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てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
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嘘つきテニス[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2013/01/01(火) 02:24
人間、嘘をつくと、その嘘とつじつまを合わせるために
また新たに違う嘘をついてしまう。
ちょっとした嘘だったはずなのに、その嘘を成り立たせるために
また違う嘘で誤魔化し、気が付くともう取り返しの付かないような
状況になっていたりしてしまう・・・なんてよくある話。
でもテニスもちょっと似たところがあるんだよね。
それはショットを打つ時のポジション。
本当はちゃんとポジションに立って打てばしっかりとした
いいショットが打てるんだけど、最後の一歩を省いてしまって
ショットが中途半端になってしまう・・・というパターンって
やってしまってないか?
疲れていたり、精神的にネガティブな状態になると、どうしても
ラケットがボールに届く範囲までは近づけるんだけど、
残り一歩ってポジションで足が止まってしまうんだよ。
本当はそこからもう一歩近づいたり、前へ一歩踏み込んだり
すれば完璧なのに「あっ、届くからこれ以上いいや」って
足を止めてしまい、あとはスライスで誤魔化すパターンとなる。
もちろんそういう状況でもスライスだと、何とか誤魔化して
返球することは出来るが、当然一歩足りない分腰が引けた
状態になりやすいから、しっかり伸びのあるスライスは
期待できないし、飛びが甘い分スィングも大振りにして、深く返球
しようとしてしまう。
上体のバランスが崩れてしまうから、腰の負担も膝の負担も
大きいし、大振りになる分、腕の衝撃も大きくなるから
結局は身体に大きな負担を負わせることになって
しまうんだよね。
当然、体のバランスが崩れていて、大振りな打ち方の人って
打ち終わった後、素早く構え直して次のショットに備えるという
ことはかなり難しい。
ということは、ボールを打った後、ポジションを修正するのに
時間まで掛かってしまうということになる。
でもここは強引に戻らないといけない。
そうなると、労力も掛かってしまうし、怪我もしやすいのだ。
結局、たった一歩ボールを打つために必要なステップを
省いてしまっただけで、トップスピンでしっかり打てるところを
気の抜けたスライスに切り替えなきゃいけないし、その一歩が
足りない分、腰と膝の負担が大きくなり、大振りにしてしまうしその分、
腕の負担も増えてしまい、挙句の果てに打ち終わった後、戻ることも
労力が必要になる割には遅い・・・という結果になってしまう。
たった一歩を省いただけだよ!
そんな一歩を省いたせいで、結局はその後もっと大変なことに
なってしまうんだよ。
だったらその一歩を省かないで、きっちりとポジションに
入った方が総合的に見て、ショットの質も、体の負担も
プラスになることの方が多いのだ。
もちろんスライスも試合の中で必要だから、どんどん使って
いいんだけど、スライス使うときもしっかりと完璧なポジションを
その都度意識して打てるようにして欲しいな。
とにかく、目の前の一歩を誤魔化すと、その一歩踏み込む以上の
労力の負担とショットの質の低下に苦しむことになりやすい。
ちゃんとコツコツとポジションに入ることを心掛けよう。
また新たに違う嘘をついてしまう。
ちょっとした嘘だったはずなのに、その嘘を成り立たせるために
また違う嘘で誤魔化し、気が付くともう取り返しの付かないような
状況になっていたりしてしまう・・・なんてよくある話。
でもテニスもちょっと似たところがあるんだよね。
それはショットを打つ時のポジション。
本当はちゃんとポジションに立って打てばしっかりとした
いいショットが打てるんだけど、最後の一歩を省いてしまって
ショットが中途半端になってしまう・・・というパターンって
やってしまってないか?
