トップ >>
てにすまん 高西ともからのメッセージブログ
ブログテニスいろいろ
<<前へ | 次へ>> |
ミスの対処能力がテニスの能力[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/28(金) 12:57
テニスでパーフェクト試合をしたことある?
俺は無いんだけど、かつて1セット目、1ポイントも落とさず
6-0で取って、2セット目の2-0までパーフェクトだったことがある。
でもそうなると、そのまま1ポイントも落とさないまま、試合を終えることを
意識し過ぎて結局単純ミスで失点してしまった。
でも、そのまま6-0・6-0で勝ったから特に問題無いんだけど
とにかくテニスはどんなにレベル差あっても、ミスでポイント落とすことは
当然考えられるスポーツなんだよ。
でも結構このミスをキッカケに調子が崩れてしまうことは多い。
それまでは調子いいプレーだったのに、たった1本のミスでウソみたいに
人が変わってしまい、ラケット振れなくなったり、足が止まってしまう。
そんな人、見たことあるでしょ?
もしくは自分がそうなった経験あるんじゃない?
そうなってしまう人はどうすれば良いんだろうか・・・。
一番良い方法は「気にしない」ということ。
それまで良いプレーをしていたんだから、特にそのミスを気にせず
何事も無かったようにまた黙々と打ち続ければ問題ない。
が、そう簡単にはいかないのがテニスだ。
だってミスをした分は、きっちりと相手のポイントに加算される。
ダブルフォルトを2本するとそれだけでもう0-30なんだから
気にしない訳にはいかないのだ。
誰だって「もうミスしちゃいけない」と考えて、ちょっとプレーが
変わってしまう。
だからある程度はミスした後の修正方法を具体的に用意しておく必要がある。
まずミスって2種類ある。
一つはネットを越えないネットミス。
もう一つは相手コートの枠に入らないアウトのミス。
ネットしないようにするためには、当然弾道を上げれば良い。
でもそうするとアウトが怖い。
だからアウトミスしないように今度は回転を多く掛ければ良い。
よって、この二つを考慮した一番シンプルなミスした後の対処方法は、
弾道を上げて回転を多めにすること・・・となる。
でもその他にも気を付けないといけないことも多い。
ミスをキッカケに、足が止まってしまい、ボールが来るのを待ってしまったり
打点を低く落とし過ぎてしまったり・・・・。
ミスをキッカケに慎重になるんだけど、それによっていつもの自分の
テニスと何が違ってくるかをそれぞれ覚えておこう。
「いつも通りにやれば大丈夫!」なんて自分に言い聞かせるのも効果は
無いとは言わないけど、当然試合中はいつもの練習とは気持ちが
全然違うんだから、それを考慮した実戦的ミス解決方法を
覚えておかないといけない。
俺の場合・・・「無かったことにする」これが一番効果があったんだけどね。
俺は無いんだけど、かつて1セット目、1ポイントも落とさず
6-0で取って、2セット目の2-0までパーフェクトだったことがある。
でもそうなると、そのまま1ポイントも落とさないまま、試合を終えることを
意識し過ぎて結局単純ミスで失点してしまった。
でも、そのまま6-0・6-0で勝ったから特に問題無いんだけど
とにかくテニスはどんなにレベル差あっても、ミスでポイント落とすことは
当然考えられるスポーツなんだよ。
でも結構このミスをキッカケに調子が崩れてしまうことは多い。
それまでは調子いいプレーだったのに、たった1本のミスでウソみたいに
人が変わってしまい、ラケット振れなくなったり、足が止まってしまう。
そんな人、見たことあるでしょ?
もしくは自分がそうなった経験あるんじゃない?
