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ブログ2010/11

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サービスダッシュとも言うけれど・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/16(火) 08:27

サーブ&ボレーを本気で練習し始めたのは
20歳過ぎてから。
それまでは何となくしかやってなかった。
シングルスでは殆どやらなかったけど、ダブルスで
サーブ&ボレーやった時にやたらボレーが下手で
やられまくっていたから、これは練習しないと・・・と
思ってサーブ&ボレーでネットに行って、ひたすら
ネットプレーの練習を行った。
 
色々やっていくうちに気が付いたんだけど、サーブ&ボレーで
大事なのはネットへの詰め方。
もちろんネットプレーをしたいから、ネット方向へ向かって
走るんだけど、そこで「早くネットに辿り着きたい」と
必死で走るとあまりボレーが上手くいかない。
 
一生懸命走る事で、むしろボレーが集中出来なくなるのだ。
サーブ&ボレーなんだから、しっかりとボレーを打ちながら
ネットに出て行きたいので、サーブ打った後はネットに向かって
走るが、相手がレシーブする瞬間はきっちりと止まった状態で
レシーブを見届けたい。
止まった状態で物事を見ると、走りながらよりも正確な情報を
掴む事が出来るのだ。
 
レシーブのコース、ボールのスピード、そしてこれから自分が
打つべきボレーのコース。
そして大事なことは、止まった状態で相手を見ているが
相手がレシーブを打った瞬間、ボールの方に再度動き始めること。
それにより踏み込みながらボレーが出来るようになる。
 
ダブルスだけじゃなく、シングルスもサーブ&ボレーは必要なので
皆もどんどん練習しよう。
その時は、焦ってネットに向かって走りまくらないように。
早めに止まってじっくりボレーをこなしながら、ジワジワ相手に
プレッシャーを掛けて行こう。

ちゃんと自分を信じてる?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/15(月) 11:55

「自分を信じて頑張れ!」
そういう言葉をよく使うんだけど、言うが易し。
実際それを試合中に徹底するのは難しい。
調子良くて、リードしている時は良いんだよ。
「俺って凄い!!」「俺はナイスだ!」
そう思って好きな事が好きなだけ出来てしまう。
 
でもそうじゃない時に「俺って凄いんだ!」と思えるか
と言うと、無理だね。
さっきまでリードしていたのに、追い付かれて逆転を
許してしまった途端「ほら見ろ、俺ってホントダメな奴」って
心にいるもう一人の自分がそれ見た事かと、そんなことを
言い始める。
 
そうなると、もう試合に集中するどころじゃない。
なんで俺はダメなのかを考え始めてしまう。
例えば「今週、勉強忙しくて全然練習出来てなかった」とか
「昨夜、あまり寝て無かったから」とか挙句の果てに
「相手が強過ぎる」だの「あのスライスがむかつく」なんて
思ってしまって感情的になってしまう。
 
「自分を信じる」ってことはそういう意味では本当に
難しい。
でもやっぱり試合ではピンチの場面でもしっかり自分を信じて
プレーし続けないといけないのだ。
ではどうやれば自分を信じ続けることが出来るだろうか・・・。
それは・・・「精神論」にしないこと!!
 
「自分を信じる」って事は、
「今現在自分の出来る事をちゃんと用意している」
って事なんだよ。
ピンチの場面であれば、そのピンチの場面でしかも
調子を落としている自分のテニスで一体何が出来るかを
冷静に理解して、出来る事を黙々とこなそうとすること。
そうすることが「自分を信じる」ってことであって
「俺は何でも出来るから、何でもやってやる!!」と
無茶な事を強引にやる事ではない。
 
だからこそ普段の練習でも「究極のピンチな場面」などを
想定して、その場面ではどんなプレーをするのかをちゃんと
練習しておかないといけないし、それを覚えておいて試合中に
それを選べるようにしておかないといけない。
そういう選択が出来るテニスプレーヤーになれば
どんな場面でも「俺はこういう場面ではあのプレーがある」と
心がぶれないで「自分を信じる」プレーが続けられるのだ。
 
皆、自分を信じて頑張り続けようぜ!

