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女の子にテニスで認めてもらいたい![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/14(月) 10:44

バレンタインデーだ。
みんな、チョコは何個もらった?
男子はこの一日、ワクワクドキドキしながら
過ごしたのでは無かろうか。
女の子の存在をこれほど意識する日はない。
 
テニスは高校からテニスを始めたので
それまで俺はサッカーをやっていた。
サッカー部・・・もてた。
サッカー部と言うだけで、ちょっと女の子に人気が
あったのだ。
 
なので、学校で試合があると、必ず女子が何人か応援に来て
観戦してくれるのだ。
そんな女の子の目線を意識して俺は頑張った。
後半疲れてきても、足を止めず、歯を食いしばって頑張り続けた。
男って単純なもんだ。
 
不純と言えば不純だけど、結局人は、何事もそういう
対価を求めて頑張り続ける。
その時俺は、観戦している女の子に存在価値を認めてもらうために
頑張ったんだけど、それが監督に認めてもらうためだったり、
チームメイトのライバルだったり、両親だったり、人それぞれ
やっぱり自分の頑張りは誰かに見てもらって、それを
評価してもらいたいのだ。
 
逆に言うと、そういう評価してくれる存在を先に見付けた方が
頑張りやすいってことだ。
特に異性の存在はデカイぞ。
その代わり、空回りしてしてしまうこともあるけど・・・。
 
結局テニス界に転身したあとも、今考えると自分のプレーを
評価してもらいたい・・・と意識するようになってから、一気に
成長が出来た。
ま、それは会社の先輩と自分の父親に対して認めてもらいたい
思いが強かったけどね。
 
周りを見渡してみよう。
今頑張っているテニス、誰に評価してもらいたい?
そういう存在を見付けよう。

振り抜け!片手バックハンド[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/11(金) 08:24

バックハンドストロークは苦手だった。
20歳までは片手バックハンドだったんだけど
高校の時は結局スライスしか打てなかったし
両手バックに変えたのも、もともと下手くそだから
両手ならまだマシかも・・・くらいの感覚。
 
でも今はバックハンドは割と好き。
基本的に両手バックでやっているが、片手バックも
しっかりと打てるようになっている。
あの下手くそな時代の俺の片手バックハンドを思い出し
今と何が違うかと考えると・・・打点だ。
 
苦手意識持っていたあの頃は、丁寧に丁寧に打とうと
して結局打点が後ろ過ぎたのだ。
その結果、腕が縮こまって振り抜けなかった。
この振り抜きが出来るかどうかが重要だよ。
だって両手バックなら後ろから左手で前へプッシュ出来るから
多少打点を遅らせても前へ持っていけるが
片手だと後ろからプッシュする力が無いでしょ。
腕が縮こまると、相手の威力を利用するのも難しいしね。
 
振り抜くコツは、まず打点を前にすること。
打つ前に、ラケットヘッド(先っぽ)は下に一旦落ちるんだけど
この落ちたラケットヘッドがしっかりグリップよりも上に
上がるくらい振り抜けてくれたら、あとは楽にスウィングスピードは
上がってくれる。
打点を前に設定する事で、それが解消されるのだ。
 
片手バックハンドに苦手意識持っている人は、
しっかり打点を前に設定してラケットヘッドがちゃんと
グリップよりも上に振り抜けているか確認しながら打ってみよう。
腕が縮こまっていないかもチェックね。

テニスと俺[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/10(木) 13:00

「何のためにテニスしてるんですか?」
そんな質問をある人から受けた。
今はもう引退して選手としてはテニスはやっていない。
試合も殆ど出ていないので、テニス仲間と楽しくワイワイ
プレーする事が多い。
 
だけどテニスに対しての向き合い方は引退した今も
変わらない。
もちろん戦績を伸ばすために、日夜身体も心も鍛えて
がむしゃらに突っ走っていた選手時代とは若干違うことも
あるんだけど、大きく視野を拡げてテニスと言うものを考えたら
テニスと俺の関係はずっと一緒だ。
 
じゃあテニスって俺にとって何なのかと言うと、それは
「自己表現方法」である。
テニスを使って自分「高西とも」という人間を表現している。
攻め方や守り方、勝負の仕方からピンチの時の抜けだし方、
自分より強い人と当たった時の対処法、逆に自分より弱い人と
当たった時の対処法・・・・。
色んな選択肢が求められるテニスは、自分と言う人間を見付けだし
それを確立してポリシー持ったプレーを相手や自分自身に見せ付けて
行かないと、次々と直面する問題に対処しきれなくなる。
 
「俺ってどういう人間なんだろう」
「俺ってどういう人間になりたいんだろう」
そんな事を考えて常に向かい合い、自分自身や対
戦相手や周りの応援してくれている人や、レッスン受けてくれる
生徒さんにテニスを通して自分を表現しないといけないんだよ。
だからこそテニスはコミュニケーション能力が高く、社交性を
持ったスポーツと言われるのだ。
 
と言う訳で、テニスは俺自身を表現してくれるツールでもあるし
俺の新しい部分を発見してくれたり、自分自身を心身ともに
鍛え直したりしてくれる先生やトレーニングコーチみたいな
存在でもあるのだ。
テニスに感謝!!