そうなってしまう人はどうすれば良いんだろうか・・・。
一番良い方法は「気にしない」ということ。
それまで良いプレーをしていたんだから、特にそのミスを気にせず
何事も無かったようにまた黙々と打ち続ければ問題ない。
が、そう簡単にはいかないのがテニスだ。
だってミスをした分は、きっちりと相手のポイントに加算される。
ダブルフォルトを2本するとそれだけでもう0-30なんだから
気にしない訳にはいかないのだ。
誰だって「もうミスしちゃいけない」と考えて、ちょっとプレーが
変わってしまう。
だからある程度はミスした後の修正方法を具体的に用意しておく必要がある。
まずミスって2種類ある。
一つはネットを越えないネットミス。
もう一つは相手コートの枠に入らないアウトのミス。
ネットしないようにするためには、当然弾道を上げれば良い。
でもそうするとアウトが怖い。
だからアウトミスしないように今度は回転を多く掛ければ良い。
よって、この二つを考慮した一番シンプルなミスした後の対処方法は、
弾道を上げて回転を多めにすること・・・となる。
でもその他にも気を付けないといけないことも多い。
ミスをキッカケに、足が止まってしまい、ボールが来るのを待ってしまったり
打点を低く落とし過ぎてしまったり・・・・。
ミスをキッカケに慎重になるんだけど、それによっていつもの自分の
テニスと何が違ってくるかをそれぞれ覚えておこう。
「いつも通りにやれば大丈夫!」なんて自分に言い聞かせるのも効果は
無いとは言わないけど、当然試合中はいつもの練習とは気持ちが
全然違うんだから、それを考慮した実戦的ミス解決方法を
覚えておかないといけない。
俺の場合・・・「無かったことにする」これが一番効果があったんだけどね。
背伸びセンス[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/20(木) 17:01
錦織選手が日本人男子で過去最高ランクの30位をマークした。
これは凄いこと。
おめでとう。
彼はここまで来れると思っていただろうか?
錦織選手がどう答えるかは知らないが、当然思っていただろうし
恐らく今はもっと上のランキングのテニスを考えているだろう。
実際ランキングって目指した通りに行くもんでは無い。
世界で100位目指しましたと言って、100位辺りをウロウロ
している人なんてあまり聞いたことが無い。
よく聞く話は「100位目指しました」って言ってたのがいつの間にか
100位以内に入っていて、「もうとっくに50位以内を目指してるよ」
なんて言っている選手。
あるいは、全然100位に辿り着けなくて空回りしている選手のどっちかだ。
俺の経験上、目指す所はちょっと背伸びした目標にしないといけない。
100位以内に入りたいなら、100位辺りの選手のテニスのプレーを
するんじゃなくて、もっと上のレベルを目指すべき。
大会に出場してベスト8以上の戦績を挙げたいんだったら、
ひょっとしたら優勝出来るかも・・・?って思われるようなプレーを
最低限しておかないといけない。
今回ランキング30位に上がった錦織選手も、間違いなくもっと
上のレベルをイメージして日頃からプレーしていると思う。
だから彼にとっては単なる通過点に過ぎないんだよ。
そうじゃないと30位になる実力があってもいけないと思う。
ただ難しいのは、どのくらい上を目指すのかってことだね。
それぞれ皆目標があるだろうけど、その目標よりも上を目指せって
言われたからと言って、あり得ないくらいの高い目標を設定してしまうと
それはちょっと「無謀」としか言いようがない。
自分の才能を知り、自分の可能性を感じとり、自分の運を信じられることで
初めてどこまで背伸びをすれば良いのかが見えて来るのだ。
じゃあそういった自己分析能力はどうやって養うかが重要なんだけど、
それはどれだけ色んな人とテニスで携わったか・・・だと思う。
自己判断力で自分の意見を貫き通さないといけないが、やはり
周りの意見や空気を感じることも重要。
コミュニケーション能力がなくて、自分の殻に閉じこもっているやつは
結局冷静な自己判断ではなく自己陶酔か意地を張っているだけだったりする。
錦織選手、30位になったけどまだまだ背伸びをして、更に高い視野で
テニス界を見ている気がしてならない。
これから益々楽しみだ。
これは凄いこと。
おめでとう。
彼はここまで来れると思っていただろうか?