いいコーチになるための選手活動[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/12(金) 08:43

だんだん寒くなって、秋から冬になってきた。
俺が上京してテニスコーチになるって決めたのは
高校卒業して半年経ったちょうど今頃。
18歳の秋。
大阪から新幹線で横浜にあるテニススクールで
面接を受けた。
 
「テニスコーチになりたいの?」
面接でそう聞かれた時、
「10年間東京でテニスコーチの勉強したら大阪に帰ります」
大阪人にとって、何となく東京で暮らすって事は
多少抵抗もあって、いつかは大阪に帰りたいと思った俺は
バカ正直に面接でそんなことを言った。
でも「じゃ、一ヶ月後から働けるように」と
言われて無事合格。
 
その時に、「良いレッスンするには、ちゃんと選手として
活動しないといけないので、練習、トレーニング、試合を
しないといけない」と言われた。
当時は選手なんてやるつもりないから、内心「えー!!」って
思ったのを今でも覚えているよ。
俺の中ではサッサとコーチの経験積んで、大阪で
テニスコーチするつもりだったからね。
 
結局宣言通り、10年で会社を退職することになったが
その10年で完全に「テニスコーチになるための選手活動」から
「選手活動を続けるためのテニスコーチ業」に変わって行って
そのまま東京に残ってフリーのコーチとして今に至る。
 
やっぱりテニスは面白い!!!
当時の会社を離れてしまったけど、今でもその時の
「良いテニスコーチになる為に、選手活動をしなさい」という
方針を持っていたその会社には感謝してもしきれない。
人生とは分からないもんだね。

パワーサーブは足から![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/11(木) 08:41

サーブのスピードを上げたい!
誰もがそう思うよね。
サーブが強ければキープもしやすい。
でもサーブを強化するには足からパワーをもらわないと
いけない。
足の筋力は強力だから、腕力に頼るより効率的だ。
 
でも足からどうやってパワーをもらうんだ?
それは・・・他のショットも同様だけど、しっかり地面を踏んで
膝の曲げ伸ばしを行い、その床反力の反動でラケットへ
パワーを伝えるのだ。
 
「でも、打つことに精いっぱいで膝の曲げ伸ばしへ意識を
向ける余裕がない・・・」
そう思っている人は多いよね。
俺も以前はそう思ってた一人だったから。
でも無意識に膝を上手く使える方法がある。
それは・・・ボールを打つ位置、いわゆる打点を高くすること!
 
どのくらい高い打点かと言うと、ジャンプしないと届かない
くらいの打点に設定。
ジャンプしないと届かない・・・すると、ジャンプしようとするのだが
一般的にジャンプする前には膝を曲げるでしょ?
だから無意識に膝の曲げ伸ばしが出来るのだ。
 
もちろん打点を高くすればするほど、ジャンプ力も強力になり
それがサーブのパワーになってくれるんだけど、高いほど
それだけ腹筋や背筋でしっかりバランスを取らないといけないから
難易度も上がる。
難しい人は、軽く背伸びをする程度に打点を上げよう。
背伸びでも膝の曲げ伸ばしをするからね。
普段のサーブ練習で、ちょっとずつ打点を高くしながら
トライしてみて!

シングルスなんだから[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/10(水) 14:44

レッスンをする時、当然シングルスのレッスン
なのかダブルスのレッスンなのかを考えて行う。
同じテニスではあるけど、駆け引きや勝負どころが微妙に
違ってくるからね。
 
もちろん打ち方に関しては、シングルスだからこの打ち方、
ダブルスだからあの打ち方・・・というのは無いけど
ダブルスの場合はせっかくパートナーいる訳だから
パートナーを利用したテニスをしよう!!・・・みたいな
戦術的な部分は大きく違ってくる。
 
となるとシングルスのレッスンってのはどうなるのか・・・。
普段、部活の中で練習しているのは基本的にシングルスを
前提にしていることが多いかな?
その中で「シングルスだから、この部分を特に意識しています!」
というこだわりをちゃんと持ってやっていないといけない訳だ。
そこを抑えておかないと勝てるシングルスプレーヤーには
なれません!!
 
まずダブルスと比べると何が違うか・・・・。
当たり前だが人数が違う。
自分のペアはいないし、相手も一人しかいない(当たり前だが)。
だから、攻撃と守りと全て自分一人でやらないといけないのだ。
となると、中途半端に攻撃を始めると、ディフェンスが甘い状態に
なるので反撃を喰らってカウンターパンチでやられることが
多くなってしまう。
 
ということで、まずはきっちりとディフェンス手堅くしつつ
相手を崩せるようなショットを繰り出せるか・・・がシングルスでは
必要になって来る。
崩すショットって言っても派手な一発ではなくて、
しっかり下がらせたり、左右にきっちり相手を揺さぶったり
しながらジワジワ系でいきたいね。
 
まず「手堅さ」を相手にアピールして、その手堅さを崩さないで
何が出来るか・・・というのがシングルス練習では重要だ。
チャンスボールが来ても喜んで一気に決めようとすると
危ないよ!!
アプローチで前に行く時も、しっかり打って来る相手の
パスを手堅く返せるようなボレーをするつもりで出ないと。
 
相手と1対1で向き合うわけだから、徹底して相手が
ウンザリするような粘りの部分がないと格上に勝てないよ。
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