疲れていたり、精神的にネガティブな状態になると、どうしても
ラケットがボールに届く範囲までは近づけるんだけど、
残り一歩ってポジションで足が止まってしまうんだよ。
本当はそこからもう一歩近づいたり、前へ一歩踏み込んだり
すれば完璧なのに「あっ、届くからこれ以上いいや」って
足を止めてしまい、あとはスライスで誤魔化すパターンとなる。
もちろんそういう状況でもスライスだと、何とか誤魔化して
返球することは出来るが、当然一歩足りない分腰が引けた
状態になりやすいから、しっかり伸びのあるスライスは
期待できないし、飛びが甘い分スィングも大振りにして、深く返球
しようとしてしまう。
上体のバランスが崩れてしまうから、腰の負担も膝の負担も
大きいし、大振りになる分、腕の衝撃も大きくなるから
結局は身体に大きな負担を負わせることになって
しまうんだよね。
当然、体のバランスが崩れていて、大振りな打ち方の人って
打ち終わった後、素早く構え直して次のショットに備えるという
ことはかなり難しい。
ということは、ボールを打った後、ポジションを修正するのに
時間まで掛かってしまうということになる。
でもここは強引に戻らないといけない。
そうなると、労力も掛かってしまうし、怪我もしやすいのだ。
結局、たった一歩ボールを打つために必要なステップを
省いてしまっただけで、トップスピンでしっかり打てるところを
気の抜けたスライスに切り替えなきゃいけないし、その一歩が
足りない分、腰と膝の負担が大きくなり、大振りにしてしまうしその分、
腕の負担も増えてしまい、挙句の果てに打ち終わった後、戻ることも
労力が必要になる割には遅い・・・という結果になってしまう。
たった一歩を省いただけだよ!
そんな一歩を省いたせいで、結局はその後もっと大変なことに
なってしまうんだよ。
だったらその一歩を省かないで、きっちりとポジションに
入った方が総合的に見て、ショットの質も、体の負担も
プラスになることの方が多いのだ。
もちろんスライスも試合の中で必要だから、どんどん使って
いいんだけど、スライス使うときもしっかりと完璧なポジションを
その都度意識して打てるようにして欲しいな。
とにかく、目の前の一歩を誤魔化すと、その一歩踏み込む以上の
労力の負担とショットの質の低下に苦しむことになりやすい。
ちゃんとコツコツとポジションに入ることを心掛けよう。
遅れてないか?軸足の使い分け判断[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/12/27(木) 13:40
ストロークやボレー、スマッシュを打つ時に
軸足が重要となる。
例えば右利きの人がフォアハンドストロークを
打つ時、オープンスタンスであれば右足が軸と
なるし、クローズスタンスであれば左足が軸足だ。
状況や場面によって使い分ける軸足、ちゃんと使い分け
出来ているかな?
その使い分けが出来ないで、どちらかの足ばっかりに
なる人って、苦手な軸足を避けていたり、練習不足ってことも
あるけどどっちを使うか判断するのが遅いってことが多い。
実はどちらの足を軸にするか決めるのは、基本的に
相手が打った直後なんだよね。
そして、その相手が打ったショットを追いかけ始める
段階でもう右足軸なら右足を、左足軸なら左足を軸として
合わせられるように動いてなきゃいけないんだよ。
例えば走り幅跳びをする時、助走を開始する前に自分が
どっちの足で踏み切るのか決めるでしょ?