錦織選手がどう答えるかは知らないが、当然思っていただろうし
恐らく今はもっと上のランキングのテニスを考えているだろう。
実際ランキングって目指した通りに行くもんでは無い。
世界で100位目指しましたと言って、100位辺りをウロウロ
している人なんてあまり聞いたことが無い。
よく聞く話は「100位目指しました」って言ってたのがいつの間にか
100位以内に入っていて、「もうとっくに50位以内を目指してるよ」
なんて言っている選手。
あるいは、全然100位に辿り着けなくて空回りしている選手のどっちかだ。
俺の経験上、目指す所はちょっと背伸びした目標にしないといけない。
100位以内に入りたいなら、100位辺りの選手のテニスのプレーを
するんじゃなくて、もっと上のレベルを目指すべき。
大会に出場してベスト8以上の戦績を挙げたいんだったら、
ひょっとしたら優勝出来るかも・・・?って思われるようなプレーを
最低限しておかないといけない。
今回ランキング30位に上がった錦織選手も、間違いなくもっと
上のレベルをイメージして日頃からプレーしていると思う。
だから彼にとっては単なる通過点に過ぎないんだよ。
そうじゃないと30位になる実力があってもいけないと思う。
ただ難しいのは、どのくらい上を目指すのかってことだね。
それぞれ皆目標があるだろうけど、その目標よりも上を目指せって
言われたからと言って、あり得ないくらいの高い目標を設定してしまうと
それはちょっと「無謀」としか言いようがない。
自分の才能を知り、自分の可能性を感じとり、自分の運を信じられることで
初めてどこまで背伸びをすれば良いのかが見えて来るのだ。
じゃあそういった自己分析能力はどうやって養うかが重要なんだけど、
それはどれだけ色んな人とテニスで携わったか・・・だと思う。
自己判断力で自分の意見を貫き通さないといけないが、やはり
周りの意見や空気を感じることも重要。
コミュニケーション能力がなくて、自分の殻に閉じこもっているやつは
結局冷静な自己判断ではなく自己陶酔か意地を張っているだけだったりする。
錦織選手、30位になったけどまだまだ背伸びをして、更に高い視野で
テニス界を見ている気がしてならない。
これから益々楽しみだ。
笑っちゃうくらい面白い[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/10/17(月) 14:52
「笑いながらプレーしてるね。」
よくそう言われる。
確かにテニスのプレー中にニヤニヤしてしまう癖があり
実際、現役時代の試合中に相手から
「おいっ!真面目にやれよっ!」って怒られたこともある。
ま、その時は笑っていたのではなく、眩しかったのが
ニヤついているように見えただけなんだけど。
でも最近は確かに笑っている。
笑ってしまうのだ。
楽しくて。
別にふざけてやっているわけではなく、真剣にやっているのだ。
じゃあなぜ笑ってしまうのかと言うと、真のテニスの楽しさを
感じられるようになったからだと自分では思っている。
まぁ相手としては気持ちの良いモノではないので、当然仲間内で
遊びテニスをする時だけ笑うのをガマンしないでニヤニヤと
ボールを打っている。
でもずっと笑っているわけじゃない。
じゃあどんな時に思わず笑うかと言うと、相手との駆け引きをしている時。
例えばダブルスで俺がポーチ出るか出ないか動いているのを、相手が
ジッと見て思わず目が合ったりすると笑ってしまう。
こっちがボレーヤー相手にパス打つ時も、よくニヤついていると
言われるし、大事な場面で俺がサーブ打つ時も頬が緩むのが分かる。
その時俺の頭の中では、それまで行った過去のポイントのデータを
思い出して、目の前の相手選手の行動を予測する。
でもただ予測して当てるだけでは面白くないから、その予測したデータを
基にして裏をかいてやろう・・・なんて瞬時にサプライズを思い付くと
思わずニヤリとしてしまうのだ。
分かるでしょ?何か仕掛けをした時のワクワク感。
結局テニスってそういうスポーツなんだよ。
ネット挟んだ相手との戦い。
技術の競い合いだけじゃあ面白くないのだ。
ドッキリを仕掛けて引っ掛かった時のことを想像して笑うのと同じように
俺もプレー中に笑うのだ。
でもドッキリに引っ掛かってくれなかったり、「そんなの気付いてたよ」と
言われると凄いがっかりするでしょ?
