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ブログ2010/12

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昔は苦手でした。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/10(金) 00:29

テニスコーチとして活動している今、色んな選手達に
テニスを教えている。
色んなショットあるけど、その中でも教えやすいショットは
何か・・・と言われると、バックハンドストロークとボレーだな。
なぜかと言うと、自分も超苦手だったから。
悩んで悩んでやっと手に入れたショットなので、自分自身で
上達までのプロセスを覚えているし、打てない人の気持ちも
よく分かるしね。
 
逆に得意なショットはフォアハンドストローク。
でも今現在一番得意なのは何か・・・と言われると
ボレーだな。
テニス始めた高校生の時、一番最初にまともに打てたのが
フォアハンドストロークだったから、勝手に俺自身が
「俺はフォアが得意だ!!」って思っただけ。
本当はフォアが得意なんじゃなくて、フォアしか打てなかったのだ。
 
結局高校3年間、テニスはフォアハンドストロークしか
打てないテニスで、バックハンドはスライスで繋ぐだけ、
サーブはダブルフォルトしないのが精いっぱい、
ネットプレーに関しては皆無と言って良いほど何も
出来なかったな。
でもその後、コーチしながら選手やるという道に進めたことで
本気になって自分のテニスと向き合えたのだ。。
 
そして20代後半・・・もうすぐ30歳になりそうな時に初めて
「俺はボレーが合っているかも・・・」と思ったんだよ。
そこに辿り着くまで10年以上掛かっている。
もちろん年齢的な変化もあるんだろうが、そんなに自分の自身って
変わらない。
色々10年以上試してやっと見つけた自分のテニス。
皆もとことん頑張らないと、本当に合った自分のテニスって
見付からないよ。
 
自分に合ったプレーを見付けるためにも、
今日も希望持ってコートに立とう。

逃げ道を封鎖せよ[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/09(木) 09:35

テニスコートってそんなに広くは無いけど
コートに一人ないし二人しかいないので、スペースは多い。
そのスペースを狙って思い切り打てば決められそうな気もするが
そこはまたテニスの難しいところ。
バレーボールとかバトミントンと違って、ワンバウンドまでなら
OKだから、意外と追い付かれて返球されて逃げられる。
 
だからテニスって「決めてやろう!!」という気持ちを強く
持ち過ぎると逆に空回りしてミスしたり、びびったりしてしまう
場合が多い。
空いてるスペースに惑わされて「決めてやる!!」という
気持ちを膨らませ過ぎないように気を付けないといけない。
 
でも決められないなら、どうポイントを取るか・・・というと
最初から「取らせる」つもりでスペースに打って相手を動かす。
スペースに動かされた相手は当然逃げるのだが、
その逃げ方をしっかりと覚えておいてそれを狙えばいいのだ。
 
逃げ方で一番多いのは滞空時間たっぷりのショット。
山なりのムーンボールなんか皆よく使うし、スライスで
ゆったり伸びのあるショットを使う選手も多い。
時間かければ元のポジションに戻りやすいからね。
でもその滞空時間たっぷりの逃げのショットを、ノーバウンド
いわゆるボレーでカットするとどうなるか・・・・。
戻る時間が無くなって相手は逃げにくくなる。
そこが結構狙い目となるのだ。
 
もちろんそのノーバウンドカット一発でポイントを
決められるわけではないが、逃げ道をカットされた相手に
焦りが生まれて、次からは無理に勝負してくれることも。
そこにポイントが生まれるのだ。
 
とにかくテニスは逃げ道が多い。
無理に攻めても逃げられる。
勝負で勝ちたいなら、攻めた時相手がどうやって逃げるのか
覚えておいて、その逃げ道を封鎖出来るような選手になると
強くなるよ。

コースを打ち分けられないとね。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/08(水) 15:21

ラリー練習をしている時は、飛んできた方向へ
そのままボールを返すことが多いんだけど
試合になると、出来れば相手がいない所に
打ちたいから、ボールを打った相手と違う所へ
返球したい。
でもコースを変えるって意外と技術が難しい。
 
その「コース変更」が出来ないと、速いショット打っても
相手に近い場所となり、効果が薄く結果に結び付きにくい。
何とかコートの端から端に安定したショットで展開して
いくためにはどうすればいいのか・・・・。
 
構造は単純で、当たる瞬間のラケット面が打ちたい方向に
向いていれば、ボールはその方向へ飛んでいく。
だから、コースの打ち分けもそのまま打ちたい方向へ
向けてしまえばいいんじゃない?
そう思って皆向けようとするんだけど、それが出来ない人は
何が原因か分かる?
 