決めてから助走し始めるから、最終的に踏切板の手前で
足を合わせられるし、踏み切る瞬間しっかりと集中出来る。
イメージも作りやすいからシュミレーションも出来るしね。
だからテニスの場合も、相手が打った直後にそのショットを
どっちの軸足で打つのか決められるようにしておかないと
いけないのだ。
ということは、軸足の役割の違いも分かってないといけない。
踏み込めるくらいの余裕があるショットは、前足を軸にしたいし
そうじゃない場合は後ろ足が軸になることが多いので、
相手が打った瞬間、踏み込んで打てるのかそうじゃないのかを
決定出来るようにまずはしないといけない。
その判断が出来れば、軸足をどっちにするのか決めやすくなる。
あとは決めた軸足を上手く追い付いた時に合わせられるか
なんだけど、これも走り幅跳びのように追い付く直前に
細かいフットワークが出来れば、使いたい軸足を調整して
合わせやすい。
その為には、きっちり腰を落として重心を低くさせることが
必要になるし、体のバランスも保てるようにしたいね。
2歩とか3歩くらいの移動で済むような場合は、
決めた軸足を前にしてサイドステップでボールの
バウンド地点に向かっていくことが出来るようにしておきたい。
右足を軸とするなら、右足を前にしたサイドステップで
ボールに近づけば、必ず右足が先にボールのバウンド地点へ
届くから軸足として設定しやすいのだ。
だから苦手な軸足を設定したい時には、その軸足を先頭に
サイドステップしてボールのバウンド地点に近づいて行く
フットワークを心掛けることも大事かもね。
軸足の使い分けが出来ていない人は、まず状況によって
軸足が違うことを覚えることと、あとはその軸足を
使い分ける判断を、相手が打った直後には出来るように
すること、そしてその軸足を意識した追いかけ方を
すること。
軸足の使い分けをきっちり行って、プレーの幅をしっかりと
増やして欲しい。
軸足が重要となる。
例えば右利きの人がフォアハンドストロークを
打つ時、オープンスタンスであれば右足が軸と
なるし、クローズスタンスであれば左足が軸足だ。
状況や場面によって使い分ける軸足、ちゃんと使い分け
出来ているかな?
その使い分けが出来ないで、どちらかの足ばっかりに
なる人って、苦手な軸足を避けていたり、練習不足ってことも
あるけどどっちを使うか判断するのが遅いってことが多い。
実はどちらの足を軸にするか決めるのは、基本的に
相手が打った直後なんだよね。
そして、その相手が打ったショットを追いかけ始める
段階でもう右足軸なら右足を、左足軸なら左足を軸として
合わせられるように動いてなきゃいけないんだよ。
例えば走り幅跳びをする時、助走を開始する前に自分が
どっちの足で踏み切るのか決めるでしょ?
決めてから助走し始めるから、最終的に踏切板の手前で
足を合わせられるし、踏み切る瞬間しっかりと集中出来る。
イメージも作りやすいからシュミレーションも出来るしね。
だからテニスの場合も、相手が打った直後にそのショットを
どっちの軸足で打つのか決められるようにしておかないと
いけないのだ。
ということは、軸足の役割の違いも分かってないといけない。
踏み込めるくらいの余裕があるショットは、前足を軸にしたいし
そうじゃない場合は後ろ足が軸になることが多いので、
相手が打った瞬間、踏み込んで打てるのかそうじゃないのかを
決定出来るようにまずはしないといけない。
その判断が出来れば、軸足をどっちにするのか決めやすくなる。
あとは決めた軸足を上手く追い付いた時に合わせられるか
なんだけど、これも走り幅跳びのように追い付く直前に
細かいフットワークが出来れば、使いたい軸足を調整して
合わせやすい。
その為には、きっちり腰を落として重心を低くさせることが
必要になるし、体のバランスも保てるようにしたいね。
2歩とか3歩くらいの移動で済むような場合は、
決めた軸足を前にしてサイドステップでボールの
バウンド地点に向かっていくことが出来るようにしておきたい。
右足を軸とするなら、右足を前にしたサイドステップで
ボールに近づけば、必ず右足が先にボールのバウンド地点へ
届くから軸足として設定しやすいのだ。
だから苦手な軸足を設定したい時には、その軸足を先頭に
サイドステップしてボールのバウンド地点に近づいて行く
