ブログ過去の思い出
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飛行機とスマッシュ[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/07/03(土) 15:35
昔、一緒に練習していた先輩の選手の一人が
飛行機嫌いだった。
飛行機に乗るのが嫌いなんじゃなくて、ロブ上げられた時に
空に飛行機があると、どうしてもスマッシュミスをしてしまう。
「ふーん、大変ですねぇ」って言っていたんだけど、俺も
その話を聞いてから段々、飛行機が飛んでいると気になり始めた。
そして遂に俺もスマッシュミスが多くなってしまったのだ。
どうしよう・・・って思っていたんだけど、そんな時期に
スペインのバルセロナへテニス留学へ。
そのアカデミーがある場所が何と、バルセロナ空港の近く!!
だから、頻繁に離発着の飛行機が飛んでいて、空を見上げた時に
飛行機を見付けられない時がないくらいの飛行機ラッシュ!!
最初は本当にスマッシュをミスしまくっていたよ。
でもそれから、1年間バルセロナでテニスを練習して、日本に
帰って来る頃には全然飛行機が気にならなくなっていた。
何がこの一年間であったのか・・・・。
いやいや単純なこと。
スマッシュのレベルが上がったのだ。
結局、飛行機が気になっていた頃はスマッシュそのものが
未熟で不安定だったから、ちょっとしたことがあっても
凄い気にしていたんだよね。
例えば風とか相手の動きとか・・・。
しっかり練習して、飛行機が飛んでいようが、鳥が飛んでいようが
スーパーマンが飛んでいようが、全然気にせずスマッシュを振り抜く
ことが出来るようにならないといけないってことだね。
それを飛行機のせいにしちゃいけないってこと。
その先輩の選手は、未だに飛行機が気になっているのだろうか?
今度連絡してみようっと。
テニス始めたキッカケ[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/14(月) 02:56
テニスを始めたのは高校生の時である。
でも・・・本当は小学生の頃からコートに立って
ラケットでボールを打った事はある。
両親がテニスをやっていたからなんだけど、特に
父は強くて、俺が幼いころから父の試合を観戦したり
ちょっと打たせてもらったり、父が観ているウィンブルドンとか
USオープンを俺も一緒にテレビで観たりしていたから
テニスに馴染みはあったのだ。
そういう環境だったので、ウチにはラケットがたくさん
転がっていたし、旅行に行ったら旅行先で家族テニスなんか
やっていたね。
でもその時は「テニスって面白い!!」なんてこれっぽちも
思わなかったし、両親も俺にテニスさせようとしなかった。
むしろ俺は、日曜は近所の子供達と遊びたいのに、車に
詰め込まれてテニスコートへ連れて行かれ、そこで同じように
連れてこられた子供達同士で遊ぶ・・・なんていう日曜の過ごし方
から解放されたくて、小学校3年生の時にサッカーチームへ
入団したのだ。
サッカーは近所の子供達が皆いて、面白かった!!
結局中学までサッカーをやっていて、市の選抜候補まで行けたのに
中学3年の時の転校を機会に、サッカーからも離れてしまう。
そして、高校入学。
何かスポーツはしたかったし、サッカーはやらないって決めていたので
迷った挙句、家にラケットがたくさん転がっているという理由で
「じゃ、テニス・・・かな。」
とテニスをスタートさせたのだ。
でもテニスの楽しさに気付いたのは、俺が高校卒業してから。
それまでテニスを頑張れたのは、周りの人達が刺激や
励ましをくれたから。
もしかしたら、サッカーも、そういうナイスな人達に囲まれていたら
続けていたかもしれない。
そう思うと、中学・高校生の部活の中で、しっかりと心のサポート
なんかもしてあげて、皆にとって頼られる存在にならないと
いけないようだ。
「苦しいけれど、テニスを頑張り続けよう!」
そうエールを送り続けながら、これからも日本全国、訪問する
活動を続けます!