テニスのプレー中も、ニヤニヤしながら仕掛けるんだけど、それが
バレバレで裏目に出たりすると、ホントにショック・・・。
でもまたその「気付いてた」という事をまたデータに加えて、次の仕掛けを
考え直し、良いのが思い付くとまたニヤリとする。
テニスは本当に面白い。
ニヤリ!
よくそう言われる。
確かにテニスのプレー中にニヤニヤしてしまう癖があり
実際、現役時代の試合中に相手から
「おいっ!真面目にやれよっ!」って怒られたこともある。
ま、その時は笑っていたのではなく、眩しかったのが
ニヤついているように見えただけなんだけど。
でも最近は確かに笑っている。
笑ってしまうのだ。
楽しくて。
別にふざけてやっているわけではなく、真剣にやっているのだ。
じゃあなぜ笑ってしまうのかと言うと、真のテニスの楽しさを
感じられるようになったからだと自分では思っている。
まぁ相手としては気持ちの良いモノではないので、当然仲間内で
遊びテニスをする時だけ笑うのをガマンしないでニヤニヤと
ボールを打っている。
でもずっと笑っているわけじゃない。
じゃあどんな時に思わず笑うかと言うと、相手との駆け引きをしている時。
例えばダブルスで俺がポーチ出るか出ないか動いているのを、相手が
ジッと見て思わず目が合ったりすると笑ってしまう。
こっちがボレーヤー相手にパス打つ時も、よくニヤついていると
言われるし、大事な場面で俺がサーブ打つ時も頬が緩むのが分かる。
その時俺の頭の中では、それまで行った過去のポイントのデータを
思い出して、目の前の相手選手の行動を予測する。
でもただ予測して当てるだけでは面白くないから、その予測したデータを
基にして裏をかいてやろう・・・なんて瞬時にサプライズを思い付くと
思わずニヤリとしてしまうのだ。
分かるでしょ?何か仕掛けをした時のワクワク感。
結局テニスってそういうスポーツなんだよ。
ネット挟んだ相手との戦い。
技術の競い合いだけじゃあ面白くないのだ。
ドッキリを仕掛けて引っ掛かった時のことを想像して笑うのと同じように
俺もプレー中に笑うのだ。
でもドッキリに引っ掛かってくれなかったり、「そんなの気付いてたよ」と
言われると凄いがっかりするでしょ?
テニスのプレー中も、ニヤニヤしながら仕掛けるんだけど、それが
バレバレで裏目に出たりすると、ホントにショック・・・。
でもまたその「気付いてた」という事をまたデータに加えて、次の仕掛けを
考え直し、良いのが思い付くとまたニヤリとする。
テニスは本当に面白い。
ニヤリ!
