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皆一緒に[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/09/15(水) 09:27

夏休みが終わって新学期が始まったのだが

 

皆、夏休みの練習の成果は出ているか?

 

いつもより練習時間は長かったんだから、確実に

 

上達はしていないといけない。

 

「うーん・・・わからない」という人は、練習の仕方と

 

練習での目的意識の設定がまずかったんだと思うよ。

 

 

俺が高校2年の夏休み、テニスの上達は大きかった。

 

ま、そう言ってももともと下手くそだったから、それがちょっと

 

まともになっただけ。

 

しかも、その上達は部活で頑張ったからではなく、知り合いの

 

テニスコーチの手伝いで泊まりの合宿に参加して

 

そこで練習をさせてもらったから。

 

 

当然、俺は大きく成長出来たけど、周りの部員はそんなに

 

成長出来ていない。

 

夏休み明けに、他の皆と差を付けた気がしたんだけど

 

部活って一人だけ成長していても難しい。

 

何週間かすると、また元の感じに戻っていたような気がする。

 

 

その後、秋の団体戦で小さな大会ながら、皆で初の

 

予選突破を果たして、皆で大喜びをしたんだけど、この時は

 

皆の気持ちに一体感あって、その後皆で一緒に成長できた。

 

やはり自分が部活の属している以上は、皆で一緒に成長出来るように

 

することが効率的だ・・・って思ったよ。

 

 

もちろん個人でも努力して、上達する事は必要。

 

でもレベルアップしたら、すかさず周りの部員の成長に

 

協力してあげて、一緒に伸びていくようにしないと・・・いつの間にか

 

また元のレベルに戻ってしまう。

 

部活は自分の居場所なんだから、周りの皆と一緒に

 

成長していこう。

 

9月になると思いだす・・・続き[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/09/10(金) 06:48

前回の続き・・・。

 

 

さて、コートのデコボコに右足を引っかけてしまい

 

全体重を右足に掛けた状態で「ゴリゴリゴリゴリ」と

 

右足首を大きく捻って倒れたのだが、その瞬間

 

「遂にやってしまった・・・」と思った。

 

 

ショットは決まったから、そのままコートサイドをチェンジして

 

いったんベンチで休みなんだけど、明らかに右足首が変。

 

なんだか、中の骨が全て崩壊してぐちゃぐちゃに

 

なっているような気になった。

 

が、興奮状態なので痛みは感じない。

 

「骨、折れたかな・・・・」

 

そんな不安もあったけど、とりあえず次のゲームを

 

やってみることにした。

 

 

4-1で俺のサーブ。

 

あと2ゲームで勝利なんだから、頑張れば何とかなるかも。

 

でも打ち合いに持ち込むと危険だから、とにかくサービスエース

 

狙い、返ってきたら次のショットで仕留めよう・・・と思ったら

 

これが決まりまくって、5-1となった。

 

「よし、あと1ゲーム!!!」

 

 

そう思って臨んだレシーブゲーム。

 

しかし・・・徐々に痛みが拡がって来た。

 

一歩動くたびに脳天に痛みが響いてくる。

 

レシーブはスライスで返すのがやっとで、そのまま

 

その場から動くのさえ無理な状態・・・。

 

残念ながら5-2となったところでリタイアとなった。

 

俺としては生涯最初で最後の途中棄権である。

 

 

しかし悲劇はそこからまだ続く。

 

とりあえず大会本部で氷を用意してもらって

 

ガンガン冷やして様子を見るが、もうシューズが履けないくらい

 

膨れ上がっていて更に痛みも増して来る。

 

骨折?・・・そう不安は過ったが、ギプスだけは付けたくなかった。

 

ギプスは確実に固定できるのだが、筋肉も落ちてしまう。

 

 

ここは地元の病院じゃなく、何とか東京に戻って

 

スポーツ専門の病院に行かないと・・・と思って、周りにいる

 

この日負けた選手達に「誰か俺の車を運転して、一緒に

 

東京帰って欲しいんだけど・・・」と頼んだ。

 

しかし当時、オートマではなくマニュアルに乗っていたので

 

皆「その車は自信ないです・・・」と同乗拒否。

 

仕方なく、マニュアルの車を自分で運転して帰ったのだ。

 

もちろん負傷した右足でブレーキとアクセル踏んで・・・。

 

 

あの時ほど激痛を感じたことは無い。

 

今思うと、よく事故を起こさなかったな。

 

冷や汗ダラダラかきながら東京に戻った。

 

後日病院に行って診察してもらった結果・・・・靭帯断裂。

 

でも、足の裏のアーチを支える部分の比較的小さな部分

 

だったので、ギプス付けずに済んだのは、不幸中に幸いだった。

 

 

そんな痛い思い出を、毎年この時期になると

 

思い出す。

 

皆、怪我には気を付けよう。

 

デコボコのコートにもね。

 

9月になると思いだす。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/09/09(木) 09:33

9月になると思い出す。

 

2005年、選手活動をしていた時の話。

 

まだJOP大会で優勝の経験が無かった俺は

 

何とか優勝したいと燃えまくっていた時期だね。

 

 

群馬県の渋川というところで開催されている

 

「渋川オープン」というのに出場した。

 

俺の得意なクレーコートで、しかもエントリーリストを

 

見ると、俺は第2シードになっている。

 

第1シードを見ると・・・ん?過去に俺が対戦して

 

勝ったことある選手じゃないか!!??

