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腹いっぱい食べたい[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/09(火) 09:58

「あまり食べないね」
よく周りの人にそう言われる。
別に小食ではないんだけど、テニスコーチとして
毎日コートに立って、少なからず運動をしているから
どうしても「よく食べる」と思われているのかも。
 
だいたい食事はご飯茶わん一杯くらい。
もちろん食べようと思えば食べられるんだけど
食べ過ぎると必ずそれがすぐに体重に反映されるので
セーブしているうちに茶碗一杯のご飯でもとりあえずは
満足出来る胃になってきた。
 
でも昔はよく食べたよ。
高校生の頃、一気に食べるようになったのだが
一番ピークだったのは20歳を過ぎてから。
既にテニスコーチしながら毎日毎日練習に明け暮れて
いた時期。
お金が無いのでいつもご飯は会社の寮で、先輩と
お金を出し合って買った食材を俺が料理して食べていた。
その一緒に食べていた先輩がまた大食いの人で
どんどんおかずもご飯もお代わりしてしまう。
 
「ん?ちょっと俺の分は・・・・?」と内心イラッとしていたので
俺も負けないように早く食べて、どんどんお代わりをして
その先輩と張り合う毎日だった。
そんな日々を過ごしていると当然食べる量も増えて来る。
そして遂に・・・一つの炊飯器では足りなくなってしまったのだ。
そこで先輩は先輩の炊飯器、俺は俺の炊飯器と別々になり
それぞれ自分のメシを好きなだけ炊いて食べるようになった。
 
今でも覚えているが、一番食べていた頃はホントに凄い量だった。
驚くなかれ、そのお米の量は一食4合!!!!
だいたいラーメン丼で大盛り3杯くらいだったと記憶している。
ホント、張り合って食べているとここまで胃は大きくなるのかって
思った。
 
でも太らなかった。
運動量が半端じゃなかったし、代謝も良かったからね。
それが23歳過ぎると徐々に体重に表れるようになった。
その頃俺はもう寮を出て一人で暮らしてたから、張り合う相手も
いなくて食べる量も人並み・・・とはいかないが、極々普通の
大食漢だった。
 
それが25歳を過ぎるとダメになってきた・・・。
食べた分だけ体重は確実に増えていくようになったのだ。
練習量もトレーニング量も逆にハードになったというのに・・・。
体重コントロールの難しさを徐々に感じ始めてから
食べる量も制限し始め、結果今の俺は普通の成人男性より
食べなくなったのだ。
 
ホントはお米好きだから、毎晩3杯くらいは
ガツガツかきこみたいんだけどね・・・。

レシーブ上手になりたいね[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/08(月) 10:47

サーブレシーブからテニスはスタートする。
最初のこの部分で勝負が決まる事も多いので
サーブもレシーブもしっかり練習しておきたい。
 
サーブはちょっと特殊なショットと言えるけど
レシーブとなると「レシーブ」という言い方をしているが
ま、ストロークってことになる。
相手サーブをストロークで受ける事をレシーブと言うので
ストロークが上手くなりゃレシーブも上手くなる。
でもやはり違う部分も多いので、その辺りはきっちりと
頭に入れてレシーブをやらないといけない。
 
まず大事なのは「ミスをしない」ということ。
そんなの当たり前だ!!と思った人も多いだろうが
とにかくサーブ打つ人はレシーブミスしてくれる人ほど
ありがたいものは無いのだ。
もちろん強烈なレシーブを返して来るのも嫌だけど、
テニスは所詮どっちがミスするか・・・というスポーツ。
ミスが期待できる方がやりやすい。
 
「じゃあのんびりスライスなんかで、ミスしないように返球します」
と、ただ返すだけもマズイので、最低限クロスとストレートの
打ち分けだけはしておきたい。
ダブルスの場合は、クロスとストレートロブの打ち分けが
欲しいかな。
打ち分けが出来れば、ゆっくりのショットでも十分ある程度の
レベルであれば対応出来る。
攻めたいのであれば、その次のショットから様子を窺って
攻撃を仕掛けた方がリスクは少ない。
 
それからもう一つは「しっかりと踏み込む」ということ。
サーブは必ずサービスラインより浅いのだ。
「サービスラインを越えて来るくらい深いサーブ」というのは
単なるフォルトだからね。
なので、しっかり踏み込んで前で捕らえられるようにして
おきたい。
それを待ってしまうと、逆に相手サーブに食い込まれてしまう
ことになりやすいし、ワイド系のサーブの場合、簡単に外へ
逃げられてしまうのだ。
 
相手サーブを返すって難しい部分はあるけれど、
サーブはサービスエリアという小さな枠にしか入って来ないので
レシーブはそれに合わせた対応をすれば良い。
単なるストロークショットではあるが、最初にも言ったように
ポイントとして一番最初の山場なので、きっちり乗り切れるように
普段からしっかり練習しておこう。

ダブルスペアとの話し合い[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/05(金) 11:09

ダブルスは二人で戦う。
二人で戦うんだから、コミュニケーションが取れてないと
いけない。
やっぱり強いペアは、ポイントとポイントの間で
ちゃんとヒソヒソ何かを話し込んでいる。
ああいうのって何を話しているんだろう?
 
