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勝ち上がる気、あるのかっ?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/21(金) 10:25

高校卒業してから上京してテニスコーチに

なったんだけど、そこでコーチしながら選手活動している

人達を出会う事が出来た。

そのコーチ兼選手の先輩達に、どういう気持ちで試合に

出れば良いのか、色々教わったよ。

 

その先輩達は俺よりもレベルが高くて、強かったんだけど

俺も頑張ってそういう人達と同じカテゴリーの大会に

出場し続けて、何とか喰らい付いていこうとしていた。

当然、俺は初戦負けばかりで、先輩達は勝ち残るという

戦績が最初は続いた。

 

そんなある日、レベルの高い大会に出場したんだけど、

一回戦の相手が急なキャンセルで俺が不戦勝という形で

初日が終わった。

2回戦は次の日になるから、その日の午後はその先輩と

一緒に練習したんだけど、その時に俺が

「今日、一回戦やりたかったなぁ・・・」と言った。

すると先輩に、

「お前は勝ち上がる気持ちは無いのか!!!」って

怒られた。

 

俺としては、初戦をとても重要に思って調整してきたから

試合が無くて拍子抜けしてそう言ったんだけど

確かに予選を突破し、本戦でどこまで勝ち上がれるか

なんて「自分には無理・・・」と思って、ただ一回戦のことばかり

考えていたんだよね。

 

レベルの事を考えたら、初戦突破出来るかどうかなんだけど

その通りに初戦のことしか考えていないと、伸びて行かない。

今の課題も重要だけど、将来的なことを考えたら、初戦を不戦勝で

勝ち上がればチャンスと考え、次のことに頭を切り替えて

おかないといけないのだ。

 

まだまだ未熟だった俺は、どうしても目の前のことばかり

考えていたんだけど、こういう先輩に色々教えてもらいながら

「選手とは何か」ということを教えられた。

「試合に出場する以上、勝ち続けて優勝する事を考える!」

選手として当たり前のことを、意外と見落としやすい。

やはりそういうことを指摘してくれる存在は重要である。

 

良い先輩に恵まれたからこそ、その後選手として

活動出来た。

20歳頃のお話でした。

まずは、ここから。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/20(木) 10:24

テニスというスポーツは、相手と打ち合うんだけど

その打ち合いをしっかり行うためには、まずネットを

超えないといけないし、その超えたボールがちゃんと

相手コートに収まらないといけない。

 

強い選手を見ると、どうしてもその力強いビームみたいな

ショットが目に付いて、そういうライナー系のショットを

練習したくなるのだが、基本はネットに掛かりにくくて

なおかつ枠に収まりやすいショットをしっかりと練習して

身に付けないといけない。

 

ネットに掛からないようにするためには・・・弾道をしっかり

高く上げてしまえば良い。

でも上に上げるだけならアウトしてしまうので、それに

回転(スピン)を加えてボールが飛び過ぎないように

しないといけない。

 

これをストロークもボレーもサーブもスマッシュも、全て

行えるようにし、そしてこの山なりのショットを安定させて

打つ事が出来たら、今度はそれを徐々にライナーに近づけて

いけば良いのだ。

最初からライナー系のパワフルショットを練習しようとすると

安定感が得られず、逆に「一発狙い」のテニスでミスばかりに

なるからね。

 

ネットに掛かりにくく、枠に入りやすいショット・・・これ

テニスの基本です。

ダブルス練習[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/19(水) 10:23

毎日の練習の中で、皆はテニスを練習している。

でもテニスってシングルスとダブルスとあるでしょ?

皆はどっちを練習してるの?

 

もちろん技術のことを考えた基礎練習は、特にどっちの

ことも考えず練習するだろうが、そこからラリー練習、

パターン練習に移行した時には、必ずシングルスのどの

場面、ダブルスのどの場面かを考えないといけない。

 

特にダブルスの練習、皆はどうやってる?

シングルスは、1対1で打ち合いながら、打ち合っている

相手をどうしようか考えるでしょ?

でもダブルスは、そこへパートナーの存在が増えるし

敵も一人増える。

それによって、シングルスと同じテニスというスポーツ

なんだけど、ダブルスはまた違ったスポーツとして

考えながら練習しないといけない。

 

ではどういう事を考えるべきか・・・。

例えばサッカーなんかは11人いるわけでしょ?