 

 

これは初優勝出来る!!!と張り切って群馬県入り。

 

前日に雨は降ったが、何とかコートも整備されて

 

大会初日がスタート。

 

俺は初戦から調子も良くて、しっかり1セット目取って

 

2セット目に突入。

 

2セット目、俺から3-1のリードで相手サーブ。

 

しかも15-40でダブルブレイクポイント握っている。

 

 

大事なポイントだから、ここは絶対モノにしてやる!!

 

と長いラリーの末、相手が俺の右サイドに流してきたボールを

 

ランニングショットでストレートにフォアでしっかり決めた!!

 

「よっしゃー!!!」

 

これで4-1リード!!!

 

このポイントはデカイ!!

 

 

そう思って舞い上がっていたのだが、その直後事件は起きた。

 

ショットを打った後、そのまま滑りながら止まろうとした先には

 

前日の雨のせいでコートがぬかるんで出来たデコボコがあったのだ。

 

一応コート内は平らに整備されていたけどコートの端っこはさすがに

 

整備しきれていない状態。

 

そのデコボコに、滑っていた俺は右足を引っかけてしまい

 

そのまま右足首に全体重が乗っかってしまった。

 

 

その瞬間「ゴリゴリゴリゴリ」と不気味な音がして俺は

 

そのままコートにぶっ倒れた・・・・。

 

 

続きはまた明日。

 

さて、この後どうなるでしょう・・・・。

 

失敗トレーニング[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/31(火) 12:13

トレーニングを本格的にスタートさせたのは

 

22歳の頃。

 

ちゃんとトレーナーと相談しながら自分のメニューを

 

作ってもらって、筋力と持久力をアップさせるべく

 

気合入れて頑張った。

 

 

でもこのトレーニングって、中毒になるんだよ。

 

やればやるほど身体はその効果を見せてくれる。

 

テニスは練習した分、勝てるようになるかって言うと

 

そうじゃない。

 

反面、トレーニングは頑張った分だけ筋力付いてくれる。

 

そうなると「俺はもっとハードなトレーニングをしてやる!」と

 

ついトレーニング中毒になってしまう。

 

 

俺も当時、テニスのための筋力トレーニングをしていたが

 

それとは別にカーボローディングというのにトライしていた。

 

それは簡単に説明すると食事の時の炭水化物を極力減らす

 

というもの。

 

エネルギーに変わる炭水化物を取らないようにしておくのだが

 

試合の1週間前に、徐々に増やして行き、試合前日には炭水化物を

 

かなりしっかり摂取する。

 

普段から減らしているので、自分の体は炭水化物を欲していて

 

その状態で炭水化物を増やすと、しっかりと吸収してくれて

 

エネルギーを身体にたっぷり蓄えてくれる・・・というわけ。

 

 

しかしこのカーボローディング、普段の生活では炭水化物不足で

 

生活するために、エネルギー不足で過ごさないといけない。

 

エネルギー不足が起こると、身体はどうなるか・・・・。

 

答えは「寝ようとする」のである。

 

いくら睡眠とっても眠気がとれないどころか、運転中も信号待ちの

 

間にフッと寝てしまったり・・・とかなり危ない状態になった。

 

 

そのおかげで日常生活はボロボロ。

 

もちろん試合にも影響して、結果はダメだった気がする。

 

たった3カ月でこのカーボローディングは終わった。

 

 

でもこの話はもう10年以上前の話。

 

現在のカーボローディングはもっと違う方法で確立されて

 

いるので、よい子の皆はここに書いてあるやり方を

 

真似しないように!!!

 

サイン下さい![てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/08/26(木) 06:48

「サイン、下さい!」

 

プロテニスプレーヤーとして活動しているので

 

こう言われることもある。

 

色紙を渡されることもあるけど、着ているシャツの

 

背中に書いて欲しいと言われた事もあるし

 

なんだか高そうなブランド物のバッグに書いた事も。

 

 

この前なんか、食べに行った焼き肉屋の白い壁に

 

サインを遺して言ったよ。

 

「ウチの店にプロという人が来たのは初めてなので・・・」と

 

店主に言われてサインをしたんだけど、さすがに

 

嬉しい反面、緊張したなぁ。

 

 

でも海外にいるとけっこうサインをねだられる機会が多かった。

 

アメリカにいる時は、色んな大学を転々としながら

 

練習したんだけど、地元の子供達が大学の選手を観に来たり

 

していて、そこに見慣れないアジア人がいると「誰だろう?」と

 

注目される。

 

当時22歳だった俺は、ガンガン打ちまくるテニス。

 

ちょっとインパクトがあったので、「もしやこの人、強いのかも」と

 

子供達は思ったようで、「サイン下さい!」と練習後に、

 

紙の切れ端を持ってきて列を作るんだよ。

 

 

その時は自分のサインってものが無かったから

 

普通に漢字で「高西朋」と書いたんだけど、この漢字サインが

 

大受けで、どんどん子供達が寄って来る。

 

こういう事がアメリカだとどこに行ってもあった。

 

でもね、こうやって子供達に囲まれてサイン攻めに

 

あったりすると最初は

 

「こいつら本当の俺のテニスの弱さを知らないんだな・・・」って

 

思いながらサインしていたけど、サインするたびに段々何だか

 

自信が湧いて来て

 

「絶対このサインが将来宝物になるように頑張ろう!」って思った。

 

 

世界各地でサインをしたけど、皆あの時のサインをまだ持ってるかな?

 

皆も、テニスを一生懸命練習すると同時に、サインの練習もしておいた

 

方が良いかもよ。

 

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