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ダブルスが分かり始めた30歳[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/21(水) 09:50
ダブルスは苦手だった。
もしかしたら、今の方が現役の時よりも
ダブルスは強いかもしれない。
だって、現役の頃は「体力」がウリだったからね。
ダブルスで体力活かそうとしても・・・ちょっと難しい。
現役の頃からそんなにダブルス好きではなかったので
高校生の頃なんて、更にダメダメだった。
ボレーの技術も無かったし、戦術なんてさっぱり!!
おまけにバックハンドストロークはスライスしか打てなかった。
そうなると、勝つ要素なし・・・だね。
でも今はダブルス大好き。
いつ頃から好きになったかと言うと、現役引退する
3,4年前頃からだから、30歳になってからだね。
きっかけは、俺よりも若くてパワフルな選手と組む機会が
増えてきたこと。
俺は30歳だけど、パートナーは20代前半、時には
10代後半の選手と組んで試合に出場していた。
そうなると俺の役割は、そのパワフルかつ機動力抜群の
選手を活かすことに専念したんだよ。
その結果、一気に攻めまくってポイントを奪い取ることよりも
相手を一回崩すことを考えてプレーした。
すると、段々相手ペアの二人を観察し、パワフルなパートナーと
対称的なゆっくり目のショットで配球する事や、ショットのパワーが
無い分、ポーチなどの奇襲作戦を駆使してダブルスをするように
なったんだよ。
もちろん、パワフルなショットでプレーしていくダブルスもアリ
だけど、俺の場合はパワフルなパートナーと組んで、その選手を
活かして行くプレーが合っていたし、実際このスタイルを行うべき
人も多いと思う。
ま、大人にったら気付くことなんだけど、中学生・高校生の皆には
出来るだけ早く気付いてもらいたい。
ダブルス頑張れ!!
熱中症対策[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/20(火) 09:48
暑い日が続くねぇ。
皆、部活で頑張っている?
気合入れて頑張るのも良いけど、倒れるくらいまで
やると、それがキッカケで体調崩して、長期間の休養が
必要になるので注意!
俺もかつて、熱中症を起こしたんだけど、その後2,3カ月は
食欲不振が続いて大変だったからね。
でも注意していてもこの暑さだから、熱中症を起こしてしまう
こともあるだろう。
その時には、周りの皆でしっかりとサポートしてあげよう。
熱中症と思われる症状の人がいたら、まずは速やかに
クーラーが効いた部屋、無ければ木陰に移動して衣服を緩める。
そしてスポーツドリンク(アミノ酸飲料では無い)、ポカリスエットとか
アクエリアスと水を補給させる。
でも反応が鈍かったり、言動がおかしかったりした場合はすぐに
救急車を呼ぶこと。
吐き気がある場合も危険です。
それからしっかり冷却をしよう。
氷嚢、アイスパックなどで首の横の頸動脈、脇の下の
腋下動脈を両サイドから、そして股の間の大腿動脈を
冷やしましょう。
出来れば霧吹きで身体の表面を濡らして、うちわなどで
あおいであげると、気化熱でも体温が下がるので覚えておこう。
無理な練習をしないようにすることも大事だけど
睡眠不足、栄養不足も熱中症の原因になりやすい。
普段からしっかり寝て、ちゃんとバランスよい食事して
チャンスボールが来たっ!![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/19(月) 09:31
チャンスが来たぁ!!!
相手のショットが短い!!
ネットより高くて浮いたショット、これは一発決めてやるっ!
そう思いながら打ちこんだら・・・ミス。
なんて経験はあるだろう。
チャンスボールの時のストロークでの打ち込み、
これが意外と難しいのだ。
チャンスボールと言われながら、難しく感じるのはなぜだろう?
それはまず「チャンス!」と思うところにある。
「チャンス=決めなきゃいけない」という図式になり
プレッシャーを感じてしまうのだ。
それから相手のショットの勢いが死んでしまっている事も
ミスの原因である。
相手の勢いが使えないとなると、しっかり自分のパワーを
使わないといけない。
自分のパワー・・・・ん?自分のパワーってなんだ?