フットワークを心掛けることも大事かもね。
軸足の使い分けが出来ていない人は、まず状況によって
軸足が違うことを覚えることと、あとはその軸足を
使い分ける判断を、相手が打った直後には出来るように
すること、そしてその軸足を意識した追いかけ方を
すること。
軸足の使い分けをきっちり行って、プレーの幅をしっかりと
増やして欲しい。
優勝のプレッシャーを受け入れる[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/12/25(火) 07:55
初めてJOP大会で優勝したのは31歳の時。
それまでも何度か決勝まで進んだことはあったから
優勝は嬉しかったけど、そんなに優勝できたこと自体、
自分では意外と驚かなかった。
でも、こう書くとなんか冷めた言い方だけど、こういう
大会で優勝する・・・というのは、いつか必ず成し遂げて、
尚かつ更に上を行くって決めて目標にしていたから
そんな「優勝」なんてことは単なる通過点程度にしか
思わなかった。
でも優勝できたことは驚かなかったけど、驚いたのは
優勝するときにかかるプレッシャーの大きさ。
もう年齢も30歳を超えていたし、もともと冷静で安定した
プレーをしていたから、対戦相手からのプレッシャーは
ある程度覚悟していたけど、「優勝」という状況自体に
あれだけ自分の心と体が反応するって思わなかった。
それまでの決勝経験で対戦した相手は、明らかに
ランキングも実力も数段上だった。
ま、一応そんな強豪相手でも勝つ可能性を見つけて、
諦めず自分のやるべき事をやったけど、結局一度も
「よし!!優勝が見えてきた!!」って試合中に思えるほど
試合を支配出来たことはなかったからね。
だからある意味、最初から最後までずっと
崖っぷち状態を感じて、逆に試合そのものに集中出来たんだけど、
初優勝した時の対戦相手は、実力、ランキング共に自分と
同じ位置にいる相手。
これは優勝できる可能性がある・・・どころか、絶対負けては
いけない状況にいることに体が過剰に反応したのだ。
しかも相手も同じく初優勝狙いでガッチガチだったしね。
加えて当日は決勝のコート以外は全てジュニアの大会。
大勢のジュニアプレーヤーとその家族が来ていたから、
決勝のコートは大勢に取り囲まれた状態。
なんてことない最初のアップのストロークラリーからもう
ボロボロとミスをしてしまうほどの緊張だったよ。
そのおかげで思ったように試合を運べず1セット目を落とし
たのだが、2セット目は何とか取り返してファイナルへ。
ファイナルに入っても手探り状態で結局リードを許したんだけど
終盤、遂にスイッチが入って逆転!!
そしてそのまま優勝!!!
最後は完全に俺のペースでストロークラリーも出来たし、
そこからのネットプレーもスムーズに決まった。
じゃあそのスイッチはどうやって入った????
恐らく俺は優勝という大きなプレッシャーを受け入れたんだと思う。
試合中、優勝を意識しないようにってことも思ったけど無理だった。
じゃあ逆に優勝を思いっきり意識して、そのプレッシャーを
受け入れようってね。
気付いたら優勝していたっていうのではなく、優勝を狙ったから
優勝したんだ・・・という方が優勝の確率は上がると思ったんだよ。
もちろんそう考えるのは簡単だけど、実際決勝の試合の中で
それを意識するのは難しかった。
いや、相手の方がもしかしたらそういう考えにならなかったから
こっちが出来たのかもしれない。
とにかく、スイッチが入った瞬間からは「俺こそがチャンピオンだ!」という
意識の中で、何でも出来てしまった。
もちろん緊張もしていたし、プレッシャーも凄い感じたままだったけど
「それがどうした?決勝ってそういうもんだろ?」って感じに思えた。
優勝が決まった瞬間、体の力が全て抜けてしまった。
すごい緊張感の中、ずっと力み続けてプレーしていたんだろうね。
それこそ、優勝というプレッシャーを事前に理解できていなかった
証拠だと思った。
対戦相手と握手したあと、レフェリーと握手。
その時に、手がブルブル震えて止まらなかったことが忘れられない。
どんなに小さな大会でもやっぱり「優勝」って特別なんだなって
改めて感じることが出来た思い出深い経験となった。
それまでも何度か決勝まで進んだことはあったから