11人全員が「攻めろ!」と一つのボールに向かって行ったら

これは勝てない。

それぞれの役割があって、その役割に基づいて行動する。

テニスも、ダブルスは2人だからサッカーと同じで、

それぞれ役割が分かれるんだよ。

 

その役割は、単純に2人いるから「繋ぐ人」「決めようとする人」

に分かれる。

もちろん元々ボレーにいた人は「決めようとする人」で後ろで

サーブ、もしくはレシーブでスタートする人は繋ぐ人。

繋ぐ人は決めようとする人のために繋ぎ、決めようとする人は

繋ぐ人の期待に応えて行動しないといけない。

そう、お互いの存在や役割を感じながら練習するべし。

 

もちろん、この役割がプレー中にどんどん入れ替わることも

あるけど、とにかくダブルスは自分以外のもう一人がいることを

考えて、それを上手く活かすための練習を普段からしておかないと
試合の中で結果を出すのは難しいよ。

日記ってスゴイ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/18(火) 10:22

家を離れた時に、日記を付けるようにしている。

と言っても、こういうコラムみたいに

「誰かが読んでくれている」

って感じると、毎日でも書けるんだけど、他の人には

見せない前提で書いている日記だから、なかなか

筆は進まない。

だから2日に一回程度、ちょこちょこっとその時に感じている

ことを記す程度だね。

 

でも、3カ月アメリカ行った時の日記、スペインに1年以上

滞在した時の日記を読み返してみると、かなりためになる

ことが書いてあるんだよ。

別に良い事を書いた訳じゃないんだけど、海外へテニス留学

した時によくある、「想像と違った現実」に直面してダメになって

いく俺、そこから良い方向に向かって這い上がろうとする俺、

そして何をキッカケに成功へ結び付けたかが、まとめて日記を

読み返すと見えて来るのだ。

 

自分自身のどん底から這い上がるパターンがそこには

記されている。

それって凄い重要なことなんだよね。

皆、夢や希望を持ってテニスに取り組んでいるでしょ?

そんな夢や希望を見失ってしまうくらい、自分のテニスが

ダメだったり、結果に結び付かないこともあり得るどころか、

テニスやっている人の殆どが、結果になかなか繋がらず

もがき苦しむ時期を経験している。

 

自分のどん底からの成功パターン・・・これが日記の中から

発見出来たんだけど、そういう自分自身を客観的に

見られる時って、俺の場合家じゃなくて、遠い異国の地

だったり遠征先だったりするんだよね。

 

ま、書くのかどこでも良いけど、何日かに一回、現在の

自分の状況を客観的な目線で観察して、何かに記しておくと

それが将来、自分にとって大事なデータになると思うよ。
とりあえず、これを読み終わった人はちょこっと書いてみよう。

ショットが飛ばない時は・・・?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/05/17(月) 11:40

ストロークが飛ばない!

ボレーが伸びない!

苦手なショットは全然ボールが飛んでくれない。

何でだろうね?

得意なショットはチョンって当てただけでもしっかり

飛んでくれるのに・・・。

 

俺の場合はバックハンドストロークがずっと苦手だった。

何度も何度も練習したが、全然ボールは飛ばない。

飛ばないとどうなるか・・・・更にラケットを振って、腕力で

ボールを飛ばそうとしてしまう。

でもそういうのって腕力云々じゃないんだよね。

でもその当時は全然気付かなかった。

 

大事なことは、どれだけ相手の威力とか自分の踏み込みの

タイミングとかを使って楽に返せるか・・・なんだよ。

そのために大事なこと、それは腕の振りはむしろコンパクトに

することなんだよ。

 

「いやいや、選手皆ブンブンとラケットを振り回してるよ!」

そういう君、強い選手をよく見てごらん。

テイクバックはコンパクトにしているでしょ?

コンパクトなテイクバックで、踏み込むタイミングに合わせ

やすくしているはず。

その代わり、振り抜きはしっかり前に大きく速く振るから

大きなスウィングに映るんだよ。

 

それからもう一つ大事なことは・・・肘。

ここが苦手意識持って自信なくしてしまうと、徐々に

折れ曲がってしまう。

そうなると、いくらラケット振ってもボールの威力を

殺しちゃうから要注意!

自信持ってしっかり肘を伸ばし気味にし、相手の威力を

しっかり受け止めよう!!

 

もちろん、ボレーも同じです。

今は、バックハンドストロークもボレーも大好き!

コツが分かれば、飛ばすことなんて楽チンだよ。

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MONTUEWEDTHUFRISATSUN
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