よろしく。
どんなへたくそでも。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/11(金) 01:13
高校の時、部活でテニスを頑張った。
精一杯頑張ったんだけど、結果はイマイチ。
でもそれは今思うと「イマイチ」なんだけど、
その時は「こんなもんだ」って思ってた。
当時は精いっぱいやる事に意味があると
思ってたから、その精いっぱいやった結果が
どうであろうと受け入れられたんだろうね。
「だって、俺達は高校からテニス始めたんだから!」
部員皆でそう思いながら、テニス部を続けた。
それから高校卒業して、テニスコーチになった。
そこでコーチしながら選手活動をしている人達に
出会って一緒に練習を始めると、そこで「結果」を
出すために一生懸命練習するという当たり前のことを
初めて知った。
選手は、どれだけ一生懸命やったか・・・という評価は
いらなくて、全て結果なんだよね。
もちろん、高校からテニスをスタートした人ばかりだった
俺たちの高校の部活時代は、そんなに結果は期待できない
だろうね。
でも、俺達は俺達なりの結果を求めないといけなかった。
そういった後悔を未だに感じる。
どんなレベルの人でも、必ず目標を掲げて、結果を残す事を
意識して練習に取り組んで欲しい。
世界を目指す・・・って言っておけ![てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/08(火) 00:45
22歳の頃、アメリカで3ヶ月間テニス留学した。
帰国後、またテニスコーチとして頑張りながら
試合に出場するという生活に戻ったけど、アメリカでの
色んな経験を積んだ俺は「もっと上を目指したい!」という
気持ちがどんどん膨らんでいった。
その為には環境を変えていかないといけない。
そこで練習場所を増やし、もっとハイレベルな人達が
集まるようなところに足を運んだんだけど、練習だけじゃなくて
トレーニングももっと本格的にやっていこうと考えた。
当時、俺は横浜のとあるスポーツクラブに併設された
テニススクールへ派遣されていたんだけど、そのスポーツジムには
サッカー、Jリーグの横浜マリノスの選手が数名トレーニングを
行っていた。
その中には若き日のキーパー川口選手とか中村俊輔選手も
いたんだけど、運よく担当していた彼らのトレーナーとも繋がりが
出来て、何度か一緒にトレーニングさせてもらった。
もちろん彼らとはスポーツが違うし、身体も違うからメニューは
別なんだけど、同じ空間で一緒にトレーニングを行うと
凄いパワーをもらえるのだ。
日本を代表する選手たちだから、もちろんその目は世界を
見ている。
しかし世界を見る目は、ただ熱いだけじゃなく冷静さも持ち合わせて
いて、とてもそれが良い状態を保っている。
そんな彼らは今、ワールドカップというムチャクチャ大きな
舞台で戦っている。
彼らと出会えて一緒にトレーニング出来たのはラッキーだったが
でも出会った時、俺もアメリカで刺激を受けて「強くなってやる!」
という気持ちを持っていたから、そんな彼らの輪の中に入れて
もらえたんだろう。
チャンスはそうそう転がっているものではない。
チャンスが巡って来た時に、自分もそのチャンスを活かせる状態を
保ってないといけないんだよね。
皆、高い目標を持ち、そしてそれを周りにアピールしとけよ!
ホテルで寝たい。[てにすまん 高西ともブログ]
投稿日時:2010/06/05(土) 00:45
プロテニス選手として活動していたが
実際は賞金で稼いでいたのではなく、テニスコーチとして
活動してお金を稼いで、それを遠征費につぎ込んでいた。
だから、試合に出れば出るほどレッスンが出来ないから
貧乏になるのだ。
もちろん大会は勝てば勝つほど賞金額は上がるのだが
その分、宿泊費や食費などの滞在費もかかるから、実際
儲けって殆どない。
だから車で泊まったり、インターネットカフェで寝泊まり
する選手もいたよ。
俺も一回、インターネットカフェで泊まったことあるんだけど
やっぱり周りが気になって殆ど眠れなかった記憶があり
「もうああいう所では泊まらない!!」と思った。
車中泊もしたことあるが、それもけっこう外が気になる。
その時の車は座席がフラットにならなかったから、姿勢も
きつかったし、これも「車中泊はもうしない・・・」と思った。
でも選手を続けるにはこういう生活もある程度必要。
「あれやだ!」「これやだ!」なんて言ってたら、お金掛かり過ぎて
何も出来なくなる。
でも、宿泊であまりにもストレス溜め過ぎると、今度は
「勝たなくていい・・・」「帰りたい・・・」という気持ちが湧いてくる。
それが結構試合中の競った場面でマイナスに働いてしまうのだ。
トッププロになったりスポンサー契約が付いたら
良いホテルでのんびり遠征すれば良いんだけど、そこまで行く
までにはある程度の劣悪条件に堪えないと続けれらない。
テニスだけ頑張っていれば良い世界ではないんだよ!
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