優勝は嬉しかったけど、そんなに優勝できたこと自体、
自分では意外と驚かなかった。
でも、こう書くとなんか冷めた言い方だけど、こういう
大会で優勝する・・・というのは、いつか必ず成し遂げて、
尚かつ更に上を行くって決めて目標にしていたから
そんな「優勝」なんてことは単なる通過点程度にしか
思わなかった。
でも優勝できたことは驚かなかったけど、驚いたのは
優勝するときにかかるプレッシャーの大きさ。
もう年齢も30歳を超えていたし、もともと冷静で安定した
プレーをしていたから、対戦相手からのプレッシャーは
ある程度覚悟していたけど、「優勝」という状況自体に
あれだけ自分の心と体が反応するって思わなかった。
それまでの決勝経験で対戦した相手は、明らかに
ランキングも実力も数段上だった。
ま、一応そんな強豪相手でも勝つ可能性を見つけて、
諦めず自分のやるべき事をやったけど、結局一度も
「よし!!優勝が見えてきた!!」って試合中に思えるほど
試合を支配出来たことはなかったからね。
だからある意味、最初から最後までずっと
崖っぷち状態を感じて、逆に試合そのものに集中出来たんだけど、
初優勝した時の対戦相手は、実力、ランキング共に自分と
同じ位置にいる相手。
これは優勝できる可能性がある・・・どころか、絶対負けては
いけない状況にいることに体が過剰に反応したのだ。
しかも相手も同じく初優勝狙いでガッチガチだったしね。
加えて当日は決勝のコート以外は全てジュニアの大会。
大勢のジュニアプレーヤーとその家族が来ていたから、
決勝のコートは大勢に取り囲まれた状態。
なんてことない最初のアップのストロークラリーからもう
ボロボロとミスをしてしまうほどの緊張だったよ。
そのおかげで思ったように試合を運べず1セット目を落とし
たのだが、2セット目は何とか取り返してファイナルへ。
ファイナルに入っても手探り状態で結局リードを許したんだけど
終盤、遂にスイッチが入って逆転!!
そしてそのまま優勝!!!
最後は完全に俺のペースでストロークラリーも出来たし、
そこからのネットプレーもスムーズに決まった。
じゃあそのスイッチはどうやって入った????
恐らく俺は優勝という大きなプレッシャーを受け入れたんだと思う。
試合中、優勝を意識しないようにってことも思ったけど無理だった。
じゃあ逆に優勝を思いっきり意識して、そのプレッシャーを
受け入れようってね。
気付いたら優勝していたっていうのではなく、優勝を狙ったから
優勝したんだ・・・という方が優勝の確率は上がると思ったんだよ。
もちろんそう考えるのは簡単だけど、実際決勝の試合の中で
それを意識するのは難しかった。
いや、相手の方がもしかしたらそういう考えにならなかったから
こっちが出来たのかもしれない。
とにかく、スイッチが入った瞬間からは「俺こそがチャンピオンだ!」という
意識の中で、何でも出来てしまった。
もちろん緊張もしていたし、プレッシャーも凄い感じたままだったけど
「それがどうした?決勝ってそういうもんだろ?」って感じに思えた。
優勝が決まった瞬間、体の力が全て抜けてしまった。
すごい緊張感の中、ずっと力み続けてプレーしていたんだろうね。
それこそ、優勝というプレッシャーを事前に理解できていなかった
証拠だと思った。
対戦相手と握手したあと、レフェリーと握手。
その時に、手がブルブル震えて止まらなかったことが忘れられない。
どんなに小さな大会でもやっぱり「優勝」って特別なんだなって
改めて感じることが出来た思い出深い経験となった。
種を撒かなきゃ芽が出ない。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/12/20(木) 12:59
よくテニスの解説者が
「このポイント欲しかったですね!」って言ったりすると
「欲しくないポイントなんて無いんだよ!」ってツッコミ
入れたくなるけど、実際の試合では結構ポイントに
重要性の差があるんだよね。
もちろん全ポイント欲しいんだけど、1ゲーム目の
15-15のポイントと、6-6タイブレーク中のポイントは
明らかに重みが違ってるでしょ?
その差をちゃんと感じ取っておかないと意外と試合の
流れって作れないもんなんだよ。
だって重要な場面は当然相手も緊張するでしょ?