ダブルスよりもシングルス!?[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/09/16(金) 16:59
俺が現役で選手をやっている頃、周りの選手はシングルスで
何とか結果を出そうと頑張っている人が殆どだった。
もちろんダブルスに絞って頑張っている人達もいたけど
確率的にはシングルスメインが多かったし、俺もそうだった。
最初にテニスを始めた高校の時、テニスを上達させるためには
それぞれのショットをしっかりレベルアップさせることが
テニスの上手さだと思っていた。
ストロークのショットが良いから相手にやられないんだ。
ボレーが良いからポイントが決まるんだ。
サーブが良いからレシーブにやられないし、サービスエースで
ポイントが決まるんだ。
良いショットを打たないと勝てないんだ。
逆に言えば、相手が自分よりも良いショットを持っていたら
勝てない・・・という感じ。
だから自分の技術が上がって行き、それをちゃんと周りに
認めてもらいたい気持ちが膨らんで来ると、ダブルスよりシングルスの
方に出たくなっていった。
シングルスが強いとその個人のテニスが評価されるが、ダブルスが
強いっていうのは何だか、テニスのレベルを評価されるより
「上手いこと戦ったね」と戦術面とか誤魔化し上手な部分しか
評価されていない気になっていた。
でもシングルスもちゃんと戦術面は必要。
もちろんダブルスもボレー選手の駆け引きだけじゃなくて、
技術的な部分が重要。
そんなことをちゃんと分かるようになってからは
ちょっとずつイメージが違ってきたかな。
ダブルスでも十分自分のテニスのレベルを評価してもらえると
今は感じている。
ただ、今選手の世界ではシングルスの方がメインで大会が
開催されている。
ダブルスも十分観客を魅了する要素を持っているけど、どうしても
シングルスを注目させるシチュエーションになっている以上、まだまだ
「シングルじゃないと自分のテニスを評価してもらえない」と
思ってしまう選手は減らないだろうね。
スター選手もシングルスばかりになってしまうし・・・。
シングルスでもダブルスでも、テニスはテニス。
せっかくテニスは二つ競技があるんだから、どちらも盛り上がって
もらいたいと思うし、「シングルスで認めてもらおう」と必死になっている
人は、ちょっとダブルスを勉強してみるのも成長にキッカケになるよ。
何とか結果を出そうと頑張っている人が殆どだった。
もちろんダブルスに絞って頑張っている人達もいたけど
確率的にはシングルスメインが多かったし、俺もそうだった。
最初にテニスを始めた高校の時、テニスを上達させるためには
それぞれのショットをしっかりレベルアップさせることが
テニスの上手さだと思っていた。
ストロークのショットが良いから相手にやられないんだ。
ボレーが良いからポイントが決まるんだ。
サーブが良いからレシーブにやられないし、サービスエースで
ポイントが決まるんだ。
良いショットを打たないと勝てないんだ。
逆に言えば、相手が自分よりも良いショットを持っていたら
勝てない・・・という感じ。
だから自分の技術が上がって行き、それをちゃんと周りに
認めてもらいたい気持ちが膨らんで来ると、ダブルスよりシングルスの
方に出たくなっていった。
シングルスが強いとその個人のテニスが評価されるが、ダブルスが
強いっていうのは何だか、テニスのレベルを評価されるより
「上手いこと戦ったね」と戦術面とか誤魔化し上手な部分しか
評価されていない気になっていた。
でもシングルスもちゃんと戦術面は必要。
もちろんダブルスもボレー選手の駆け引きだけじゃなくて、
技術的な部分が重要。
そんなことをちゃんと分かるようになってからは
ちょっとずつイメージが違ってきたかな。
ダブルスでも十分自分のテニスのレベルを評価してもらえると
今は感じている。
ただ、今選手の世界ではシングルスの方がメインで大会が
開催されている。
ダブルスも十分観客を魅了する要素を持っているけど、どうしても
シングルスを注目させるシチュエーションになっている以上、まだまだ
「シングルじゃないと自分のテニスを評価してもらえない」と
思ってしまう選手は減らないだろうね。
スター選手もシングルスばかりになってしまうし・・・。
シングルスでもダブルスでも、テニスはテニス。
せっかくテニスは二つ競技があるんだから、どちらも盛り上がって
もらいたいと思うし、「シングルスで認めてもらおう」と必死になっている
人は、ちょっとダブルスを勉強してみるのも成長にキッカケになるよ。
練習だけじゃ完成されない[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2011/09/08(木) 00:28
長い夏休みが終わったね。
たくさん練習出来たと思うけど、その分しっかり
成長は出来ただろうか?