「僕はまだまだ試合経験が浅いから、何を話して良いのか
分かりません・・・」
「自分の意見が合っているか自信ないので・・・」
と言って、結局ダブルスの試合中あまり話さない人がいる。
「ドンマイ!」とか「惜しい!」とか「ナイスショット!」という
声は頑張って掛けるんだけど、こういう掛け声はちょっと元気に
なるけど、話し合いとは言えないね。
 
もちろん「次はあの作戦で行こう!」などの戦術的な
話し合いが出来るようになるのは、ある程度経験積んだり
レベルが上がって、色んな事が出来るようになってからの話だけど、
そのレベルに達する前も、ちゃんと話し合いはしなきゃいけないよ。
ただし「話し合い」というのとはちょっと違うかな?
 
では何をすればいいのか・・・・。
それは「情報交換」である。
今やったポイントの内容をただ何も考えず相手に喋るだけ。
 
「サーブ、速かったねl
「右側の人、フォアハンドでストレート打ってきたね」
「左の人、バックハンドはスライスだね」
「俺の方ばっかり狙って来るね」
「ボレーで右端狙ってきたね」
などなど。
 
ポイントが終わる都度、二人で駆け寄って今起きた
ことの情報をただ言うだけで、意外とその情報が二人の
頭の中にインプットされて、無意識のうちにその情報を
プレー中に利用出来るようになるんだよ。
相手のパターンも見えるようになってくるしね。
 
でももう一つ大事なのは、掛け声ってのは外から応援している
他の人の声援とさほど変わらないが、情報交換をヒソヒソ
やっていると、「近くに味方がいる」という安心感も生まれて来る。
ミスして「あー!!!俺、何やってんだよぉ!!」って
感情的になっているところに、パートナーが来て
「相手はしつこくスライス打って来るね」なんて冷静に情報を
言いに来てくれると「ん?あぁ、そうだね」とこちらも冷静モードに
戻って対応出来るから、試合にも集中出来るんだよ。
 
ダブルスはパートナーとの連係プレー。
まずは組んでいる人とポイント毎に情報交換をする
習慣を身に付けよう。

上京物語[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/04(木) 10:25

俺が上京してテニスコーチになったのは
18歳の頃。
もちろん会社では一番年下で下っ端扱いだった。
でも年下ってことだけじゃなく、テニスのレベルも
一番下。
俺より弱い人って言ったらフロントのお姉さんくらいな
もんだったよ。
 
なので、毎日毎日自分より強い人達と練習が出来るという
環境になったんだけど、もともと選手志望ではなく
コーチとして一人前になりたい・・・と思っていたから
けっこうそういう環境が最初はストレスだった。
先輩達は礼儀や挨拶なんかも厳しかったしね。
 
でも上京したばかりでお金は無いし、住む所も会社の寮だから
逃げられない。
すぐに大阪の実家へ帰ることなんて絶対嫌だから
とにかく余計なことは考えずに、先輩達に言われるまま毎日毎日
頑張ってテニスの練習とレッスンを頑張った。
 
結局は選手の道に入り、選手活動を本格化して行くことに
なるのだが、その決意を持てるようになるのに1年以上かかった。
その1年間は長かったけど、会社の寮に入っていたのと貧乏で
お金が無かったってことは大きくプラスに働いた気がする。
お金が無いから仕事の時間以外もテニスかトレーニングしか
することないし、会社の寮だから先輩達と帰宅後も一緒に
過ごさないといけないので、皆が持っている価値観を徐々に
理解し、共有できるようになっていった。
 
その時の「俺も選手として頑張りたい!」と思うようになった
ことは、その後の俺の人生を大きく変えた。
その時の決断は最高だったと思うよ。
だから今でも「その時、貧乏で良かった」って思う。

スライスって使ってる?[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/11/03(水) 08:54

テニスの練習は強くなるために行うもの。
でも強さって攻撃だけでは無い。
粘り強さなどのディフェンス力も強さとなる。
だからパワフルで攻撃的なショットばかり練習していると
チャンスでは力を発揮出来るけど、肝心なそのチャンスが
来るまで待てなかったりする。
 
だから粘り強さのための練習をしないといけないんだけど
その代表的なのがスライスだ。
左右に大きく振り回されたり、パワフルでスピードある
相手ショットを受けたりするのに最適。
でもなんでそういう余裕の無い場面で使いやすいのだ?
その理由が分かっていると、スライスをますます有効利用
し易くなると思うよ。
 
その理由は、まず打点。
しっかり身体の前で打たないといけないトップスピンに
比べて、かなり身体に食い込まれた打点でも何とか
返せてしまうスライスの打点の幅広さ。
これは便利!!
 
それからリズム。

①テイクバック
②ラケットダウン
③スウィング

と3つのリズムで主に成り立っているトップスピンに
比べて①テイクバック(ラケットセット)、②スウィングと
2つのリズムで打てるスライスは、とっさに使いやすいし
走りながら打つ時に、走っている足と合わせやすい。
 
当然威力はさほど無いショットだから、スライスを使う時は
時間かけて相手にボールを渡したいという気持ちを持つこと。
それから食い込まれた打点で打たされ続けても、ちゃんと
打点を前に設定しなおして、トップスピンに戻せるように
注意すること。
 
とにかく便利なスライスはフェデラーもナダルもよく使う
くらいなんだから、しっかり練習して試合の中でどんどん
利用してみよう。
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