ブログ2010/6
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スペインの古城でストレス発散[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/20(日) 11:15
テニス選手の活動をしていると、いろんな体験をする。
それはキツイ練習とかトレーニングなんかもあるんだけど
楽しい事もある。
それは遠征に行った時、参加している選手皆で一緒に
メシ行ったり、近くに温泉あったら入りに行ったり・・・。
女子の大会も一緒に開催されていたら、女子選手も一緒に
合流して楽しい。
スペインにいた時も、選手7,8名のグループ作り、そこに一人コーチを
付けてスペインをあちこち回って試合に出場した。
試合結果は、あまりにレベルが高過ぎて、全て予選敗退。
予選一回戦を突破できるかどうか・・・が精いっぱいで、本戦どころか
予選決勝さえ一度も行けず、他の選手が勝ち残る中、
俺だけ早々に負けて暇になる。
午後は、試合が終わった選手と練習するから、午前は暇。
そういう時は試合観戦する。
でも大会は一週間あるから、毎日毎日、午前中試合観戦だと
つまんない。
そこで、俺はよくその遠征先の街を散策することが多かった。
マドリードとかバルセロナとかの大都市でも、歴史的建造物だらけの
この国は、地方の街とか行くと、必ずと言って良いほど古城が残っている。
俺はそういう古城に行っては中世の雰囲気を味わっていた。
そういうのは楽しかったなぁ。
ま、テニスの試合がメインで来ていたから、負けたショックもあったけど
色んな土地に行って、そこのことを肌で感じることって、やっぱり
感動するよ。
でもそういうのが無かったら、遠征って凄いストレス溜まるからね。
テニス選手になりたい人は、旅好きにもならないといけないかも。
スマッシュは・・・地味に行こう![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/19(土) 12:10
ロブを上げられた瞬間どう思う?
もちろんチャンスなロブだったら
「ラッキー!」って思うだろうけど、ちょっと
下がらないといけないような時、「あっ、やばい」と
思うか、冷静に対処出来るか・・・。
スマッシュってレベル高い選手だと、ドーン!って
一発決め出来るんだけど、技術的には難しいショット
だと思うよ。
「決めなきゃいけない!」って思って打った結果
ミスをしまくっている人は、まず繋ぐスマッシュを覚えよう。
繋ぐ・・・というのは、ようするに安定感だね。
安定感と言えば、しっかりとボールに回転を与えること。
回転を与えるためには、しっかりと横向き状態を作って
ボールを迎えられるようにしたい。
この横向き状態、当然ストロークやボレーなんかも必要。
とにかく相手が打った瞬間に、フォアならフォア、バックなら
バック側、ロブならスマッシュだからフォア側に身体の向きを
しっかり作る癖を身に付けておこう。
この横向き状態を維持したままボールを打つ事が出来れば
回転を与えて安定したスマッシュを打ちやすい。
安定したスマッシュを覚えれば、あとはコースを
選べるようにしたいもんだ。
もちろんパワースマッシュも魅力的だが、パワーだけで
コースを選べないようだと、結局相手に拾われて、何本も
ロブが返って来る・・・なんてパターンになりやすいよ。
スマッシュはカッコいいけど、まずは安定感!