この夏休みの練習で培ったことをしっかりと本番の
試合で発揮してもらいたい。
そんなことを言っておいて何なんだけど
俺の経験上、長い期間しっかり練習しても、その練習の中で
何かを生み出した・・・という思い出は少ない。
殆どが本番の試合の中で生み出したんだよ。
初めてトップスピンサーブのコツを掴めた時も試合中だった。
まだ高校生の頃だったんだけど、凄い勝ちたい試合で、何とか
レシーブに打ちこまれないようにしていたら、トップスピンサーブに
なっていたんだよ。
ボレーの手応えを感じたのも試合中だった。
どういうタイミングでネットに出て、どのコースにボレーを
打てば効果が高いのかを苦しみながら考えて相手との
駆け引きを行っているうちに見付けたのだ。
試合の中で本当に欲しいショットって、単なるパワー系の
ショットじゃないでしょ?
安定感も欲しいしコントロール力も欲しい。
決める為のショットも欲しいけど、相手にやられないようにする
ショットの方が重要だったりするでしょ?
でもそれが試合じゃなくて練習中だと、どうしてもパワーや質に
重きを置いてしまう。
でも本番の苦しい状況の中では、本当に必要な「安定感とパワー」が
ちゃんとバランスよく揃ったショットだったりするんだよ。
でもだからと言って、本番で生み出したショットはそれまで全く練習を
してなかったかと言うとそうではない。
練習で沢山打っていたからこそ、本番で完成されたのだ。
なので、皆も練習の中では変わらずしっかり練習してもらいたい。
でも「出来るようになった!」なんて練習中には思わないでね。
その手応えをしっかり本番の試合の中できっちり使えるかが重要なんだから。
意外と練習では上手く出来ていても、本番では使えないからね。
でも諦めず四苦八苦しながら、もう一度試合の中で修正とか調整しながら
頑張っていると、あるタイミングで急に「あれっ!今の感じ・・・」ってさらっと
出来るようになっちゃったりするもんだよ。
そこで初めて「完成」となる訳だ。
と言う事で、この長い夏休みで培ったショットや技をモノにするために
これからどんどん試合に出場するか、もしくはマッチ練習を行って
ドキドキ場面できっちり使って、苦しみながら本物を完成させてくれ。
世の中はそんなに甘くない代わりに、もがき苦しんだ中から何かを掴み取ると
そう簡単には忘れないもんなんだよ。
たくさん練習出来たと思うけど、その分しっかり
成長は出来ただろうか?
この夏休みの練習で培ったことをしっかりと本番の
試合で発揮してもらいたい。
そんなことを言っておいて何なんだけど
俺の経験上、長い期間しっかり練習しても、その練習の中で
何かを生み出した・・・という思い出は少ない。
殆どが本番の試合の中で生み出したんだよ。
初めてトップスピンサーブのコツを掴めた時も試合中だった。
まだ高校生の頃だったんだけど、凄い勝ちたい試合で、何とか
レシーブに打ちこまれないようにしていたら、トップスピンサーブに
なっていたんだよ。
ボレーの手応えを感じたのも試合中だった。
どういうタイミングでネットに出て、どのコースにボレーを
打てば効果が高いのかを苦しみながら考えて相手との
駆け引きを行っているうちに見付けたのだ。
試合の中で本当に欲しいショットって、単なるパワー系の
ショットじゃないでしょ?
安定感も欲しいしコントロール力も欲しい。
決める為のショットも欲しいけど、相手にやられないようにする
ショットの方が重要だったりするでしょ?