その緊張した場面で新たに思い切ったことってなかなか
難しいから、いかに重要性が低い段階で思い切った
行動を見せておけるかが大事で、その思い切った積極性ある
行動を上手く重要なポイントを迎える前に、相手へ植え付ける
ことに成功すると、重要な場面で相手にプレッシャーが蓄積して
有利にゲームを進めやすくなるんだよ。
ポイントの重みって普通は試合の後半になればなるほど
大きくなるでしょ?
となると、試合の序盤でいかに後半、相手がボディブローの
ように効いてくるようなことを見せ付けられるかが大事。
それからテニスって結構節目が多いスポーツ。
試合の後半だけではなく、4ポイント取ったらそこで1ゲーム
という一つの節目もいちいち迎えるから、その節目毎にも
やっぱり緊張感は生まれるんだよ。
その節目でもポイントの重要性の高い低いが存在する。
だから、0-0とか15-0なんかの序盤段階で相手へ
思い切ったプレーを見せて流れを掴んでおけば、そこから
40-30とか、デュースになった時に、その序盤の行動が
効いてゲームを取れたりするんだよ。
同じ展開、同じ内容でそのまま4ポイント取り続けられる
相手なんてよっぽど格下じゃないと無いからね。
そう考えると、普段の練習でも最低二つのプレースタイルに
分けて両方練習しておかないといけない。
相手にプレッシャーをかけて、流れを作るための「布石」となる
プレーの練習と、それを利用して緊張感溢れる重要なポイントを
取りに行くプレーの練習、この二つ。
例えばダブルスでは、序盤用にポーチを仕掛けることをアピールする
練習と、後半用に緊張した場面でそのポーチを相手に警戒させて
ミスを誘ったりストレートに逃げたのを手堅く返球する練習。
シングルスの場合でも、序盤用にきっちり安定したストロークラリーを
しながらも、相手の甘い返球にはネットプレーや鋭いコースにエース、
それからドロップショットでネット際を狙ってポイントを取る
パターンなんかを見せる練習と、後半用に緊張した場面ではそれらの
パターンをちらつかせて焦らし、ミスをもらうパターンの練習。
種を撒くから芽が出る。
テニスも1ゲームの中の序盤と終盤、それから試合全体の
序盤と終盤でしっかり種を撒くプレーをしておかないと
終盤になっても芽が出てこないから、最終的なチャンスが
見えてこなくて勝ち星を逃がす・・・なんてことになってしまうよ。
緊張する重要ポイントを取るためにも、重要性の低いポイントで
何をしておかなきゃいけないのか、しっかり考えてみよう。
「このポイント欲しかったですね!」って言ったりすると
「欲しくないポイントなんて無いんだよ!」ってツッコミ
入れたくなるけど、実際の試合では結構ポイントに
重要性の差があるんだよね。
もちろん全ポイント欲しいんだけど、1ゲーム目の
15-15のポイントと、6-6タイブレーク中のポイントは
明らかに重みが違ってるでしょ?
その差をちゃんと感じ取っておかないと意外と試合の
流れって作れないもんなんだよ。
だって重要な場面は当然相手も緊張するでしょ?
その緊張した場面で新たに思い切ったことってなかなか
難しいから、いかに重要性が低い段階で思い切った
行動を見せておけるかが大事で、その思い切った積極性ある
行動を上手く重要なポイントを迎える前に、相手へ植え付ける
ことに成功すると、重要な場面で相手にプレッシャーが蓄積して
有利にゲームを進めやすくなるんだよ。
ポイントの重みって普通は試合の後半になればなるほど
大きくなるでしょ?