ここを安定させると、ボレーもやりやすくなってくる。
ダブルスって人が多すぎてつまんない!?[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/18(金) 08:30
テニスとはシングルス。
テニスを始めた頃はそう思っていた。
1対1で打ち合って競い合う。
そういうイメージだった。
だから、打ち合っている相手に取れないくらいの
凄いショットを手に入れる事と、相手がどんなショットを
打ってきても返せるようにすることを考えて練習してきた。
でも、テニスとはダブルスというものもある。
ダブルスも、相手が取れないくらい凄いショット打ったり
相手のショットを頑張って返していればいい・・・と
思っていたんだけど、やっているうちに何だか違う気が
してきた。
例えばクロスの人と打ち合っていて、そのクロスの人を
打ち負かしてやろうと思っていたら、突然正面のボレーの
人が飛び出してきて邪魔に入る。
「おいおい、クロスの人との勝負に入って来るなよ!」
何度、そう思ったことか。
パートナーが相手と打ち合っている時も、チャンスボールが
来たら参戦出来るが、なかなかボールが回って来なかったり
すると「俺の仕事がない・・・」なんて思ったりしていた。
シングルスを主体にテニスというものを考えていた俺には
「ダブルスって、人が多過ぎてつまんない」
という風に思えたんだよ。
でもテニスってボール打つ人だけじゃなくて、打ってない人も
次のことを予測するために相手を観察したり、それまでの
データを思い出したり、フェイント入れてみたり、思い切った
勝負を仕掛けてみたり・・・とやらないといけないことが多いって
気付き始めた。
そうするとダブルスでのボレーの役割、ストロークの時
注意すべき事が分かって来たと同時に、シングルスの
時にも、相手を打ち負かすことだけじゃなくて、打とうとしている
相手に対してプレッシャーを掛けてミスを誘ったり、自分の
打って欲しいコースに誘導したり・・・とやるべきことが見えてきた。
ショットも磨かなきゃいけないけど、ボールを打っていない時
何をすべきか・・・・。
特にダブルスはそれを考えられないとやってられない。
ボールを打つ人は1人、でもそれ以外の3人とも次のことを
体力テニス[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/17(木) 08:28
テニスは体力が必要。
でも、体力を必要とするテニスをするためには
ある程度の技術がいるし、戦術も必要。
体力付けても、それを発揮できないテニスのままでは
逆に空回りの要因となって淡白なテニスになりやすい。
「体力が必要だ・・・」
試合中にそう思い始めたのは、スペインに初めて行った
24歳の時。
土のコートでひたすら粘ってチャンスが来るのを待ち続ける
選手たちと対戦した時、
「1ポイント取ることって、なんて大変なんだろう!」
って感じたよ。
それを何十ポイントもし続けないといけないのだ。
当然スペインのアカデミーで練習していた時は、そういった
体力勝負の粘りテニスをマスターするために、毎日6時間の
練習を行った。
そのうち5時間はひたすらコートを走り回る。
残り1時間はトレーニングで、当初はあまり専門的な
プログラムというより、ただひたすらダッシュしたり、長距離を
走ったりさせられた。
ある時は、近くのビーチに連れていかされて、砂浜ランニングを
1時間やらされたこともあったな。
とにかく体力付けながら粘るテクニック、そしてチャンスが来たら
攻撃に転じるテニスをこのスペインで学んだよ。
でも、とにかくしんどかった!!!
土曜日は午後から練習が休みなので、土曜の午前練習終わった後は
天国だったよ。
日曜日はオフだからね。
でも日曜の夜は最悪。
明日からまた地獄の6日間が始まると思うと、辛くて
しょうがなかった。
でもそれくらい、自分を追い込むトレーニングや練習を
しておかないと、テニス技術が上がって来た時に、上手く
反映されないのだ。
確かにボレーは決定力あるけど・・・[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/16(水) 10:18
ボレーって決定力のあるショットである。
ボレーを打つとポイントに繋がりやすい。
ま、相手にパスで抜かれることもあるけれど
ネットに近い所でノーバウンドで触れば、ポイントに
なりやすいよね。
誰もがボレーのそういう効果を知っている。
でも勘違いしないで欲しいのは、その決定力は
パワーじゃないってこと!!
凄いパワーだから、ボレーが決まった・・・なんてのも
あるんだけど、基本的にボレーはコースが良いから
決まるのである。
だから普段の練習でも、ボレーを練習する時はラケットを
ブンブン振りまわして、「もっと速いボレーを・・・」なんて
考えるんじゃなくて、相手からどんなショットを打たれても
それをゆっくりで良いから、色んなコースに打ち分けする事を
考えた方が良いのだ。
極端に言うと、ボレーストロークの場合は、ストロークの人の
ショットよりもゆっくりにしてボレーを返球することがまずは
必要となる。
そしてこのゆっくりにするテクニックを身に付けられるかが
今後ボレーが試合で使えるかどうかに繋がる。
ではゆっくりにするにはどうすれば良いのか・・・。
それは身体の向きをしっかりと横向きにすること。
横向きになることで、ボールに対して回転を掛けやすくなる。
その回転量を調整することで、ボールの緩急をコントロール
するのだ。
でも難しいのは相手が打つまで、フォアに来るのかバックに
来るのかが判断しにくい。
相手が打った瞬間に、膝と腰を反応させて瞬時に来た方へ
身体の向きを作り、スムーズに対応できるようにする練習も
必要だね。
ボレーをマスターして決めのショットを手に入れたい気持ちは
分かるが、しっかり反応と同時に身体の向きを作り、ボールの
回転量をコントロールしてネット際や深いボレー、両サイドの
打ち分けが出来るようにすることが重要である。
焦るなよ!!
撮影機種CASIO EXILIM FH-20
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