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ブログ試合【ダブルス】

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ダブルス並行陣を検討中のあなたへ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2011/02/28(月) 12:28

「ダブルスで並行陣を教えたいんだけど・・・」という
質問を受けた。
並行陣ってわかる?
その名の通り、二人とも並んで戦うこと。
ま、一般的には二人ともネットプレーでの並行陣が
一般的だね。
 
ダブルスってレベル上がって来ると、この並行陣での
プレーが多くなってくる。
だから皆、最初は一人がストローク、一人はネットプレーの
雁行陣形から始まり、そこから並行陣形に切り替える練習を
するんだけど、これがなかなか難しい。
俺も並行陣より雁行陣の方が最初はやりやすかったからね。
 
「ボレー上手くなったら雁行陣やめて並行陣やる・・・」
皆、そう言うんだけど、自信持てるくらいボレーを
マスターするのは難しいから、結局なかなか並行陣のプレーを
試合でやろうとしないんだよ。
でもこの考えの人って一つ間違いがある。
それは「攻撃のため」と思っているところ。
 
確かに上手い人はさっさと並行陣になってボレーで決める
なんて場面をよく見せてくれるんだけど、実際並行陣の真の
目的はバランスの良いポジションなんだよね。
意外とディフェンスの効果があるんだよ。
 
どういう事かと言うと、レベル上がって来ると当然対戦相手の
レベルも上がる。
その時に相手が並行陣で二人ともネットプレーをしてきた場合
こっちが雁行陣だとどこを狙われるかと言うと・・・ベースラインで
ストロークしている人の前のネット際がやられやすい。
雁行陣はここが弱いからね。
 
なので、そういうネット際にボレーで落とせるようなレベルの人と
対戦した場合は、「ボレー得意とか不得意」なんて言ってられない。
並行陣でのプレーを行うことで、ネット際を攻められた時の対処が
出来るようにしておかないといけないのだ。
 
だから「並行陣導入」を考えていたり、誰かに並行陣を教えたい人は
「攻撃の為」以上に、「手堅くプレーするため」という意識で
試してもらいたい。
だってテニスって守り固めた方が勝てそうなイメージ、
湧いてくるでしょ?
並行陣でがっちり手堅いテニスを作り上げよう。

ダブルスの連携術[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/30(木) 11:28

ダブルスで大事なことは、パートナーとの連携。
その連携プレーを利用して相手にプレッシャーを与えたり
相手の攻撃を凌いで行かないといけない。
 
パートナーとの連係で大事なことは、その場面場面で
どっちの人がボールを先に触る権利があるのか、その
優先順位をはっきり互いに理解しておかないといけない。
それが分かってないと、ごちゃごちゃになって
二人で一緒に取りに行ってぶつかりそうになったり
逆にどっちもボールを追わずにお見合いしてしまったり
するんだよね。
 
組む相手の性格やレベルにもよるんだけど、どっちの
選手にボールを先に触る優先順位があるかと言うと、
ボール打っている相手の正面にいる方が優先権がある。
だから自分の正面の人がボール打っていたら、
「俺が先に触るぞ!」とばかりにプレッシャーを掛けよう。
その代わり、クロスの人がボールを打とうとしていたら、
パートナーにプレッシャーを掛けさせる。
その代わりロブで後ろのスペースを狙われたらカバーしてあげよう。
 
雁行陣でプレーするとその辺りの優先順位は分かりやすいけど
並行陣でプレーした時にはゴチャゴチャになりやすい。
早いテンポにもなってややこしいけど、とにかくダブルスは
パートナーとの連携が命。
しっかり意識し続けられるように気を付けよう。

モテモテダブルスプレーヤー[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/01(水) 17:11

選手時代は基本的にシングルスメインだったし
ダブルス出場する時も、適当に同じ所属の選手とか
たまたま一緒の大会になったから・・・とか言う感じで
出ていたから、今まで「ダブルスのペア」探しというのを
真剣にやったことがない。
 
今はコーチとして活動しているので、ダブルスも沢山
教えている。
でもダブルスのパターンやフォーメーション、配球、戦術
なんかはどんどんアドバイスしてあげられるんだけど
どういうペアを探せばいいかとか、どういう声の掛け方を
すればいい・・・なんていう何だか口説くテクニックなどは
あまり知らない。
 
が、俺自身そんなにダブルスに力を入れていなかったけど
ダブルスの時にはそれなりに力を出し切れるように頑張っていた。
その時に気を付けていたのは、パートナーを活かしたり、パートナーに
活かされやすい選手になるという事。
 
例えば安定感あってしっかりと粘ってくれるパートナーであれば
こちらはそのラリー中にプレッシャー掛けまくるアクティブな
選手となるし、パートナーが仕掛け好きな人ならば、こちらは
上手くお膳立てしてあげたり、その分ディフェンス気味なポジションで
サポートし易くしてあげたりすることに徹する。
要はどんなパートナーにも「組み易い」と思われる
人になれるか・・・なのだ。
 