となると、試合の序盤でいかに後半、相手がボディブローの
ように効いてくるようなことを見せ付けられるかが大事。
それからテニスって結構節目が多いスポーツ。
試合の後半だけではなく、4ポイント取ったらそこで1ゲーム
という一つの節目もいちいち迎えるから、その節目毎にも
やっぱり緊張感は生まれるんだよ。
その節目でもポイントの重要性の高い低いが存在する。
だから、0-0とか15-0なんかの序盤段階で相手へ
思い切ったプレーを見せて流れを掴んでおけば、そこから
40-30とか、デュースになった時に、その序盤の行動が
効いてゲームを取れたりするんだよ。
同じ展開、同じ内容でそのまま4ポイント取り続けられる
相手なんてよっぽど格下じゃないと無いからね。
そう考えると、普段の練習でも最低二つのプレースタイルに
分けて両方練習しておかないといけない。
相手にプレッシャーをかけて、流れを作るための「布石」となる
プレーの練習と、それを利用して緊張感溢れる重要なポイントを
取りに行くプレーの練習、この二つ。
例えばダブルスでは、序盤用にポーチを仕掛けることをアピールする
練習と、後半用に緊張した場面でそのポーチを相手に警戒させて
ミスを誘ったりストレートに逃げたのを手堅く返球する練習。
シングルスの場合でも、序盤用にきっちり安定したストロークラリーを
しながらも、相手の甘い返球にはネットプレーや鋭いコースにエース、
それからドロップショットでネット際を狙ってポイントを取る
パターンなんかを見せる練習と、後半用に緊張した場面ではそれらの
パターンをちらつかせて焦らし、ミスをもらうパターンの練習。
種を撒くから芽が出る。
テニスも1ゲームの中の序盤と終盤、それから試合全体の
序盤と終盤でしっかり種を撒くプレーをしておかないと
終盤になっても芽が出てこないから、最終的なチャンスが
見えてこなくて勝ち星を逃がす・・・なんてことになってしまうよ。
緊張する重要ポイントを取るためにも、重要性の低いポイントで
何をしておかなきゃいけないのか、しっかり考えてみよう。
飛ばさないテクニックを覚えなさい。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2012/12/17(月) 20:05
硬式テニスと軟式テニスの違いは何だろう・・・?
そう聞かれたらどう答える?
俺の場合、色んな高校で子供たちにテニスを教えているけど、
結構そこで出会うのが中学校で軟式テニスをやっていたけど
高校に入って硬式に転向したというパターン。
そういう子達にはとにかく硬式と軟式の違いを教えて
あげないといけないから、いつもその違いを言えるようにしている。
ま、色んな違いはあるんだけど、一番の違いはネーミングにも
あるようにボールだと思う。
硬いボールの硬式はよく弾むボールで、柔らかいボールの
軟式は引っぱたかなきゃ飛ばない。
だから、軟式出身の子供が硬式テニスをやると、どうしても
「ボールって飛ばないものなのだ!!」
なんて思ってラケットを振ってしまい、ホームランをしてしまう。
そうじゃない!硬式のボールは飛ぶように出来ているんだよ。
だから、ストロークやサーブやボレーのスィングの
本来の目的も違ってくる。
軟式はボールを飛ばすためにスィングする。
硬式はボールを飛び過ぎないようにするためにスィングするのだ。
そう考えると、硬式テニスの場合は、ボールを短く打たなきゃ
いけないショットほど、飛ばさないようにするためのスィングを
してあげないといけないということになる。
短く打たなきゃいけない場合・・・例えばネットに出てきた相手の
足元に打つとか、ショートクロスだとか、とにかく
こういうショットを打たなきゃいけない場面で、
「短いショットだから振っちゃいけない・・・」なんて思ってしまい
振り切れない人は、回転が中途半端になってしまって
ショット自体も中途半端になり、逆に飛び過ぎるのだ。
アウトを怖がって振り切れなくなる人も、結局またそれで
アウトを繰り返してしまう。
そういう経験あるでしょ?
飛び過ぎないようにしなきゃいけないショットの代表は
何と言ってもドロップショット。
これもボールにしっかりと飛び過ぎないような処置を施して
あげないといけない。
もちろんドロップショットだから、スライス系の打ち方。
まずは相手の威力を殺すために飛んできたボールの威力を
逃がすことをしてあげないといけない。
その為にはしっかりと回転を与えるためのスィング、それから
力を上に逃がす・・・ということもしてあげないといけないよね。
ドロップショットが苦手な人って、どうしても考え方が
飛ばし過ぎないようにするために、「振っちゃいけない」って
思ってしまい、ラケットが逆にソフトタッチになってしまう。
そうじゃない!!飛ばさないようにするために、しっかり
やるべきことをしてあげるからドロップショットになるんだよ。
もちろん、スィングはショットのスピードを上げるためにも必要。
ややこしいだろうが、しっかり振り抜くことで、「飛ばし過ぎ」と
「パワー」と両方の役割を担っているんだけど、基本試合中に使う
ショットの殆どがパワーよりもコントロールを必要としているでしょ?
