ももらえるし、ランキングポイントも
もらえるから全日本ランキングが付くのだ。
もちろんそんな大会だからレベル高いし、最初は
ランキング無いから予選からのスタート。
しかも俺が初めて出たのは「毎日テニス選手権」という
かなりハイレベルな大会。
予選どころか、その予選出場者を決めるための地区大会に
しか出られなかった。
地区大会は関東で幾つかの会場に分かれて開催され、それぞれの
会場の優勝者がやっと予選に出場出来るの。
でも地区大会優勝するだけでも3セットマッチを6回勝たないと
いけないうえに、開催されるのは真夏の暑い中だから大変。
さて産まれて初めてのJOP大会の試合内容はどうだったかと
言うと、初出場の緊張感で、あまり俺は内容とかスコアとか
覚えていない。
覚えているのは対戦相手の名前と、全然相手にならなかった事。
そして8000円という高い出場料。
トーナメントだから、負けたらそこで終了。
初戦、1時間ほどの試合で8000円が消えていくのは、当時
スーパー貧乏だった俺にとっては痛かった・・・・。
それでも続けてその後もJOP大会に出場し続けられたのは
周りに頑張っている選手がいっぱいいたから。
「最初はそんなもんだよ」と励ましてくれた先輩選手達には
感謝だね。
そこでJOP大会の出場を辞めていたら、当然今の俺は
あり得なかった訳だ。
とにかく一歩踏み出すことと、それを続けること。
今思い出すと懐かしい良い思い出だけど、それはその後
頑張り続けたからだ。
続けて良かったよ、ホント。
ボールの変化は最小限で。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/22(水) 12:36
夏に合宿を行ったテニス部は多いと思う。
いつもの学校のテニスコートじゃなくて、もっと
面数の多い山の中のコートなんかで、目いっぱい練習を
すれば、その分だけボールをたくさん打てるので
練習になる。
でも山のコートは標高が高いから、バウンドが高く弾み
打ちにくかったりしなかった?
そういう環境の変化で色んな事が起こるんだけど、その都度
驚いてパニックになる訳にはいかない。
しっかり対処しなきゃいけないんだけど、どうすれば
いいんだろう。
チャンスはバウンドした直後のボール。
しっかり弾んだボールもあまり弾まなかったボールも
バウンド直後のボールの位置はさほど変わらない。
それを逃してしっかりバウンドさせてしまうと、大きく変化が
表れて対処がめんどくさくなる。
左利きのサーブを受けるのが苦手な人もそういう事だね。
「やだなぁ・・・」と思ってボールをジッと見てしまうと、どんどん
左側に逸れて行って、結局ラケットの先っぽなんかで
触るのが精いっぱい・・・なんてことになる。
足をしっかり動かして、バウンド直後のボールを打とうとすれば
打ちやすいよ。
その代わり、イレギュラーの多いクレーコートなんかは
この対処法がしにくい場合もあるので、要注意。
そうなったら、しっかり下がり切って繋ぎまくる・・・という
スタイルになるかな。
とにかく足を動かして、バウンド地点に踏み込むって事は
重要です。
また来年の夏合宿で、標高高い山の中のコートで練習する時は
じっくり見る前に、どんどんバウンド地点にステップインして
トライしてみましょう。
もちろん普段の練習でもしっかりね。
まず準備[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/21(火) 09:17
テニスはスウィングスポーツである。
道具を使って、スウィングしてボールを飛ばす。
こういうスウィングスポーツって、足の踏み込みや
腰の回転を使って道具・・・ラケットを振るので、
身体の向きは横向きからのスタートとなるし
ボールと身体の位置関係も、基本的に横に並ぶ
形となる。
バレーボールとかバスケットは素手で、しかも
両手を使う事が多いので、ボールを受ける時は
自分の身体の真正面にボールを持って来る。
この違いをしっかり理解して、ボールが飛んできたら
とにかく横向きの体と、ボールに対して横の位置関係を
素早く作れる癖を身に付けておかないといけないのだ。
でも野球みたいに、ストライクゾーンに来たボールだけを打てば
いいわけじゃない。
フォアかバックか、とりあえず正面を向いて構えておいて
相手が打った瞬間に、フォアならフォア、バックならバックの
身体の向きを作って準備をする。