その結果、結構いろんな強い選手からも試合の時に
声を掛けてもらい、ダブルスはそんなに得意では無かったけど
けっこう勝たせてもらった。
だから今でもレッスンの中では出来るだけ皆にも
レシーブ両サイド出来るようにしておくことや、
緩急の切り替え、超ディフェンシブな形から一気に
攻撃へ転じたりが出来るようすることで、色んな人と組んで
色んなテニスを楽しめる選手になることを勧めている。
モテモテダブルスプレーヤーになろう。

ダブルスペアとの話し合い[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/05(金) 11:09

ダブルスは二人で戦う。
二人で戦うんだから、コミュニケーションが取れてないと
いけない。
やっぱり強いペアは、ポイントとポイントの間で
ちゃんとヒソヒソ何かを話し込んでいる。
ああいうのって何を話しているんだろう?
 
「僕はまだまだ試合経験が浅いから、何を話して良いのか
分かりません・・・」
「自分の意見が合っているか自信ないので・・・」
と言って、結局ダブルスの試合中あまり話さない人がいる。
「ドンマイ!」とか「惜しい!」とか「ナイスショット!」という
声は頑張って掛けるんだけど、こういう掛け声はちょっと元気に
なるけど、話し合いとは言えないね。
 
もちろん「次はあの作戦で行こう!」などの戦術的な
話し合いが出来るようになるのは、ある程度経験積んだり
レベルが上がって、色んな事が出来るようになってからの話だけど、
そのレベルに達する前も、ちゃんと話し合いはしなきゃいけないよ。
ただし「話し合い」というのとはちょっと違うかな?
 
では何をすればいいのか・・・・。
それは「情報交換」である。
今やったポイントの内容をただ何も考えず相手に喋るだけ。
 
「サーブ、速かったねl
「右側の人、フォアハンドでストレート打ってきたね」
「左の人、バックハンドはスライスだね」
「俺の方ばっかり狙って来るね」
「ボレーで右端狙ってきたね」
などなど。
 
ポイントが終わる都度、二人で駆け寄って今起きた
ことの情報をただ言うだけで、意外とその情報が二人の
頭の中にインプットされて、無意識のうちにその情報を
プレー中に利用出来るようになるんだよ。
相手のパターンも見えるようになってくるしね。
 
でももう一つ大事なのは、掛け声ってのは外から応援している
他の人の声援とさほど変わらないが、情報交換をヒソヒソ
やっていると、「近くに味方がいる」という安心感も生まれて来る。
ミスして「あー!!!俺、何やってんだよぉ!!」って
感情的になっているところに、パートナーが来て
「相手はしつこくスライス打って来るね」なんて冷静に情報を
言いに来てくれると「ん?あぁ、そうだね」とこちらも冷静モードに
戻って対応出来るから、試合にも集中出来るんだよ。
 
ダブルスはパートナーとの連係プレー。
まずは組んでいる人とポイント毎に情報交換をする
習慣を身に付けよう。

ペアと仲良く[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/09/27(月) 17:02

ダブルスの試合中、パートナーと声を掛け合っている?

 

もちろんポイントとポイントの間は

 

「ドンマイ!」とか「ナイスショット!」などと声を

 

交わしやすい。

 

でもポイント中だとそんなに声を掛けにくいでしょ?

 

「このボールどっちが取る?俺?お前?」

 

なんて言ってる間にもうボールは通り過ぎてしまう。

 

 

ロブが上がったのを「オーライ!」とか「お願い!」と

 

声を掛けることはあるけど、基本的にポイント中に会話は

 

無理と思った方が良いね。

 

という事は、パートナーとどういう場面ではどっちがボールを

 

取りに行くのか・・・ということを決めておかないといけない。

 

 

「俺のボールだ!」と思って取ろうとしたら、パートナーも

 

飛び出してきて、結局両方遠慮して取れず・・・なんてことは

 

よくある話。

 

こんなのはテニスの技術とは関係ないから、スゴイ勿体ない。

 

そんなことが無いようにしたいんだけど、大事なことは飛んできた

 

ボールはどっちの選手が優先的に取るのかを瞬間で決めるのは

 

意外と難しい。

 

 

ではどういう風に決めるのか・・・と言うと、基本はボールを打った

 

相手選手の正面の人がボールを先に取る権利を持っているのだ。

 

逆にクロスの人は基本的には、2番手として待ちかまえておく。

 

でもあくまでも「基本的に」であって、絶対ではないのがまた難しいところ。

 

自分よりもはるかに強い人と組んでいたら、強い人を優先的にした方が

 

良いし、ミックスダブルスでも男性を優先させる場合がある。

 

普段は正面の人を優先にしておきながら、急にクロスの方が

 

前に出て来る作戦もアリ・・・だしね。

 

 

とにかく色んなパターンはあるけど、パートナーと

 

「どっちに優先権があるのか」共通の考え方で

 

試合に臨まないと、なかなか実力出し切れない。

 

普段からしっかりそういった事を意識して

 

ダブルスを練習して下さい。

 

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