だったら、ちゃんとトップスピンもスライスも、サーブもボレーも
スマッシュも飛ばし過ぎないようにするためのしっかりした
スィングを実感してもらいたいな。
もちろん、パワーのためのスィングじゃないから、しっかりと
振り抜くんだけど大振りじゃなくて良いからね。
飛ばさないようにするテクニック、これが硬式テニスには
絶対必要なんだよ。
そう聞かれたらどう答える?
俺の場合、色んな高校で子供たちにテニスを教えているけど、
結構そこで出会うのが中学校で軟式テニスをやっていたけど
高校に入って硬式に転向したというパターン。
そういう子達にはとにかく硬式と軟式の違いを教えて
あげないといけないから、いつもその違いを言えるようにしている。
ま、色んな違いはあるんだけど、一番の違いはネーミングにも
あるようにボールだと思う。
硬いボールの硬式はよく弾むボールで、柔らかいボールの
軟式は引っぱたかなきゃ飛ばない。
だから、軟式出身の子供が硬式テニスをやると、どうしても
「ボールって飛ばないものなのだ!!」
なんて思ってラケットを振ってしまい、ホームランをしてしまう。
そうじゃない!硬式のボールは飛ぶように出来ているんだよ。
だから、ストロークやサーブやボレーのスィングの
本来の目的も違ってくる。
軟式はボールを飛ばすためにスィングする。
硬式はボールを飛び過ぎないようにするためにスィングするのだ。
そう考えると、硬式テニスの場合は、ボールを短く打たなきゃ
いけないショットほど、飛ばさないようにするためのスィングを
してあげないといけないということになる。
短く打たなきゃいけない場合・・・例えばネットに出てきた相手の
足元に打つとか、ショートクロスだとか、とにかく
こういうショットを打たなきゃいけない場面で、
「短いショットだから振っちゃいけない・・・」なんて思ってしまい
振り切れない人は、回転が中途半端になってしまって
ショット自体も中途半端になり、逆に飛び過ぎるのだ。
アウトを怖がって振り切れなくなる人も、結局またそれで
アウトを繰り返してしまう。
そういう経験あるでしょ?
飛び過ぎないようにしなきゃいけないショットの代表は
何と言ってもドロップショット。
これもボールにしっかりと飛び過ぎないような処置を施して
あげないといけない。
もちろんドロップショットだから、スライス系の打ち方。
まずは相手の威力を殺すために飛んできたボールの威力を
逃がすことをしてあげないといけない。
その為にはしっかりと回転を与えるためのスィング、それから
力を上に逃がす・・・ということもしてあげないといけないよね。
ドロップショットが苦手な人って、どうしても考え方が
飛ばし過ぎないようにするために、「振っちゃいけない」って
思ってしまい、ラケットが逆にソフトタッチになってしまう。
そうじゃない!!飛ばさないようにするために、しっかり
やるべきことをしてあげるからドロップショットになるんだよ。
もちろん、スィングはショットのスピードを上げるためにも必要。
ややこしいだろうが、しっかり振り抜くことで、「飛ばし過ぎ」と
「パワー」と両方の役割を担っているんだけど、基本試合中に使う
ショットの殆どがパワーよりもコントロールを必要としているでしょ?
だったら、ちゃんとトップスピンもスライスも、サーブもボレーも
スマッシュも飛ばし過ぎないようにするためのしっかりした
スィングを実感してもらいたいな。
もちろん、パワーのためのスィングじゃないから、しっかりと
振り抜くんだけど大振りじゃなくて良いからね。
飛ばさないようにするテクニック、これが硬式テニスには
絶対必要なんだよ。
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