まず失敗する人で一番多いのはテイクバックが大き過ぎる。
後ろに反動付け過ぎたり、準備が遅れてしまったりで、
思っていた打点より後ろでボールを打ってしまって
面の向きが崩れてしまう。
 
それから次に多いのが体の回し過ぎ。
せっかく面が打ちたい方向に向いていたのに
打つ時に体が一緒に回ってしまって、ラケットを
横振りにしてまうと勿体ない。
力んだ時より、意外とビビってしっかりスウィング
出来ない人に多い。
 
それから軸足がきっちり決まっていない人。
軸足が決まっていないということは土台がしっかり
していないということ。
土台がちゃんと出来てないと、上半身は当然ぶれやすくて
ミスの原因になりやすい。
 
この辺りを注意して、しっかりとコース変更できるように
しておこう!!
普段から、来た方向に打つラリー練習だけでなく
きっちりと打ち分けが出来るようにしておこう。

満足しちゃいけない・・・かも。[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/07(火) 09:17

練習相手を見付けるのは難しい。
そう思っている人、どれくらいいる?
俺が最初そう思ったのは、22歳くらいの時かな。
当時所属していた会社に、たくさんのコーチがいて
練習は毎日のように出来ていたから、それまでは特にそうは
思わなかった。
 
でもアメリカに3ヶ月間行って、自分のテニスを
高めることが出来たと同時に「もっと強い選手になりたい」と
思うようになった瞬間、「もっと強い相手と練習しなきゃ」と
思うようになった。
 
その時まず何をしたかと言うと、レベルの高い試合に
どんどんトライすること。
「ちょっと無謀じゃない?」と言われるような国際大会に
続く試合に出場してみたりして、そういう志の高い人達と
接する機会を作った。
そこでは「俺、先月メキシコを転戦してきた」とか
「アメリカの大学チームに所属しながら、試合回っていた」とか
いう話が聞けたりしたし、将来有望なトップジュニアとかがいて、
そのコーチなんかとも話する事が出来た。
 
と同時に、「こんな感じで俺は頑張ってるから、誰か情報くれ!!」
と周りの人達に猛アピールし始めた。
すると、強い人達とコンタクトを取ってくれたり、良い練習場所を
紹介してくれたり、周りの人達が協力してくれて、道が開けてきたのだ。
 
キッカケはアメリカから帰って来た時に
「もっと上のレベルに行きたい!!」と目標が大きく
上がったことにあるのだが、もし低い目標設定のまま
頑張り続けていたら、その時いた所属先のコーチ同士の
練習環境で満足していただろうね。
そこでもそれなりに良い練習メニューと、上手い相手が
いたから悪くは無かったし・・・。
 
とにかく上手くなるためには、良い練習相手が必要。
相手を探すのって難しいから、何となく今ある練習環境で
満足してしまうことが多いんだけど、それでも尚、外の世界へ
練習相手を貪欲に探す行動力がないと、強い選手になれないよ。
自分がいるテニスの環境をもう一度見直してみよう。
もっとチャンスはあるんじゃない?

新しいストリングの結果は・・・[てにすまん 高西ともブログ]

投稿日時:2010/12/06(月) 09:15

さて、先日新しく張り替えたストリングで
早速テニスをしてみた。
結果は最悪・・・・。
 
しかし結果が良くなかっただけで、ボールの飛びや
ボール捕らえた瞬間の粘りは面白い。
結果が最悪だったのは、これまで張っていたストリングの
感覚でボールを打ってしまうからであって、このストリング自体が
最悪では無いのだ。
 
これまでは縦にポリを張っていたので、ホールド感を
感じながら安心してラケットを振り抜くことが出来た。
が、今回はそれに比べると粘りが無くなった分、反発力が
出て来たのでコンパクトなスウィングがより有効になった。
だから、面白いようにボールを飛ばす事が出来る。
 
でもなんで結果が最悪だったかと言うと
試合で使ったから。
試合と言うのは緊張した場面が多い。
そんな緊張した場面では、凄い速いショットよりも
確実にコートの枠に入ってくれる粘りの方が重要だったりする。
今回は「ここスゴイ大事だ!!」と思った所で、
新しいストリングのボールを飛ばす反発力が逆効果を
生みだしてしまい、またそれに焦ってしまう・・・という
結果になった。
 
じゃあこのストリングが俺に合っていないのかというと
それは分からない。
まだまだ慣れていないだけで、これをもっと使いこんで
どれくらい飛ぶのか、どれくらい粘るのか・・・を体自体が
覚えてくれた時にその判断が出来る。
でも良い感じはあるんだよね。
特にライジングでストローク打った時、心地よいくらい
軽くラケットを振り抜けるのだ。
 
もう少し使ってから判断してみよう。
テンションをもう少し固くしてもいいかも・・・。
使用ストリング
Tecnifibre X-R3 1.3mm/16
http://www.tecnifibre.com/ja_JP/products/strings/multifilaments/x-r-3
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