腕を力いっぱい振ることか?
なんだろう・・・・?
そう考えると、これもまた難しい。
自分のパワーとは、しっかりと足からパワーをもらうこと。
踏み込んで打つなら前足、オープンスタンスならショットを打つ
サイド側の足で踏ん張って上に蹴り上げる力が必要になる。
床反力ってやつだね。
ということは、しっかりとステップを合わせて足から
パワーをもらえるようにしておかないといけないのだ。
これからチャンスボール打つ時には、まずそのチャンスボールを
追いかける足のステップに気を付けて、上手く足からの
パワーをもらえるようにする事に気を付けてください。
でもそれ以外にも、「チャンス!一発で決めろ!!」という自分への
プレッシャーを無くし、チャンスではあるがまだまだそこから更に
崩しながら攻撃を続けて、ジワジワ追い込んでいけるような
展開にした方が墓穴を掘らずに済むかもね。
1100キロ[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/18(日) 07:38
選手の時は色んな試合に出場した。
海外の試合にも幾つか出場したけど、国内だけで
言うと、福岡の試合が一番遠かったと思っている。
ん?福岡なんて飛行機ですぐ・・・!?
いやいや、東京から車で行ったんだよ。
でもなんで車で行くことになったかと言うと、まずは愛知県で
試合があってまずそれに出場した。
愛知県なんてすぐだから、車で行ったんだけど、その次の週に
兵庫で試合。
ここも兵庫県の山奥で開催されるから、車が無いと移動が
大変!!
と言う事で、車で徐々に南下していったのだ。
で、その次の週に福岡で試合。
うーん、車でそのまま行こうか、それとも大阪にある実家に
一度車を停めて、新幹線で行こうか・・・って迷ったんだけど
ここは思い切って車で向かった。
でもねぇ、東京・大阪間は何度も行き来してよく知ってるんだけど
大阪から九州の間って走ったことがない。
「そんなに距離はないんじゃない?」
なんて思ってたら、普通に500キロ以上あるじゃないか!!
遠かった・・・・。
しかも福岡の大会はフューチャーズと言って国際大会。
ドライブ疲れか実力なのか、残念なことに予選一回戦敗退で
到着した次の日にはまたハンドル握ってたよ。
しかも、愛知、兵庫と徐々に福岡に来た往路とは違って
帰り道は福岡から一気に東京!!!
ナビで検索すると「1100キロ」と表示が出た・・・。
その道のりは長かった。
しかも敗戦のショックも大きかったしね。
負けた日の夕方3時頃福岡を出発して、東京に到着したのは
翌日のお昼くらいだった。
ま、でもヨーロッパやアメリカで試合出ている人は、これ以上の
ドライブは頻繁にやってるからね。
テニス選手になりたい人は、長時間ドライブにも慣れておかないと
いけないかもね。
自己コントロール力[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/17(土) 08:52
久し振りに練習した。
もう試合に出場していないから、レッスンの中でテニスを
することはあっても、自分のテニス上達のために練習することは
殆どない。
でも久し振りにやって思ったのは、自分自身と向き合うのって
難しい・・・ということ。
ただ向き合いだけなら簡単なんだけど、そこで
「暑いなぁ」
「疲れたなぁ」
「悔しいなぁ」
なんてマイナス要素を感じた時に、それに対して
「気にしない、気にしない!それより次にするべき事は?」
なんて対応が出来れば良いんだけど、「暑いなぁ」って
思っている自分に、「ホント暑い!やってられない!」なんて
発破をかけるような感じになると、もう倍くらい暑く感じてしまって
やる気が無くなってしまうのだ。
選手の時にはそういう自分自身をコントロールする
ことを毎回練習とか試合の時に意識して行ってきたんだけど
今、自分自身のテニスと向き合う事が少なくなった今、
こういう事って意外と難しいんだと実感したよ。
コーチでいる時には、常に生徒さんの事を客観的な目線で
見られるんだけど、自分の為の練習時にはグチャグチャに
なってしまった。
自分をコントロールできない人は、間違いなく試合では
勝てないね。
しっかり練習してもうちょっと自分自身と向き合わないと。
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