でもそれが試合じゃなくて練習中だと、どうしてもパワーや質に
重きを置いてしまう。
でも本番の苦しい状況の中では、本当に必要な「安定感とパワー」が
ちゃんとバランスよく揃ったショットだったりするんだよ。
でもだからと言って、本番で生み出したショットはそれまで全く練習を
してなかったかと言うとそうではない。
練習で沢山打っていたからこそ、本番で完成されたのだ。
なので、皆も練習の中では変わらずしっかり練習してもらいたい。
でも「出来るようになった!」なんて練習中には思わないでね。
その手応えをしっかり本番の試合の中できっちり使えるかが重要なんだから。
意外と練習では上手く出来ていても、本番では使えないからね。
でも諦めず四苦八苦しながら、もう一度試合の中で修正とか調整しながら
頑張っていると、あるタイミングで急に「あれっ!今の感じ・・・」ってさらっと
出来るようになっちゃったりするもんだよ。
そこで初めて「完成」となる訳だ。
と言う事で、この長い夏休みで培ったショットや技をモノにするために
これからどんどん試合に出場するか、もしくはマッチ練習を行って
ドキドキ場面できっちり使って、苦しみながら本物を完成させてくれ。
世の中はそんなに甘くない代わりに、もがき苦しんだ中から何かを掴み取ると
そう簡単には忘れないもんなんだよ。
<<前へ | 次へ>> |
ブログ最新記事
- 参考にしたいし、参考にしてもらいたいし。 (07/27 10:23)
- 練習掘り下げトーク「クロスコートラリー編」 (07/27 10:13)
- 尊敬されているか不安ですか? (06/26 23:12)
- 湧き上がって来た闘志 (06/19 10:34)
- 練習“掘り下げ”トーク第一弾「ショートラリー』 (06/16 00:58)
- 喜怒哀楽コントロール (06/13 08:05)
- てにすまん練習メニュー深掘りトーク (05/27 23:13)
- 【動画】ゴムゴムボレーの作り方 (05/21 15:49)
- アレンジしながら練習メニューを考える (05/21 15:34)
- テニスの調子は空間認識能力で決まる? (05/12 00:59)
- 1ヶ月ぶりのオンコート (05/08 00:14)
- 福田勝志プロとのZOOMシングルストークセッション公開 (05/07 23:33)
- コーチはどう伝えるか。 (05/01 22:42)
- とにかく、食べよう。 (04/27 23:06)
- 自宅でボレー練習 (04/27 22:12)
- やりたいテニス、やれないテニス (04/23 23:50)
- おからブーム (04/23 23:13)
- 非日常を楽しんでいる。 (04/20 00:02)
- テニスコーチの言葉は何が貴重なのか。 (04/19 23:34)
- 誰かに何かを伝える仕事 (04/17 23:59)
アーカイブ
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(4)
- 2020年5月(7)
- 2020年4月(9)
- 2015年3月(1)
- 2015年1月(1)
- 2014年10月(2)
- 2014年6月(2)
- 2014年5月(2)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(4)
- 2014年2月(1)
- 2014年1月(5)
- 2013年12月(3)
- 2013年11月(2)
- 2013年10月(3)
- 2013年9月(2)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(2)
- 2013年6月(3)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(6)
- 2013年3月(8)
- 2013年2月(8)
- 2013年1月(9)
- 2012年12月(9)
- 2012年11月(8)
- 2012年10月(17)
- 2012年9月(5)
- 2012年8月(12)
- 2012年7月(22)
- 2012年6月(21)
- 2012年5月(23)
- 2012年4月(21)
- 2012年3月(22)
- 2012年2月(21)
- 2012年1月(22)
- 2011年12月(22)
- 2011年11月(22)
- 2011年10月(21)
- 2011年9月(22)
- 2011年8月(23)
- 2011年7月(21)
- 2011年6月(22)
- 2011年5月(22)
- 2011年4月(21)
- 2011年3月(23)
- 2011年2月(20)
- 2011年1月(21)
- 2010年12月(23)
- 2010年11月(22)
- 2010年10月(21)
- 2010年9月(22)
- 2010年8月(29)
- 2010年7月(31)
- 2010年6月(30)
- 2010年5月(29)