でもここで焦ると、準備をするのが遅れて正面向きのまま
ボールも真っ正面に迎えてしまったりするんだよ。
とりあえず、ストロークだろうがボレーだろうが、
そのショットが深かろうが、浅かろうが関係なくフォアならフォア
バックならバックに準備する癖を付けておいてもらいたい。
この準備を早くすることが出来れば、苦手なショットも返球し易いし
得意なショットはより生きてくる。
しっかり意識して練習してくれ。
コーチとの出会いに感謝[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/20(月) 08:50
俺の今までのテニス人生は、色んな人から
コーチしてもらって成り立っている。
一番最初は顧問の先生にテニスを教えてもらった。
その後、夏休み中のコーチのバイトでヘッドコーチに
教えてもらった。
父親からも教えてもらったな。
でも父から教えてもらうのは当時あまり嬉しく思わなかった
けどね・・・。
それからもアメリカ行った時には、練習していた大学のコーチに
教えてもらったり、スペインのアカデミーに在籍して教えて
もらったり、所属していた会社の先輩に教えてもらったり・・・。
専属のコーチが付いたことはないけど、とにかく色んな人達の
コーチングによって今日の俺のテニスがある。
それぞれのコーチに色んなアドバイスをもらって、俺のテニスを
作り上げてきたんだけど、結局これまでのコーチ達に言われた
事で一番印象に残っているのが
「君はもっと出来る!もっと強くなれる!」
という励ましの言葉。
やる気があって伸び盛りであれば、どんどん技術的な事を
アドバイスしてもらえば良いんだけど、やっぱりそうじゃない時の
方がテニス選手人生では多いから、結局テニス選手が
テニスコーチに求める事って、技術的なアドバイス以上に
励ましとか勇気づけてもらうことになって来る。
特に今まで出会って来たコーチの殆どが、俺がつまづいて
困っていると、「もっと大きな世界に飛び込め!!」と励ます
どころか、更に大きなステージに連れて行ってくれた。
小さな世界でくよくよしている暇があれば、大きな世界で
揉みくちゃにされている方が良いからね。
そんな風に自分を引っ張ってくれた今までのコーチ達に
感謝しながら、俺もそんなコーチとして頑張ろうと思っている。
サーブ&ボレー、見習い中[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/09/17(金) 13:34
大阪にある府立北かわち皐ヶ丘高校で、2カ月に一回くらい
授業をしている。
スポーツ探究コースというのを選択している生徒に講義をするの
だが、講義だけじゃなくてその中のテニス部員の生徒だけに
1時間レッスンしてあげることもある。
今回はその1時間レッスンをしたんだけど、サーブ&ボレーを
やってみた。
サーブもボレーもまだまだ未熟な生徒達なんだけど
それでも「やってみよう!!」と頑張ってもらったよ。
その結果、ちゃんとサーブ入れて、丁寧にボレーを
返しただけで意外と相手が嫌がってミスをしてくれる・・・という
ことを感じてくれたようだ。
どうしても良いサーブと良いボレーが無いと、サーブ&ボレーを
する気にはならないんだけど、実際はそれよりもサーブ&ボレーを
思い切って使ってみる・・・という決断力の方が大事だったりする。
今回は「サーブ&ボレーをやろう!」と俺が決めて
やってもらったんだけど、実際は試合中に自分自身で
「よし、次のポイントで思い切ってやってやる!」と決断しないと
いけない。
どうでもいいポイントなら、何となく出来るかもしれないけど
やっぱり効果があるのは重要なポイントの時。
そういう場面でサーブ&ボレーを自分自身に指示できるような
決断力、そして判断力があると試合は強くなる。
ま、今回の授業は「サーブ&ボレーをやってみよう!」と軽い
気持ちでトライしてもらったんだけど、そこでサーブ&ボレーの
難しさが分かる以上に、サーブ&ボレーを効果的に使うと
意外と相手が嫌がってミスをプレゼントしてくれるということに
気が付いてくれたら成功だね。
サーブが甘くても、ボレーが下手でも、しっかりとサーブ&ボレーの
練習を普段からやっておくようにしておきましょう。
ショットが上手くなってから・・・だと遅いんだよ。
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