楽ちんボレーは、構えで決まる[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/09(水) 08:11

俺の中でボレーというのは特別である。
テニスを始めた高校生の頃、ボレーは
「一生苦手なままだろう」と思っていたほど
大嫌いなショットだった。
 
それが今やシングルスもダブルスもボレー頼み。
まさかこうなるとはねぇ。
好きになれた理由は実戦で経験を積みまくったから。
これに尽きる・・・が、やはりただボレーしまくるだけでは
モノには出来なかっただろう。
大事なことはいかに相手の威力を利用して、楽チンな
気持ちで返球出来るか・・・という意識を持つことだと思う。
 
相手の威力を利用する・・・ま、誰もがそう考えて
プレーをしようとしてると思うんだけど、これが意外と
難しい。
かつての俺もそうだけど、出来ていない人の多くは
相手の威力をブロック出来ていないのだ。
その理由の一つに肘の形にある。
 
相手の威力をブロックするんだから、基本的にはある程度
肘は伸びた状態で肩を支点にした動きが出来ないといけない。
肘が曲がっていると、打点が食い込まれやすいし、面の向きも
変わりやすいし、何よりも相手の威力をブロックするどころか
吸収してしまって「ボソッ」って感じの当たりになってしまう。
 
でもボレーってとっさのプレーだから、打つ瞬間に気を付けると言うより
構えている段階でグリップを身体から遠ざけるような感じで、
しっかりと肘を伸ばし気味にしておきたい。
この時点で肘が曲がって身体にくっついてしまっているようだと、
そのまま肘を支点にしたボレーになりやすい。
 
その他にも、身体の横向き具合が足りなかったり、
迎えるボールの位置が正面気味だったりするのも
肘が曲がってしまう原因だよ。
 
皆、上手い人のボレーを真似したりするでしょ?
打ち方、踏み込み方も重要だけど、その前に上手い選手は
どういう肘の伸ばし具合で相手が打つのを待っているのか
見てみよう。
構えの段階で間違っていると、当然相手の威力をブロック出来ず
「ふんっ!」と力んだスウィングボレーになりやすいよ。

真冬の朝練と怖い先輩の思い出[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/08(火) 11:28

寒い日はまだまだ続いているけど、徐々に陽が
長くなって来た。
これは嬉しい。
テニス選手、テニスコーチをしていると外にいる時間が
多いから、その辺りには敏感になるね。
 
20代前半の頃は、朝練習もしていたから
日の出時間にも敏感だった。
なんせ、朝6時に練習がスタートしたので、12月末頃は
まだ真っ暗な状態でコートに集合し、うっすらボールが
見えるかどうかって感じで練習はスタートしていたのだ。
 
当然時間厳守で行かないといけない。
遅刻すると何か罰があった訳じゃないけど、とにかく
怖い先輩がいたからね。
でも当時はいくら寝ても寝足りないくらいだったから
いつもギリギリ状態で寮を飛び出し、コートに到着していた。
たまに遅刻もしていたなぁ。
そんな時は「すみませんでした~!!!」と平謝りで
コートにドキドキしながら入って行ったのを今でも覚えている。
 
そんな朝練習のメニューは・・・ずっとボール出し練習だった。
まずは先輩が打つから、俺はその先輩が要求している所へ
要求通りのボールを出さないといけない。
その要求と違うボール出しをしてしまうと・・・・先輩は
「イメージと違うんだよ!」と怒って一回ストップしてしまうのだ。
俺は毎朝、遅刻しないように行けるか、ドキドキしていたけど
実際はこの朝練最初の一球目のボール出しの方が緊張していた。
だってこの最初の一球の出来で、その日の先輩の機嫌が
左右されるのだから・・・・。
 
まだ薄暗くてクソ寒い真冬の朝練。
身体はまだ冷え切った状態。
俺は当時、まだまだボール出しも下手くそ状態。
怖い先輩が「絶対ここに出せよ!」と威圧して来る。
緊張と恐怖が最高潮になった状態で
「では、お願いしま~す!」と声を震わせながら注目の
第一球をボール出し!!!!
 
無情にもボールは緊張のあまり全然違う方向どころか
立っている先輩の真っ正面に飛んで行ってしまうなんてことも
よくあった。
しかも先輩はそうなるとそれを避けようとしない。
俺の出したボールはそのまま先輩に当たる・・・・。
 
「すみません・・・」
謝る俺に対して、先輩は「・・・・・」
何も言わずベンチに腰を降ろし、精神統一をし直す。
その間俺は立ったまま待っている。
その時感じた空しさと寒さ、こういう寒い日にコートに立つと
今でも思い出すなぁ。
でもああいった緊張感って大事だね。
緊張感が無い人生はつまらない。
良い思い出です。
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